ダークソウル あれ?     作:BANG(いつか帰るところ)

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蜘蛛姫と不死人の話。

最近、クラーグ姉さんの話が続いていたから申し訳なかったです。


ダークソウル 転生編

ダークソウル 転生編

 

 

ドタドタドタ!

 

不死人「良いこと思い付いた!」

 

蜘蛛姫「え?!何?駆け込んできて、唐突に」

 

不死人「ふふん、日夜あーでもない、こーでもないと思考している僕だからこその閃き!」

 

蜘蛛姫「妄想でしょ?」

 

不死人「違う、哲学的思考だもん」

 

蜘蛛姫「ふーん」

 

不死人「で、何かと言うとだな・・・」

 

蜘蛛姫「あー、待って、ちょっと待って」

 

不死人「ん?」

 

蜘蛛姫「えっとね、エッチイことは嫌だよ?ちょっと最近なんか、我ながらガードが甘かったかもって反省してるんだ・・・」

 

不死人「お前の僕の評価ってどうなってるの?!」

 

蜘蛛姫「・・・聞きたい?」

 

不死人「・・・やめとく」

 

蜘蛛姫「うん、その方が言いかもね、良いアイデアとかはお姉ちゃんとやっといてね?」

 

不死人「いやいや、ちょっと待て、聞くだけでも聞いてよっ!あと姉を売るな!」

 

蜘蛛姫「えー・・・もう、仕方ないなぁ、エロかったら突き刺してグルグルブツンだからね」

 

不死人「表現が怖いよ、でも大丈夫、問題なし」

 

蜘蛛姫「ふーん」

 

不死人「まずこのアイテム」

 

 

 

【ひび割れた赤い瞳のオーブ】

 効果 他の世界に闇霊として侵入する

 

蜘蛛姫「むむむ、これをいつも使われて侵入されてんのね」

 

不死人「多分ね、僕は使わないから結構貯まってんだ」

 

蜘蛛姫「これがどうしたの?」

 

不死人「これに加えて、これ」

 

 

 

【決別の黒水晶】

 効果 協力プレイ時、霊体を元の世界へ戻すor元の世界へ戻る

 

蜘蛛姫「んん?」

 

不死人「えっとね、まず、お前ってここから動けないじゃん?」

 

蜘蛛姫「うん」

 

不死人「でね、ものは試しなんだけど、まずこの【ひび割れた赤い瞳のオーブ】を僕とお前で一緒に使うんだよ」

 

蜘蛛姫「ふんふん」

 

不死人「そしたら、2人とも悪霊として別世界に行くんだよ」

 

蜘蛛姫「私も?」

 

不死人「そう、で、ここからがポイントなんだけど、例えば僕が【亡者】の状態でも白サインとかで別世界に行くと、元の【生者】の姿で現れるんだよ」

 

蜘蛛姫「ほう」

 

不死人「そう、つまり、蜘蛛姫の場合、別世界に行くと元の人間の姿で現れる・・・かも」

 

蜘蛛姫「・・・なるほど!」

 

不死人「えっと、お前って元人間だよな?蜘蛛一族とかじゃないよね?」

 

蜘蛛姫「何よ蜘蛛一族って・・・元は人間だってば!」

 

不死人「よしよし、じゃあ、お前が人間の姿で別世界に現れる可能性があるってことだな」

 

蜘蛛姫「ほ、本当に!?」

 

不死人「正直、分からない、期待させるだけ期待させてガッカリかもしれないし、・・・勝手に人間姿に戻りたいだろうなぁって考えてたのも悪いと思う」

 

蜘蛛姫「そんなことないよっ!嬉しいよ?」

 

不死人「うん、なら良かった」

 

蜘蛛姫「えっと、ずっとは戻れないんだよね、その、なんだ、別世界に行っている間だけなんだよね」

 

不死人「うん、もし人間の姿に戻れたら、まぁその間、限られた場所だけど色々一緒に見て回ろうぜ」

 

蜘蛛姫「え?なんでアンタと?」

 

不死人「マジかっ!」

 

蜘蛛姫「うそうそ、うそよ、へへへ、一緒に歩いて回ろうねっ!」

 

不死人「びっくりした・・・それで一応他人の別世界だからさ、ヤバイ奴がいたらこの【決別の黒水晶】で戻ってこよう」

 

蜘蛛姫「分かった」

 

不死人「よーし、それじゃあ早速試してみるか!」

 

蜘蛛姫「よっしゃあ!」

 

 

不死人は蜘蛛姫と一緒に2個のひび割れた赤い瞳のオーブを握り締めて祈り始める。本来の使い方では無いけれども、蜘蛛姫は真剣に、不死人は真摯に祈る。

 

しかし蜘蛛姫、少しにやけてしまう。

 

だって、こいつが私の為に色々考えてくれてたんだよ?にやけるって。

 

そして、2人の周囲の空間が歪み始める・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「どうだ?!」

 

不死人は少し赤く輝く侵入悪霊姿で目の前を確認する。目の前にも赤く輝く侵入悪霊がいる。良かった、蜘蛛姫も一緒の別世界に来ている。

良かった。

 

そして、何よりもいつもの蜘蛛姫の大きさではない、大きな蜘蛛の下半身ではなく普通の人間の大きさだ!

よしっ!

 

蜘蛛姫の意識も覚醒していき、自分の下半身がいつもの大地に根ざしてしまった蜘蛛のそれではないことに気が付く。

もう、元々の自分の足の形なんて覚えてはいないけど、ほっそりとした両足が今の自分にはある!

 

蜘蛛姫「や、やった・・・やったわっ!元の姿よっ!」

 

不死人「おう!」

 

蜘蛛姫「ほ、ほらっ!歩ける!色んな所に行ける!アンタと歩いて行ける!」

 

不死人「うん、そうだな!よしよし・・・ん?」

 

蜘蛛姫「へへへ、やったぁ・・・ん?んん!?」

 

不死人と蜘蛛姫は同時に思考が停止している。

不死人はいつもの上級騎士の鎧姿、蜘蛛姫は、まぁ、いつもの上半身裸はいつも通り、で、下半身は・・・

 

裸ん坊、万歳!

 

不死人「わお」

 

蜘蛛姫「うぎゃあーぁっっ!!!」

 

蜘蛛姫、人間姿になった喜びで思わず大の字で万歳をしていた。不死人の目の前で。

蜘蛛姫は響き渡る悲鳴を上げてその場にうずくまる。

 

不死人「いつもとたいして変わらないから大丈夫だよ?」

 

蜘蛛姫「アホなのっ?アンタ、アホなのっ?アホなのねっ!」

 

不死人「えー、せっかく人間に戻ったんだからブラブラしよーよぉ」

 

蜘蛛姫「早く!戻るアイテム使えーっ!」

 

不死人「大丈夫だよ?自信を持ってよ、子供っぽい感じだなぁって思っていたけど、ちゃんと股・・・」

 

蜘蛛姫「それ以上言ったら殺す」

 

不死人「えぇー、ジロジロ見たりしないからさー、ね?」

 

蜘蛛姫「じゃあ今、ガン見している視線を外せーっ!目を潰せぇ!」

 

不死人「いやいや、もう最初にモロ見えしたから心配しないで、もう今更だから、さぁ行こう」

 

蜘蛛姫「殺す殺す殺す殺すお前を殺す絶対殺す殺す殺す殺す必ず殺す殺す殺す殺す殺す百回殺す殺す殺す殺す殺す」

 

不死人「あ、ヤバイ感じになっちゃった、分かった分かった、んじゃあ、決別の黒水晶使うよ」

 

蜘蛛姫「早くしろー!」

 

不死人「分かったって・・・」

 

蜘蛛姫「・・・」

 

不死人はうずくまる蜘蛛姫の前に屈んで蜘蛛姫と手を重ねて黒水晶を使う。

 

不死人「・・・」

 

蜘蛛姫「・・・」

 

不死人「・・・」

 

しーん。

 

蜘蛛姫「・・・おい」

 

不死人「あれ?」

 

不死人と蜘蛛姫が黒水晶を使おうとしても黒水晶は少しも発動しない。

 

不死人「・・・えーと」

 

蜘蛛姫「うん」

 

不死人「なんか使えないみたい、あれ?白霊だけ?蜘蛛姫がいるから?あれ?」

 

蜘蛛姫「・・・」

 

不死人「・・・あはは」

 

蜘蛛姫「・・・」

 

不死人「・・・」

 

蜘蛛姫「・・・ねぇ」

 

蜘蛛姫の眼光が今までにない鋭さに変化していくのを見て、不死人は思わず喉をゴクリと鳴らしてしまう。

 

不死人「だ、大丈夫だよ、この世界の主を倒せば元に戻るからっ!」

 

蜘蛛姫「・・・じゃあ・・・さっさと片付けて・・・くれる・・・?」

 

不死人「サーッ!イエッサーッ!!」

 

不死人は直立不動の最敬礼で答え、この世界の主を求めて駆け出す。蜘蛛姫は不死人が駆け去るとユラリと立ち上がって安全そうな、何よりも全裸の姿を隠せる岩影に身を隠す。

 

そして不死人はいつもと比べ物にはならない俊敏さと闘争心で世界の主に混沌の刃を突き刺して倒す。

まぁ、脅されたというのもあるけど、不死人がやられると蜘蛛姫だけが残っちゃうからね。

不死人は頑張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

蜘蛛姫「さて、無事に元の世界に戻りました、と」

 

不死人「・・・」

 

蜘蛛姫「ふふ、ほんの少しだけど人間の姿に戻れて嬉しかったわ」

 

不死人「そ、それは良かっ」

 

蜘蛛姫「ありがとうね」

 

不死人「あ、あの」

 

蜘蛛姫「それで私言ってたわよね?エッチイことしたら突き刺してグルグルブツンだって」

 

不死人「」ブンブンブン

 

蜘蛛姫「どうしたの?首をブンブン振って、涙が飛び散ってるわよ?」ユラリ・・・

 

不死人「ひぃっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくれている方ってこれが最新話って分かるのか?
しまった、変に章とか作らなきゃ良かったかも・・・
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