ダークソウル あれ?     作:BANG(いつか帰るところ)

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パリィ・・・

極めたかもしれない・・・


ダークソウル 癒姫編 

ダークソウル 癒姫編

 

 

 

不死人は背後を取った亡者騎士の背中から混沌の刃を突き刺して腹へと貫く。ゾリゾリと亡者の背骨かアバラ骨を削る手応えに兜の中の眉をひそめてしまう。クールにクレバーに、と自分に言い聞かせてはいるものの、この感触ばかりは慣れることがない。

 

ミルドレッド師匠との修行を繰り返し、毎回ぼろ雑巾にされてはいるものの一応の成果はジワジワと表れている。結果、相手の攻撃に合わしてのパリィ、攻撃をかわしてからのバックスタブが多くなり、眉をひそめる感触を味あわされる事となる。

 

不死人「この感触だけは慣れないや、慣れても人としてどうかと思うけどねぇ・・・」

 

不死人の思わず漏れる呟きに血に濡れる混沌の刃がカタリと震えて応える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「という訳なので癒して下さい、プリーズ」

 

蜘蛛姫「・・・は?久しぶりにやって来たと思えば、いきなり何ほざいてんの?」

 

不死人「ええ?!そんなに久しぶりじゃないよ!」

 

蜘蛛姫「・・・なーんか、お姉ちゃんとばかり遊んでる気がするなー」

 

不死人「そんなことないよ?!」

 

蜘蛛姫「『く』って入力しても予測変換で『蜘蛛姫』って表示されなくなってるし」

 

不死人「いやいや、そんなの偶然だから!たまたまだよ?」

 

蜘蛛姫「ふーん・・・まぁいいけど・・・で、いきなり何を言ってきてるのよ?」

 

不死人「えっと、ちょっと戦いで心がゴリゴリ削られてるから少しお前に癒して貰おうかと・・・」

 

蜘蛛姫「え?あんた半分亡者みたいなのだから心とか無いよね?」

 

不死人「今まさに心が削られた!!」

 

蜘蛛姫「心と欲望を履き違えたら駄目だよ?」

 

不死人「違う!その区別はついている!僕にはまだ心があるもん!」

 

蜘蛛姫「本当に?そう思っているのはあんただけじゃないの?もう亡者になっていて、私が構ってあげているだけかもよ?」

 

不死人「やめて、切なすぎる」

 

蜘蛛姫「ふん」

 

不死人「分かった分かった、これからはもっとお前に会いに来るからさ、冷たくしないで、お願い」

 

蜘蛛姫「別にどうでもいいけどね、ま、まぁ、分かればいいのよ」

 

不死人「ごめんね」

 

蜘蛛姫「・・・ったく、で、何?私に癒されたいの?」

 

不死人「そうなんだよ、ちょっと心がゴリゴリ削られてるから蜘蛛姫様の癒しをと」

 

蜘蛛姫「ほー、なるほどなるほど、なるほどねー、な・る・ほ・ど、ふんふん、私の癒しを求めていると」フンス

 

不死人「(凄いドヤ顔だ・・・)」

 

蜘蛛姫「もー仕方がないなー癒しちゃおうかなー癒してあげようかなー癒し姫って改名しようかなー」

 

不死人「ありがとう!流石蜘蛛姫、いやさ、癒し姫!」

 

蜘蛛姫「それでどうして欲しいの?エッチいのは駄目だからね」

 

不死人「うん、落ち込んじゃう原因は分かってるんだ、パリィからの一撃とバックスタブの一撃なんだよ」

 

蜘蛛姫「ふんふん」

 

不死人「あの嫌な手応えが原因なので、同等行為の癒しの上書きをすれば回復する筈なんだ!」

 

蜘蛛姫「えーっと、パリィって相手の攻撃を盾とかでペーンって弾いて体勢を崩させてからの攻撃だっけ?」

 

不死人「そう、うぅ思い出すだけで手に嫌な感触がする・・・」

 

蜘蛛姫「重症ねぇ・・・えっと、バックスタブは・・・」

 

不死人「相手の背後を取って後ろからの突き刺し」

 

蜘蛛姫「うぇぇ、えげつない攻撃ね」

 

不死人「まあな、けど殺られない為にはこっちがやるしかないしさ・・・」

 

蜘蛛姫「そっか・・・分かった!私に任せなさいって!」

 

不死人「おぉ!」

 

蜘蛛姫「で、どうして欲しいの?」

 

不死人「えっと、取り敢えず、まず僕に攻撃してくれる?」

 

蜘蛛姫「え?殴られて気合い入れたいの?」

 

不死人「そんな事は求めていない、ま、いいからいいから、ほれほれ」

 

蜘蛛姫「ふーん」

 

蜘蛛姫は不死人の思惑が分からないままではあるが、不死人が求めている事をすると決めた。

蜘蛛姫はスッと蜘蛛の足を振り上げると狙いを定めてから不死人に向けて振り下ろす!

 

あ、でも少し心配だから半分くらいの力加減で。当たっちゃっても少し痛いくらいで。

 

蜘蛛姫「おりゃあ!って、え?!」

 

蜘蛛姫は不死人に当たる筈の蜘蛛の足が外れてガツンと地面を削り驚く!しかも不死人の姿が無い。

 

あれっ?!あいつが消えた?!

 

 

 

不死人「そんな大振り、僕には通用しないな・・・」

 

蜘蛛姫「え」

 

蜘蛛姫は目の前にいた筈の不死人の囁き声が背後の耳元から聞こえて愕然とする。

 

え?何で?!いつの間に?しかも蜘蛛の足を登って私の体の真後ろに?!

 

混乱する蜘蛛のガラ空きの両脇から背後を取った不死人の両手がニュッと伸びる!手甲を外した素手だ!!

 

不死人「揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み」

 

蜘蛛姫「ん?へ?・・・っ!ぎっ、ぎっ、ぎゃあぁあわわーーーっっっ!!!!」

 

蜘蛛姫、混乱から最初何をされているのか理解できなかったが、背後の不死人が手を伸ばして、蜘蛛姫の慎ましい胸部を揉み揉み、しかも素手で、しているのを理解して絶叫する。

 

不死人「これが正しいバックスタブだ!!これが正解なんだ!!指に感触を刻み付けろっ!!!」

 

蜘蛛姫「ふ、ふ、ふざけんなーっっ!」

 

蜘蛛姫は顔を真っ赤にして体を捻ると、未だ蜘蛛姫のちっぱいに手を伸ばそうとする不死人目掛けて蜘蛛の足を凪ぎ払う!

 

蜘蛛姫、全力の渾身の一撃!当たれば無事では済まない!

っていうか死ねっ!!

 

不死人「パリィ」ペーン

 

蜘蛛姫「ほへ?」スカッ

 

不死人、唸る蜘蛛の足の斬撃を素手で弾く!蜘蛛姫の蜘蛛の足は天高く跳ね上げられてボディがガラ空きとなる。

 

不死人「タプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプ」

 

不死人はガラ空きとなった蜘蛛姫の白いバストを下から掬い上げるようにしてプルプルと弾ませ揉み上げ続ける!

 

不死人「覚え込め!僕!これが本当のパリィ!これこそパリィ!パリィー!」

 

蜘蛛姫「うぎゃあぁああーーっっ!!!な、な、何してんだーっっ!この野郎ッ!!」

 

蜘蛛姫、跳ね上げられた蜘蛛の足を、夢中で胸をプルプルさせている不死人の脳天目掛けて容赦なく突き下ろす!

 

不死人「パリィ」ペーン

 

蜘蛛姫「うん?」スカーン

 

不死人「モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ」

 

蜘蛛姫「ふぎゃあ!ふぎゃあ!ふぎゃあぁぁーーっ!なまじっか強くなっているだけに始末が悪いーっ!!」

 

不死人「努力の賜物だね!」

 

蜘蛛姫「やかましいっ!!」ブン!

 

不死人「パリィ?」ペーン

 

蜘蛛姫「疑問系で弾くなーっ!」

 

不死人「うおぉおーっ!これが僕のパリィじゃーいっ!!モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ」

 

蜘蛛姫「いい加減にしろーっ!!」ブンブン

 

不死人「パリィパリィ」ペンペーン

 

・・・

 

・・

 

 

 

 

 

 

 

 

蜘蛛姫、何度攻撃しても毎回パリィで弾かれる、又は空振りさせられてバックスタブを取られる。そしておっぱいを弄ばれる。ブチブチとこめかみの血管が切れる音を自分で聞く蜘蛛姫、そして怒りは一周回って落ち着く。

と言ってもグツグツと煮えたぎる怒りから、シンとした殺意へと昇華しただけであるが・・・

 

 

 

蜘蛛姫「ね、ねぇ・・・もっと優しく・・・ね?」ウルウル

 

蜘蛛姫は口許を手で押さえて、赤く上気した顔の潤んだ瞳で不死人を見つめながら弱々しく言う。

 

不死人「え?あ!へ?え?う、うん・・・」

 

我を取り戻す不死人は蜘蛛姫の声に思わず手を止めて頷く、蜘蛛姫はゆっくりと両手を不死人に回して抱き締める。抱擁。

 

不死人「お、おぉ」

 

蜘蛛姫「・・・・・・・・・・・・・・・つぅぅかぁあぁまぁーえぇぇえぇたぁあぁぁあぁー・・・」ギュウー・・・

 

不死人「あれ?」

 

蜘蛛姫「・・・・・・・・・・・・・・・・・・くひひぃひぃひひ・・・・あれぇぇえぇ?お得意ぃのぉおぉぉパリィとぉバックスタブわあぁあ?」ギュウー

 

不死人「ち、ちょっと、め、目が笑ってないよ?く、蜘蛛姫?」

 

蜘蛛姫「どうしてぇなのかぁなあぁー・・・わかるよねえぇえぇー・・・くひひぃくひぃひひいぃ・・・」ギュウー

 

不死人「わ、わ、笑い方が、い、いつもと、ち、違う」

 

蜘蛛姫「くひひぃひぃひひぃひぃひひひぃひぃひひ」

 

 

 

 

 

 

 




そりゃあ、怒るよね!

この後の不死人の運命はご想像の通りです。

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