ダークソウル あれ?     作:BANG(いつか帰るところ)

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蜘蛛姫には悪いですが、不死人とクラーグ姉さんの話を差し込んでみました。


番外編
ダークソウル 混沌の刃はつらいよ編


ダークソウル 絵画編

 

 

 

不死人「か、帰りたぃー」

 

雪道の冷たい風が吹き荒ぶ中、主(あるじ)は情けない悲鳴をあげよった。泣き言なんか聞きたくないのぉ。

 

ふっ、久方ぶりのクラーグじゃ、クラーグ姉さんじゃい。まぁ今はソウルを使われて混沌の刃となり、主の腰にぶら下がっておるがの。話も出来ん刃の身、時折カタカタ震える程度じゃ、情けないがの。・・・しかしコヤツはさっきから聞き苦しい泣き言ばかりじゃ、うっとおしい。

 

 

混沌の刃 カタカタ

 

 

不死人「うんうん、姉さんも帰りたいよねぇ」

 

まぁ主との意思の疎通などこんな程度じゃな。たまーにバチっと伝わるがの。

 

不死人「くそっどうなってるんだよ、ここ何処なんだよ・・・」

 

コヤツは周りを見回すが儂にもさっぱり見覚えがない場所じゃのう・・・そもそもがここに来た状況から考えて、ここがまともな場所ではなく、少なくとも我が妹のおる世界とは掛け離れた世界の可能性があるがの。

 

さて、どこから話したものかの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「イエーイ、ソウルゲットだぜ、ピロリーンっと」

 

主は最初の篝火がある地点をウロウロしながら小躍りしておった。てか、自分で効果音出すなよ恥ずかしい。

 

不死人「なーんか、怪しい階段があるなぁと思っていたら、やっぱりお宝がザックザック、やったね」

 

主は嬉々として辺りを徘徊してはソウルやアイテムを拾って集めておった。なんか情けないのぉ、おーおー、嬉しそうな顔しよってからに。

そしてコヤツの、我が主の凄いところというか、持って生まれた悪運というか、主はデカイ鳥の巣まで辿り着きおった。

 

不死人「え・・・なにこれ?鳥の巣・・・か?あっ卵だ、盗もっと」

 

おいおい主よぉ、主様よぉ、盗人とは感心せんのぉ、ほっといてやれよ、可哀想じゃろ?

 

混沌の刃 ガタッ!

 

不死人「ふふっ、任せて、ちゃんと1番デカイのを選ぶから。心配しないで」

 

いや、儂、全然乗り気じゃないし、てか、止めろって言ってるし、話せないけど。

 

不死人「あれ?拾うとか、盗むとかのコマンドがない・・・んん?」

 

 

 

A  丸くなる

 

 

 

不死人「丸くなる?!え、なになに?楽しそう!」

 

鳥の巣で卵と並んで丸まるって・・・あー、儂オチが見えたのぉ。・・・おいおい、コヤツ丸くなりおったぞ、えー・・・

 

結論から言うと、丸まった我が主はデカイ鳥に掴まれて遠くに運ばれおったわ。その間、主は真顔で無表情だったの、ガチガチに硬直しとった。流石の儂もコヤツの顔を見てギョッとしたわい。ふん、人間は想像を超える事が起こるとこの様な顔になるのじゃな。

 

 

 

 

 

 

北の不死院 ヂョーン

 

不死人「って、最初に捨てられた場所じゃん!」

 

混沌の刃 カタカタ?

 

不死人「あー、えっとここは僕が不死人になった時に来た場所なんだよ」

 

主は儂の疑問に答えながら周りを警戒する。

 

不死人「不死人になるとさ、ここに運ばれて亡者になるのを待つんだよ、だから、ほら来た!」

 

ふむ、目の前の亡者の群れがこちらに掛けて来よるわ、主は儂を構えて迎え撃つ。ふん、亡者など相手になるまい。流れるように切り伏せていきおるわ、ま、当然じゃな、儂の主じゃからな!凄いじゃろ、やるときはやる奴なんじゃよ?

 

不死人「うーん、ここは調べ尽くしたけどなぁ、せっかくだから見て回っとくかぁ」

 

コヤツはブツブツ言いながらも目の前の城のような建物に入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「こんなの居なかった!」

 

主は叫びながら細い廊下で儂を突き出しながら叫ぶ。ふむ、なかなか強敵の黒い騎士じゃのう。攻撃も重い。って、おいおい、落ち着け主様、お前なら倒せん相手では無かろうに。わっ!コヤツ逃げ出しおった。ええーっ?!

当然黒い騎士も儂らを追ってくるが曲がり角で態勢を整えた主にあっさりと切り伏せられる。

 

不死人「ふん、僕を舐めるのも大概にしろ、曲がり角は盾を構えてそっと覗き込むのが基本だ!」

 

いや、まあ、いいけどさぁ・・・

 

その後も主は迷うことなくウロウロと歩いては亡者や黒い騎士を倒しアイテムを集めておった。

逃げたり、こっそり奇襲したりもしておったが、まあ良かろう。

 

・・・一人、主と同じ様な騎士の鎧を着た亡者とも戦っておったの、隙だらけの亡者の大振りを主は盾で受け流すだけでのぉ。ほれ、さっさと切らんかとイライラさせられたわい。

やっとこさ、そっと首筋に儂を這わせて倒したが、主は暫くその場から動かんかった。

・・・知っとる奴じゃったのかのぉ。主は何も言わんから分からんわい。くだらんことはペラペラ喋るくせにの。

 

 

 

 

途中、デカイ聖堂跡の床が抜けてもう少しで下の階まで墜ちるところじゃった。主のローリング回避は神技レベルになっとらんか?!

さて、下を覗き込むと凶悪そうなデーモンが待ち構えてこちらを憎々しげに睨み付けておった。

 

不死人「ここはスルーで」

 

知っとったよ。

 

主の元いた場所の探索は概ね問題なく終わり、再び鳥の巣で丸まって儂らの世界に戻ったのじゃ。

うん?導入部でつらつら語ってしまったのぉ。まぁ、この後、今迷い込んでいる世界に引きずり込まれてのぉ。

続きはまたの。

 

 

 

 




章管理って難しい・・・
ちゃんと表示されてんのかなぁ。
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