ダークソウル あれ?     作:BANG(いつか帰るところ)

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クラーグ姉さんこと混沌の刃シリーズです。

何故か蜘蛛姫の話数に迫る勢いです。

次は蜘蛛姫で。


ダークソウル 混沌の刃恋巡り

ダークソウル 絵画編5 

 

 

さてさて、主(あるじ)は金ピカとひとしきり遊んだ後もアノール・ロンドをウロウロとしておった。

どうやら主はこの地がお気に入りのようじゃの。儂は気取った感じがして好かんがな。

 

 

不死人「はぁはぁはぁ」

 

のう主よ、おっぱい王女に何度謁見すれば気が済むのかのぉ、こら。ついさっき、金ピカと遊ぶ前にも謁見しておったではないか。そもそもこの女、主を相手にしておらんぞ、同じよーな事を繰り返し話しとるだけではないか。

双眼鏡を覗きながらはぁはぁする奴を主とする儂の身にもなっとくれ。

 

・・・まぁ、馬鹿で可愛い奴だなぁとか思わんでもないがの。

 

 

 

 

不死人「いやっほーい!」

 

主よ、レバーを回すとクルクル回って上下する階段で遊ぶなよ。いや、確かに凄い仕組みだなぁと思うよ?けど、満面の笑みで繰り返し繰り返し上下する程のものでもなかろうに。

おいおい、そんな身を乗り出して遊んでおるとズッコケるぞ・・・って!!おいっ!!

 

不死人「どわああぁあーーーぁぁ!!!」

 

アホがっ!!縁を掴まんかっ!足掻けっ!!手を伸ばせっ!!

 

ドガチャッ!

 

不死人「ひいいぃっ!!」

 

主は落っこちながらも手足を螺旋階段の縁に突き出してなんとか引っ掛かりおったわい。必死じゃのう。

頼むから、こんな情けない死に方はやめてくれよ、マジで。あと、娘子みたいな悲鳴もあげるな。

 

おうおう、主はガタガタ震える手でも何とか階段側によじ登りおったわ。

 

不死人「あ、危なかったーっ!」

 

主は大の字になって息を荒げて生を実感しておる。

マッチポンプじゃのう。

ちなみにマッチポンプとは、自らマッチで火をつけて、それをポンプで消すことで、自分でやったことを自分で解決する偽善的な行為の事じゃぞ。クラーグ姉さんの豆知識じゃ。

 

ん?

 

んん?

 

・・・主よ、お前の腰の辺りの床が濡れて色が変わっておるが・・・

何やら臭いも・・・

 

あれ?

 

おーい、主?

 

 

 

不死人「・・・・・・」

 

 

主は遠い目をしたままで無言で儂を腰から外すと、水を浸した布切れでフキフキと拭いて、それから鎧を脱いで自分の身体と鎧をフキフキしておった。

 

不死人「・・・クラーグ姉さん、どうか、どうかこの件はご内密に・・・」

 

混沌の刃 ・・・・・・・カタ

 

いや、言わんよ。

主が漏らしたなんて、情けなくて言えんよ。

だから、刀相手にそんな深々と頭を垂れるなよ・・・

ま、自分より先に儂を最初に拭いたのは感心じゃ。

 

不死人「多分、少しでも体重を軽くしようとした人間の生存本能に基づく行為であって、怖くてとか、びびってとかじゃなくて、剣士としての性と言うか、その」

 

うんうん、分かった分かった、分かったから。

恥ずかしくない恥ずかしくない。じゃからこれ以上、刃に情けない言い訳しなくていいから。

忘れた、忘れたわい。

 

混沌の刃 カタカタ

 

 

 

 

 

 

 

不死人「こんな入り口あったっけ?」

 

気を取り直した主は辺りを見回して、今まで入ったことの無い建物の入り口に気が付きおった。

んー多分、入ったこと無いと思うがのぉ。正直この辺りは似たような造りばかりじゃから、よく分からん。

まぁ、行ってみれば分かるじゃろ?

 

 

主が入った部屋は大聖堂の様な、だだっ広い部屋じゃった。

儂の棲みかくらいはあるかのぉ。凄いもんじゃ、まぁ儂の棲みかの方が奥行きもあって隠し部屋とかもあるがの。妹の蜘蛛姫付きじゃし。人間にしては頑張った方じゃない?

 

 

 

 

 

で、こちらには蜘蛛姫の変わりに全身白装束の怪しい奴らがおった。

 

不死人「うりゃあ!」

 

主は白装束の敵をバッタバッタと儂を奮って切り伏せておった。

柱の影に潜んでおった白装束が主に向かって攻撃を仕掛けて来よったが返り討ちにしておる。

 

お!

 

おぉっ!!

 

見た?

 

見た見た?

 

今の主の返す刀の一閃!凄いの、半端無い一撃じゃのう。

流石は儂の主じゃのう。

馬鹿な事やってても、やるときはやるし、決めるときは決める奴なんじゃよ。こやつは。

 

 

スコーン!

不死人「ぐぼっ!」

 

 

あ・・・主の兜にナイフが突き刺さっておる。

うわぁ・・・痛そうじゃのう、ヘッドショットじゃのう。容赦ないのお。

 

うむむ、白装束の仲間があちこちからワラワラ出てきて、主を囲んでナイフをピュンピュン投げてきておるの。

スコーン、スコーンと主の兜にナイフが面白いように突き刺さりおる。

こいつらえげつないの。

 

不死人「やーめーてーっ!」

 

たまらず主は叫びながら逃げ始める。多勢に無勢じゃから仕方あるまい。

それでも白装束は更にワラワラと出てきてしつこくナイフをピュンピュン投げつけてきよる。

貴様ら、悲鳴を上げて逃げておるのじゃから見逃せよ。狭量じゃのう。

 

 

おいおい主よ、なんでお前は白装束のいる方に逃げ出すのじゃ?部屋の奥に行ってどうすんの?え、パニックなの?こんなんでパニくってんの?えー・・・

 

と言うわけで、儂の主は悲鳴を上げながらゴロゴロとローリングをしつつ投げナイフをかわしつつ部屋の奥の方へと逃げ込んだんじゃよ。袋小路じゃ。

 

不死人「行き止まりっ?!」

 

いや、分かっとったよ。

どう見ても行き止まりじゃったよ。馬鹿でかい絵画がデーンとある壁じゃったろ?お前は行き止まりに向かって走っとったんじゃよ?

 

不死人「外につながってるって思ってたのに!」

 

いやいや、遠目に見ても、どう見ても絵画じゃったろ・・・どれだけパニックになっとるんじゃ。

さて、こうなっては仕方あるまい、覚悟を決めて白装束どもと切り結ぶかの。

 

不死人「入れてーっ!絵の中に入れて下さーいっ!!」ドンドンドンドン

 

 

絵画を叩きながら泣き叫ぶ主。

まぁ、分かっとったけど、儂の主はアホじゃな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで、儂らは雪の世界に転送されておった。

 

話がつながらんじゃろ?

儂もそう思うよ。

どれだけ行間を読めって話じゃわい。

詳しくは次に話すよ。何にせよやっと本章の冒頭部じゃわい。

 

 

 

 




プリたんの登場は今しばらくのお待ちを。

たまに蜘蛛姫の方(本章)もアップしておりますので・・・

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