ダークソウル 我儘編
蜘蛛姫「そこな従者」
不死人「・・・」
蜘蛛姫「うぬである、近こう寄れ」
不死人「御意」
蜘蛛姫「あ・・・乗ってくれるんだ」
不死人「うん、面白そうな事には乗っかることにしてる」
蜘蛛姫「うむ、大義である」
不死人「って、藪から棒にどうした?」
蜘蛛姫「ほら、私って姫じゃん?」
不死人「え?そうなの?」
蜘蛛姫「へ?私、通称蜘蛛姫だし、姫って付いてるし」
不死人「ふんふん」
蜘蛛姫「だから、お姫様らしくした方が良いのかなーって」
不死人「ああ、キャラづけのことね」
蜘蛛姫「あれ?私の思うところと違う意味に取られてるぞ」
不死人「自分探し?」
蜘蛛姫「あれれー、なんか格好悪くなってる」
不死人「自称姫でしょ?」
蜘蛛姫「痛い人になった!」
不死人「ごっこ遊び?」
蜘蛛姫「うー・・・それでいい」
不死人「いいんだ・・・」
蜘蛛姫「では、わらわに人間性を献上せよ」
不死人「こいつ、具体的な要求してきやがった・・・」
蜘蛛姫「わらわは人間性を所望であるぞよ、ぞよであるぞよ」
不死人「なんか言葉が崩壊してんぞ」
蜘蛛姫「もーっ!人間性が欲しいのっ!!」
不死人「単に要求になってるよ!?姫は何処にいった?」
蜘蛛姫「ほーしーいーのーっ!」
不死人「あー、もう分かった分かった、人間性だな」
蜘蛛姫「うん」
不死人「けど、改めて考えると、敵のドロップアイテムが人間性って訳分かんないよな」
蜘蛛姫「確かに」
不死人「しかもデカいネズミがドロップ」
蜘蛛姫「人間性って何なんだろうね」
不死人「あまり深く考えてもな・・・ところで人間性をどうするの?」
蜘蛛姫「へ?吸収・・・かな?」
不死人「吸収するの?」
蜘蛛姫「うん、それで・・・成長かな?」
不死人「なるほどね・・・・・・よしっ!姫っ!しばしお待ちをっ!!」スタタタター
蜘蛛姫「え?あ!う、うん、いってらっしゃい」
蜘蛛姫 一人じゃんけんで暇を潰す
蜘蛛姫 200戦を越えた辺りで飽き始める
蜘蛛姫 自分の身体をペタペタと触ってみる
蜘蛛姫 おもむろにバストアップ体操を始める
蜘蛛姫 胸筋がパンプアップしたことで一定の効果を感じる
※感想は個人的な見解です。
蜘蛛姫 あれ、なんか寂しくない?とか感じ始める
蜘蛛姫 あいつ、何処まで行ってんのよとか感じ始める
蜘蛛姫 イライラし始める
蜘蛛姫 あいつ、私のこと馬鹿にしすぎとか怒れてくる
蜘蛛姫 帰ってきたら取り合えず一発殴ろうと決心する
蜘蛛姫 人としてどうなの?って剣呑な目付きになっちゃう
蜘蛛姫 あれ?とフト思う
蜘蛛姫 あいつ帰ってくるの?え、帰ってくるのよね・・・思わず呟く
蜘蛛姫 このまま帰ってこないかもとか思って寂しくなってくる
蜘蛛姫 でもあいつなら帰ってくるよねとかも考える
蜘蛛姫 無性に不死人が恋しくなっちゃう
※諸兄、かように女とは自己の思考に自己を振り回し、こちらの思いもよらぬ結論に至って己の感情を爆発させ我々を困惑させるのである。
諸兄、我々が出来ることは時間を味方に少し間を開ける事しかなく、自己の感情に振り回される女に対して唯々諾々と頷き、全てを肯定するしかないのである。
諸兄、ゆめゆめ抗おうとされるな、其処には獣が互いに牙を刺すがごとき畜生修羅の世界しかないのである。
諸兄、諸兄、どうか寛大な心を。
不死人「ただいまー」
蜘蛛姫「あ・・・・・・好きっ!」
ガキンッ!!!
不死人「告白されながら攻撃されたっ!!」
蜘蛛姫「うんうん、ちゃんと剣でガード出来るね、えらいえらい、遅かったけどまあ、いいや」
不死人「ちょっと待て、何がどうなってこうなってんだよ」
蜘蛛姫「ねぇねぇ、ねぇねぇキスしたい?」
不死人「お前の立ち位置が分からないっ!何があったんだよ?!」
蜘蛛姫「さあね、よく分かんないや、お帰りなさい、で、人間性は?!」
不死人「おう、ご所望の人間性取ってきたぜ」
蜘蛛姫「やったね!」
不死人「はい」
不死人 人間性99個
蜘蛛姫「・・・・・・そりゃ時間も掛かるよね・・・最大個数まで取ってんじゃん!」
不死人「ふ、単純作業は嫌いじゃないのさ」
蜘蛛姫「あー、頭使わなくて良いもんね」
不死人「はっはっは、苦もないね」
蜘蛛姫「お疲れ様」
不死人「それで、これをお前に捧げれば良いんだな?単に目の前で使うだけじゃ駄目なんだな」
蜘蛛姫「お、学習してる」
不死人「ふ、僕は日々成長する男だぜ」
蜘蛛姫「まぁ伸びしろはいっぱいありそうよねー」
不死人「まあね、えっと、それじゃあ先ずは1個で試していい?」
蜘蛛姫「?良いけど」
不死人「はい、人間性」
蜘蛛姫「うん、ありがと、じゃあこれをギユッてして・・・」
不死人「うんうん」
パシュン・・・
蜘蛛姫 人間性1個吸収
蜘蛛姫「あー癒されるー」
不死人「ん、成長・・・したのか?」
蜘蛛姫「ん?」
不死人「いや、1個じゃ分かんないか、じゃあ残りやってみるか」
蜘蛛姫「うん!」
パシュンパシュンパシュンパシュンパシュン・・・・
蜘蛛姫 人間性98個吸収
蜘蛛姫「ふぁー幸せー」
不死人「あれ・・・チッパイまま・・・だよね・・・」
蜘蛛姫「あん?」
不死人「お前っ!ボインちゃんになる話はどうしたーっ!!」
蜘蛛姫「なんじゃそらっ!知るかっ!!」
不死人「えーっ!!成長すんじゃねぇの?そう言ったもん!」
蜘蛛姫「内面の成長はある」
不死人「嘘だーっ!」
蜘蛛姫「いや、嘘はついてないし」
不死人「え?ええ?ボインちゃんは?」
蜘蛛姫「慎ましいままです」
不死人「バインバイン?」
蜘蛛姫「ノーノー、あんなのただの飾りよ、脂肪よ、偉い人にはそれが分からんのですよ?」
不死人「最終的にはパーフェクトジオングになってたよね」
蜘蛛姫「そうだった」
不死人「・・・えぇぇぇ」
蜘蛛姫「あ、真っ白に燃え尽きてる」
不死人「巨乳に・・・巨乳になるってっ!思ったのにっ!!」
蜘蛛姫「わー、血の涙・・・バストアップ体操やってるよ?」
不死人「それはお疲れ様だけども、そんな痛ましい努力聞きたくないぃ・・・」
蜘蛛姫「日々是努力よ、頑張ろう」
不死人「どれだけ気の長い話なんだよ・・・」
※諸姉、かように男とは己の欲望に振り回され、勝手な想像で無駄な努力をし、それが叶わぬと理解すれば絶望し怒るのである。
諸姉、貴女方の出来ることは、男をなだめすかして、その取るに足らない矜持の傷を癒してやる事だけである。
諸姉、諸姉、どうか、どうか寛大な慈悲の心を。
不死人「まあ、これはこれで味もあるしね」
蜘蛛姫「私のどの部位を見て話してる?」
蜘蛛姫、普段一人で何をやってんのか気にならない?
そこに不死人を加えたらどうなるのか試してみた。