どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい 作:as☆know
本当にこの界隈は見ていて飽きないですね。おかげで更新頻度が激落ちくんしました。おもろいんだもん。許して。
今回はマジで勢いだけで書きました。今でもこれがなんなのか本人は一切理解しておりません。ご了承ください。
筋肉とは。
ロマンである。
筋肉とは。
誰もが自身に身につけている鋼のBODYである。
筋肉とは。
世界を平和にし、人々を笑顔にする。
筋肉とは。
努力を絶対に裏切らない神からの贈り物である。
筋肉とは。
自身を痛めつけながらも、快感を得ることのできる最高のドM製造機である。
筋肉とは。
なかやまき○に君の体の約98.3%を締めている物質? である。
筋肉とは。
お願いマッスルをしてめっちゃモテるために存在する。
誰しもが一人一つの筋肉道を持っている。
当たり前だ。十人十色ということわざがあるように、筋肉にも十人十筋と言うことわざが存在する。
恥ずかしい話、俺の中には暫くの間、筋肉道というものが存在しなかった。だがそんな俺にも、ついに、ついに! 俺なりの筋肉道を見つけることに成功したんだ! ありがとう! みんなありがとぉっ! ううっ……涙がこぼれちまう……。
そんな俺を受け入れてくれる筋肉たちへのせめてのお返しとして、今日は俺の見つけ出した筋肉道を見せつけたいと思う。
筋肉とは一体なんなのか。我々はなぜ、筋肉に愛され筋肉を愛し、筋肉をニクニクニックンのムキムキにするのか。
私はある一つの結論を見つけた。生きとしいける筋肉たちよ。俺の生き様を解くとご覧あれ!
筋肉とは! 私が見つけ出した結論はこれだァ!
ドゥンドゥン! テレレレーレ〜 it (著作権云々とか尺の都合上カット)
ドゥンドゥン! イッツマイ!
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
全身の筋肉を震わせ、左手に持つ粉チーズにフルパワーを込める。
魂を震わせた体は、自然と微動を続け、その凄まじさを物語る。あぁ、筋肉の鼓動が聞こえる。
俺の見つけ出した筋肉道とは!
これを叫びながらコンビニのパスタにまるごと粉チーズ一本ぶっかけるために存在しているものである。
「どうも、マグマ中山です」
「誰だよ」
「どうでもいいから上着着なよ」
「つぐ〜! 粉チーズ飛び散ってる! ほうきほうき〜!」
冷めきった目を通り越して普通にドン引きしながら突っ込むのやめてよ。あと上着着ろはド正論だからやめて。でもこれが正装だから許して。
この後、みんなでめちゃくちゃ粉チーズ掃除した。
スタジオの床に四散した粉チーズを清掃してから約3分後。俺は粉チーズが多すぎて最早パスタではなくケチャップ風味の粉チーズになった謎の物体を食べている。食べ物は粗末にしちゃダメだからな。それだけは親から死ぬほど叩き込まれてきた。
不味くは無いが美味くも無い。なんだこれ。
「で、なに? 最近筋トレにでもハマってるの?」
「いや全然? お願いマッスル聞いてたらひさびさにきんに君のアレ思い出したの」
ひさびさに見ると本当にバカみたいに笑えるんだよね。なんなんだろうね、本当に。
どちゃくそかっこいい it's my lifeからの裸にサスペンダーのムッキムキの成人男性が出てくる時点でもう反則やん。布袋のスリルがエガちゃんにとてつもない風評被害とイメージぶっかけられてるのと同じで完全に風評被害食らってるけど、おもろいんだもんだって。
もう入りから面白いのにその後に流れるギャグは音楽に合わせてポージングとって最後に『イヤァァァァァァァ!!!!!』って叫びながら粉チーズパスタにぶっかけるだけだもん。もう文面でわかるやん。馬鹿やんそれは。おもろいもん、反則やんアレは。
「いやぁ〜〜〜!」
「ダメだね、威圧感が足りない」
「モカちゃんにはちょっと厳しいんじゃないかな……」
なんだその風船から空気が抜けてくみたいなソレは。可愛いに走るな、筋肉が泣いてるぞ。
もっとこう全身に力を入れてだね……上半身脱いで粉チーズを持って。こうっ、ちょ、それよこせよ! その粉チーズがなければ俺の筋肉道をモカに示せないんだよ!
「愛斗くんダメだよ! 粉チーズはもうダメ!」
「返してよおおおおおおおお!!!!!」
「愛斗くんダメ! これ以上スタジオの床汚したらまりなさんに怒られるから! ひまりちゃん絶対に阻止して!」
「一体何がそいつをここまで駆り立てるんだ……」
だから筋肉だって言ってんだろ。巴もやれば分かるよ。まぁ俺って今筋トレにハマってる訳では無いんだけど。
あとね? 今、後ろからひまりが抱きつく形で俺を抑えてるんだけど、これが今どういう状態になってるか聡明な方ならわかるよね?
すっげぇ圧だねこれ。形がくっきりわかるんだけど。超幸せなんだけど。
下着を間に挟んでるおかげでまだ正気を保ってられるけど色々と崩壊寸前だよ。この流れで言える自信はないから黙ってるけど。
「というか、今日は暴れてなかったんだね」
「暴れてはなかったけど暴れてたじゃん」
「もうこれわかんねぇな」
「まーくんが元凶なんだよ〜」
本当はおねがいマッスルをしてはいっ! サイドッチェストォォォォォ!!!!ってやろうと思ったんだけどね。肝心の女性ボーカルが捕まらなかったからね。仕方ないね。
香澄か彩あたりを捕まえたかったんだけどな。色々折り合いがつかなかったのよ。主に彩はロケでいなくて、香澄は有咲の介護をしてた。今思えばまりなさん辺りを捕まえれば良かったな。まりなさんならウキウキでやってくれそうだ。最近あの人出番少なくて寂しそうだし。
「なんなら今から暴れようか?」
「やめて。あんたのテンションについていける気がしない」
「そんなんじゃロックンロール語れないだろ」
「別に語ってないから」
んだよ〜、いいだろ別に〜。
俺だって人に演奏しているところを見られるのが恥ずかしい訳では無いからね。最初から見られる前提でやってれば別に……ね? そもそもそれを恥ずかしがってたらライブでボーカルなんか出来んわ。
完全に自分一人の空間に入って1人で例のアレをしている所に突撃されるってのが恥ずかしいというかあかんというか。
……え? 毎回やられてるなら来るって分かってるだろ? ならやらなきゃいいのに?
わかってねぇなぁ……俺だって毎回毎回突撃されてる訳じゃないんだぜ? 精々打率は8割くらいだ。その残りの2割を引いた時の快感が堪らねぇんだよ。俺はやりきった! やりきったぞー!ってな。
……え? そんなもん一人じゃなくてライブでやればいい? それはそうだな。でもなんか今までやってたことを急に辞めるのはいやじゃん(馬鹿)
「一端のロッカーならいつでもどこでもロックンロールしろよ」
「今日の愛斗は筋肉教になったりロッカーになったり大変だな」
「情緒不安定だな」
「やめて」
やめてくれ、ひまりの正論は俺に効く。あとつぐの苦笑いも俺に効く。クリティカルを貫通してる。
男ならば筋肉を愛し、ロックを愛する。これは全世界の男が同じだから。これ豆知識な?
筋肉とロックと可愛い女の子はガンにも効くようになる。今はまだだが、そのうち確実に効くようになる。
デマか本当かはわかんないが、実際にメンタルの持ちようでガンが死滅したという話も聞いたことがある。
そうなると俺が言うこともあながち間違いじゃないのかもしれない。
だって考えてみ? 自分がガンになった時にリサ姉とか彩とかつぐとか香澄とかこころが応援してくれたら。そりゃあガンも消滅しかねないよ。
そんな簡単なもんじゃなくても治りかねないと思っちまうくらいみんな可愛いからな。なんで俺こいつらと一緒に居れてるんだろ。人生どうなるかわかったもんじゃねえまな。
「なんか本気で歌いたくなってきた」
「急にエモくなったんですかな〜?」
「ねぇなんでわかるの?」
ほんとになんでこの子はここら辺の勘がやけに鋭いのか。千聖さんもだけどエスパー持ち多すぎない? 俺も欲しいわ、その能力。でもよくよく考えたら使い所ないからやっぱ要らんわエスパー。
ダメだな、最近エビオ構文が離れなくなってきた。エビオ構文ってあまりにも意味不明だから乱用したらダメなんだよな。おもろいんだけどね。
そもそもエビオ構文って何人に通じるんだよ。マジで3人にしか通じないだろ。オリックスファンじゃねぇか。このネタも通じねぇだろ。
「モカちゃんはスーパー可愛い天才ちゃんですから〜」
「それってエスパーと関係あるの?」
「ないかなぁ〜」
「ないんかい」
「ないんじゃん……」
俺も相当口を開けば適当を言う男だと勝手に思ってるけど、上には上がやっぱりいるものらしい。というかモカは自分が可愛いからなんでも許されるとでも思っているのか。そうだよ、その通りだよ。可愛いは基本的に大正義だよ。当たり前だろ。
この世はイケメンと可愛い美人の女の子が強く生きていけるように出来ているんだよ。不条理だね。でもイケメンと可愛い子は実際にかっちょいいし可愛いから許しちゃう。もうっ、人間のバカっ!(ゲロキモ)
実際問題、男から見てもかっこいい男はマジで惚れることもあるしカッケェ……って見惚れることもあるけど、女の子の場合はいったいどうなんだろうか。でもアイドル好きな女の子もおるし女の子でもこう言う心境は同じなのだろう。
男でジャニオタ、女でドルオタって変な目で見られがちだけど普通になってもおかしくないしね。
だって俺が見てもジャニーズの人たち鬼みたいにかっこいいだもん。亀○くんとかなんなのあの人。人間なの? もはやフィギュアの領域じゃん。二次元の域やん。顔整いすぎワロリンティーヌだし声もイケボとか完璧か? ちょっとくらいなんか分けてくれよおおおおお!!!!! 俺だって120キロプロジェクトでプロ野球選手とお近づきになってサインもらいたいのおおおおお!!!!! ……えっ? そうじゃないって? 俺にとってはそっちも大事なんだよ!
「エスパー能力なんてそもそも存在しないでしょ。くだらない」
「とか言っちゃって〜。そうじゃなかったらどうすんのさ?」
「別にあたしはキョーミないし」
「じゃあ俺が昨日の蘭の行動を当ててやるよ!」
「おぉ〜! 面白そう! 私もやるー!」
「ひまりちゃん……そう言うのじゃないと思うんだけどなぁ……?」
「まぁいいじゃん、面白そうだし!」
なんか違う遊びになってる。まぁいいか、面白そうだし。その場のノリは大事ってはっきりわかんだね。
「じゃあ先ずは私が当てて見せよう! むむむ……見えた! 昨日の夜! 蘭は学校の宿題をしている!」
「やってない」
「うそぉ!?」
「こいつが宿題やるわけないだろ」
「……図星だけど、アンタに言われるのすっごいムカつく」
「ならちゃんとやれや」
だってこいつ絶対に家で宿題とか追い込まれないとやらないタイプの人間だもん。家では勉強したくないってタイプだもん。家では音楽やってたいってタイプだもん。
蘭ちゃんもまだまだ子供だからね。仕方ないね。まぁ俺も宿題はさっさと学校で終わらせるタイプなんだけど。俺はそこそこ忙しいししゃーないといえばしゃーないんだよ。なにより癒しの場である家で勉強とか言うクソみたいな行為をしたくない(本音)
「どうせお前のことだから新しい曲のリフでも考えてたんだろ」
「つぐ、警察かまりなさん呼んで」
「蘭ちゃん、それ答え合わせになってる……」
「愛斗くんすっごーい!」
いやいや、こいつが家で何かやってるってだいたい曲作りかギターの練習くらいだろうし。それ以外何をしているかはマジで検討がつかない。俺はエスパーじゃねぇんだ。なおかつ変態でもねぇんだ。男は皆変態なんだけど。
この後、普通にまりなさんが入ってきて最初の粉チーズの件を怒られた。そもそも筋肉の話だったのになんでエスパーの話になってるんだよ。こっわ。世にも奇妙な物語だわ。
過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。
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今のが好きなので書き直しておk
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昔のが好きなので書き直したらアカン