どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい 作:as☆know
「さぁ始まりました。パステル*ラジオ!」
「今週も始まりました。パステル*ラジオ。今回、お送りするのはベース担当白鷺千聖と」
「はいっ!ギター担当氷川日菜と!」
「まん丸お山に彩りを!ふわふわピンク担当、丸山彩です!」
「今週も始まったねー。パスラジ! あたしとマーくんが一緒にラジオ出るのは初めてじゃない?」
「と言うか俺がラジオに出るのが二回目だな」
「はい。という訳で今日のゲストは我が事務所のスタジオミュージシャン兼パスパレコーチである浅尾さんです」
「どうも例によってただの一般人です」
「マーくんのゲストリクエストは前回のラジオからかなり多かったんだよね!」
「主に生放送に出たりだとか文化祭とか文〇で彩ちゃんとマーくんが取り上げられた時にすっごくリクエストが増えてるね!」
「おいそれって俺を吊り上げるためにゲストリクエストしてるんじゃねぇのか」
「生放送って確か顔が映っちゃったやつだったかしら」
「そうそう、香澄と一緒に店に入ったらお前らみんないてガッツリカメラとかもあって……うっ、頭が……」
「あの時は沙綾ちゃんが顔を隠してなかったら一大事だったわね……」
「でも全くマーくんの顔隠れてなかったよね〜。かなりガッツリ映ってなかったっけ」
「映ってたよ畜生!」
「でもエゴサしてると私とマーくんが一緒にいるところとかかなり盗撮されてるし、今更だよね!」
「何が今更なのか後で問い詰めてやるからなお前」
「文化祭って何があったっけ?」
「私とマーくんでメルト歌ったんだよね!」
「あれのYou〇ube版の再生数えぐいよな確か。バズったとは言え300万は流石に頭おかしいだろ」
「事務所の上の方ではCD案も出てるらしいわよ?」
「俺こんな形で半分歌手デビューするのかよ……」
「正直そのうちやりそうな気はしてたけどねー」
「何それ、直感?」
「うん!マーくんの歌声ってピカっ!と来るし!」
「でもあのメルトはもう歌えない気がするなぁ。文化祭とは言えあのステージはマジで思い出だわ」
「みんなすっごく盛り上がってたよね!」
「うんうん!ギター弾いててすっごく楽しかったもん!」
「普通よりも大きい文化祭とはいえ、野外ライブ並に盛り上がるとは正直思わなかったわ……」
「俺的には音源取られてるとは思ってなかったけどな」
「あと流れ的には文〇の話かな?」
「思い出したくもない」
「結果的にはこっちはノーダメージだったから良いじゃない」
「あの謝罪会見面白かったよねー!」
「おい待て日菜。その発言は炎上する」
「あれが仕事とはいえ完全デマを流すのはね……」
「マーくんがDV男なんてありえないもんね!」
「付き合ってもないけどな」
「まだね!」
「ちょうどいい話題だしファンの皆様からのお便りでもそろそろ読みましょうかしら」
「じゃあまずあたしが読むね!ラジネームfutureさんから!『未だに付き合ってないみたいだけど逆に何をしたら彩ちゃんと付き合うの?』」
「何をしたらってどういうことだよ……」
「そりゃあもうナニをして既成事実を作ればいいんだよ!」
「おいお前アイドルがしていい発言じゃねぇぞ、後で説教だ」
「実際どうやったら付き合うのか私も聞かせて欲しいわ」
「マーくんのガードって鉄壁だよねー!」
「多分何があっても付き合わないと思うよ」
「だってさー彩ちゃん」
「大丈夫!私そのガード崩せるから!」
「どうやって?」
「マーくんの家に忍び込む!」
「はいこれなーんだ」
「あー!私の合鍵返してええええええええええええ!!!!!」
「お前の大切なものはカバンのサブポケットに入れておく癖は直ってねぇみたいだな!フハハハハハハハハ!!!!!」
「……彩ちゃんと浅尾さんが付き合うのはまだまだ先になりそうね。次のお便り行きましょう」
「じゃあ俺が読みますね……お便りネームチュロスさん『もし彩ちゃんと結婚して子供が生まれたら、どんなお名前をつけますか?』」
「ちなみに私は子供は2人欲しいよ!」
「奇遇だな、俺も2人欲しい。彩はいい彼氏を見つけろよ」
「目の前にいるよ!」
「アホピンクがなんか喚いてる」
「なんでさー!」
「にしても子供の名前かー」
「日菜さんだったらお姉さんの名前付けそうだよな」
「分かるわその感覚……」
「千聖ちゃんはすっごく名前の由来とか意味をしっかり考えそうだよね!」
「千聖さんはしっかりしてっからな」
「えへへ……どうしよっかな〜」
「名前ねぇ……。キラキラネームさえ阻止出来れば俺的にはいいんだよな」
「私は子供にりあむとか付けないよ!」
「そんなもん付けさせてたまるか」
「あの画像はシュールよね……」
「まぁ実感もなんもないし、出来てからじゃないとわかんねぇんだろうなぁ」
「今からt」
「はい次のお便り行きましょー!」
「次は私が読むわね。ラジオネームとろろさん『愛斗さんは何組かのバンドを指導してるらしいですが、指導が楽なバンド、指導が大変なバンドってどこですか?』」
「ひっさびさに彩が関係ないまともな質問が来たな」
「マーくんがコーチしてるのっておねーちゃんのいるRoseliaとafterglowだっけ?」
「あと最近Poppin’Partyも始めたな。てかこの情報どっから仕入れてきたんだ」
「この情報はあまり出回ってないと思うわよ?今、ガールズバンドの最前線を走ってるバンドの指導をしてるなんて知られたらコーチ依頼が止まらなくなるんじゃないかしら?」
「勘弁してくれよ……今でもかなり火の車なんだぜ?しかも俺学生だしな」
「マーくんのコーチってかなり好評だよねー!おねーちゃんもすっごく褒めてたよ!」
「つぐみちゃんも愛斗くんの指導はわかりやすいし優しいから好きって言ってたわね」
「みんないいなぁ……私はボーカルだからマーくんに教えてもらったことなんかないよ……」
「ギター弾けばええやん」
「マーくんと日菜ちゃんとの才能の差に打ちひしがれそう……」
「彩ってあんまり器用なイメージないしなぁ……」
「彩ちゃんドジだからね〜」
「二人とも酷いよぉ〜!」
「それでなんやっけ。指導してて楽な所と大変なところか。これは2つとも同じだな」
「同じなんだねー」
「うん、まぁ指導してるバンドが4つしかないってのもあるんだけどな」
「4つも学生1人でかけ持ちしてるってかなり凄いんじゃないかしら……」
「私はマーくんが倒れないかほんとに心配だよ……」
「大丈夫だって。人間そう簡単に倒れないだろ、多分。それで答えはRoseliaだな」
「一番苦労するのってポピパじゃないんだ。1番苦労しそうだけど」
「有咲ちゃんが苦労してる印象があるからね……」
「有咲今ラジオの向こうでめちゃくちゃ頷いてるだろうな」
「まぁまず楽な理由だな。単純に演奏技術がみんな高いから教えることが少ないんだよな」
「Roseliaってみんな上手いもんね〜」
「腕前的に出遅れ気味だったあことリサ姉もマジで上手くなったからな」
「おねーちゃんのギターはるんっ!ってするほどすっごいんだから!」
「紗夜さんはタッチミスの少なさに関しては俺並みなんじゃないか?」
「さっすがおねーちゃん!」
「燐子さんに関しては教えることなんもないからな。俺のキーボードの腕がそこまでってこともあるけど。アドリブの強さとかだと俺、ミスタッチの少なさや教科書通りに引くなら燐子さんだよな。あの人表現力もあるし」
「次に大変な部分だな。これも簡単、Roseliaの演奏技術と求める理想が高い分、指導するところのレベルも上がるんだよな」
「つまり……教えるところまで達してないってことかしら?」
「いやそれは無い。俺だって曲がりなりにもプロになってからいくらか上手くなったからな。大変って言うのはある程度のラインを越えるとコツとかそういう問題じゃなくて、感覚と練習量の問題になってくるんだよな」
「感覚ってマーくんが日菜ちゃんに教えてる時のあれ?」
「そう、あれ。日菜さんの場合はあれで通じるからいいんだけどな」
「ラジオの視聴者の方々はわからないと思うけど、浅尾さんは日菜ちゃんのコーチをする時大概擬音しか使わないの」
「身振り手振りと効果音だけで日菜さんに通じると知った時の感動ったら無いよな。まぁ普通に考えて俺も擬音だけで指導される側にたったらわかんないし、いかに分かりやすく相手の為になるかを考えなきゃならなくなったんだよな」
「コーチにはコーチの苦悩があるんだね……」
「教える側になった時にこんなに考えるとは思ってなかった正直。自分でギター弾いててメモ取るようになったのはコーチ始めてからだもんな。教えられる側が成長してる時に教える側もちゃんと成長してるんやなって……」
「でも日菜ちゃんの時には感覚でやるんだね!」
「通じるしな」
「深い事言ったのに最後にぶっ壊したねー」
「それじゃあ次のお便り行きましょうか」
「私が読むね!ラジオネーム響音さん『パスパレの皆さん、浅尾さんこんにちは』」
「こんにちわー!」
「こんにちは」
「こんちゃーっす」
「『浅尾さんはコーチする時、何に気をつけていますか?』だって!」
「これもさっきの話と繋がるけど、やっぱりわかりやすく、コツとのピースを繋げやすくするようにやろか」
「例えばの例とかあります?」
「例えばベースのスラップとかですかね。ベースのスラップはよくベースの弦の半分を叩く、弾くとかいうんですけどまぁこれだけじゃわかんないんですよね」
「何も理解できない……」
「彩ちゃんだもんねー」
「まぁ彩だしな。話戻すけどそこでスラップはここをこんな感じで叩くんやで!そうしたら親指勝手にばっちーん弾くからって身振り手振りでやってみるんすよ。実際にやったりね」
「さっきまで感覚な話はダメって言ったのに感覚的にやってるじゃない……」
「ちゃんとオチがあるから……。その指導をしてからもっかい理論的にやってみるとあら簡単。さっきよりも簡単に感覚が掴めるようになるって寸法でさぁ」
「へー、なんで?」
「そんな興味無さそうに言うなや……。まぁ百聞は一見にしかずってことわざの応用よ。1回見たあとにもっかい原理を説明するとなるほどなぁ〜ってなることあるやない。理科の実験とか」
「あぁ〜あるある!」
「そんな感じでやったらわかり易いんちゃうか?って言うことやね。だからちょっと工夫して、実際に例を見せながらやるようにしてるわ」
「私もできる気がしてきた!ばちんばちーんって!」
「無理だな」
「無理ね」
「無理だよ〜」
「なんでさー!」
「それじゃあ今日最後のお便りね。先ほどと同じ方かしら、2通もありがたいわね」
「はえ〜2通もええんや」
「そこら辺はガバガバみたいだね〜」
「では改めまして、ラジオネームとろろさん……。あら、これは彩ちゃんに一旦外に出てもらわないといけないわね」
「あっ私には内緒系?」
「ちょくちょくあるよね〜」
「彩、後で何奢って欲しい」
「合鍵!」
「却下」
「じゃあシュークリーム!」
「よし行ってこい」
「ラジャー!」
「……彩ちゃんほんとに行ったね」
「彩にはコンビニにシュークリームを買いに行かせました。暫く帰ってこないだろ、スタッフさん誰かついてってやって下さい、念の為っす。おなしゃーっす」
「んんっ!ラジオネームとろろさん『彩ちゃんが外にいる状態で色々聞いて欲しい!』」
「色々ってなんだろ」
「印象とか?」
「印象ってどっちの方がいいのかなぁ」
「どっちって小学生の時と高校生になってからっことかしら?」
「小学校の時の方聞きたーい!」
「第一印象とか覚えてねぇなぁ……」
「気が付いたら隣にいたの?」
「いや……あー思い出した!最初はあいつが転けて泣いてる所を助けたんだ確か」
「彩ちゃん変わってないなぁ……」
「なんか小学校のグランドでなんもない所で思いっきり転んでたんだっけな。だから最初の第一印象は確か何やってんだあいつって感じだった気がする」
「なんで仲良くなったの?」
「そこは全然覚えてないわ、彩に聞いた方が速いんじゃね?」
「呼んだ!?」
「あっ、帰ってきたわね」
「彩ー、俺らってなんで仲良くなったんだっけ」
「……覚えてないかも。はいシュークリーム!みんなの分もあるよ!」
「サンキュー後で金返すわ」
「マーくんゴチでーす!」
「あら、悪いわね」
「すっごい満面の笑みだね千聖さん。そのシュークリーム、限定品でめちゃくちゃ美味いから」
「てか私がパシられてる間にもう時間じゃん!それじゃあ今回はここら辺で!ゲストはマーくんでしたー!」
「おいこんなんでいいのかパスラジ」
「いいと思うよー。うーん!このシュークリームるんっ!ってするほど美味しい!おねーちゃんにも後で買ってってあげよー!」
「あらほんとね。これは美味しい……んぐ」
「んふー!ほんとだおいしっ!」
「彩こっち向け、クリームついてる」
「んー!ありがとー!」
「それじゃあ今回はこの辺で」
「みんなばいばーい!」
ほんとにこんなので良かったのだろうか。
このラジオの後、期間限定のシュークリームがコンビニでバカ売れ。
無事レギュラー商品になった。
やったぜ。
過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。
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今のが好きなので書き直しておk
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昔のが好きなので書き直したらアカン