どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい 作:as☆know
とりあえずデレステに唯ちゃんのスターラブレイションと涼さんのツバサ実装した運営は神。アンダーグラフのツバサを選曲したのはマジで神。
みんな聞こうね!
なんだかんだ実家というのは安心するものだ。
15年間過ごした子供部屋は最後に見た時よりも片付いてはいたが、それ以外はなにも変わっていない。
男は皆こういう思い出とかにあんまり執着がないものだとは思っていたし実際俺もそのタイプだと思ってたけど案外そうでもなかったらしい。
まぁ隣に懐かしの幼なじみ(?)ピンクがいるってのもあるかもしれん。まぁ小学校の時とは比べると少しだけ置いてあるものとかが違うけどな。
模様替えとかはしてないから間取りとかベッドの位置とか机の位置は全く同じだ。
殺風景と言うよりかは必要最低限が多い部屋という感じ。
中学生の時からハマり始めたラノベや漫画が未だに大量に本棚に詰まっている。この漫画とかは全部向こうに持っていく予定だったんだけどあまりにも多すぎて置き場所に困りそうだったんだよね。実際入りそうな大きさだったんだけど。
まぁこれ以上物を増やすのもどうかと思うしな。掃除面倒だし。あんま部屋の中キュンキュンにしたくないしな。どうせこれからも人が沢山来るだろうし。
「懐かしいね~。マーくんの部屋!」
「お前はほんとに久々だからな」
遠慮なく部屋に入った彩は物珍しそうにラノベと漫画だけでギチギチになった本棚を物色し始める。なんも珍しい物は入ってないぞ。エ○本とかも別に……。
「あっ……」
「あっ(察し)」
あっ、待ってあの本棚ToL○VEるダークネスも入ってんだったわ。俺買ってたわ、中学の時。初めて買ってきた時親にエ○本買ってきた!って見せたら母親には「めちゃくちゃ絵上手いし面白いじゃん後で貸してね」って言われ、父親には「甘いな。後で俺のを貸してやる」と言われた。
そのあと父親の秘蔵のコレクションは全部燃やされてた。あの時の親父よ、合掌。
ToL○VEるは単純に絵が上手すぎるし女の子が可愛いんだよな。あとはあれだよ。うん、俺もちゃんと男だから。理性の化け物とか根性無しとか散々言われてるけど俺もちゃんと男だから。自家発電くらい普通の中学高校男子平均くらいは全然する。
「はわわ……」
顔を真っ赤にしながら読み進められる。お前ほんとに受けに回った途端弱くなるよな。
ちなみに俺はノーダメだ。リサ姉や紗夜さんにこれを見られたならまだしも、彩なら別にいいだろって感じになってる。
この程度見られた程度で嫌われる訳じゃないしな、多分。……大丈夫だよね?
「ま、マーくんもこんなの読むんだね……」
「そりゃあな。全国の中学高校生は読んでるだろ」
「そうなの!?」
そりゃそうだろ。ToL○VEるは男子学生の味方だぞ。男子学生の8割が一度は目にし、手を取ったことがあるはずだ。ソースは俺。
「こ、こんなことして欲しいの?」
彩が見せてきたのはモモから守る為に風呂に入ってきた美柑のページ。またお前俺がロリコンと間違えられそうなページ探してきたな。危ない橋わたんなマジで怖い。
そのシーンすごいトラップ隠されてるよな。矢吹神はマジで天才だと思う。凄すぎんよ〜。
「いや別に」
「えっ」
「いやだってそれ二次元だし。区別くらいつけるだろ」
だいたいそんなに兄LOVEで家事洗濯掃除出来る護衛と言って風呂にまで入ってくる完璧な妹が存在すると思ってんのか。美柑マジリスペクト。まぁ俺一人っ子だから兄弟姉妹の実態とか知らんけど。
「やってあげよっか?」
「いやだからいいって」
「やってあげるって!遠慮しないでよ!」
「遠慮してねぇ!いらねぇっつってだろ!」
「なんでさー!私もマーくんとお風呂入りたい!」
「語弊のある事言ってんじゃねええええええええ!!!
この後めちゃくちゃ抵抗した。
15年間過ごし、座りなれたベッドに一人でのんびりと腰かけ、何も考えずにぽけーっとする。
ちなみに彩はと言うと、あの後めちゃくちゃ煩くなってきたので、禁じ手でもあった『せっかくこっちに帰ってきたのに地元の友達と会わなくていいのかよ?』を発動した所、効果抜群で『忘れてた!行ってくる!』って言って飛び出して行った。わかりやすいヤツめ。俺より友達といる方がいいってのかよ(ヤンデレムーブ)
まぁそんな冗談はさておき。
やっと実家に帰ってきて落ち着ける。実家なのに落ち着けないってどういう事だったんだよ一体。なんだかんだ言いつつそんな日常にも、もう慣れちまったんだけどな。人間の耐性ってすげー!(脳死)
「愛斗ー。入るぞー」
「おーう」
ガチャりとドアが開く。声の主は先程まで二日酔いなのにうちの母親と喧嘩してボッコボコにされてた親父だった。
「なんね。どうかした?」
「いやな、お前にひとつ聞きたいことがあったんだよ」
そう言うと親父は徐に床に座り込む。
真面目な話だろうか。まぁ変なことはしてないし怒られることはなかろう。
とはいえ俺も一人暮らしをしてたし1年間も実家開けてりゃ話さにゃならん話の一つや二つ出てきてもまぁおかしくはない。
とりあえず。仰向けに寝てた体を起こし、ベッドから足を下ろして親父と対面する。
普段おちゃらけてる親父の顔は何かを思い詰めたように下を向いていて一点を見つめていた。
「……なぁ、愛斗」
「お、おう」
「ひとつ聞いてもいいか」
「……だ、大丈夫だけど?」
暫しの沈黙を挟んで親父が口を開く。
相も変わらず、顔は真剣そのもの。と言うよりも何思い詰めたような表情。
……あっ。あるわ。心当たり。
俺がメディアへの露出も増えて彩の彼氏みたいな風潮になったせいで実家に迷惑がかかってるのか!?
俺の住んでる部屋にはそんなもの一切無かったのに実家には……。
俺の認識が甘かった。そもそも一般人が手を出してい居場所じゃなかったんだ。
こうなりゃ仕事も学校も辞めるしか……。
「彩ちゃんとはほんとに付き合ってるのか?」
「…………は?」
「なんで付き合ってねぇんだよ!」
「普通逆だろうが!」
「それが逆なんだろうが!」
現在、俺の部屋では親父と息子の怒号が飛び交う。理由は女だ。これだけだとめちゃくちゃこじれてるみたいだな。
言っとくがそう言うやつではない。
「あんだけテレビやらYouTubeやらでイチャついんてんだろうが!なんで付き合わねぇんだよ!そもそも付き合ってなかったのかよ!」
「付き合ってるわけねぇだろうが!そもそも関係はただの幼馴染だろ!」
「えっ。母さんてっきり小学生の時から付き合ってるものだと」
「んなわけねぇだろ!てかいつからいやがった!?」
このババアとんでもねぇ勘違いしてやがる。
一体何をどう見てどう勘違いしたらそんな思考になるんだよ。
「なんだよ〜。俺もうお前と彩ちゃんが付き合ってると思って会社で自慢して回っちまった後だぜ?どうしてくれんだよ一体」
「私もご近所さんがお似合いねぇなんて言うものだから自慢して回っちゃったじゃないの恥ずかしい。どうしてこんなふうに育っちゃったのかしら……」
「とりあえず自慢して回ってきた一人一人に誠心誠意頭下げてこいお前ら」
何してんだようちの親。この後めちゃくちゃ怒った。
「今日の晩飯は美味いなー!」
「彩ちゃんが手伝ってくれたのよ!」
「そりゃあ美味いはずだ!」
「「アハハ!!!」」
「えへへ……ありがとうございます!」
「帰りてぇ」
実家に帰ってきたら親が馬鹿になってた。
うん、これでラノベ出せそうだな。
夕方頃、彩が家に帰ってくると同時にキッチンに駆け込み、気がついたらこんなことになってた。
目の前にはハンバーグにチキングリル。まだまだ年始なのになんて洋食だ。素晴らしい。
まぁ経緯はさておき、確かに美味い。めちゃくちゃ美味い。びっくりするほど美味い。
このハンバーグ俺が好きな味付けだわ。てか俺ハンバーグ好きなんだけどな。中にチーズ入ってるし確かにこれは絶品だ。正直親が作ったと言った方が納得出来るが、親はハンバーグの中にチーズなんか入れないし彩が作ったのは明白。正直信じられん。
「これ練習した?」
「うん。料理の腕でマーくんに負けてるのはお嫁さんとしてもね……」
「あら^〜。彩ちゃんそんな先まで見すえてるのね!私達はいつでも歓迎するわよ!」
「うちのバカ息子がなんかやらかしたら直ぐに言うんだぞ。俺達は彩ちゃんの味方だからな」
「なんなんだこの親」
うちの親が馬鹿になってるのはもう置いておこう。まるで初孫か子犬が家に来た時の反応だな。
このハンバーグが家で出てくるのは嬉しいよなぁ。しかも俺一人暮らしで自分で作らなあかんかったし。
「どう!?お嫁さんにしたくなった!?」
「ちょっとな。ごはん」
「なんでさー!ちょっとくらいいいじゃ……あれ?」
首を傾げている彩から新しくほかほか白米の入ったお茶碗を受け取り、ハンバーグをおかずに白米にパクつく。
マジで美味いな。箸休めのバターコーンも相性抜群。ボリューム、美味しさ、白米の進み具合。全てにおいてパーフェクトだ。
正直悔しいからむこうに戻ったらハンバーグ強化週間でも開くか。
「あんた今日はこの後どうするの?地元の子には会わなくていいの?」
「さっき出た時にもう済ませといた。みんなあんまり変わってなかったよ」
髪染めたりピアス開けたりどう見てもドロップアウトしてる奴がいたけどな。性格やら中身は全く変わってなかったけど。
俺もバンドマンだしピアスのひとつやふたつ付けてみようかねぇ。今はノンホールピアスもあるってリサ姉も言ってたし、あの人なら似合うのを選んでくれるだろう。
今度オシャレに強そうな人について来てもらってアクセサリーショップでも回ってみるか。男が行くのもどうかとは思うけど。
「じゃあお風呂入れとくわね」
「来た!マーくんいっしょに入ろ……!」
「いや。地元の友達と一緒に銭湯行く約束してっから」
「」
フハハ!!!
舐めんじゃねぇ彩ァ!いつでもやられっぱなしなわけじゃねぇぜ!お前の考えは見透かしてるんだよ!(ドヤ顔)
こうなると予測しておいた俺は、先程久々に会った地元の友達と近くの銭湯で男同士水入らずで風呂でも入りに行こうやと誘い、しっかり予定を取り付けておいたのだ。
いくら彩でもこれではどうしようもあるまい。あそこの銭湯は年始だろうがなんだろうが年中無休だからな。
台風の時に友達と試しに行ってみたら何食わぬ顔で銭湯のおばちゃんが「よく来れたね。大丈夫だった?」とか他人事のように言われたのはいまだに覚えてる。
あのおばちゃんマジで強い。一時期俺らの最強ランキングの中でフ○ーザよりも強かったからな。結局銭湯自体消し飛べばおばちゃんいなくなるからフ○ーザ様の方が強いって結論になったが。
結局フ○ーザ様と肩を並べる銭湯のおばちゃんって何者なのだろうか。
「っくぅ〜!↑ やっぱり風呂上がりといえばコーヒー牛乳だよなぁ!?」
「フルーツ牛乳一択だろ」
「俺は王道を行く、シンプルな牛乳ですかね」
「「「オッラァァァァァァン!!!???」」」
「麦茶うめぇ」
一緒に風呂に入りに来た小中同じだった友達であるバカ三人を置いておいて、風呂上がりの火照った体に冷たい麦茶を流し込む。ミネラル補給は大事。はっきりわかんだね。
ちなみに普段なら風呂上がりはコーヒー牛乳一択である。文句言うやつはかかって来やがれ。コーヒー牛乳百裂拳で沈めてやる。
「てか愛斗ー。彩ちゃんはいねーのかよ」
「あー。そういやお前は会ったことないんだっけ」
お前は4人の中でも唯一の中学からの知り合いだもんな。そりゃ彩のこと知らねぇか。
「愛斗は置いておいて、二人とも彩ちゃんのことは見たことあるのかよ」
「まぁ、小学校同じだったし」
「当時は愛斗に引っ付いてる先輩って印象しかなかったけどね〜」
最後に当時から可愛かったけどとしっかり付け足す。
元々身近にいる存在だったし、俺自身も一応芸能界に出入りはしてるからあんまり珍しくは感じなかったけどあいつもテレビに出てる有名人だもんなぁ。まぁ俺も悪い意味で有名人なんだけどな。どうしてこうなったし(白目)
「そもそも先輩が風呂の中にいたらいつ出てくるのかもわかんねぇしな」
「愛斗ー。お前彼氏なんだろ?彩ちゃんがいつ出てくるのかとかわかんねぇのかよ」
「付き合ってねぇっつってだろ。頭悪いんかお前」
「悪かったな頭悪くて!」
そういやお前中学の時数学で0点とってたな。何をどうしたらあんな点数取れるんだ。しかもちゃんと回答欄全部書いて全部間違ってたし怖いわお前。バカの世界大会出れるわ。よく高校行けたな。
「で、わかんないの?言うだけ言ってみてよ」
「えー……じゃあ3秒後」
「適当かよ……」
「1……2……」
仕方ねぇだろ。わかんねぇんだから。
そもそも人が風呂から出る時間をわかるやつとかいるのだろうか。しかも異性だし、わかるわけがねぇ。
万が一にもねぇだろうが、もし俺が彩が風呂から出た時間を当てたらまたYou○ubeに動画上げてやるよ!まぁ有り得んがな!フハハ!
ガラララッ!
「3」
「……は?」
薄い壁で隔てられた女湯の方からドアの開く音が聞こえる。
嘘だろ?いやいやそんなまさか……。
有り得ん。断じて。絶対有り得ん。あるはずがない。絶対に。
「答え合わせしようぜ。はいまん丸お山に彩をー!?」
「おいまっ……!」
絶対にあるはずがn(ry
「えっ?えっ? ま、丸山彩でーす!」
「」
「嘘だろお前」
「いや流石に引くわ……」
女湯の方から元気な声が聞こえてきた。
もはや何も言うまい。嗚呼、神様。あなたはなんてことをしてくれるのでしょうか。
混浴もしてないのにこれでは変態の渾名は確実でございます(今までで一度も彩と混浴したことがないとは言っていない)
神様。何故俺にここまでの試練を与えるのでしょうか。ガ○トのチキングリルセット奢るから許して。
後日、俺の小中の友達の間で俺のあだ名が彼女が風呂から出る時間を当てた男に変わった。
理不尽だ。
過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。
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今のが好きなので書き直しておk
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昔のが好きなので書き直したらアカン