どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい   作:as☆know

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昨日Twitterでフォロバ返したらめちゃくちゃ驚かれました。
あとこの前の3連ガチャ5回回したらおたえと蘭を当てました。ギタリスト組やったぜ。

今回は某岡崎のやべー人達の大パロディです。楽しんでね!()


YouTuberは楽な仕事じゃない

「やぁどうも東〇オンエアのっ! て〇やだ!」

「愛斗さん!全部違うッス! 最初からツッコミどころしかないッス!?」

 

「ぁ第一回っ! 浅尾愛斗選手権ー!」

「「「わーっ!!!」」」

「違うッスよ!?」

 

 

 雑なタイトルコールを叫んだ後に雑な拍手音がスタジオに響く。

 彩と日菜さんとイヴちゃんは非常にノリがよろしいようです。可愛い。

 

 

「まぁ本当はあのシリーズって挨拶これじゃないんですけどね」

「あっ、ちゃんと気がついてたんですね?」

 

 

 しかも受ける側の俺がタイトルコールするってのもおかしいしな。

 まぁそこら辺はよかろうもんだ。

 だって俺が挨拶したかったし。やぁどうもって高速詠唱したいじゃん。

 

 というかYouTuberの挨拶ってなんであんなに簡略化されるんだろうか。やっぱり毎日のように動画投稿してる人達は次元がひとつ違うんだろうな。

 お仕事に近いからなもはや。というかお仕事だしYouTuberって。

 

 東海オ〇エアとかはあんまり仕事とかに感じないけどHI〇AKINとかになると逆に動画がお仕事っぽくなるよな。個人の主観だけど。

 1人で編集とかしてるってほんとにあの人が身体を壊さないか心配すぎる。

 聖人だし休んで欲しいほんとに。

 

 

「それではそこだけやり直しましょう!」

「アッハイ」

 

「まなと王ー!」

「「「わーっ!」」」

 

「彩さん達がさっきと全く反応同じッスね……」

「これがプロの技だよ!」

「お前本職アイドルだけどな」

 

 

 頼むから芸人みたいに言わんでくれ。こっちが心配になる。

 

 

「そんな訳でこの企画だけど某有名YouTuberの企画を丸パクリした。そんな企画よ」

「東海オ〇エアな。俺大好きすっげぇ見てる」

「愛斗さん名前出しちゃダメッス!」

「そんな例の名前を出してはいけないグループでもないでしょ?」

「そんな訳でもないけど演出上なんとなくだよ。て〇やだって小〇津ってバレバレなのに隠してるじゃんちゃんと」

「なんで本名出しちゃうんですか!?」

 

 

 いやー、もういいかなって。あの人たち自分自身をフリー素材とか言ってたし。

 この前り〇うととし〇つだって苗字出てたしな。虫〇鏡もゆ〇まるも出したしもうあのグループ晒してないの家の住所くらいだろ。しばゆーに関してはて〇や以上に本名丸出しだし。

 あっ、て〇やの家の住所は晒してたわ。

 

 てかこれあれだな。モザイクばっかで見にくいな。もうモザイクかけなくていっか。

 そもそもこの話についてこれる人がいるのか。

 俺って普通に主戦場というか、普段からYouTubeで情報収集やら暇潰しやらしてるからYouTuberの類には強いんだよな。好きだし見るやん普通に。夕闇のライブ映像とかよく見るぞ。

 

 ちなみに夕闇って言うのはYouTuberな? 正式名称、夕闇に誘いし漆黒の天使達。最後の天使達だけエンジェルって読めよ。それまでは普通に漢字読みな? 相変わらず名前が長すぎんよ〜。

 そらこんなバンド名してたらchange band nameしたくなるわ。気持ちはよくわかる。

 

 

「まぁこの企画は例の如く愛斗さんに関するクイズをたくさん出してそれに沢山正解した人。それ即ち愛斗さんを1番知っている人。人呼んで、通称『まなと王』を決める戦いッスね」

「解説には御本人である愛斗さんに来ていただいてます!」

「オナシャス」

「司会進行。そして出題者は私、大和麻弥とイヴさんで進行させて頂きます」

「よろしくお願いします!」

 

 

 なんかYouTubeらしくなってきたな。彩達は今ダル着だから余計そんな感じに見える。

 これあれだからね。練習終わってその場のノリで急に撮り始めたからね。まぁでもこんな練習着の彩達が映像で出るのはないし、ファンからしたら新鮮なんじゃないだろうか。

 

 この人たちダル着でもめちゃくちゃ普通に可愛いからな。

 特に彩とかは凄い。服のセンスはクソダサいけどそれすら可愛い。

 

 ちなみに本物みたいに別の映像をちゃんと質問の解答の撮ってきたんだけど、マジでさっき別室で撮ってきたから。数分前だから。

 もうびびったよね。いきなり連れてかれてカメラ回されるんだもん。

 しかもめちゃくちゃ変な質問とかされるからね? 麻弥さんが馬鹿になっちゃったのかと思ったよ。

 

 まぁ時間がなかったからね。仕方ないね。

 しかも慣れてたせいで途中から普通だったしな。

 僕はもう戻れないところまで来てしまったようだ。誰か戻して(遠い目)

 

 

「回答者はこの御三方です!」

 

「はーい!まん丸お山に彩を! 丸山彩!」

「ぴかっ!とるんっ!といこー! 氷川日菜!」

「こんにちは、白鷺千聖です」

 

「いやー、いつもの面子やね」

「まぁパスパレですし」

「私達はいつも一緒です!」

「イヴちゃん尊い」

「イヴちゃんだけは全力で守り抜きましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というかこう言うちゃんとした動画撮影は初めてなんだよな。いいのか、初めてがこれで」

「彩ちゃんきっての希望だから仕方が無いじゃない」

「ここでマーくんに対する愛を見せつければ結婚出来ると思うんだよね!」

「それ今ここで俺に言ったら意味ないけどな」

 

 

 ドヤ顔で宣言してるけど、当の本人がここに居るんだよな。

 意味が無いってはっきりわかんだね。

 それに多分こんなかでいちばん俺の事を知ってるのは彩だろうし、キュンとも来ないし不思議にも思わないんだよな。

 

 つまりあいつなりに考えたんだろうけどこの作戦は最初っから破綻してるんだよな。うーんこの。

 

 

「てか彩はそんなこと言ってるけど、いつか刺されても知らんぞ」

「多分刺されるのは彩ちゃんじゃなくてマーくんだから大丈夫じゃない?」

「理不尽極まりないが一番ありえるから悲しい」

 

 

 実際俺が一番刺されてもおかしくないようなことをしてるんだよな。

 

 というかその前にこの丸山彩と言う女はヤバすぎる。

 そもそも考えてくれ。

 アイドルが大っぴらに好きな男の人がいます!ってアピールしまくってるんだぞ? 馬鹿やん、それは。普通なら大炎上だぞ。

 けどなんで炎上してないでむしろ追い風になっとるねん。

 ほんとにパスパレファンは強すぎる。俺がファンだったらこいつおかしくね?って思うわ。

 それでも大人な対応で俺に早く結婚しろとか責任取れとか尊み要素増やせとか言ってくるからすげーわ。ガチ恋勢とはちげーや。

 

 刺されるなら俺だからな。ファンが彩を刺すとは思えないし、俺がいなけりゃ障害物はなくなるからな。

 そんなことする人はいないんだけど。

 

 

「それじゃあ第一問行きましょう!」

「こんな感じでいいんですかね、動画撮影って」

「なんとかなると思うよ〜」

「なんとかなるさ! サッカーは友達なn」

「イナズマイ〇ブン絶賛放送中ッスね〜」

 

 

 俺は追えてないけど、みんなイナズマイレ〇ン見ような!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早速行くッス! 第1問!愛斗くんの好きな楽器は?」

 

「これは簡単だよ!」

「いっつも弾いてるしね〜」

「書くの早くね?」

 

 

 問題が出てきた瞬間、ホワイトボードに3人揃ってスラスラと答えを書き始める。

 なんかシュールだな。この図。

 

 

「はい答え!『ギター』!」

「あたしも『ギター』!」

「『ベース』」

 

「おおっ!二人ともギターッスね!?」

「勿論だよ!マーくんといえばギター!ギターといえばマーくんだよ!」

「一番ギター得意そうだしね」

「私は楽器の担当的にベースって言った方がいいじゃない!」

「そんな風潮ありましたっけ」

 

 

 絶対にない気がする。

 千聖さんってそういうところ義理堅いな。

 

 

「それでは答えです!」

 

 


 

 

『ベースかなぁ』

 

 


 

 

「やったわ」

「なんでさー!」

「いっつもギター弾いてるじゃん!」

 

 

 千聖さんが天高く拳を突き上げる。ガチガッツポやん。

 

 

「弾くのはどちらかと言うとギターの方が好きだけど聞くならベースの方が好きなんだよ」

「いつもギター弾いてるからギターだと思ってた……」

「そんなぁ……」

「二人とも甘いのよ」

「これってあれですね! 俗に言う運ゲーと言うやつですね!」

「気がついてしまったか」

 

 

 イヴちゃんが元も子もないことを言ったけど、実際にこれって運ゲーだからな。当たらないのが普通だからな。ゆ〇まる王のルッコラは痺れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ2問目ッス!最近欲しい楽器は何?」

 

「はいっ!今度こそ『ベース』!!」

「『ギター』!」

「『ベース』」

 

「これでベースじゃなかったら怒るよ」

「なんで俺脅されてるんだよ」

 

 


 

 

『欲しいの……うーん、デ〇ヴ・マーレイモデルのストラト』

 

 


 

 

「皆さん、不正解です!」

「なんでそこまで細かく答えるのさー!」

「麻弥さん。ギターやベースを買う時にギターをくださいとかあなたは言いますか?」

「言いませんね」

「そういう事だ」

「ガチ勢恐ろしや……」

「愛斗くんがギターに関してそんな抽象的な答えをあげるはずがなかったわね……」

 

 

 当たり前だろ。楽器屋行ってストラトありますか?って言うのもおかしい気がするけど。

 

 ネットで見てて一目惚れしたんだよな。

 丁度ストラトが欲しいと思ってたんだよ。ジャズマスター、テレキャスターと来たらもうストラトキャスターを買うしかないよな。まさに三種の神器。

 

 デ〇ヴ・マーレイモデルにした理由だけど、まぁ見た目がドストライクすぎるよな。正直俺は洋楽を知らないからデ〇ヴ・マーレイさんは知らないんだけど。

 基本的に俺は見た目でギターを選ぶ男だからな。テレキャスは音に惹かれたから買ったんだけど。

 

 

「次行こう!次!」

「どんどん行こー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「第三問! 愛斗さんにアコギを渡してみました!何を歌ったでしょう?」

 

「これ当たるのかしら……」

「だから運ゲーなんすよ」

「ちなみに当たるような選曲?」

「特にここの人たちには当てて欲しいよな」

 

 

 パスパレだったら当てて欲しい選曲だしな。

 

 

「はいっ!『天体観測』!」

「『ボクノート』!」

「これはもう分からなかったわ……『はじめてのチュウ』」

 

「千聖さんの言うはじめてのチュウってなんか意味深っすね」

「何か言ったかしら?」

「ナンデモナイッス」

 

 千聖さん怖い。後ろからどす黒いオーラが見えるよ。ごめんてほんとに。

 

 


 

 

『えっなんすかこれ。アコギじゃないすか(激早状況把握)』

『なんか一曲歌ってください』

『えぇ……雑ぅ……。うーん』

 

『すれ違う──』

 

 


 

 

「答えは『もういちどルミナス』ッス!」

 

「あああああああああああっ!!!!」

「だから言ったやん」

「これは当てられたわね……」

 

 

 彩が口をあんぐり開けてこっちに指を刺してくる。千聖さんはホワイトボードに頭を乗せてる。ちなみに日菜さんはあっけらかんとしている。いつも通りすぎるな。三人三色だ。

 そんなにこっちを見なくてわかってるって。当てられたよな。特に彩か千聖さんは当てれると思ったんだけど、流石に予想の斜め上を行く選曲だったか。

 

 

「てかイントロのギターめちゃくちゃ上手だったねー」

「いつか使えると思ってちょっと練習してましたしおすし」

 

 

 

 

 

 

 

 

「大四問! 愛斗くんの好きな……た、体位は?」

 

「何それ知りたい!!!」

「すっごいシンプルに下ネタぶち込んでくるね〜」

「違うんす!台本にはこうやって書いてあるんです!東海リスペクトとかあるんです!」

 

 

 この質問された時、マジでビビったからな。

 まさか麻弥さんがそんなこと言うと思わんやん。普通に聞き返したもん。え、体位?って。

 

 てか彩がめちゃくちゃ食い気味だけど大丈夫なんだろうか。アイドルが下ネタってやばい気がするんだけど。

 

 

「ちょっと後で脚本係の方のところに行ってこようかしら」

「千聖さん!? ジブンは大丈夫ですから!?」

「マナトさんマナトさん。体位ってなんですか?」

「イヴちゃんはまっさらなままでいようね〜」

 

 

 イヴちゃんはまだ染ってないからね。まっさらな純白なイヴちゃんでいようね。お願いだよ。

 

 


 

 

「は?体位? なんのっすか?」

「あの……こっちの方です……」

「あっ……(察し) ……た、対面座位です……」

 

 


 

 

「ああああああああああああ!!!!やめて見ないでお願いしますからあああああああああああああ!!!!」

 

「ちなみに理由なんでなのかしら?」

「あっ、千聖さん掘り返すんですね」

「やめてくれよ……(絶望)」

「麻弥ちゃん達は耳を塞いでていいわよ。イヴちゃんは聞いちゃだめよ」

「ほぇ?」

 

 

 楽しそうな笑顔で聞かないでください千聖さん。あなた下ネタ耐性高すぎるよね。俺が知らないことも知ってそうで怖いんだけど。

 

 麻弥さんがイヴちゃんの耳を塞ぐ。けどあなたはいいんだね、聞いても。すっげぇ顔赤いけど大丈夫なんかな。可愛い。

 けどごめん、これ完全にセクハラだわ。あとで殴って貰おう。

 

 

「黙秘という選択肢は」

「あると思うのかしら?」

「ちなみにここであたしがセクハラだって言ったらマーくんヤバいよね」

「シている時に相手の顔が見れてたら安心するからです」

「あら、可愛い理由じゃない」

「ピュアなんだね〜」

「いつでもばっちこいだよ!」

 

 

 簡単にゲロりました。刑務所はいやだ。むしろこっちがセクハラされてる迄あるとは言わないでおこう。

 

 この定期的に黒歴史を全国配信されるのマジでやめて欲しい。もたない、メンタル持たない。なんで全国ネットで自分の性癖を暴露しなくちゃならないのか。

 顔があっついんだよ!!恥ずかしいんだよおおおおおおおおお!!!!

 

 てか千聖さんほんとに悪い人や。日菜さんも。彩がいるって言ってんのに、こんなこと言ったら明日からが大変だろうが!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ次が最終問題ッス!」

「現在の皆さんのポイントはチサトさんが1pt。アヤさんとヒナさんが0ptです!」

「じゃあもう完全優勝出来るのは千聖ちゃんだけになるね〜」

 

 

 こっからは千聖さんが正解したら2人の合否関係なく千聖さんが優勝。千聖さんが外してどちらかが当てても同率首位。

 まぁどう転んでも千聖さんの一人勝ちだよな。

 

 

「なんと!次に正解したした人には3億ptが支給されるッス!」

「「「わー!!!」」」

「お約束すぎんだろこの展開」

「実質ここの一発勝負だよね〜」

 

 

 これがテレビでもYouTubeでも変わらないお約束である。もう慣れた。圧倒的安心感。

 

 

「それじゃあ運命の最終問題ッス!愛斗さんが最近衝撃を受けた人は?」

 

「運ゲーじゃんかー!」

「しかも最近って……愛斗くんが衝撃を受けたのがいつなのかにもよるじゃない……」

「ちなみに昨日衝撃を受けた」

 

 

 あれは結構でかい衝撃だったな。うん。

 一瞬倒れるかと思ったレベル。

 

 

「じゃあ私から行くわね。『田中秀和』さんよ!あの変態的なコードとベースには愛斗くんも唸るはず」

「次あたし!あたしが行く!『Roselia』! 昨日はおねーちゃん達のライブがあったはずだしそこでの成長っぷりに衝撃を受けたんじゃないかな!?」

「じゃあ最後は私が行くね!答えは『私』だよっ!昨日私がマーくんにダイブしたんだよね、最後の衝撃ならそれだと思うよ!」

 

「いやいや衝撃的ってそっちじゃないでしょー」

「愛斗くんの事だし音楽的な衝撃だと思うのだけれど……」

「えっ」

「それじゃあ答えに行ってみましょう!」

「待ってええええええ!!!!」

 

 


 

 

『物理的にッスか?精神的にッスか?』

『どちらでもいいんじゃないですかね?』

『じゃあ昨日彩に食らったタックルですかね』

 

 


 

 

「やったあああああああああああ!!!!」

「嘘……」

「だって麻弥さんがどっちでもいいって言ったんだもん! しゃーないじゃないっすか!」

「普通音楽の方だと思うじゃんかー!」

「第一回まなと王は彩さんでーす!!!」

「これが公式じゃーい!!!ぶいぶい!」

「勘弁してくれよ……(絶望)」

 

 

 結局この動画は3日で100万再生叩き出し、俺の性癖は同学年に留まらず地元の友達や先輩後輩に知れ渡ることになった。

 許されない。こんなことあってはならない。

過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。

  • 今のが好きなので書き直しておk
  • 昔のが好きなので書き直したらアカン

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