どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい   作:as☆know

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最近無理して5000字書くよりも3000〜4000字でキリよく投稿した方がいいと気が付きました。

バレンタイン編開始どす


激モテバレンタイン編
バレンタインの非リアは獣


 バレンタインデー。

 

 それは世の独り身である男性にとってのインデペンデンスデイであり、 リア充にとってはクリスマスなどにも匹敵する一大イベントでもある。爆発しろ。

 

 

「ふっ、今日は風が騒がしいな……」

「どうだ愛斗。この前髪、実にビューティフルじゃないか?」

「めちゃくちゃリーゼントなだけだけどな」

「愛斗〜。なんで離れるんだよ〜、こっちにこいよ〜」

「嫌だ。絶対に」

 

 

 我が校も例外に在らず、全国の中学高校の生徒は普段やりもしないオシャレをこれでもかと言うほどする。

 おかげで外なのになぜか俺らの周りが香水の匂いで充満してる。臭ぇ。鼻が曲がる。

 あと普通にここって都会なんだから。周りにめちゃくちゃ人いるんだから。頼むから変な決めポーズかましまくるのはやめてくれ。マジで。俺特におしゃれしてないんだから。香水もかけてないんだから。幾ら何でも他人のふりをし続けるのにも無理があるんだから。

 

 これむしろチョコを渡してくれるかもしれない女性を全力で追い返してる迄あるんだけどな。だがしかし血眼にしてバレンタインチョコという名の勝ち組の証を欲する馬鹿どもは一切気が付かない。

 お前らバレンタインチョコ欲し過ぎてんだろ。どんだけ欲しいんだよ、伝説の装備かよ。伝説の装備取ろうとして呪いの装備を体に引っ付けてんじゃねぇか。

 

 

「たっくんの為に〜、あーちゃん心を込めて作ってきたんだょ?♡」

「愛してるぜ! お前は一生俺の女だ!」

「いやーん♡」

 

「コロス」

「コロス」

「あれは爆破」

 

 

 そして女の子を待ちわびる男たちの前で見せつけるようにほんとにもうこれでもかと言うほどイチャつきまくっているあんな感じのバカップル。とにかく気持ち悪く、ただただ気持ち悪く(強調)イチャつくカップルに対する爆破欲だけが高まっていく。今すぐケ○ンをバーチャル群馬からここまでぶちとばしに来て欲しい。

 あれだ。あぁ公共の場でイチャつくのはギルティだ。もう大ギルティ。大爆発を指示したマルマイン1000匹投げ込んでやろうかオッラァァン!?(非リアの咆哮)

 

 というか俺がクラスのグループで阿鼻叫喚している馬鹿どもを見て『家にこもっててもチョコなんて来ないだろ。陽の光を浴びろよ』なんて言ったのが全ての間違いだった。

 休日のバレンタインデーとバレンタインチョコに飢える独り身男子高校生の行動力とこの世のバカップルの脳みそスカスカ加減を舐め過ぎていた。

 

 せっかくの休日。自宅に立てこもってひたすらダラダラしようと計画していたにもかかわらず、香水の匂いをガンガンに香らせたキテレツ軍団に家から引きずり出されて外に出たはいいものの、特に欲しいとも思わないチョコ目当てで出てきた街にはバカップルが蔓延していて、俺達全員トドメを刺されるというオチになった。馬鹿すぎる。

 しかもなんで俺まで被害を被ってるんだ畜生。そんなにチョコ欲しいって訳でもないのに。

 

 まぁチョコが欲しいって思ってないだけでくれると言うならそりゃあ喜んで貰いますよ? うんうん。

 そもそもバレンタインは日本の行事じゃねぇのになんで日本人みんなしてあんなに騒ぎまくるんだよ。ハロウィンもそうだけど。生産性のない量産型ってどこかの青年も毒吐いてたぞ。

 でもあぁいうのってノっておくと楽しいんだよね。確実にIQは下がるんだけど残念なことに楽しいんだよあれが(白目)

 

 

「ここは危険かもしれない」

「気付くの遅くね」

「やばいこれ以上リア充見てると泣きそうになってくる」

 

 

 あまりにも気がつくのが遅すぎるかもしれないが、まぁ気が付いただけセーフだ。

 てか絶対これ俺以外にもなんでここに来ちゃったんだろうって人いるだろ。勢いだけでここまで来てしまった人は手を挙げてごらん? おにーさん怒らないから。逃げるけど。

 

 

「てかなんで俺まで連れてこられたんだよ」

「お前を家にいさせたら女の子たちがお前の家にバレンタインチョコを渡しにきてしまうだろうが」

「まぁそれはないと思うけど、もし仮に天文学的な確率で誰かが俺の家にチョコ持ってきたら、そいつはお前のせいで待ちぼうけ喰らわさせられね? それがお前のせいってバレたらお前やb」

「よーし今すぐ帰れ! 悪かったな親友! 俺はいいやつだから今すぐ帰れ爆発しろ!」

 

 

 手のひら返しがあまりにも早すぎる。良いのかそれで、俺の家に誰かが来るって確証はないのにいいのかそれで。

 

 というかそういう場合の可能性を考えてないのに俺を呼びだして引きずり回してたんだなお前。マジで煩悩だけで動いてるんじゃねぇのかな。

 まぁいいや。そうと決まれば大人しく帰らせてもらおう。今日はもうゆっくりするんだ。キモいバカップル見て精神的にもきちゃってるんだ。

 

 

「じゃあ帰るわ」

「気をつけ帰れよ! 心のt」

「おーい! 愛斗くーん!」

「あっ」

「あっ」

 

 

 ここから平和に帰れるだろうと思ったら遠くから声かけと言う名の足元スナイプを決められ、綺麗に足止めを食らう。

 

 弾丸が飛んできた先には猫耳少女と愉快な仲間達。しかもあいつらこっちに普通に駆け寄ってきてるやんけ。

 

 男なんかではあり得ないような可愛らしいと評される声色にチョコの亡達者(非リアのバカ供)が首がネジ切れるんじゃねぇかという勢いで声が聞こえた方へ振り向く。

 怖い怖い怖い、ビビるだろうが。下手なホラゲよりも怖いわ。ほらみろ! りみがプルプル震えてビビってるだろうが!

 

 

「ちょっ、コラ香澄! 周りにも人がいるだろうが!」

「えへへ〜、ごめんねー有咲。愛斗くん見つけたらつい……」

「いやー、すごい偶然だね」

「ポピパ揃い踏みかよ」

 

「すげぇ……あれポピパだろ……」

「愛斗がコーチやってるってガチだったのかよ」

「全員可愛過ぎんだろ!」

「裏山死」

 

 

 人に懐ききった猫のような距離感で詰め寄ってくる香澄を上手いこと有咲に流す。これが香澄と有咲を上手いこと使いこなす秘訣だゾ☆ まぁ使ってるとか言って調子こいてるとすっげぇ反撃飛んでくるから程々になんだけどな。

 

 にしてもポピパ全員見事に揃い踏みである。世間は案外狭いな、偶然ってすげー。

 なにより圧倒的インドア派を超えた、もはや引き篭もりである有咲までいるのがすげぇわ。ポピパメンバー全員揃ってるのを見ると、どうせ香澄や沙綾に連れてこられたんだろうけど。

 

 

「なんでこんなところに一人でいるのさ」

「ちょっとな。あとりみりんは無理に出てこようとしなくて良いからな。あんなん見たら目ぇ腐るから。俺の後ろに隠れてても良いから」

「ごめんね……愛斗くん……」

 

 

 さっきから凄い目でこっちを見ているバカ供に怯えるりみりんをとりあえず俺の後ろに避難させる。

 大事そうに何かの入った紙袋を抱えたながら、ちょこんと俺の後ろに下がって少しあっちを見ては、すぐに顔を引っ込めるりみりん可愛い。人見知り発揮した親戚のちびっ子感がある。あと砂漠で見張りをしてるミーヤキャット感もある。

 

 てかさっきからあいつらこっちをガン見しすぎだろ。めっちゃ目が血走ってるし。ガチすぎる。

 流石にこんなん誰でもビビるわ。あとオーラが強過ぎる。変なゆらゆらが見える。

 

 香澄とおたえはあの視線とかノーダメだろうけど有咲と沙綾は気になるだろうな。てかあんな集団に見られたら誰でも怖いわ。むしろ恐らくノーダメと見られる二人がすごいわ。

 沙綾と有咲は苦笑いと不可解な目線をあいつらに向けてるのに対して、二人は存在すらしてないようにけろっとしてるんだもん。メンタルがあまりにも強すぎる。

 

 

「そうだ。香澄、アレ渡すんじゃないの?」

「そうだった! ちょっと待ってね。えーっと……」

 

 

 沙綾にそう言われた香澄が、おもむろに肩からかけてたカバンの中をガサゴソ漁り始める。

 

 よく思うけど女の子が肩から斜めにカバンかけるアレ。俗に言うパイスラってすっげぇ視線に困るんだよな。これがあると万胸引力の法則が何倍にもなるんだよ。

 たとえそれが普段恋愛対象の女の子としてはあまり見ない香澄達であっても、パイスラの魔力には逆らえないんだよ。しかも香澄は特に貧乳って訳でもないからしっかりがっつりパイスラの恩恵受けるしな! 畜生、そんな目で見てすまねぇ!(白目)

 

 

「はいこれ! いつもありがとうね!」

「なんこれ?」

「今日ってバレンタインでしょ? だからチョコレート! 気合い入れたらいっぱい作りすぎちゃったから愛斗くんにもあげるよ!」

「マジか」

 

「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!????!?!?!?」

 

 

 透明な小包の中にはカップに入った小さな星型のチョコレートが3つほど入っていた。星型なのが香澄らしいというかなんというか。

 

 香澄はなんだかんだ飛んだりしているところはあるがこういう所は非常に女の子らしい。でも料理センスがどうなのかは知らないから怖いんだけど。

 

 

「毒とか入ってないから安心しろって。沙綾と一緒に作ったみたいだしな」

「有咲ひどーい!」

「ちゃんと見てたから大丈夫だよ。あと私からもバレンタインにちなんでチョコクロワッサンあげるよ」

「ありがと。珍しくチョココロネじゃないんだな」

「今日のチョココロネはりみりん用だからね」

「えへへ〜」

 

 

 最初から紙袋を大事そうに抱えていたのはそういうことなのね。

 嬉しそうな顔しよってからに。見てるこっちが幸せになる満面の笑みである。可愛い(可愛い)

 

 

「てか香澄、お前ここで時間食ってる場合かよ」

「そーだった! みんな行こっ! 愛斗くんもまたねーっ!」

「ちょまっ、香澄! 待てよオイ!」

「それじゃあね〜」

 

「……台風かよ」

 

 

 嵐のような奴らだな全く。お別れを言う間も無くどっかに行きやがった。

 なんのためにあいつらはここにいたんだろうか。疑問は深まるばかりである。

 

 

「……まーなとくぅん?」

「そのチョコレートを心の友である僕たちにもちょーっとだけ見せて惜しいなぁ?」

「……俺ちょっと用事あるから帰るわ!」

「まぁ待てやオッルァァァン!!!???」

 

 

 このまま全力疾走で自宅まで走り抜け、なんとかハンター達から逃げ切ってやった。

 なんなんだあいつら。チョコが絡むと足早くなりすぎだろ。なんか俺もバフかかって足早くなってたけど。

 

 あと帰り道に食べた星型のチョコレートはとっても食べやすくて甘くて美味しかったです(小並感)

 大事に取っとこうかと思ったけどたぶん香澄なら早く食べてとか言いそうだしまぁ多少はね?(憶測)

 

過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。

  • 今のが好きなので書き直しておk
  • 昔のが好きなので書き直したらアカン
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