どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい 作:as☆know
単純にこの小説を読んでる人の男女比が気になったんですけど、何となくアンケート取ったら多分9.5:0.5位の割合になる気がするとの予想がたち、そのまま放置しております。
男の子が多かったら下ネタ突っ込めるかもしれないから今度気が向いたらアンケートでもとります(適当)
美女が男装したら大体イケメンになる
みなさんは『けいおん!』というアニメをご存知だろうか。
噂によれば、当時のオタクや少年少女をバンド沼に追い込み、現代のギターがめちゃくちゃ弾けるアニオタを生み出した原因でもあるコンテンツと伝えられている。なんだそのアニメ怖すぎだろ。凄すぎだろ。
まぁ俺もアニメはそんなに見ないだけで、多分普通にオタクに分類されるんだけど。
俺はけいおん!を見た事ないからな。だからスマホで『けいおん』と打った時に予測変換ででてくる『萌え萌えキューン!』とか『そうなんだじゃあ私生徒会行くね』とか『どんとこいです』とかの意味は分からない。
萌え萌えキュンに至ってはメイドカフェの印象しかないでごわす。これが元ネタだったりするのだろうか。
ちなみに神アニメらしい。
京アニってすげーな。ハルヒとかも確か京アニだったもんな。アニメには詳しくないけど京アニの名前は知ってるしな。
「そんな訳でやっていこー!」
少し話を逸らそう。
今、肩から下げた今日の相棒はこいつ! 新戦力ストラトキャスター! デイヴ・マーレイモデル!
正式名称Dave Murray Stratocaster 2-Color Sunburst
お値段約15万円。うーん中々!
ストラトが欲しいなーと思っていた頃にフェンダーの公式を漁っていたら見つけてしまったギター。
ゴツすぎる見た目のボディにトレモロアーム。説明文でもゴリゴリの音が出せると書いてあったのでそれを丸呑みにした。
そもそもゴリゴリの音を重視したレスポールを買うか、見た目と汎用性を重視したストラトを選ぶかで究極の二択を迫られていた時にこいつを見つけてしまったせいで、実質もう一択になってしまったというのは裏話だ。
ちなみにネットで買ったので試し弾きもしておらず、結果的に地味ながらリスキーな買い物をした。まぁなんの問題もなくヒャッハーできそうなギターだったんだけど。
Fender is god
そんな訳で今回弾くのはこれェ!
けいおん!から Don't say "lazy"!!!
元々けいおん!の楽曲はかなり弾いてる俺だが、この曲はトップレベルで好きな曲だ。まぁGO!GO!MANIACとかふわふわ時間とこれしか知らないんだけど。ちゃんとけいおん!見てる人にぶっ殺されそうだ。
まぁ俺ってアニソンとかはかなり聞くけどアニメ本編見てる? と言われると全く見てないですと答えるような人間だもんな。
そもそもそこまでアニメに興味が無い人間に対しても鬼のようなベースラインやメロディラインで引き込んでくるアニソン業界が悪い。
田淵やら秀和やらアニソン界隈にいる人は、正直なんでアニソンで留まってるの? という思ってしまうくらいには楽曲を作るのが上手い。というか、俺の好みの曲を作るのが上手すぎる。マジ好み。
まぁアニソン業界だからこそここまで凄い楽曲を作れるのかもしれない。そんな訳でみんなもアニソンすこってみろよな!
「あぁ^〜ストラトのロックでハードな音ォ^〜」
アンプに繋いで音を出す、もうこれだけで幸せだな。
昔はストラトよりもジャズマステレキャスの人間だったが、この2つの楽器を弾き続けていると、持っていないのに何故かストラトの良さや利点が分かってくる。
あの2本では出せない音をストラトは持ってるからな。ギタリストやベーシストが馬鹿みたいにギターやベースを買いまくって揃えたりしているのは、やはりギター一本一本それぞれにしか出せない音があるからだ。だから決して無駄じゃない。いいね? あと、モチベにもなるってそれ1番言われてるから。
エフェクターも繋いでアンプも出力全開にする。
テンションのボルテージをガンガン上げて気分は最高絶好調。
Don't say ″lazy″ は小さな恋のうたに次ぐ初心者が最初にやる曲の代表格でもある。それ故にシンプルなコードが早弾きとかよりも映えるギターの良さを知らしめられたりするのだが……俺はガッツリアレンジを加えたりしちゃうわけだ。勿体ないけどテンション上がるとそうなってまうんや。YouTubeであんなバチボコにかっこいい弾いてみたを見たら弾きたくなるやんそれは。
「いやっほぉぉう!!! このイントロのドラムだけでテンション上がるぜええええええええ!!!!!」
「闇夜に浮かぶ悲しき月がどーんと来てばーん! おっはよー! まー兄!」
「愛斗さん……おはようございます……」
「おはよう、愛斗さん。今日も元気ですね」
もうこれに慣れてきたという事実が悲しいと言ってみたいが現実は悲しいかな。
何度やっても何度やってもこの秘め事を親に見られた的な感覚には慣れないのだ。心臓に悪すぎうち。
「緊急会議です」
「愛斗から発信とは珍しいわね」
「りんりん! 電気暗くしよ!」
「じゃあアタシは照明あてて来るね〜」
「やらなくていいから(良心)」
結局全部やられていつもの会議スタイルになった。目が悪くなりそうで心配なんだけど、このスタイル。
ちなみにRoseliaにおける会議がどういうものかわからない人もいると思うのが、これだけは確実に言える。そんな大したもんじゃないから期待しないでくれ。
ほんとに某はじめてのお○かいみたいな感覚ではじめてのかいぎ的に見てくれ。
「いきなりですが本題に入ります。ダメです、ふざけすぎです。もうちゃんとしてください」
「なんの事かしら」
「見当もつかないわ」
「あなた達のことだよ!!!」
そう、今回の題材はズバリ。
「『いい加減友希那さんと紗夜さんのキャラを元通りにしてみよう計画』〜!」
「「わー!」」
「つまり……どういうことでしょうか」
「最近の友希那さんと紗夜さんはキャラを崩しすぎです。ヤバいです。ファンが見たら泣きます」
「そこまでではないと思うんですけど……」
そこまであるんだよ燐子さん。
少なくともファンが求めている友希那さんと紗夜さんはもうちょっと。もうちょっとでいいからクールビューティのかっけぇ部分も見せて欲しいはずなんだ。
確かにこの二人はライブ中は大真面目にファン達を阿鼻叫喚させるガチのイケメン女さん達だが、一歩外に出るともうダメだ。ただのポンコツと化してしまう。
そのギャップ差がとてつもなくきゅんきゅん来るって言うのは分かってる。それは俺も死ぬほどわかってる。俺だって男だ。
けどね? 普段ぽんこつな人がかっこいいって所に萌えるって言うのは、本来香澄や彩や日菜さんのような人に適応される訳であって、紗夜さんや友希那さんは本来そっちにいたらダメなんだ。
紗夜さんと友希那さんはクールでかっこいい部分だけだと思いきや、ふとした瞬間に女の子らしいキュンと来る行動をしているはずだったんだ、今までは。
だがしかし今ではどうだろうか。
紗夜さんも友希那さんもギターを握らなければ基本的に対応だけ塩のぽんこつちゃんと化してしまっている。可愛い! 可愛いし別に俺は正直このままでも良くね? って思ってるけど流石にこのままだとRoseliaファンが泣く! だから流石に戻さにゃあやばい!
「そんな訳で戻します。友希那さんと紗夜さんを元に」
「アタシはそのまんまの友希那も可愛いからいいと思うけどな〜」
「ちょっ……リサ、引っ付かないで」
「てぇてぇ」
「確かに……少し私も緩んでいたかもしれませんね」
俺もこのままでいいとは思っているが、夢の国の喋るスーパースターネズミさんの中ゲフンゲフンしかり、人の夢を壊すのは良くないという価値観に従った苦肉の策なのだ。
「そんな訳でどんどんイケメンにしていこー!」
「「おー!」」
「お、おー……?」
「私はやらないわよ。興味無いわ」
「ダメです。私が言うのもなんですが、なんだか嫌な予感がするからダメです。今日は愛斗さんがおバカになる気がするからダメです」
「それじゃあまずはこれを着てもらいましょうか」
「どこで用意してきたんですかこんなの」
まずイケメンといえばスーツ!(偏見)
ということでお嬢のところに行って黒服さんに達にスーツを貸して貰ってきた。
スーツをピシッとバシッと女性がキメれば男でも落ちること間違いなしだね!
「ちなみにサイズはLさんとHさんに教えてもらったからピッタリです」
「リサ?」
「いやーなんの事かなぁ〜……」
「帰ったら日菜に問いつめなきゃね……」
なんでイニシャルにしたのにバレているんだろうな〜と思ったけど、言い方悪いが友希那さんと紗夜さんの友人関係ってリサ姉並に広いわけではないし、3サイズとか知ってる人に限ったらもうそれは個人名言ってるようなものだったわ。
まぁリサ姉の交友関係が化け物すぎるだけな気がするけど。
友希那さんは自分からぼっちしてるけど、紗夜さんって実はそこまで交友関係狭いわけじゃなさそうなんだよな。部活にも通ってるし。てかめちゃくちゃ優しいし。
「ちなみにただスーツを着るだけだと物足りないので、ここにいるオシャレのプロに髪型を弄ってもらいます」
「愛斗単語が馬鹿っぽいよ? まぁそれはともかく、髪を弄ると言ってもボーイッシュにまとめるだけだけどね〜」
すっごいやれやれ感出しながら言う割にはすっごい手をワキワキさせながら嬉しそうに迫ってくんですね。
「ちなみに今日はこれ以外になんも準備してません」
「愛斗さんなんで今回は馬鹿になっちゃったんですか? いつもは常識人側ですよね?」
「俺にもよくわかんないけどアレだよ。止まるんじゃねぇぞって最近流行ってるじゃん」
「愛斗さん……それ、だいぶ前に終わってる気がするんですけど……」
燐子さんからめちゃくちゃ痛い所をつかれた気がするけど仕方ないじゃないか。だってもう止まれないんだもの。
俺だって気がついてたよ? どこら辺から気がついてたかって言うと、今さっき『あれ? なんかおかしくね?』って思ったけど。今さっき(大事なことなので)
「俺達はもう後戻り出来ないんだ……リサ姉! あとお願いしゃっす」
「おっけー☆ おねーさんに任せとけ!」
「ねぇりんりん。これって大丈夫なのかな?」
「多分……大丈夫じゃない……」
大丈夫だって何とかなるさ!
頑張れ頑張れできるできる絶対できる頑張れもっとやれるって!
やれる気持ちの問題だ頑張れ頑張れそこだ!
そこで諦めるな絶対に頑張れ積極的にポジティブに頑張る頑張る!
北京だって頑張ってるんだから!(11年前)
「行くわよ! LOUDER!」
『ぎゃあああああああああああ!!!!!!』
「観客こっわ」
愛斗くんの友希那さん紗夜さん大イケメン化計画から数日後。ステージ上にはみんな大好きRoseliaの皆さんが立っている。
そう、全員男装してめっちゃイケメンになって。
「今井さん!」
「おっけー☆」
『紗゛夜゛様゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!』
『リサきゅううううううううううううん!!!!!! こっち向いてえええええええええええ!!!!!!!』
「ほげっ」
いや待って、わかるよ? 言いたいことはわかるよ?
でもさ、Roseliaってなんか雰囲気がめちゃくちゃイケメンじゃん?
なんか、髪型を変えてマジモンの超絶イケメンになった二人を見たら全員にやりたくなったんだよね。
そしたらなんか宝○みたいになったの。薫さん級が大量生産されたの。薫さん並に中身も伴ってるわけじゃないけど、全員なんか凄いことになったの。
友希那さんと紗夜さんは予想通りの正統派イケメンに。
リサ姉はお調子者のチャラ男系イケメンに(胸は隠せてないけど)
燐子さんは大人しめだけど雰囲気むんむんの美少年に(胸は隠せてないけど)
あこはショタコン爆死必須の絵に書いたような人懐っこい近所にいたら人生ハッピーになりそうな元気な少年になった。ここのバンドここの潜在スペック高すぎだろ。
というか女性ファン怖い、怖いよ。ジャ○ーズのライブみたいになってんもん、怖いよ。所々で人が倒れてるし女の子とは思えないような声出してるんだよ。断末魔がそこらじゅうで聞こえるんだよ。戦場みたいになってるんだよ、ライブ会場が。
このライブで好感触を得たRoseliaは、U○ERworldリスペクトからなる女限定の女祭りと評して男装してライブするイベントを計画。
後にRoseliaがプロになり、有名になった後にもその文化は永遠に続くことになる……かもしれない。
結論:今回は俺が悪かった。
前回のリサ姉ですが、リサ姉は愛斗と彩が会う前の時点で既に紗夜をサポートする為に先に紗夜と共にチョコを渡してあります。
LINEの意味は、今回は紗夜をサポートするってこともあるけど自分は特別なチョコでアピールしたから彩に最後を譲るかつ、彩の背中を後押しするという意味で大人なところを見せた感じです。そういう意味でも表でなく、裏でしっかりと自分だけでなく他の子のサポートもするために前回は裏に回ってもらう形になりました。リサ姉好き。イケメン。
ちなみにリサ姉はめちゃくちゃ上手い生チョコをプレゼントしました。僕も欲しい(煩悩)
過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。
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今のが好きなので書き直しておk
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昔のが好きなので書き直したらアカン