どうやら俺の黒歴史を美少女達に握られたらしい 作:as☆know
あと最近美咲への愛が止まらなくて短編更新しそうです。わしの美咲の短編みんな読んでね(宣伝)
今日は前々からリクエストが多かったショタ化回どす。
この章はTS要素が多く含まれるから苦手な方は速攻でUターンしてね♡
実際ショタ化したら死活問題
清々しい朝だ。小鳥はさえずり、陽の光が部屋を明るく照らして包み込んでくれる。
あたたかく、もこもこで大きな羽毛布団が体全体を掴んで抱きしめて俺を離そうとしてくれない。
ふふっ。そんなにわがままを言ったらダメだぜ、お布団さん。今日も俺は学校があるんだ。
学校やみんなが待っているんだ。家に帰ったら好きなだけ相手をしてやるから。
戦地に行く際に彼女を置いていく兵士のように布団を優しくめくって……あれ、なんか布団重くね? てかなんか布団でかくね? ……まぁいいや。寝ぼけてんだろ。
というかこのテンション飽きたからそろそろ止めたいんだけど。勝手に止めて、どうぞ(自己解決)
そんなわけでさっさと布団から出なきゃ学校に行けないのでベッドから足をおろ……なんで足つかないの? ……まぁいいや。
何故かベットから地面に足がつかない為、ベッドから少しぴょんと飛び降りる。
とりあえず顔を洗って寝癖を直すために洗面台に向かう。これがいつもの俺の朝のルーティンだ。
何故かいつもよりも位置の高いドアノブに手をかけ……ん? なんか手ちっちゃくね? てかなんか歩きずらいんだけど。そもそもドアノブってこんなに高いところにあったっけ? ……まぁいいや。
手洗い場のドアを開けて、水を出す為に洗面器に手を……手を……。
……ギリギリ手が届かないんだけど。んぐぐぅ……! あっ届いた。
てか寝癖を治そうにも鏡見えないんだけど。そもそも手がギリギリしか届かないから手で水を汲めないんだけど、ノールックなんだけど。
おっ、椅子あるじゃん。なんでこんな所椅子があるねん、まぁいいや。助かった。
「よっこら、せっと……ふぁ〜……」
あれ……なんかへんなあくび出たな……。子供かよ。高校生にもなって可愛らしいあくびしてもそれはキモいだけだからな。
人のを見たり聞いたりする分にはいいけど自分のあくびがこんなんだとなんか嫌だよね。お前どっからそんな音出るん? って思うやん。
そう、例えるならまるで小学生みたいなあくびだな。そう小学生。小学……生……ん?
「……誰だこいつ」
鏡に映っているのは謎のガキンチョ。何か見覚えのある生意気そうな顔をした……俺、誰かの子供預かってたっけ?
絶対にありえない可能性がふわふわ〜っと浮かんできて、顔も洗ってないのにどんどん頭と目が冴えてくる。それに連れてはっきりと目の前に映る光景の異常さを頭が爆速で理解してくる。
目線を下げると手を見てみる。
手首につけているヘアゴムはぶかぶかで、今にも手首から外れそうになっている、というか手自体がちっせえ。指がみじけぇ。手からおててって感じになってる。誰が上手いこと言えと()
というか気がつかないようにしてたけど身長がえぐいくらい縮んでる。元々180cm近くあった身長はどこいったねんっていうくらいは馬鹿みたいに縮んでる。
あと当たり前だけど身長に連れて体もちんちくりんになってる。
少し筋肉質だった体は少しだけ丸っこくなってんなぁ! お肌ぷにぷに。マシュマロみたいだな。キモッ(賢者タイム)
「……学校どうしよ。とりあえずあれだ、状況整理だ」
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!
俺は朝、いつも通りに目が覚めたんだ! そしたら……!
「体が小さくなってた」
ガチャっ
「マーくんおっはよー!」
ドアの開く音と共に体がピシッと固まり直ぐに溶ける。
これあれだ。絶対に彩だ。間違いなく100%彩だ。なんつータイミングで来やがったんだあのやろおおおおおおおお!!!!!
とてとてという足音が確実に近づいてくる。とりあえず隠れる場所を探そうとするも、そんな場所はどこにもない。
家の中だもん。なんなら洗面所だもん、そんなもんないに決まってるよな、詰んでる。
「間違えてマーくんの家に来ちゃったから一緒に学校行こー! ……あれ? ここにいないの?」
ガララッ!
「じゃあこっこだー!」
「あ゛っ゛」
「……へ?」
洗濯機の中に体を突っ込んで隠れようとしていると、容赦なくスライド式のドアをこちら側から見て左にシャーッ! ってされる。
なんでこいつリビングに俺がいないとわかった次の行動で俺がいるところを一発で当てれるんだよおかしいだろ。センサーでもついてんのか。
こんな体の小さいクソガキのどこからこんな声が出てんの? っていうような声が出る。なんだ、ちゃんと低い声出るじゃん。やっぱりクソガキっぽい声だけど。
ドアを開けた当の張本人はそのままキョトンとした顔を見せており、お互いに目を合わせたまま固まる。
この間の時間くっそ長く感じるんだけど。逃げさせて。ねぇ逃げさせて。
「可愛いいいいいいいい!!!!」
「んぶっ」
正気に戻ったのだろうか、もしくはパニクると思ったらこのアホピンク目をキラキラ輝かせて一目散に抱きつきに来やがった。
ちなみにいつもみたいに飛びかかってきたんじゃなくて抱きついてきたのがポイントな。こいつなりに今飛びついたら俺が普通に下敷きになるってことをちゃんと考えたんだろう。
というか顔が! 顔が胸に! 小さくはない胸に埋まってるから! やわらけぇ幸せぇ……って違ぇ!
そこも考えよ? 抱きついたら顔が胸の高さにちょうど来るって考えよ? 中身変わってないんだよ一応?
というかやっぱり生理的反応なんだな。おそらくこちらもちっさくなってるであろう息子がちゃんと反応してる。収まって? バレたら死ぬから治まって?
「昔のマーくんだー! 可愛いー! 好き! ……あれ? でもなんで?」
「……いやおそくね?」
「はい……じゃあお願いします」
「学校休むのー?」
「ん」
とりあえず学校は休むことにした。
登校しようにもバイクも乗れないし詰みすぎる。というかこんな体で学校なんかに行ってみろ、普通に学校間違えたと思われて追い返されるわ。
声もガキの頃に戻ってしまっているので、電話越しでも少し勘ぐらせてしまったがそこは何とか無理やり押し通した。こんな姿を下手に見せる訳にはいかん。それこそ黒歴史を超えた何かになる。
「これからどうしよっか?」
「俺が聞きたい」
彩の膝の上に乗せられてあすなろ抱きされながらため息をつく。俺はぬいぐるみかよ。
ほんとは俺が彩のポジションにいるはずなのに、なんでこうなってるし。解せぬ。
しかも俺が小さくなって反撃できないのをいいことに延々と頭を撫でたりほっぺをぷにぷにしたりしてくる。畜生、うっとおしい。
「いや、やめろや!」
「かわいいなぁ〜もぉ〜」
「このアホピンク……!」
こんにゃろ……案外恥ずかしいんだぞ……!
こうなったらさっさと新しい行動に移るしかない。
こんな状況だが、それなりに考えは立ててきた。
まず最初に浮かんだのはとりあえず病院に行くという手だ。
でもこれは却下。ガキになる病気や現象なんかあったらいくら昔だろうと名前や現象くらいは聞いたことあるはずだ。でも聞いたことは無い。つまり未知の現象ってことだ。
金ももったいないし却下。
次におとなしく治るまでここで待機しているという手。
これも却下だ。いつになれば治るかもわからないし、そもそも時間とともに治るものかすらわからない。
最悪なんの処置もしなかった場合一生このままってパターンまである。絶対やだ。俺の体と身長と全てを返せ(強欲)
次、お嬢のところの黒服さん達になんとかしてもらう。
お嬢のところの黒服さん達はマジで全てにおいてその道のプロ以上のとんでも能力を持っているので、今回の状態についても何か知っているかもしれない。
けどどうやって会うのか。そもそもこの体でどうやって会いに行くのか。バイク乗れないし、今日平日だし。
「うーん、どうしたもんか」
「こころちゃんに会いたいの?」
「なんでわかるねん」
「愛の力かな」
「へー」
「もうちょっと興味出してよ!」
だってなんかもう……ねぇ?(遠い目)
今更こんなのでリアクションをとってたら精神とか体力的に持たない。というか小5の頃にはもうリアクションもとってなかった気がする。
案外幼少期からそこそこ冷めていたのかもしれない。まぁ厨二病なだけなんだけど。
「そんで?」
「そうそう! こころちゃんに会わせてあげよっか?」
「マジで?」
「だって同じ高校だし!」
「あっ」
そういやおんなじ花女だったな。
覚えてるぜ……女子校に監禁されたときは苦労したからよ。花女は特にやばかったって記憶してるからよぉ……!(トラウマ)
「じゃあ俺、家で待ってるから」
「ダメだよ! マーくんも来るの!」
「は?」
「女の子に来させちゃダメだよ! 男の子なんだから!」
こんな時にド正論言いやがって……!
「でもこんな体でいっても門前払いだろ」
「私も一緒に行くから大丈夫! なんとかなるって! ここから花女まで近いから歩きでいけるし!」
「なのにお前ってちょくちょくきてはバイクで送り迎えさせに行くのな」
「それとこれとは話が別だからいいのっ」
「あっそう」
これ以上突っ込むのは野暮というやつだからツッコミはしないけどさ。
確かに花女はここからとっても近い。おそらく徒歩10分くらいで着くくらいの距離の話だ。
まぁ俺の通ってる桜ノ宮より断然近いからな。同じ10分の距離でもバイクと徒歩では距離が天と地ほどの差だからな。
まぁ家から花女まで着く時間に関しては普通の体の普通の歩幅での話だけどな!(ここ重要)
「とりあえず早く行こうよ! 遅刻はしないと思うけど早めに行かないとこころちゃんまたどっかに行っちゃうかもしれないし」
「えっ、あいつそんなナ◯トインティライミみたいなことしてんの?」
「ついたー!」
「ついたー!」
「なんで私まで……」
来てしまった。人生の中で一度も入るとは思わなかったのに結局何度も来てしまっている花咲川女子学院。
「さんきゅー有咲。マジで助かった」
「……お前、ほんとに愛斗なんだな」
「悲しいことにな」
相変わらず信じられないような顔をしている有咲がじっと見つめてくる。
やめろよ。お前も可愛いんだから一歩間違えたら惚れるだろうが。
通学途中で香澄と有咲達に掴まり、そのまま有咲のチャリの後ろに乗せてもらう形でここまで来た。
ちなみに降りる時は有咲に抱えてもらった。そのまんまだと身長が足りなくて降りられねぇんだよ! 畜生!
「それにしてもまさか男の子が愛斗くんだとは思わなかったよ〜」
「最初に見た時は普通に彩先輩と愛斗の隠し子かと思ったからな」
「高校生に妊娠させるなんざ万に一つもありえないから安心しろよ」
「高校卒業したら妊娠しても別にいいんだよ?」
「ぶふっ!」
「お前な? マジで俺が炎上するからな? やめような?」
「私は子供は2人か3人がいいな!」
「子沢山ですね!」
彩と香澄は波長が合うのか、彩と香澄の周りだけ同じ空間ができてる。そして俺と有咲の周りにも同じ空間ができてる。まさに真っ二つだな。
頼むから子供が何人欲しいとか普通なら微笑ましいかもしれないけどパパに指定した人が目の前にいると意味が少し変わってくるから。しかもまだ高校生だから。
それはともかくマジで助かった。服もダボダボで歩きにくかったからな。
というか合うサイズの服がないからダボダボの上着を腰のベルトで無理やり締めてワンピースみたいしている。ちなみにパンツは無理やり履いてるがズボンは地面に引きずってしまうため苦肉の策で履かずに彩に持たせてある。どうか公然わいせつ罪とかで捕まりませんように()
なんならあのままだと一生彩に手を繋がれた親子みたいな状態で学校に行くことになったからな。それだけは何としても阻止しなければいけない。
ほんとに全てがヘンテコな状況になってるじゃねぇか。
頼むから早く俺を日常に戻して()
過去のお話の書き方が地雷なので、展開は変えずに描写とか加筆修正したいんです。
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今のが好きなので書き直しておk
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昔のが好きなので書き直したらアカン