ISFF〜Nakedアーティストの帰還〜   作:Carudera

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4話です。今回のでヒロイン(予定)を出せたらいいなぁ。


4話-アーティストの部屋割り

「織斑君にノクティス君、ここに居ましたか」

 

そう言って、山田先生が教室に入ってくる。何か用だろうか?

 

「はい。これが今日から住んでもらう寮の部屋の鍵になります。無くさないでくださいね」

「ちょっと待ってください山田先生。1週間は自宅から通学するんじゃないんですか?」

 

確かにそうだ。こっちも学園から1週間はホテルから通うように言われていた。それなのに何故だ?

 

「えーっとですね...政府の方からセキュリティの問題で、初日から寮生活にしろと言う通達が有りまして...」

「でも生活用の荷物なんて何も持って「安心しろ」って千冬姉!?」

バシッ!!

「痛って!?」

「何度言わせればいいんだ。いい加減織斑先生と呼べ。それと安心しろ。お前の荷物は私が用意してきた」

 

話からみてどうやら自分は蚊帳の外らしい。それと、なんとなく残念なBGMが流れそうな気がする。

 

「なに、下着やシャツ、それと携帯の充電器があれば良いだろう」

 

うん、そうだと思った。それ見ろ、奴が絶望した顔をしている。こればっかりは奴に同情しかねない。そういえば自分の物は...?

 

「すみません山田先生。自分の方はどうなっています?」

「あ、はい。ノクティス君のは向こうの方に連絡したら送ってくださいました。ここにありますよ」

 

と言うと山田先生は廊下からかなり大きなキャリーバックを2つ程引っ張ってきた。おいおい、彼奴らどんだけ持ってきたんだ!?てか、自分の物じゃないキャリーバックは何なんだ?取り敢えず持ってきてくれた山田先生には感謝しかない。

 

「ありがとうございます。それともう一つ聞きたい事が」

「なんでしょう?」

「なぜ男性操縦者同士で部屋をまとめないのですか?」

「えっ?」

「いや、織斑が貰った部屋の鍵と、自分が貰った部屋の鍵の番号が違うのが気になりまして」

「あぁ、すみません。実は部屋割りの都合上、別々の部屋になってしまいました。それとお二人とも同居する人は女子なので気を付けてくださいね」

「わかりました。そう言う事でしたか」

 

何か裏がありそうな気がするが、まあいいか。

 

「織斑、そろそろ行かないと先生方の邪魔になる」

「へっ?ああ、うん、そうだな」

「では、失礼しました」

「あっ、それと言い忘れていましたが大浴場は男子は使用出来ないので、覚えておいてくださいね」

「え、なんでですか!?」

バキッ!!

「あうっ!?なんで叩くんだよ千冬姉!?」

「さっきも織斑先生と呼べと言っただろう。それと織斑、貴様は年頃の女子と風呂が入りたいのか?」

「いっいえ!入りたくないです」

 

おい、愚兄。それを言っては...

 

「ねぇ、今の聞いた?」

「うん、聞いた聞いた!」

「やっぱり織斑君は...!」

「今すぐ織斑君の今迄の交友関係を洗い出して!今すぐよ!」

「「「イエッサー!!」」」

 

言わんこっちゃない。自分はそんな気は微塵もないので、すぐさま後ずさる。

 

「ちょ、なんで後ずさるんたよ!?」

「自分にそんな気は微塵もないのでな。近づかないでくれ」

「ヒデェ!?」

 

このままでは拗れそうになるので退散しよう。そうしよう。それが一番いい。

 

「では、自分は部屋に行かせてもらいます」

「ちょ、待ってくれよ!!!」

「おい待て春十。私はそんな様に育てた覚えはないぞ。少し話をしなければならんようだな」

「えっ」

 

即座に離脱。どうやら愚兄には地獄が待っている。いい気味だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、彼奴ら何を持ってきたんだか。それもすぐに分かる。




出せなかった。と言う事でヒロイン(予定)の登場は次回に持ち越しです。今迄の話で『彼奴ら』と出てきていますが、これは『FROM』の研究者達です。彼らはハスラーよりかはマシですが立派な変態技術者です。多分そのうち出番が出てくるかと。
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