なおかわ研究室~世界最高の可愛さ解明奮闘記~   作:べれしーと

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ちょっと欲望が漏れ出てるけど許して


北条加蓮の気まぐれ 01

休日の朝 Pの家

 

P「宣言通りマジに来たのね。」

 

加蓮「勿論!」

 

P「待って、荷物えぐない?俺の家で何するつもりなん?占拠すんの?」

 

加蓮「大丈夫。二泊三日するだけ!」

 

P「え、狂ったのかお前は?」

 

加蓮「違うから。プロデューサーさんがだーいすきなだけだし。」

 

P「キャラ。」

 

加蓮「んー?誰にも邪魔されない時はいつもこんなんじゃん。でしょ?」

 

加蓮「奈緒との思い出をアタシので上書きして、もっともっと好きになってもらうね。よろ。」

 

P「????????????????」

 

加蓮「だからまず奈緒と何したか詳しく教えて。嘘ついたら分かるから。」

 

P「分かるんですか?(畏怖)」

 

加蓮「うん。」

 

P「俺は男である。」

 

加蓮「本当。」

 

P「高校では成績上位10%だった。」

 

加蓮「20%じゃなかった?」

 

P「そ、そうです……」

 

P「好きな女のタイプは背が高くて貧乳な人。」

 

加蓮「本当。でもこれからアタシがねじ曲げてあげる。安心して。」

 

P「こわすぎる。安心するのにねじ曲げるとかいう言葉いらないでしょ。」

 

加蓮「でもアタシ結構良い身体してるよ?成長の余地もあるし。どう?」

 

P「ねぇ、今日の攻め方本気すぎない?ガチで落としにきてるよね?俺、今グラグラきてるもん。」

 

加蓮「うん。すきだよ。」

 

P「うーん、会話のベクトル。」

 

加蓮「それで奈緒と何したの?ねぇ。」

 

P「あー……最初はスマブラしたな。」

 

加蓮「に、苦手なやつだ。」

 

P「そうなん?」

 

加蓮「前に一回、奈緒にボコボコにされてからトラウマで……素手の喧嘩なら負けないのに……」

 

P「普通はそっちの方が苦手なんだよな。」

 

加蓮「他のゲームやりたい。」

 

P「いいよ。うーん……そうだな……」

 

加蓮「愛してるゲームしようよ。」

 

P「唐突。」

 

加蓮「愛してるっ。」

 

P「何、もう始まってるのこれ。」

 

加蓮「愛してる愛してる愛してる!」

 

P「はいはい、俺も愛してる。」

 

加蓮「録音した。」

 

P「おい。」

 

加蓮「脅し道具ゲット。」

 

P「十六歳のやる事じゃねぇ。」

 

加蓮「年上の方がすき?」

 

P「うーん、情報の齟齬。」

 

加蓮「でもプロデューサーさんって確かロリコンだよね。」

 

P「どこ情報だよ。ちげぇよ。」

 

加蓮「あれ?そうなの?ちひろさんの情報も間違う事あるんだ……」

 

P「今日だけでもう頭がパンクしそうなくらいのヤバい話聞いてる。」

 

P「千川の姉貴が何してるって?」

 

加蓮「ちょっと!アタシと一緒にいるのに他の女の話!?」

 

P「理不尽という言葉はこの時の為に存在していたんだなぁ(白目)」

 

 

 

 

 

P「あの。」

 

加蓮「うん。」ギューッ

 

P「距離。」

 

加蓮「うん。」ギューッ

 

P「いや、うんじゃなくて。」

 

加蓮「…………すきって言った方が良い?」

 

P「CPUの故障が著しいねぇ。粗大ゴミかな?」

 

加蓮「泣きそう。」

 

P「勝手に泣いてくれ。」

 

加蓮「プロデューサーさんはSなんだね。理解。」

 

P「文脈。」

 

加蓮「脈アリだよ。だいすき。」

 

P「脈違い。」

 

加蓮「病弱ネタを擦るのはちょっと。」

 

P「その脈でもない。」

 

加蓮「山登りと称して胸触るつもり!?」

 

P「今までの話の流れでどうして山脈なんて出てくるんだよ……出すわけないだろ……」

 

加蓮「プロデューサーさんいつも見てくるから興味津々なのかなって。」

 

P「それはそうですね。あ!つまり俺が悪いのか!」

 

加蓮「そうだ!プロデューサーさんは悪!」

 

P「あはは!調子に乗るなよ。」

 

加蓮「キャラ変こわ。」

 

P「テメェ、アイドルのくせに男の家に上がり込んでんじゃねぇ……流されそうになったが俺も大人じゃけぇ……はよぅ帰れや……(正論)」

 

加蓮「台風で外歩けないのに?」

 

P「え?」

 

加蓮「カーテン開けてみてよ。」

 

P「…………」サッ

 

P「ほんまや!いつの間に台風来たんだ!?」

 

加蓮「今日の明朝頃だったかな。」

 

P「あれ……それなら加蓮はどうやってここに……?」

 

加蓮「夜中に来たの。プロデューサーさんが寝静まって数分後くらい?」

 

P「……そういえば鍵は?」

 

加蓮「持ってる。」

 

P「指紋認証もあるでしょ?」

 

加蓮「登録してあるの忘れちゃった?」

 

P「加蓮。」

 

加蓮「何?」

 

P「警察行こう。俺も付いていってあげるから。罪を償え。」

 

加蓮「どうせ一緒なら式場にしよ?」

 

P「誰かーっ!助けてくれーっ!脳が理解を拒んでるよーっ!!」

 

加蓮「まぁ、こんな天気じゃ帰れないし、当然警察もムリ。なし崩し的にだけどお泊まりは決定だね。」

 

P「お前はなし崩しの意味をきちんと調べた方がいい。」

 

加蓮「松葉崩し?」

 

P「頭の病院行こうな。」

 

加蓮「理解を拒むような脳をお持ちのプロデューサーさんこそ頭の病院行けば?」

 

P「急に煽るのやめてよ。」

 

加蓮「だってすきって認めてくれないから。」

 

P「この機械叩いたら治るかな……」

 

加蓮「ごめん、アタシSなんだ。」

 

P「いや、知らんが。」

 

加蓮「今知れたね!」

 

P「うーん、会話能力。」

 

加蓮「因みにプロデューサーさんはMなの?」

 

P「Pです。」

 

加蓮「上手な避け方するね。」

 

P「照れる。」

 

加蓮「かわいい。しよ。」

 

P「……何をですか?」

 

加蓮「セッ」

 

P「黙れ。」

 

加蓮「訊いたのそっちなのに。」

 

P「俺が好きならこの理不尽を受け入れろ。」

 

加蓮「へー。DVも上手いんだね。履修済み?」

 

P「DVは教養科目じゃないが。」

 

加蓮「じゃあDVのギフテッドじゃん。すご。」

 

P「志希が怒りそうだな。」

 

加蓮「ドMそうだし良いでしょ別に。」

 

P「だからその突然冷徹になるの怖いからやめて?」

 

加蓮「はーい。」

 

 

 

 

 

少し後

 

加蓮「愛するプロデューサーさんの為に丹精込めたお昼ご飯作るね!」

 

P「もう作った。」

 

加蓮「?????????????」

 

P「簡単なやつだけどごめんな。はい、パエリア。」

 

加蓮「?????????????」

 

P「自家製野菜ジュースどうぞ。」

 

加蓮「?????????????」パクッモグモグ

 

加蓮「?????????????」ゴクゴク

 

加蓮「うん。」

 

P「自信あります。どう?美味い?」

 

加蓮「今から死ぬっ!」

 

P「軽快に発言する内容ではない。」

 

 

 

 

 

少し後

 

加蓮「膝枕して。ヘタクソなやつね!」

 

P「逆に技巧を凝らした膝枕って何だよ……」

 

P「ほら、頭乗っけろ。」ポンポン

 

加蓮「よし、いきます……よいしょっと……」ゴソゴソ

 

加蓮「……っ!」

 

加蓮「ふむふむ……なるほどこれは……!」

 

加蓮「スヤァ」

 

 

 

 

 

夕方

 

加蓮「魔性の男こわい!!!」

 

P「うるさ。」

 

P「何の話だよ。」

 

加蓮「いやいや、え!?アタシ一応アイドルだよ!?」

 

P「うん。」

 

加蓮「プロデューサーさんマジで何者!?ハリウッドスター!?」

 

P「飯が美味くて膝枕も上手い奴全員ハリウッドスター説を提唱するな。」

 

加蓮「癒すつもりが癒されてる……変だよこれは。」

 

P「何でもいいから帰ってくれねぇかな。台風どっか行ったし。」

 

加蓮「やだ。既成事実欲しい。」

 

P「お前はアイドルなんだよ。分かる?」

 

加蓮「その前に女だが?」

 

P「逆ギレしないで。」

 

加蓮「男みせてよ。襲うとかさ。」

 

P「男性像が極端すぎない?」

 

加蓮「アタシが女見せないとダメかな……」

 

P「何をするんです?」

 

加蓮「襲う。」

 

P「うーん、堂々巡り。」

 

加蓮「手っ取り早くてやり易くて確実!」

 

P「暗殺かよ。」

 

加蓮「しよっか?」

 

P「殺し文句のダブルミーニングやめろや。」

 

加蓮「もうアタシは腕っぷしでしかプロデューサーさんに勝てないから仕方なくない?」

 

P「強行手段!?」

 

加蓮「そうですけど。」

 

P「そこは否定してくれよ……」

 

加蓮「お風呂一緒に入ろー。」グイー

 

P「えっ、は!?お前マジか!?」

 

P「いや、力つっよ!!!」

 

P「あああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

浴室

 

P「風呂キモチィー!」

 

加蓮「即落ち二コマ。」

 

P「それにしても水着を着てくれてて良かったわ。まだ良識的なんだな。」

 

加蓮「奈緒の思い出の上書きだからね。最大限の力は出さなくてもいいかなって。」

 

P「正直に恥ずかしいって言えばいいのに。」

 

加蓮「違うし。」

 

P「積極性と恥じらいのマリアージュや、善し。」

 

加蓮「きもっ。」

 

P「S同士だから反発するぞ。」

 

加蓮「脅し方キテレツすぎない?」

 

P「お互い様。」

 

加蓮「好きの気持ちはすれ違うのに。」

 

P「…………」

 

加蓮「……否定しないと両思いで終わるけど。」

 

P「うるさ。」

 

加蓮「ふふ。女の子の特権でーす。」

 

P「はいはい。もう出るから。」

 

加蓮「えー。早くなーい?もっと二人きりでいようよー。」

 

P「一人で勝手にほざいてな。」

 

加蓮「ちぇ。ツンデレが。」




あー!加蓮すきすきすき。
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