Masked Rider EVOL 黒の宙   作:湧者ぽこヒコ

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佳奈「むにゃ……ん?……あれ?」

佳奈「……せんとおねえちゃんとパーティだったきがしたのに」


佳奈「……はっ!げんとくがいない!」

佳奈「そういちもいない!!」



佳奈「……ゆめ?」


鍋島「おー佳奈!帰ってたのか!」

鍋島妻「お知り合いのパーティにお呼ばれしてたんでしょう?楽しかった?」


佳奈「……?……たのしかった!」

鍋島妻「良かったわね♪そう言えば戦兎お姉ちゃんがパーティのお迎えに来るって言ってたわよ!」

佳奈「……??……うん!たのしみー!」





佳奈 「きょうクリスマスだ」

佳奈「パーティってクリスマスイブじゃなかったっけ?」

佳奈「へんなのー!まあいいや!」






――これは。聖夜祭後の可愛いお話。




第3章 Rider of WAR
phase,26 力の代価


 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月になり、よりいっそう寒さが厳しくなる北の地。

その寒さは生死にも関わり、最早天災とも呼べる程。

 

 

 

 

 

 

 

その極寒の地を統べる女帝。

そして、全てを貪欲に我がモノとする醜悪の王。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相対する2人は何を思う――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――どうだ。やっと始めるのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醜悪の王の口調には苛立ちが隠せない。

まるで己の考えが世の理かと思っているかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そう急いては事を仕損じます。……御安心下さい。もう間もなくですわ、閣下」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醜悪を閣下と呼ぶ女の顔は、穢れに満ちている。

この女もまた、貪欲に取り憑かれるモノ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あまりグズグズするな。儂は行動が遅い奴が嫌いなのでな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既に皺塗れの眉間に、更に深く皺を創る王。

その真意を窺い知る事が、貪欲の女帝に出来るのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「仰せのままに……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女帝の顔は、薄汚れた笑に満ちていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――予定通り、始まればやれ」

 

 

 

 

 

 

 

あの気持ち悪い女との会食の後、我が城への帰路に着く。

 

 

 

本当にこの国は寒い。民も貧しく汚い者ばかり。

……儂の目に入る事すら罪だ。

 

 

 

 

 

 

 

「……しかし、閣下……本当によろしいのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

心地よいゆりかごと錯覚するような運転をする若造が、視線を一瞬移す。

 

 

 

年端もいかない青二才が儂に意見しようとはな。

……この国はダメだ。儂を誰だと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

たかだか20数年しかこの世に留まっていない小僧が。

 

 

 

 

 

 

 

「……儂の考えは絶対だ。間違いは有り得ん」

 

 

 

 

 

 

 

この男は儂の忠実なる下僕。

……まぁ奴隷のようなものだな。

 

 

 

 

 

 

 

仕事は的確であるし、儂の期待値の事はやる。

簡単に言えば有能な儂の駒だ。

 

 

 

 

 

 

 

「申し訳ございませんでした、閣下……畏まりました。整えておきます」

 

 

 

 

 

 

 

額に雫を垂らす若造。

……そうだ。儂に従えばよい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

儂がこの世の全てなのだからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……失敗はするなよ……わかっているな?」

 

 

 

「はい。もちろんです、閣下……」

 

 

 

 

 

 

 

……ククク。それでいい。

民は王に従えばよい。

 

 

ただ忠実に、絶対的に従えばよい。

意見をするなど以ての外だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……泰山。これが現実だ。

あやつは幼い頃から理想を宣う男だった。

 

 

 

それが今やどうだ?

 

 

 

平和ボケした理想ばかり追い求める貴様は表舞台から居なくなり、当たり前の事を当たり前に行う儂は絶対の権力者だ。

 

 

 

貴様は儂の言う事を聞いていれば良かったのだ、泰山。

 

 

 

 

 

 

 

だから貴様はあんな事に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……戻る前に泰山の見舞いへと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早くしろ、内海」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内海と呼ばれた男の眼には、遥か先の道を映していた――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――氷室 幻徳との話の後、nascitaに戻ってきたわたし。

 

 

 

ちなみに美空と紗羽嬢の姿は無い。

少し出掛けるとの置き手紙があったし、多分少ししたら帰ってくるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

美空が外出するのは心配だけど……

でも紗羽嬢が着いているし、問題無いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それよりも、だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦争、か……」

 

 

 

 

 

 

 

口に出す事で改めて実感する。

この国は、日本は。

 

争いを止められないのかもしれないのだと。

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーは正義の力。

マスターが教えてくれた、護れる力。

 

 

 

みんなの笑顔と希望を護れる力。

愛と平和の、力。

 

 

 

 

 

 

 

決して戦争などというモノに使っていい力じゃない。

無造作に命を散らす力じゃない。

 

 

権力者の欲のために使われていい力じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……でも、わたしが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦わなければ、多くの血が流れる。

 

 

 

戦わなければ、多くの笑顔が失われる。

 

 

 

戦わなければ、多くの希望が消えていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの大好きな人たち……

東都に住む、多くのか弱き人々が死ぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東都が火の海となる。

東都が地獄に包まれる。

 

 

 

 

 

 

 

東都が……絶望に包まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それなら、わたしは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……強くなりたい、って思ってたけど……こんな代価があると思わなかったな……」

 

 

 

 

 

 

 

ぼーっとしながら、手首に着いているブレスレット状の通信機器に視線を移す。

 

 

 

氷室から渡されたモノ。

 

 

危機に瀕した際に連絡が入るモノらしい。

北都が侵攻してきたり、それに関する事態に陥ったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北都に、攻め入る時に連絡が入るモノ。

 

 

 

……つまりは戦争の証だ。象徴だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの心に、冷たい感情が吹く。

まるでそれは、北国が連れてきた冬の風のよう。

 

 

 

 

 

 

 

心を凍てつかせる、冷酷な北風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全ては等価交換だ。

ありとあらゆる全ては天秤にかけられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……代価無しで得ようなんて、愚かな事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ごめんね、マスター」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切な我が家から外に出ると、冷たい北風が強く吹いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――いい?美空ちゃん。本当に、大丈夫?」

 

 

 

 

 

 

 

最終確認のように問いかけてくる紗羽さんの表情は固い。

 

 

 

もちろん、私もだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と紗羽さんは今、《東都総合医療センター》という病院に来ている。

 

 

 

ほぼ外出などしない、寧ろ出来ない私にとって外の世界は凄く輝かしく感じてしまう。

 

寒い風も、どこか心地よく感じるくらいに。

 

 

 

 

 

 

 

そんな少し舞い上がっている私が、なぜこんな所に居るのかと言うと、紗羽さんにある頼み事をされたから。

 

 

 

私だけにしか出来ない頼み事。

惨めな感情が、少し消える事。

 

 

 

 

 

 

 

紗羽さんが私に頼んだ事。

それは私たちの住む東都の最高責任者だった男、氷室 泰山の意識を回復させて欲しいとの事だった。

 

 

 

鼻息荒く迫る紗羽さんに少し困惑したし、そもそも私にそんな力がある訳がない、と自覚していたから余計に困惑した。

 

 

 

 

 

 

 

しかし紗羽さんの話によると私にはある力、があるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは傷を治す力。害を癒す力。

戦兎の怪我を治したのも、その力によるものだと紗羽さんは言っていた。

 

 

 

戦兎の推測によると、何らかの理由によりパンドラボックスから私に齎された力らしい。

 

 

 

 

 

 

 

未知の力を持った箱から渡された、私だけの力。

ボトルを浄化出来るのもそれによるものみたい。

 

 

 

 

 

 

 

私が嫌だ、とか早く治って、とか。

難しい事はよくわからないけど、拒絶する事によって発動する、って戦兎は言ってたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それともう1つ。

 

現首相の氷室 幻徳が戦争を始めようとしているらしい。

万丈が住まう地、北都と。

 

 

 

紗羽さんが掴んだ情報によると、氷室は既に戦争の用意をしているらしく、もう北都に攻め入る寸前らしい。

 

 

 

 

 

 

 

そうすれば戦争が始まる。

北都に住む人も、東都に住む人もあっさりと死んでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

私の大切な人たちも、呆気なく散ってしまう。

 

 

 

それに氷室は戦兎が仮面ライダービルドだって知ってるはず。

 

 

 

 

 

 

 

……そうなれば戦兎は戦争の兵器として使われる。

 

 

 

 

 

 

 

きっと戦兎の事だから、思い詰めて納得しちゃう気がする。

わたしが皆を護らなきゃ、って。

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダービルドは正義の力。

みんなの笑顔と希望を護れる力。

 

 

 

戦争のような残酷なモノのために使っていい力じゃない。

あの力は。私と戦兎の、正義の結晶なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

私が癒した力を戦兎が操り、戦う。

その戦いは護るための戦いじゃなきゃだめなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、泰山さんの意識が回復して首相に戻れば、何かが変わるかもしれない。

 

泰山さんにも黒い何かがあるかもしれないけど、平和を掲げたあの人なら何かやってくれるかもしれないと。

 

 

 

 

 

 

 

それにもし泰山さんが信用してくれなくても、もう1つ切り札があるからきっと大丈夫、と紗羽さんは微笑みながらも頼もしい口調で言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、私の力を貸してほしいと。

紗羽さんはそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗羽さんはそんな私の力を、護れる力だと言ってくれた。

 

 

 

傷付いた人を護れる力。

傷付いた人を見て悲しむ人を護れる力。

 

 

 

 

 

 

 

意識を失っている泰山さんを目覚めさせる事で、皆を護れるかもしれない力だって。紗羽さんは力強い瞳で言ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の惨めだった心が溶けていく感じがした。

ずっと護られる存在だった私が、初めて戦兎や万丈と同じ場所に立てた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心に暖かい風が吹く。

私の大好きな人が住む、東の都の風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東から吹く清々しいそよ風が私の心を強くしていく、そんな気がしたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……もちろん。私にしか出来ない事だし!私の力で何かを護れるなら、迷う事なんて無いよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

固い表情の紗羽さんの目をしっかりと見つめ、想いを吐く。

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ高揚していく。何かが滾る。

まるで、心に火が点ったように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……わかったわ。行きましょう――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ここだ。この場所。

 

氷室 泰山が眠りに着く場所、鎮座する場所。

彼が身体を休めている病室。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よく潜入出来たよね、これ」

 

 

 

 

 

 

 

疑問の目で紗羽さんに問いかける私を、彼女は艶やかな微笑みで返してくる。

 

 

 

 

 

 

 

病院の外も中も、多分泰山さんの警護の人たちだと思われる軍団でいっぱいだった。

 

 

なのにも関わらず、誰からも引き止められる事無く泰山さんの病室まで正面突破出来ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……何で?

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば前に、聞かない方が良いとか言ってたな……

戦兎が焦ってたっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……聞かない方が良いわ、美空ちゃん♡」

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり。だと思った。

 

 

 

同性の私ですら魅力的に感じてしまう微笑み。

……きっとオトナの何かだ。聞かない方がいいな。

 

 

 

 

 

 

 

そう感じてしまう私が面白くて、少し笑えてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ……まぁ大したことないのよ。東都政府にとある知り合いが居てね。協力して貰っただけ、よ?」

 

 

 

 

 

 

 

それは大したことなんじゃないだろうか。

相手は元とは言え東都の首相。トップ。

 

 

 

その厳重な警護をスルー出来るのは大したことだと思う。私は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ行きましょう。東都の平和を護るために――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――随分と早かったな……もう少し待たなければならないと思っていたぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

偉そうな権力者の象徴とも思える椅子に寄りかかる男、氷室 幻徳。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの敵、ファウストのローグ。

氷室が何を吐こうが確信している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……しかし。今はそんな場合じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの暖かい光が凍てついていく気がする。

……認めたくない、嫌いなわたし。

 

 

 

 

 

 

 

でも。守るため。

笑顔と希望を、守るため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……守るためだ。全てを守るため。わたしの大切なモノを守るため」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の心に嘘をつく。

言い訳をして納得させる。

 

 

これはしょうがないのだと。

守るべきモノのためなのだと。

 

 

 

 

 

 

 

これは、わたしの正義なのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前の道具にはならない。お前の兵器にはならない……わたしの、わたし自身が決めた事。わたしの、正義のためだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの内側が凍えていく。

わたしの何かが、汚れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……だからわたしは戦う。……北都と」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの目が虚ろになっていく。

感情が薄まっていく気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……これより新東都軍《野兎》を始動する」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「総司令官はこの私、氷室 幻徳。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桐生 戦兎。お前を野兎 総隊長に任命する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと同時に。対国家殲滅用兵器、仮面ライダービルドの使用を命ずる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野兎への指令は、北都への侵攻及び殲滅。知らせを待て」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦争を告げる鐘の音は。

わたしの凍った心に、ずっと鳴り響いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……To be continued

 

 

 

 








万丈「……ふがっ!?」

万丈「……なんだ。もう終わりか」

万丈「幸せな夢、だったな」

万丈「香澄も……天国で見てるといいな、同じ夢」



万丈「……よし!頑張んなきゃな!」

万丈「戦兎たちも会えたしな!」


万丈「つーか頭痛え」

万丈「酒飲んだみたいだな……なんか」




香澄『頑張りなさいよー!!』




万丈「!!……へへっ」

万丈「なんか、あいつに力貰った気がしたな」

万丈「うっし!したら飯食って鍛えるかな!」





――これは。聖夜祭後の純愛のお話。


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