Masked Rider EVOL 黒の宙   作:湧者ぽこヒコ

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万丈「あー。ねみーなー」

赤羽「……っ!邪魔だなぁおい!?」

万丈「ん。なんだこのうるせー変な頭は」

赤羽「あぁ!?どう見てもイケてんだろ!?」


万丈「ぷっ!お前バカみてーな雰囲気出てんぞ」

赤羽「お前こそバカ丸出しじゃねぇか!?あ?」

万丈「……なんだと?脳筋つけろ脳筋を」

赤羽「おめーこそ北都の三羽ガラス舐めんなよ?あ?」




戦兎「……恥ずかし過ぎるんですけど」

一海「……気が合いますね。俺もですよ」


戦兎「うちのバカな弟がすみませんねえ」

一海「いやいやうちの単細胞バカが本当にすみません」


万丈・赤羽「……」




phase,32 護れる者たち

 

 

 

 

 

 

 

「――おかあさん!!どこなのおお!?おかあさああん!!!」

 

 

 

「――あなた……嘘でしょ……ねぇ、起きてよ……?あなた、ねぇ!?ねぇってば!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地を荒らされた北の風が、報復へと来る。

冷たい突風を纏い、死を運ぶ。

 

 

 

それは、もう止められない。

動き出した歯車が噛み合っていく。

 

 

 

 

 

 

 

悲しみと憎しみに満ち満ちた世界に、力を持つ者は何を想う。

その力を、どう奮うのか――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――少し、まずいことになったぞ」

 

 

 

 

 

 

 

光が潰えし闇の底。

そこに座すは2頭の怪物。

 

 

 

 

 

 

 

「東都が……まぁ、連中だろうがな。北都の各都市にミサイルを放ったようだ……恐らく、戦争になるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

鋭い眼光を煌めかす白衣の賢者の言葉に、人外の塊が反応する。

自身の予定調和を崩すのを拒否するように。

 

 

 

 

 

 

 

「あのくそじじいか……はぁ。頭おかしいんじゃねえの?あいつら」

 

 

 

 

 

 

 

人外の力を宿す男の口調は軽い。

しかしその顔には、想像を絶する憎悪の念が映る。

 

 

 

 

 

 

 

「頭どころか、全身やられているだろうな……欲に取り憑かれた醜い肉塊だ。あれは」

 

 

 

 

 

 

 

恐ろしい程の憎しみの宿る微笑。

白衣の知者の眼には、闇が宿る。

 

 

 

 

 

 

 

「……まだ早い。東都が滅びては困る……はぁ。しょうがねーな。俺が出よう」

 

 

 

 

 

 

 

ボロボロだった肉体を癒した終焉の化身。

動き出すは己が計画のため。

 

 

 

 

 

 

 

「戦兎や美空や、万丈にも……ほら、あいつら東都が滅びたら泣いちゃうだろ?……それに、死なれたら困る」

 

 

 

 

 

 

 

その笑には悲しみが映る。

終わりを導く者の唯一の……弱点なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあとりあえず準備して行くかな……おっさん、後よろしく!」

 

 

 

 

 

 

 

人間と人外。人とモノ。外道と外道。

奇妙な関係を築く人類の敵。

 

 

 

間には、何が宿る。

 

 

 

 

 

 

 

「……そう言えば、あの男はどうした」

 

 

 

「ん?あぁ……あいつなら、頑張ってるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……絶望して、足掻いてるさ」

 

 

 

 

 

 

 

そう呟き微笑んだ絶望は、光を消し去る闇となり消えた。

自身のゲームを正しにいくために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――わたしは今、首相官邸に来ている。

東都の首相に戻った、泰山さんに呼び出されて。

 

 

 

 

 

 

 

わたしを……東都を救った美空と共に、目的を失くした野兎たちを引き連れて帰ってる途中、一本の連絡が入った。

 

あの忌々しいブレスレットに。

 

 

 

幻徳が渡してきた、通信用のブレスレット。

国家を揺るがす事態になった時に奏でる、戦争の始まりの音。

 

 

 

 

 

 

 

……連絡をしてきた相手は、泰山さんだった。

現、東都政府の長、氷室首相。

 

 

 

美空が東都とわたしを護るために救った人。

 

 

 

 

 

 

 

その人がわたしに告げた。

北都に、ミサイルが撃ち込まれたと。

数百万人の犠牲者が出たと。

それは、東都から放たれたモノだと。

 

 

 

 

 

 

 

……そして北都が、正式に宣戦布告してきたと。

大まかな状況のみだったけど、動きが止まるには充分な材料だった。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの脳を喚び起こす。

どうすればいいのかと。

どうすれば美空が護ったこの国を救えるのだと。

 

 

 

 

 

 

 

……天才など無価値だ。

 

 

 

わたしの脳は起動しない。

あまりの事に思考を。思案を。思索が出来ない。

 

余りにも非現実的な現実に、フリーズしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

人が大量に死んだ。

美空が護ろうと必死に駆け回ったのに。

東都の代わりに北都が、死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

しかも数人や数百人なんてものじゃない。桁が違う。

 

 

 

……数百万の人が、一瞬で死んだ。

 

 

 

命の重さに数は関係無い。

1人死のうが100人死のうが、命の重さは尊い。

 

 

 

 

 

 

 

でも……それでも……

これは余りにも、絶望だ――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――桐生 戦兎さん、だね。一度お会いしている。あの時助けられた事、今でも覚えているよ」

 

 

 

 

 

 

 

未だに脳の動きが少し遅いが、まだなんとかなる。

泰山さん……氷室首相の言葉が理解出来る。

 

 

 

 

 

 

 

「はい。あの時はローグを捕まえられなくて……それよりも、どういう事です?ミサイルだなんて……」

 

 

 

 

 

 

 

改めて状況を理解しようとするわたしの脳の細胞たち。

あまりにも人が殺され過ぎて、よくわからない。

 

 

 

 

 

 

 

……でも、しっかりしないと。

美空が護った平和を失っては絶対にだめ。

 

 

 

 

 

 

 

「それが……正直に言うと、未だによく分かっていないのだよ。どこの誰が、何のためにミサイルを放ったのかすらわかっていないんだ」

 

 

 

 

 

 

 

疲弊に満ちた氷室首相の弱々しい声が響く。

……当たり前だ。これはあまりにも最悪の状況だ。

 

 

 

 

 

 

 

「一体何が……北都政府はなんて言っているんですか――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――以上だ。これが北都政府の見解であり……宣戦布告となっている」

 

 

 

 

 

 

 

汗が滴る。身体が震える。

寒いわけじゃない。体調が悪い訳でも無い。

 

 

 

……最悪の状況に、身体が震え続けてる。

 

 

 

 

 

 

 

氷室首相の話によると、北都の各主要都市部にミサイルが着弾したとの事だ。

 

 

 

それは東都から発射されたものと確認は取れているらしい。

しかし、恐らくミサイル自体に搭載された妨害電波機能により、発射地点の詳しい場所は特定不可能だそうだ。

 

 

 

着弾時間も鑑みて、恐らく首相が戻ってから北都への侵攻を一切禁止してからの発射だそうだ。

 

 

 

北都政府がミサイルの確認が取れた時には既にもう、手の施しようがない状態だった、らしい。

 

 

 

 

 

 

 

異常な速さのミサイル。

……確か極超音速ミサイルだったかな。

 

 

 

撃ち落とせないミサイル。

確認出来た時にはもう終わりを告げる爆炎の化身。

 

 

 

それが、北都へと被弾した。

そして、大量の命を一瞬で消した。

 

 

 

 

 

 

 

……そうするとおかしい。

つまりそれは、全ての首謀者だった氷室 幻徳によるものでは無い、という疑念。

 

 

 

話だと幻徳は、泰山首相が禁止令を出し、ローグへと姿を変え逃亡した。

やはりやつがローグだったか、なんて事を考えてる場合じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

泰山首相は、東都から放たれたミサイルが北都に被弾した事を知りすぐに調べたそうだが、どこにもミサイルなんてものがあったという事実は無かったそうだ。

 

 

 

つまりやはり、幻徳じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

……そうすると……誰だ、一体……?

 

 

 

こんな破滅の惨事を齎し得をするモノ。

死の雷を落とし、欲を満たそうとするモノ。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの脳がやっと動き出す。

思考し、思案し、思索する。

 

 

 

 

 

 

 

そして、わたしの脳細胞が弾き出す。

 

 

 

 

 

 

……そうすると3択になる。

 

 

 

ファウスト、西都、難波重工。

 

一番怪しいのはファウストだけど……

ローグが絡んでいないとすると、ファウストは関係無いようにも思える。

でも、こんな事をして愉しむ連中など、こいつらぐらいだ。

 

 

 

次に西都。

西都は海外から兵器を密輸しているらしいし、一番現実的だ。

……それに、東都と北都が共倒れになれば漁夫の利がある。

 

 

 

でも……ミサイルは東都から放たれている。

そうすると西都では、ない。

 

 

 

 

 

 

 

そして、難波重工。

ここも色々と怪しいけど……そもそも東都に城を構えているわけだし、東都が滅びるような事をして何の得が……?

 

 

 

 

 

 

 

……西都と難波重工が組めば、出来ない事では無い。

いやでも繋がらない。メリットが無い。

 

西都には多大なメリットがあるけど、難波重工には?

その後何らかの恩恵があったとしても、わざわざ己が地を滅ぼしてまで?

 

 

 

……とてつもなく怪しいけど、繋がらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後に。

北都が宣戦布告をしてきた。

 

 

 

 

 

 

 

と言う事は、北都最強の軍 北風が東都に攻め入るという事。

仮面ライダーが兵器として、しかも2人もやってくる。

 

 

 

万丈は大丈夫だと思うけど……それでもまずい。

 

 

 

 

 

 

 

さっき自分がやろうとしていた事が脳裏に浮かぶ。

脅威を与えられる側になって、ようやく実感する。

 

 

 

わたしも、北都に侵攻しようとしていた事。

北都を滅ぼしに行こうとしていた事。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしの心に、今まで抑えていた死の喚び声が囁いてくる。

お前はついさっきまで、同じ事をしようとしていたぞ?と。

 

 

 

 

 

 

 

何て自分が愚かだったのだろうと思う。

あとほんの半歩進めば、わたしは取り返しのつかない所にまで行く所だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……美空、ありがとね。

美空が居なかったらわたしは終わってた。

 

 

 

本当にありがとう、美空。

 

 

 

 

 

 

 

……グズグズしてる時間は無い。

早く何とかしないと破滅が始まってしまう……

 

 

 

 

 

 

 

「……泰山首相。何とか真犯人を探し出し、北都に真実を伝えましょう。そうすれば北都も……わかってくれるはず」

 

 

 

 

 

 

 

憔悴しきった泰山首相に、今はかなり酷かもしれない言葉の刃を投げかける。

 

 

 

この人は東都のトップだ。

動いてもらわねば困る。

 

 

 

 

……本当は聞きたいことが山ほどあるけど。

それは今の状況を打破してからだ。

 

 

 

 

 

 

 

じゃないと……早くしないと東都が滅んでしまう。

せっかく護り抜いた平和が崩れてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「そうだな……わかった。すまないな、君のようなまだ若き女性にこんな醜態を見せてしまって……」

 

 

 

 

 

 

 

……わたしもさっきまでだめだめだったけどね。

気付かせてくれたから。大事な家族が。

 

 

 

 

 

 

 

「まず自衛以外の戦闘は一切だめです。万が一、北都に侵攻行為や自衛以外の戦闘行為をすれば……全ては水の泡。もう取り返しがつきません。……自衛は、わたしたち野兎が居ますから何とかなるかと」

 

 

 

 

 

 

 

今までに無い速度で、脳がフル回転する。

目まぐるしく、韋駄天のように駆けてゆく。

 

 

 

 

 

 

 

……幻徳が創った東都最強の軍、野兎。

まさか、こんな所で役に立つなんてね。

 

 

 

 

 

 

 

わたしも居るし……自衛なら多分大丈夫。

 

 

 

でも相手は北都最強の軍、北風。

仮面ライダーが2人も居るし、長くは持たない。

 

 

 

 

 

 

 

……万丈が、来るのかな。

 

 

 

 

 

 

 

今は居ない弟の事を少し考える。

あいつも、滅びの音色を鳴らしに来るのかな、と。

 

 

 

 

 

 

 

……今はそんな感傷に浸ってる場合じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

「そして、紗羽嬢。紗羽嬢は原因を突き止めてほしい。情報を取ってきて。……ファウストが怪しいとは思うけど、なんか違う気がする。……西都か難波重工、もしかしたらこの2つがくっついてるかも」

 

 

 

「……う、うん……わかったわ」

 

 

 

 

 

 

 

紗羽嬢の表情は暗く、言葉にも覇気が無い。

 

 

 

……当然だよね。こんな状況じゃ。

美空に聞いたけど、紗羽嬢は戦争が起こらないためにひた走ってたらしい。

 

 

 

だから、美空の力を使って泰山さんを目覚めさせた。

紗羽嬢が居なきゃ、もっともっと深刻な事態になってた。

 

 

 

 

 

 

 

……ありがとね?紗羽嬢。

 

 

わたしは、紗羽嬢の事を誤解してた。

美空に危害を及ぼした、許さないって。

 

 

 

……でも、違った。

紗羽嬢は、みんなの笑顔と希望を護るために1人で頑張ってたんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

全部済んだらちゃんと謝る。

そしてありがとう、って伝える。

 

 

 

 

 

 

 

あなたの事も大好きだよ、って。

今はもう勝手に家族の一員だと思ってるよ、って。

 

 

 

 

 

 

 

これが終わったら泰山首相から特別報酬貰って、パティスリー鴻上のケーキ奢ってあげるからね、紗羽嬢。

 

 

 

 

 

 

 

……そして、もう1つ。

 

 

 

 

 

 

 

「美空にも頼みたい事がある……多分一番危ないし、本当は頼みたくない……でも、美空にしかお願い出来ない」

 

 

 

 

 

 

 

美空に、視線を移す。

わたしの言葉で何か伝わったのか、どこか決意を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

「……いいの、お姉ちゃん?……もう、この力は……」

 

 

 

 

 

 

 

本当は嫌だよ、美空。

美空が危なくなるなんて、考えただけでも死にそうになる。

 

 

 

比喩じゃなくて、本当に。

 

 

 

 

 

 

 

でも、美空は強い。

そして、護れる力を持ってる。

 

 

 

さっきわたしを救った力。

全てを優しく、暖かく包み込むような光の力。

 

 

 

 

 

 

 

わたしや万丈とはまた違う、癒しの力。

 

 

 

 

 

 

 

だから、美空の――

 

 

 

 

 

 

 

「美空の、力を貸してほしい。……美空は強い子だし、力を持ってる……だから、お願い出来る?」

 

 

 

 

 

 

 

そう伝えると、わたしの妹は満面の笑を浮かべた。

周りにいるあらゆるものを癒すような、そんな笑。

 

 

 

 

 

 

 

「うん!……私も一緒に護る。お姉ちゃんの隣に立って、私もみんなの笑顔と希望を護るよ!!」

 

 

 

「ありがとう美空!一緒に護ろう。護り抜こう!!……そしたら美空は北都との戦闘で傷付いた人、中でも重体な人にその力を使ってあげて。特に死の可能性がある人に。……そして、無理だけは絶対にしないで。約束」

 

 

 

「うん。約束だし!そして、ちゃんと一緒にお家に帰ろ!」

 

 

 

 

 

 

 

頼もしいよ、美空。

わたしと美空の最強姉妹タッグなら負ける気はしないね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……それと、ごめんね。今まで気付けなくて。

全部護り終わったら、ちゃんと謝るから。

 

 

 

 

 

 

 

そして3人でケーキ食べて!

……あのバカな弟連れ戻して!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで、遊園地に行こう。

美空がずっと行きたがってた遊園地に。

 

 

 

 

 

 

 

……もちろん、マスターもね。

だから、どこにいるのかわからないけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きててね。帰ってきてね。

一緒に遊園地行こうね、マスター……

 

 

 

 

 

 

 

「そしたら、まずは野兎を――」

 

 

 

「緊急連絡です!!……北都の、大量の北都の軍勢が……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既に境界線の抜け道を越え、東都に進軍中との事です!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……始まった。来たのかな、弟。

 

 

 

 

 

 

 

……北都はたくさんの血を流した。

わたしもその事は本当に苦しい。

 

 

 

ついさっきまで、今の北都と同じように侵攻しようとしていたわたしは、本当に愚かだった。

 

 

 

……それに、東都はミサイルなんかぶっぱなしてない。

このままじゃお互いに痛みが残ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

真犯人を見つけないと。

この悲劇を招いた外道を見つけ出して、贖罪させないと。

 

 

 

 

 

 

 

時間はもう無い。

わたしも頑張らなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

頼んだよ。泰山さん、紗羽嬢。

……それと、わたしの大切な妹。

 

 

 

 

 

 

 

みんなで、笑顔と希望を護り抜くんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……To be continued

 

 

 

 

 








葛城忍「おい聞いてくれよ」

惣一「なんだおっさん」

葛城忍「おっさんて……お前もだろうが」



葛城忍「実はな……最近To witterを初めてな」

惣一「え?……トゥ……ウィッター?何それ?」

葛城忍「ふっ……流行りを知らん老害が」

惣一「おい。老害て。老害は違うだろ」



葛城忍「それでな……フォロワーが10人になったのだ!これは間違いなく私のファンだろう!はっはっはっは!」

惣一「よく知らんけど……多分それ違うよ、おっさん……?」



葛城忍「はっはっは!これからどんどん増えるな!はっはっは!」


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