Masked Rider EVOL 黒の宙   作:湧者ぽこヒコ

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惣一「うーむむむ」

惣一「どうしたもんかね。戦争」

惣一「かっこつけて俺が出るとか言ってしまったけども」

惣一「どうすればいいか全くわかんね」



惣一「もうあれか。いっその事多治見を殺っちゃう感じで」

惣一「あらやだ物騒。怖いわあ」

惣一「それか実はミサイルは海外から放たれてた事にすっか」

惣一「無理。疲れ過ぎて死んじゃう」



惣一「うーん……悩める……」






phase,35 北の烏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早く。もっともっと早く急がないと!!!

 

 

 

 

 

 

 

まさか、美空が居る所が襲われるなんて……

出来るだけ安全な場所に居て治療をしてね、ってあれだけ言っておいたのに!!

 

 

 

それに、美空がどこに行ったかわからないってどういうこと!?

 

 

 

 

 

 

 

……すぐ迎えに行くから。

お願い、どうか無事でいて――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――おぉい!?一体カシラはどこだよ!?」

 

 

 

「カシラは方向音痴だからねぇ……俺らが付いててやんねぇとだめだからなぁ」

 

 

 

「ねー!本当に困ったさんだよお」

 

 

 

 

 

 

 

――やばい。どうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

今、私は緊急事態に陥ってしまった。

 

 

 

この3人組……ちょっと他の兵士と服装の違うこの人たちは、恐らく北都軍、北風の兵士。

 

 

 

女の人も居るけど、「東都の連中を早くぶっ倒さなきゃなー」とか「首相殺っちゃえば早くね?」とか信じられない程物騒な事を言ってる。

 

間違いなく北風の兵士だ。

 

 

 

カシラがどうのとか言ってるけど……

この人たちのリーダーみたいな感じなのかな。

 

 

 

 

 

 

 

というか早くどっか行ってし――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――なぜ私がこんな事になったのか。

それは、つい先程の事。

 

 

 

 

 

 

 

ようやく3人目の治癒が終わって、その後に目覚めた時。

目覚める前とは比べ物にならない程、様々な人たちが病院に運ばれてきていた。

 

 

 

まだ軽傷の人。重傷の人。重体の人。

私の力でも明らかに不可能な数の人たちだった。

 

 

 

しかも私の力にもキャパシティがあるらしく、どうやらそれは1日3回まで。

3回使うともう、あの光は出てこなかった。

 

明日また使えるのか……っていう疑問もあるけど、とりあえずそんな事を考えてる暇は無い。

 

 

 

 

 

 

 

東都軍 野兎の人員は遥かに不足し、それどころか東都政府や様々な関係各所の人たちが力を合わせても、全く人手が足りない。

 

 

 

避難誘導もままならない現状で、未だに取り残されてる人たちがいっぱいいる。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で、ある兵士が言っていた事。

私がいるこの病院の近くが、北風に襲撃されているとの事だった。

 

 

 

しかし他の兵士やその他の人も、違う場所で避難誘導や戦闘をしていたり、傷付いた人たちへの動きで手が回らないらしい。

 

 

 

 

 

 

 

だから、私が行くことにした。

今日はもう力を使えないみたいだし、だからといって何もしないわけにはいかない。

 

 

 

1人では危険過ぎるとの事で、一応兵士が2人、付き添ってくれたんだけど……

 

 

 

 

 

 

 

……見事にはぐれてしまった。

そして道がわからずにさまよっていたら、この状況。

 

 

 

 

 

 

 

声がしてきたから、とりあえずちょうどいい物陰に隠れたんだけど……危なかった。

 

 

 

 

 

 

 

早くどっか行ってし――

 

 

 

 

 

 

 

「ねー!とりあえずさ。首相官邸だっけ?あそこ襲えばいーんじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

子供っぽく喋る女の人が、とても恐ろしい事を口にする。

まるで子供が公園に遊びに行くような感覚で。

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ……そうだなぁ。手っ取り早いし、そこでやりゃ民間人に怪我させる事、無いしな」

 

 

 

「確かにそうだなぁおい!よし!!そしたらそこで暴れようぜぇ!?」

 

 

 

 

 

 

 

……あそこには泰山さんが居る。

それに野兎に指示を送ってるのも首相官邸。

 

 

 

だめ……あそこが襲われたら大変な事になる――

 

 

 

 

 

 

 

「んー!そしたらさ、さくっとやりに――」

 

 

 

「――だめ!!!行かせない!!」

 

 

 

 

 

 

 

無邪気な女の兵士の前に、つい飛び出してしまった。

思考より先に、身体に伝達が送られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……でもどうしよう。

私、戦闘力ゼロなんですけども……

 

 

 

 

 

 

 

「なんだぁ?このお嬢ちゃんは?」

 

 

 

 

 

 

 

髭を生やした、落ち着いた感じの兵士が私に問う。

まるで値踏みをするかのように。

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい!?ここは戦場だぜぇ!?あぶねーからとっとと帰れ!!ほら!!」

 

 

 

 

 

 

 

……帰るわけにはいかない。

 

怖いけど。恐ろしいけど。

この人たちを私たちの希望の拠点に行かせるわけにはいかない!!

 

 

 

 

 

 

 

……ていうか足が震えて帰りたくても帰れないんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あなたたちを……首相官邸に行かせるわけにはいかない!!……し」

 

 

 

 

 

 

 

恐怖で声が上擦ってしまう。

あぁ。私、殺されちゃうのかな……

 

 

 

 

 

 

 

「……んんん?あんた、どっかで――」

 

 

 

「その子から離れて!!!」

 

 

 

 

 

 

 

心の底から安心出来る。

そんな風に想える声の主へ視線を移すと、彼女が居た。

 

 

 

 

 

 

 

私の、頼れるお姉ちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

「その子に指一本でも触れたら……刻むから」

 

 

 

 

 

 

 

心の底から安堵する。

先程までの震えが、嘘のように止まる。

 

 

 

お姉ちゃんの後ろには、2人の兵士が居た。

多分、私が居なくなってた所にたまたまお姉ちゃんが来て、一緒に探してくれたんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

……本当に危なかった。

きっともう少しで、私死んじゃってたし。

 

 

 

 

 

 

 

「なんだぁ!?おま――」

 

 

 

「おねーちゃあああん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

声の大きいリーゼントの人の声をかき消して、お姉ちゃんの胸へと飛び込む。

……この膨らみは決して許すまじモノだが。

 

 

 

 

 

 

 

「もう美空!あれだけ危ない事しちゃだめって言ったのに……でも良かった。心配したんだから」

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃんの言葉はお叱りだが、顔は優しく微笑んでいた。

この顔を見ると、私は安心する。

 

 

 

 

 

 

 

「……ごめんなさい。人手が足りない、って聞いたから……」

 

 

 

 

 

 

 

でも、無事に避難誘導は終えてあるし。

何とか助ける事が出来て良かった。

 

そして私も助かって良かった……

 

 

 

 

 

 

 

「まあ!美空の気持ちもわかる!!でも今度からは――」

 

 

 

「おいぃ!?無視すんじゃねぇぞこらぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

なんだろう。このリーゼントの人、万丈に似てる気がする。

なんでだろう。どこが似てるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

……あ。もしかして――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――バカっぽいとこ、うちのバカにそっくりだなあんた」

 

 

 

 

 

 

 

わたしの目の前に居る3人組の連中。

恐らく、北風の兵士。

 

 

 

その中でもこのリーゼント頭。

どう考えてもバカ。雰囲気がまずバカ。

喋り方もバカ。声の大きさもバカ。

 

 

 

 

 

 

 

ばんじょーの親戚か何かかな……

 

 

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん!それ私も思った!!このリーゼント、万丈と同じバカだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

ナチュラルに毒を吐く妹。

凄いな妹よ。初対面だぞ。

 

 

わたしでもオブラートに包んでバカっぽい、だぞ。

あなたそれをバカだよ、って……

 

 

 

 

 

 

 

「おいてめえら!?バカってなんだバカって!?俺ぁな、バカじゃねえぞごるぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

あっ。バカだ。

 

 

 

 

 

 

 

「大体なぁ!!初めましてでバカとは――」

 

 

 

「ちょっと黙ってろい、赤羽」

 

 

 

 

 

 

 

一番冷静そうなヒゲが遮る。

見た感じ頭脳派っぽくも見える。

 

 

 

 

 

 

 

……厄介そうだな、こいつ。

 

 

 

 

 

 

 

「あぁん!?青羽、てめぇまで――」

 

 

 

「おい、あんたら。後ろのやつは東都軍みたいだしよう……ナニモンだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

冷たい視線を飛ばしてくる、青羽と呼ばれる男。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり。こいつはめんどくさいかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

「わたしは桐生 戦兎。で、あんたらはどこの方々?」

 

 

 

 

 

 

 

なるべく煽らないように。

あまり戦闘は避けたいし、わたしたちから仕掛けたら大問題になる。

 

 

 

 

 

 

 

「俺らは北都軍 北風の第1師団だ。……北都三羽ガラス、って呼ばれてる兵士だ」

 

 

 

 

 

 

 

なぜか自信満々に答える青羽。

三羽ガラスて……こいつもバカの部類なのか。

 

 

 

しかも赤羽とかいうやつのせいで北都三馬鹿アホウドリくらいにしか見えない。

 

 

 

 

 

 

 

……だめだわたし。煽っちゃだめだ。

 

 

 

 

 

 

 

「ふ、ふーん。そ、そうか……そしたらわたしたちはこの辺で――」

 

 

 

「だめだよ!!この人たち……首相官邸を襲おうとしてる」

 

 

 

 

 

 

 

頑張って自制したわたしの言葉を、美空が真剣な声でかき消す。

先程のバカだよ発言とは、まるで違う様子だ。

 

 

 

 

 

 

 

……それに。

首相官邸を襲うとは聞き捨てならない。

 

 

 

 

 

 

 

「首相官邸を襲う、ってどういうことかな」

 

 

 

 

 

 

 

3人組の姿を改めて確認する。

見た所それほど強そうには見えない。

それに武器も持っていないし……

 

 

 

もしやこの内の誰かが仮面ライダーなのか……?

 

 

 

 

 

 

 

「そのまーんまだよ?早く終わらして帰りたいから。……だから本丸叩くのが早いっしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

間の抜けたような声で喋る女は、わたしをしっかりと視線で捕捉している。

 

 

 

……ふざけてるようにも見えるけど、なんか気の抜けない感じがするな。

 

 

 

 

 

 

 

「……そんな事言われたら退るわけにはいかないや。わたしは東都軍 野兎の総隊長なんだよねー」

 

 

 

 

 

 

 

本当は明かしたくなかったけど、しょうがない。

首相官邸を襲われたら大変なことになる。

 

 

 

あそこを落とされたら、東都は終わっちゃう。

全ての作戦が台無しになっちゃうからね。

 

 

 

 

 

 

 

「……ククク。ラッキーだぜぇ!!おいぃ!?……まさか敵軍の総大将が現れてくれるなんざぁなぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

……うるさいニセ万丈。

まずボリュームを下げろバカ。

 

 

 

 

 

 

 

「確かになぁ……しかもまさか、頭が女だとは思わなかったねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

値踏みをするかのようにまじまじと見る青羽。

まるで力量を測っているかのように。

 

 

 

 

 

 

 

「んんんー。後ろに居るのは兵士だとしても、この人は女の子だよ?……あたしあんまり乗り気じゃないなあ」

 

 

 

 

 

 

 

……この女が一番謎だ。

どう見ても戦闘を行えるようには見えない。

 

美空並に華奢だし、武器も持ってるようには見えない。

 

 

 

 

 

 

 

……なんだろうこの違和感。

どう見ても、他の兵士とは違うし。

 

 

 

他の北風の兵士は皆、武器を持っていた。

なのにも関わらず、この3人組は武器を持っていない。

 

 

 

 

 

 

 

――もしかして。

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ……まぁそれもそうだなぁ。……おいあんた!というわけだから――」

 

 

 

「あんたら、何者なの」

 

 

 

 

 

 

 

先程までとは違う、真剣な声が轟く。

ふざけた感情を捨てた、真なる剣の言葉。

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ!?だからさっきから北都三羽――」

 

 

 

「見た所あんたらは武器を持っていない。しかも華奢な女の子まで……普通の兵士には見えないんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

ギャーギャーうるさいリーゼントを無視して言葉を続ける。

 

 

 

 

 

 

 

……わたしの予想が正しければ。

多分こいつらは、例の話の……

 

 

 

 

 

 

 

「……へぇ。この状況でよくそこまで観察してんなぁ。……あぁ。俺らは普通の兵士じゃねぇよ」

 

 

 

 

 

 

 

無精ヒゲを蓄えた冷静な男が淡々と話す。

その瞳は、酷く荒んでいるように見える。

 

 

 

 

 

 

 

「……どういう事かな」

 

 

 

「おねーさんは知らなくてもだいじょぶだいじょぶ!あたしたち、あんたたちに危害を加えるつもりないし」

 

 

 

 

 

 

 

軽い口調とは裏腹に、冷たい視線を送るこの女。

……というかまさかわたしより年下だったのか、こいつ。

 

 

 

 

 

 

 

「いや……そういう訳にもいかないよ。……わたしは仮面ライダービルド。この国の平和の象徴だからね」

 

 

 

 

 

 

 

本来は絶対にわざわざ明かしたくないけど。

もしこの連中の正体が、あのスタークが言っていたモノなのならば……

 

 

 

 

 

 

 

ここで逃すわけにはいかない。

 

 

 

 

 

 

 

「まじかよ……おいおい!?てめえがあの仮面ライダービルドかぁ!!こいつぁ最高にラッキーだぜぇ!!おぉい!!」

 

 

 

 

 

 

 

リーゼントが目を見開き、わたしを睨みつける。

まるでずっと探していた獲物を見つけたかのような。

 

 

 

 

 

 

 

「こいつぁ驚いたよ……まさか女が、あの仮面ライダービルドとはねぇ?」

 

 

 

 

 

 

 

首を鳴らしながらわたしを睨みつける青羽。

まるでそれは獲物を狩る前の仕草のような。

 

 

 

 

 

 

 

「はあ……女の子と戦うなんて嫌だけど。……まあしょーがないよね」

 

 

 

 

 

 

 

言葉と表情が一致しない女。

まるでその目は獲物をどう狩るか思案してるかのよう。

 

 

 

 

 

 

 

「俺らはなぁ!スマッシュだよ!?知ってんだろぉう!?でもちょっと特別製でよぉ?」

 

 

 

 

 

 

 

最悪の予感が当たってしまった。

この状況で、スマッシュが3体。

 

 

 

 

 

 

……でも、大丈夫なはず。

今までスマッシュは、怪物態のまま襲いかかってきた。

 

 

 

こいつらは人間態だし、スマッシュになる手段もおそらく無いはず……

 

 

 

 

 

 

 

「ただのスマッシュじゃあねぇんだよぉ……俺らはなぁ、自我を持つスマッシュだ」

 

 

 

 

 

 

 

リーゼントがポケットからあるボトルを出す。

 

わたしや万丈が持つ正義の力のボトルとは異なる、禍々しいボトル。

 

 

 

 

 

 

 

「こいつぁただのフルボトルじゃあねぇ……北都にて改良されたボトルだぁ……この力、とんでもねぇぞ?おぉい?」

 

 

 

 

 

 

ボトル……?

……まさかこいつら、自らスマッシュに!?

 

 

 

 

 

 

 

だとしたら本当にまずい。

さいっあくの状況だ……!!

 

 

 

 

 

 

 

「普通のスマッシュとは格がちげえぞ?……俺らはそいつらの倍以上はつえぇからなぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

赤羽の顔が愉しそうに歪む。

強者のみが許される、弱者を蔑む笑。

 

 

 

 

 

 

 

「ハザードレベルも3.0を超えてんだぁ……死なねえように気ぃつけろよぉ?あぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

北都の三羽ガラス……残りの2人もそれぞれ懐からボトルを出した。

その表情は余裕に満ちている。

 

 

 

 

 

 

 

ハザードレベル3.0以上……

それはつまり、わたしと同じ領域に居るもの。

 

それはつまり、仮面ライダーの資格を得る数値という事。

 

 

 

 

 

 

 

それが3人。

……これは、悪夢だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ……愉しませてくれよぉ?あぁん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……To be continued

 

 

 

 

 








一海「またあいつらがいねえ」

一海「あいつらどこ行ったんだろーな」

一海「すぐ迷子になりやがる。全く」



一海「はぁ。面倒くさいけど探してやるか」

一海「かったるいなぁ。早く見つかんねーかな」

一海「大体な、ちゃんとついてこいっつーの」

一海「全く……」




一海「あれ……ここどこだ……?」




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