さて!今回は少し長めのお話です!
「……それは本当ですか?」
「…ああ。すまないなどこかで話が漏れていたようだ」
「それは構いませんが…まさか1番嫌な連中が来るとは…」
「理解はできるがなるべく穏便に頼むぞ?」
「善処します。日程は明後日の午後一時ですね?」
「その通りだ。艦娘達からしたらいい話にはならないだろう彼等が来る所は防音にした方がいいだろう」
「そうですね。私も彼女達には聞かれたくありませんし…
では失礼します」
杉田中将から電話が来た。
残念ながらいい内容ではなかった。明後日に装備に異常が発見された陸奥について大本営から来る研究員と話し合わなければならないのだ。なぜいい内容ではないのかというとその研究員達は艦娘を人間の武器だとしか考えてない連中で大本営の中でも私や中将とは相入れない存在なのだ。奴らは艦娘は武器であると言っている連中の元凶でその研究内容は私からしたら気分が悪くなるものだ。
「北上。すまないが青葉を呼んでくれないか?」
「おっけ〜。少し待っててね〜」
今日の秘書艦は北上だったので青葉を呼んでもらった。あいつならおそらく盗聴器と録音機を持っているだろう。この前MVPで夕立を執務室で撫でたら他の子達からMVPの時にせがまれることに陥った。
みんなに聞いたら青葉から聞いたと言っていたから持っているだろう。
「提督、なぜ青葉さんを呼んだのですか?」
「万が一のためにな…気にするな。それよりも明後日大本営から客が来る。あまり他人に聞かれたくない話なので客間室で話す。後で妖精さん達に防音にしてもらえるように頼んでくる。その間は書類を頼むぞ?大淀」
「了解しました」
大淀にお願いをして執務を再開し、仕事を少ししてたら北上が青葉を連れてきた。
「提督〜連れてきたよ〜」
「ども!司令官お待たせしましたー!青葉に話ってなんでしょう⁈」
「北上ありがとう。青葉にはお願いしたいことがあってな?」
「して頼み事とは?」
「盗聴器と録音機を借りたい。お前そうゆう類の物持っているだろう?」
「そうゆう事ですか‼︎別にいいですけど何に使うんですか?青葉、気になります!」
「それは内緒だ。それに貸してくれればこの前の件怒らないであげるぞ?」
「えー何のことでしょうかねー?し、仕方ありませんねーちゃんと返してくださいよ?」
「ありがとう…ちゃんと返すよ。だが次悪いことに使えば没収するからな?」
「気をつけます!では失礼しますね!」
「これで後は妖精さんに頼むだけか」
そしてこの後妖精さん達にお願いしに行き客間を防音にしてもらった。30分もかからないとは…さすがだな。
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ついに研究員が来日する日がきた。門の前に大本営から来た車が見えた。そして私の前に止まり研究員達が私の前にやってきた。どうやら2人のようだ。
「ようこそいらしました。どうぞ、中へ」
「ご丁寧ありがとうございます。では失礼して」
客間室に案内して座ってもらったので今日の秘書艦である赤城がお菓子やお茶を持って来てくれた。
「粗茶です」
「おお有難い…最近は少し暑いですからな。喉が渇いてしまいます」
「すまないな赤城…では執務室で仕事をして待っててくれ」
「了解しました。では失礼します」
赤城が出て行った後に笑いながら研究員は言い出した。
「いやいや、素晴らしいですな!ここの武器は良い教育が出来ているようで」
言い方にいらっときたらやっかいな事になるので我慢しながら話を始めた。
「褒め言葉として受け取ります。単刀直入に話させていただきますが私の部下の陸奥の処遇はどうなりますか?」
「はい、このようなケースは初めてなので是非我々の所に引き取らさせていただきたいと思っております」
「……なに?それはなぜだ?」
つい言葉が強くなってしまったが彼等は気にせず語り出した。
「はっきりいって我々大本営としてはこのケースには不安を抱いている。武器の不調など今後の戦いへの不安要素しかありません。しかし!今回のことを研究しなぜ故障のような状況になったか解明出来れば対処ができます」
「もしその研究で解明できなかったとして陸奥はどうなる?」
「まぁ解体でしょうね。しかし安心してください。今回の武器を建造した分に少し上乗せした資材をこの鎮守府に送らせていただくつもりです。今回の研究では……」
…解体?こいつらは大切な部下を…人間に寄り添い一緒に戦ってくれるどころか我々を守ってくれる存在を道具としか思わず不調を欠陥といい今後の戦争に危険として解体するだと?
この時の私はもはや彼等の話は頭には入っていなかった。自分の中ではやらなくてはいけないことができてしまったからだ。
「……というわけでぜひうちで引き取らさせていただきいのですが?よろしいでしょうか?なに、また同じ兵器なら何度でも作れます。あなたからしたら悪くない話だと思いますがいかがですが?」
「ああ、決まったよ…」
決定してしまった。こいつらの処遇が自分の中で決まってしまった。
「本当ですか⁈ではこちらに許可のサインを…」
…ここでこいつらをいなかったことにしよう…
「ではこの件はなかったことにさせてもらう。すまないが1分以内にこの鎮守府から出て行ってくれないか?」
「………え……?」
そういった瞬間私は奥に置いてある刀を取り出しあいつらの前で抜いた。
「お前らが言っていることは理解ができない!彼女達が武器だと?ふざけるな!武器は居なくなった同じ武器を泣くのか?悲しむのか?
彼女達は確かに人間ではないのかもしれない!故に武器ではない艦娘なのだ!それをべらべらと上から偉そうにごたくを並べて兵器のように扱い自分達に危険がある可能性があるからといい解体など!お前らは助けてもらっているという気持ちがないのか!」
「いきなりなんだ!奴らは武器だ!兵器だ!艤装を出し化け物を倒せる化け物ではないか!それに命令するのだから武器と言ってなにが悪い!」
「うるさい!確かに彼女達から艤装は出る!だが艤装が武器なのであってそれを扱えるのが彼女達だけなんだ!それを何だお前らは!彼女達は艤装を外せば外の世界に興味がある女の子達だぞ!さんなら簡単なことを理解できてねーてめーらみたいなやつらを見てると虫唾が走るんだよ!今すぐにこの鎮守府から出てけ!もし今すぐに出ていかねーならその場になおれ!俺がこの場でてめーらを叩き斬ってやる!」
私はつい口調が元の状態に戻ってしまった。そして研究員の方に刀を振りながら進みだした。
「ひいいいぃぃぃーーーー助けてくれー!」
「悪かった!もう言わないから命は取らないでくれ!」
「そう思っているならとっと出てけ!俺の気が変わらねーうちにこの鎮守府からな!」
そう言いながら研究員二人組は少しズボンを濡らしながら出て行った。
「…っち!やっぱり殺せばよかったか…」
少し冷静になり刀を元の場所に戻した。そしてお茶を飲み落ち着いてから執務室に戻った。
「すまない2人共。仕事を預けて……」
執務室に戻ったら赤城と大淀は泣いていた。
「……!どうした⁈何かあったのか⁈」
「…いえ違います。嬉しくて…」
「提督青葉さんに盗聴器を借りてましたよね?あの盗聴器この鎮守府の放送と連動出来るようになっていておそらく青葉さんが設定し忘れていたのでしょう…」
その言葉を聞いて一瞬頭の中が真っ白になった。そして素の状態で質問してしまった。
「ってことはさっきの話は……」
「はい、鎮守府にリアルタイムで流れていたでしょう。おそらく全てに」
私はその状態から気を失ってしまった。
次回は提督が気絶した後の話の続きです!
陸奥視点を書くべきかなー?書いて欲しい人は教えてください!