命令!武器カラ隣人ニセヨ!   作:アカサ0407

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今回も少し長いです!次回からは少しほのぼのできたらいいなーと思います。


あの子は思い悩んでるそうです!

「……見たことあるようなないような天井だな……」

 

目を覚ましたら医務室の天井がみえた。どうやら倒れた後に誰かが運んできてくれたようだ。

 

「あら……やっと起きたのね」

 

「その声……陸奥か…」

 

陸奥声が聞こえた後に起き上がろうしたら私の頭の上に柔らかいものが当たった。

 

「陸奥…なぜ私は膝枕をされているんだ?」

 

「ここで寝てる時に辛そうな顔してたから…こうしたら落ち着いてるようにみえたから」

 

だんだん視界が良くなり思考も回ってきた所で陸奥目が少し赤いことに気付いた。

 

「そんなに心配されたのか…私は」

 

「心配はしたけど違うわ…娯楽室にいたら提督と来客の人達の声が聞こえてきて…最初は解体するって聞いて絶望したわ…でも提督がそれに大激怒した所で嬉しくなっちゃって…泣いてしまったの」

 

「まぁ結局は私のせいか…すまないな」

 

「なに言ってるのよ。本当に嬉しかったんだから…他のみんなも私達のことを思ってくれてることに泣いちゃったり私の所にきて慰めてくれたり…ここに来れて本当に良かった」

 

「……そうか、それは後が大変だ。少し外に出たいな。付いてきてくれないか?」

 

「…ええ喜んで」

 

「では身支度を整えるから30分後に門の所へ」

 

「わかったわ」

 

そうして私達は一度別れ私室に向かった。途中誰にも会わなかったが今の私にとっては良かったことなので特に不思議とは思わなかった。

問題なく支度をし陸奥がいる門へと車のキーを持ちながら向かった。

 

「待たせたな…」

 

「いいえ、全然。まるでデートみたいね」

 

「二人なんだからそうなのかな?まぁ、車に乗ってくれ」

 

車に乗って目的地へ行く前に陸奥から質問があった。

 

「ねぇ提督どこにいくの?」

 

「ヴェルニー公園という所だ。そこにはかつて日本の製鉄所を建設する為にフランスからきたヴェルニーという人がいたからその名前がついた」

 

公園についたら私は歩きながらそこの場所について話しながら奥へ進んだ。そして私が行きたかった所へ着いた。

 

「………!提督これは!」

 

「これはかつて君が軍艦としていた時に君の主砲として使われた物だ。今は色が塗られて白くなってしまったがとても綺麗だろ?」

 

自衛隊の基地に近い所には軍艦の時に陸奥に装備されていた主砲が置かれていた。現在の海軍は2つに分かれており一つ目は我々のような艦娘を指揮しながら制海権を確保する為に戦う者とイージス艦などで戦う者に分かれている。戦争開始直後はイージス艦の攻撃は深海棲艦には効かなかったが妖精さん達が作ってくれる弾のおかげで攻撃出来るようになったが船底などに攻撃されると簡単に沈んでしまうため主に迎撃のために使われる。

 

「ここには君がかつて奮闘した話が簡単にだが説明されている」

 

「提督はこれを私に見せたくてここに連れてきてくれたの?」

 

「さてな…私は君に41センチ砲がつかない理由は君のこの火薬庫という所だと思うんだ。君は今自分に自信がないのだろう?」

 

「…ええそうよ。ここに書いてあるように私の火薬庫が爆発してしまった原因で私は沈んだわ…みんなに期待されて造られたのに…私はみんなの期待に応えることが出来ないまま沈んでしまった」

 

「やはりそう思っていたか…すまんが着いて来てくれないか?君にまだ見せたいものがある」

 

そういって私は彼女の手を持ち少し先にある建物の中に入った。

そしてその建物の中にある物を彼女に見せた。

 

「提督…この模型って…」

 

「かつての君を模型にしたものだ」

 

彼女が模型を見てる時に私は話を続けた。

 

「私はね陸奥…誰も君の事を恨んではいないと思うんだ。なぜなら火薬庫が爆発して沈んでしまった君にこのようなことをしないと思う。

しかも知ってるかい?あるお店には君のお菓子が売っているんだぞ?」

 

私は私が出来る限りの笑顔で彼女に伝えた。そして彼女は泣き出してしまった。

 

「私は…私はこの人の様な身体になってよかったのかな…」

 

それは陸奥の時に自分のせいで亡くなってしまった人達に向けて言っているように聞こえた。なので私は彼女に何度も伝えた。

 

「平気だよ陸奥…君はその身体になってよかったんだ。そして君と共に戦ったかつての仲間達に今の君を見守ってもらおう」

 

「………そうね。今みたいにメソメソと悩んでる方が彼等に申し訳ないわ。……提督。明日から私に開発を任せてもらってもいい?」

 

「もちろんそのつもりだ!おそらく今の君なら46センチ砲を装備できるだろう!そしてかつての仲間の為に奮闘してくれ!」

 

「ええ!任せて!」

 

今の彼女の顔は思い悩んだ顔はなかった。誰かのために…かつての仲間に認めてもらうという覚悟を決めた良い顔をしていた。

 

「では戻るとしよう…無断で出たから心配されてしまうかもしれない」

 

「そうね!戻りましょう」

 

陸奥に手を繋がれたのでそのまま車に戻り鎮守府へ帰った。時刻は20時腹もいい感じに空いたので到着しだいすぐに食堂へ向かった。

 

[!!!!!おかえりなさい!!!!!]

 

着いた瞬間にみんなから盛大に言われてしまった。周りを見渡したらせっせと何かパーティーするような準備をしていた。

近くにいた那智にどうゆう状況かを尋ねてみた。

 

「那智…これはどうゆう状況なんだ?」

 

「提督の熱い話をした事を今日出撃したメンバーが教えてもらった後に一応録音されてたからな。みんなで聴いてきたら金剛がな…」

 

そう言った瞬間待ってたと言わんばかりに金剛がやってきて説明してくれた。

 

「テイトクの熱いspeechを聴いて感動してしまいましター!そこでこのhappyな気持ちをみんなと共有したくてpartyを開くことになったのデース!」

 

理由が無茶苦茶だが今回は私の恥ずかしい所が原因のようなので強く言えなかった。

 

「わかった…だがあまり騒ぎすぎるなよ?明日に響くからな」

 

「そこはNoーProblemヨー!明日出撃する子達はお酒は飲まないネー!」

 

「それなら問題はないな。では初めてくれ」

 

「何を言っている?乾杯の音頭はあなたにやってもらうぞ?」

 

「さぁていとくー?私にFollow me!ついてきてくださいネー!」

 

金剛に引っ張られて私はみんなから見られるところに立たされてコップを渡されてしまった。

 

「みなさん!ていとくからカンパイのsignがあるネー!聞き逃したらNoなんだからね!」

 

金剛がそう言った瞬間、周りから雑音が一斉に消えた。どうやら逃げ場はなさそうだ。

 

「やるしかないか…では皆聞いてくれ!今回はっきり言って私には何がこの場の原因かはあまりわからん!ただ私のせいだという事だけはわかるから細かいことは言わん!君達にとっては大事なことなのだろう!やるからには盛大ににやれよ? 乾杯だ!」

 

みんな手に持ってるコップを上に掲げ一気に飲んだ。

そこからどんちゃん騒ぎが起こり夜まで続いた。

 

 

 




陸奥大砲ってやっぱりでかいですよね…ついでに三笠も見に行きました。小さい頃は見ててもつまらなかっのですが今みにいくととても面白いですね!模型に那智がいなかった…解せぬ。
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