命令!武器カラ隣人ニセヨ!   作:アカサ0407

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ついに提督が鎮守府へと向かいます。え?中将とその部下の名前を聞いたことあるって?気にしたら負けです。
今回は早く進めたいのでかなりの長文です!おそらく見づらいと思いますがご了承ください。
そしてついに主人公の名前が明らかになります!


やっぱり鎮守府は危機的状況です!

「大変お待たせいたしました谷口真様。車はこちらでご用意しているのでお乗りください。」

 

ついに鎮守府に行く当日、杉田中将の部下である江口さんの車に乗って向かおうとしていた。

 

「こちらこそよろしくお願いします」

 

「たにぐちさんのかたにのれー」

 

「「おー!」」

 

妖精さん達が肩に乗ってきてそのまま荷物を渡して車に乗った。

 

「場所は横須賀鎮守府でしたよね?では向かいましょう。」

 

車の中で横須賀鎮守府はどのような所かの資料を見た。

どうやら昔使っていた所をそのまま使っているようなので埋め立て地になったせいで鎮守府自体は山の方にあるようだ。しかし、その鎮守府は基本艦娘達の寝床なので、提督などは基本家を売るところを急遽鎮守府にしたところにいるようだ。出撃など秘書官をする子達は基本鎮守府からのバスで来てそのバスに乗り遅れた場合はそんなに遠くないので徒歩のようだ。

 

「着きました!こちらが横須賀鎮守府です!」

 

横須賀鎮守府についたら誰かが門にの前にいた。女の子のようだったが私はその子の顔を見て酷く怒りを感じた。

 

「はじめまして谷口真提督、私の名前は大淀と申します。以後お見知りおきを…」

 

「ああ、これからよろしく頼む。そしてすぐですまないがこの鎮守府を案内してくれないだろうか?あと今は12時だから午後18時に食堂に集合するように全員に伝えてくれはくれないか?」

 

「かしこまりました…」

 

顔が死んでいる…笑っているが目の瞳がひどく濁っている。

前任はいったいどんなことをしたのだ?どうすればこんなことになるのだ?資料を見ていたが具体的なことは書かれていなかったので彼女の顔をみて少し考えてしまった。

 

「ではこれで私は失礼します!ご武運を!」

 

江口さんが敬礼してくれたので私も敬礼をした。

 

歩いているときに様々な艦娘を見たがみんなから睨まれてしまった。

おそらく私の顔は今穏やかではないだろう。前任への怒りでいっぱいであった。

 

「最後にこちらが提督が基本的に執務をこなす執務室です」

 

「ああ、ありがとう。荷物はもう部屋に置いたし早速仕事をしよう。

手伝ってくれないか?」

 

「かしこまりました。」

 

「そう硬くならないでくれないか?私は新任だ執務は確実に君の方が上だ。君には色々教えてもらいたいから出来ればもう少し柔らかくしてくれ」

 

「いえ、そういう訳にはいきません。私は兵器ですから」

 

「なに?」

 

その瞬間に執務室には凍るような冷たい空気になってきていた。

 

「はい、私…いや私達は兵器です。なぜなら私達には補給などが必要で、手から大砲を出せます。人間には出来ません。しかし私達は兵器だからこのようなことが可能です。」

 

「前任がそう言ったのか?」

 

「はい、そうです。」

 

それを聞いてイラつきを感じた。ここ最近は怒ってばっかで嫌になる。兵器などと聞いて一度やらかしているから少し冷静にならないとと感じた。

 

「まず、先に言っておこう。私は君達を兵器だとは微塵も思ってない。」

 

「なぜでしょうか?」

 

「私の見解としては理由はいくつかある。

1つ目、確かに君達には補給は必要だが食べるわけではない。工廠で艤装に補給するだけであって君達ではない。しかも普通に食事が出来るからな。

2つ目、君達は大砲などを出現させることができる。しかし、君達の手や口などからは放つことはできない。武器というのは君が言っていた大砲だ。君はその武器である大砲を出せる女の子だと私は思っている。

3つ目、ここまで来るのに様々な艦娘に見られたがひどく怒りや、悲しみなどを感じた。武器が怒るか?悲しむか?私はそう思わない。」

 

「では….じゃあ私達はなんなのですか?人間ではないのですよ?私達はなんだというんですか!」

 

彼女は急に声を大きくした。先程までの何かを恐れてたりなどの抑えてた感情などが溢れたのだろう。私は優しく当たり前のように言った。

 

「艦娘だろう?かつて日本のために身を賭して奮闘した艦隊の魂を宿した娘達だ」

 

それを聞いて大淀は唖然としていた。そしてその言葉を理解したかのように震えながら言った。

 

「私達は武器ではない、人間でもない、艦娘?では今まで私達が悩んでいた、苦しんでたことはなんだったの?」

 

泣きそうな彼女の頭をそっと撫でて私は謝った。

 

「すまない、それは前任が言い続けていたのだろう?彼の代理….いや、同じ提督として深く謝罪しよう」

 

彼女は泣きだしてしまった。辛かったのだろう。悩んだのだろう。私は前までただの軍の学生だ彼女の気持ちは計り知れないが理解することは出来た。彼女が落ち着くまでは彼女を撫で続けていた。

 

「見苦しいところをお見せしました」

 

「落ち着いたようで良かったよ。では早速お願いしてもいいかな?」

 

「グスっ…かしこまりました」

 

「私に仕事を教えてくれないか?実は本当に提督になりたてだから一応やり方は教わったが紙などどこにあるかなど分からないからな」

 

私は自分なりに出来るだけ笑顔で言ってみた。

 

「ふふ、分かりました。大淀型軽巡洋艦大淀執務をさせていただきます!」

 

やっと彼女は笑ってくれた。私はそれをみて少し明るくなった。

 

「ああ…そうだ、前任が居なくなり私が来るまでの間執務や出撃管理をしてくれていたのは君なのか?」

 

「はい、やり方見ていたのでそのままやっていました」

 

「ありがとう、そして私が来るまでの間よく耐えてくれた」

 

「もうまた泣いちゃいますよ?けどありがとうございます。私前任に褒められたことないのでとても嬉しいです!」

 

彼女はまだ涙袋が腫れていたが顔は完全に笑顔を取り戻したようだ。

 

「では、始めようか」

 

「はい、提督が鎮守府に着任しました!これより艦隊の指揮をとります!」

 

こうして私の提督としての仕事が始まりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




鎮守府は横須賀にさせていただきました!なぜかって?実は私は横須賀市に住んでいるので書きやすいんですよねー
しかも駅に行く時に必ず旧鎮守府が見えるのでけっこう嬉しいです!
次回も少しお話はどんよりですが明るくなるまでもうすこしお待ちください!
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