仮面ライダーエグゼイド×魔法少女まどか☆マギカ [改編]翻転のstory   作:柳川 秀@尾上 愛【新人Vtuber】

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STAGE 12-03 (side:magica-K.M.)

 

 

 

 

 

 

『だから僕と契約して、魔法少女になってよ』

 

 

 

 

 

 

 

「――神様でも何でもいい。

 今日まで魔女と戦ってきたみんなを、希望を信じた魔法少女を、わたしは泣かせたくない。

 それを邪魔するルールなんて壊してみせる。そんな世界の理、変えてみせる。

 本当に叶うんだとしたら……わたしだって、もう絶望する必要なんてない。

 全ての魔女を生まれる前に消し去りたい。

 これがわたしの祈り。鹿目まどかが望む、最後の願い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わたし、魔法少女に     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいや、待ってもらおうか」

 

振り向くと、ボロボロになった黎斗さんが腕を組んで立っていました。

まだ……まだコンテニューする気でいるぞ、という顔で。

 

「その契約を結ぶのは他でもない。私だッ!!!」

「「は?」」

『……ソウルジェムはその名が示す通り魂の結晶だ。

 バグスターとはいえ、君に魂が――心があるなら契約は可能だ。

 いい所に気がついたね。僕が見える時点で少なかれ君たちにも素質はある。

 もっとも、世界を救う願いを叶えた瞬間、問題が君自身に移り変わるだけだけど。

 それで? この局面において今更、何を願うつもりだい?』

「私の願い事は至ってシンプルだ」

 

黎斗さんはわたしの隣に歩いてきて、わたしを抜き去って。

キュゥべえに向かって1つのガシャットを見せつけます。

 

「九条貴利矢に初期化(リセット)された力を復元し、()()を再び使えるようにしろ」

『たったそれだけ? 本当に無益な願いだね』

「さぁ、叶えてもらおうか。インキュベーター!」

 

わたしは、魔法少女たちは訳も分からずその様子を見ているだけで。

 

「「ッ!!!」」

 

けど、仮面ライダーたちにはひどい緊張が走っているのに気づきました。

 

黎斗さんの身体に光が纏って、その光が収まって、そして――。

……それだけ?

 

『それは……!?』

 

最初に言葉を発したのは、黎斗さんの願いを叶えてあげたキュゥべえ自身。

 

『それは!? ()()()()()()()()()()()()()()!?

 そんなエゴが許されるとすれば、それは因果干渉なんてレベルじゃない!

 概念そのものに対する叛逆だ!!

 君は本当に神になるつもりなのか!!?』

「神にはもうなった」

『なら――檀黎斗、君は一体何者だい?』

「……その答えはただ一つ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I'm a Kamen-Rider

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グレード1000000000(ビリオォォォォォォン)、変身!」

 

≪ガッチャーン!≫

≪フゥメェツゥゥウウウ!≫

≪最上級の神の才能!≫

≪クロトダーン!≫

≪クロトダーン!≫

≪ 最 上 級 の 神 の 才 能 ! ≫

 

 

 

GOD(ゴッド) MAXIMUM(マキシマム) (エックス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒いボディに、真っ赤な目。

黎斗さんの変身したゲンムは、永夢先生のマキシマムマイティを紫を基調にカラーチェンジしたような姿で。

あまりに唐突に現れたそれに、マミさんもさやかちゃんも杏子ちゃんも驚きを隠せません!

 

「ビリオンって、まさか!?」

「そう! 私のレベルは10億だッ!」

「数字なんてあんたの匙加減一つじゃん!」

「あらゆるスペックを自由に設定可能ッ!!」

「マジで匙加減一つかよ!」

『……ひとつの宇宙を作り出すに等しい希望が遂げられた。

 それは即ち、ひとつの宇宙を終わらせる程の絶望をもたらすことを意味「しないな」

 

ゲンムの大きな手の上にあったソウルジェムは、黒く濁り切って闇が溢れ出ていたのに。

その目が光ると、途端にピクセル化して消えてしまいました!

 

「言ったハズだ。ゴッドマキシマムはあらゆるスペックを自由に設定できる。

 呪いの蓄積、魂の穢れなど造作もない」

「どこまでもなんでもアリね……」

 

驚きを越して呆れるようなほむらちゃん。

その周りに、また魔法少女の影たちが迫っています。

 

「危ないっ!」

「ゾンビクロニクル起動」

 

片手を挙げるゲンム。

すると、地面から大量のデンジャラスゾンビが現れて、魔法少女の影たちを一斉に襲い出しました!

 

「ゴッドマキシマムは発想一つでゲームを生み出すことができる。

 今の私に敵うと思っているのか、ワルプルギスの夜?」

 

その時、()が動き出しました。

ゲンムの言葉を受けて、まるで逃げるみたいに、高く高く空に向かって、上へ上へと――

 

「頭が高いぞ舞台装置如きがァ!!!」

 

でも、ゲンムはそれを許しません。

 

「コズミッククロニクル起動!」

 

足からジェットを噴射して飛び立っていくゲンム。

そのスピードは凄まじく、ワルプルギスの夜さえ通り過ぎて、雲をも抜けて。

 

そして、再び姿を現したゲンムの手に掴まれていたのは――月です

 

「「えっ」」

 

山のような巨体なんて、月に比べたらちっぽけなもので。

ゲンムは月でワルプルギスの夜を殴り落としました。

 

「よ、予知夢ですらこんな酷い光景見たことないわ……」

「ハハ。私も大概だけど、コレは狂気すら逸してるね!」

 

わたしだけでなく、仮面ライダーだけでなく、織莉子さんもキリカさんも。

あまりの状況に引き気味になっています。

 

『アアアアアアアァァァァァァァッッッ!!!!』

 

ゲンムの暴れ様と同じように、誰の目にもハッキリと()()は見えました。

ワルプルギスの夜に……ヒビが入っています!

 

「トドメだ、永夢!!」

「ああ!!」

 

エグゼイドも空へ飛んで行って、星の中に紛れて、そして――。

そして、一筋の光となって帰ってきました。

続編を三人称にしようか一人称にしようか迷っています。一場面でのキャラが増えるので三人称もいいですし、今まで通りキャラ毎の一人称も捨てがたい……。どちらが良いでしょうか?

  • 三人称
  • 一人称
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