幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

126 / 387
ツイッター始めました。IDは@donda_scarletです。告知、またはアンケートとかするかもです。


天魔の本気

どんどん妖力が高まっている…。これはやばいな…。おそらく勇義ぐらい強いぞ…。いや、それだけなら良い。だが、相手は天魔であり、鴉天狗だ。鴉天狗は全体的に速い。文もそうだが、雑魚の鴉天狗も皆速かった。そこが白狼天狗と鴉天狗の大きな違いだろう…。

如何するべきか…。文並の速さと勇義並の力…。………いや、俺ならいけるさ。所詮は鴉天狗の親玉。勝てるに決まっている。

 

天魔「……いくぞッ!!」シュッ…

 

なっ…!速い…!!クソッ!どこだ!!

 

天魔「どうした?もうついてこれんか?」

 

(じん)「うぐっ……」

 

あまりの速さに目が追いつかず、どこにいるか分からぬまま攻撃を受ける。

 

(じん)「ならば…無理矢理止めさせる!!凶星雲『オミノスネビュラ』!!!」

 

辺りを吸い込む。もちろん100%の力で吸い込んでいる。他の鴉天狗たちは俺から離れているので吸い込まれはしなかったが、さすがに天魔は耐えきれないらしい…。

 

天魔「うぐぐググ……ッ!!」

 

(じん)「ほらほら。さっきまでの威勢はどうした!?ほおら!!追撃だ!!極嵐『ヘルテンペスト・オメガ』!!!」

 

更にもっと吸引力を強める。というのも、自身を中心とする大きな竜巻を出現させ、それの相乗効果として吸引力を強めているだけなのだ。だが…

 

天魔「うぐっ………うおっ…!!」ツルッ

 

天魔は足を滑らせ、吸引のループに入ってしまう。

 

(じん)「勝った…!!」

 

天魔が俺のところに来る。暗黒桜楼剣で天魔を斬る……が、

 

天魔「妾を誰と心得る!天魔じゃぞ!!」

 

(じん)「ナ、ナニッ!!?」

 

天魔は俺を殴ろうしてくる。俺も脊髄反射による素速い斬撃で対抗しているのだが、吹き飛ばすことが出来ずに、吸引力によってこちらに来る。

 

(じん)「くっ…解除…」

 

吸引力が天魔の味方をしてしまっているため、やむを得なく解除した。

 

天魔「ふっ。さっきの小僧も似たような手を使ってきたう。だが、今度は失敗せん!!ハァァァァ!!!」

 

(じん)「ゴフッ……」

 

仕方なく解除をしたその隙に天魔は幾度も殴ってくる。

畜生…。これじゃあ、ジリ貧じゃねえか…。見た感じ、勇義よりも力がある…。だが、俺にはまだ()()()()()!!

 

(じん)「ふん。俺がこれを発動すれば貴様は確実に負ける!!戒禁『信仰』!!」

 

天魔「ん?………何も起こらぬではないか。ハッタリ…か?………ッ!!」

 

(じん)「かかったな…!この戒禁は『不信』を抱く者を行動不能にさせる。それも1分だけだがな。だが…お前を倒すのには充分すぎる時間だ!!付与『全極暗黒力』!!!」

 

俺は拳に全ての闇の力を溜める。力を溜めるのには時間がかかるのだ。それの時間稼ぎとして戒禁を使わせてもらう。

そうそう、何故天魔が戒禁にかかったかというと、俺の言葉を信じなかったからだ。『確実に負ける』……ということを否定、更には『何も起きない』と一蹴することで『不信』が確定的になり、戒禁が発動した…ということだ。

 

天魔「や、やめてくれ…!!」

 

(じん)「戒禁を使わせたのはお前で二人目だよ。」

 

一人目は霊夢である。

 

(じん)「よくやったよ。じゃあな──」

 

鴉天狗「やめろッ!!!」

 

外野にいた鴉天狗たちはすぐさま俺に飛びかかってくる。

 

(じん)「──なんてな。動けねえのにわざわざトドメなんて刺す分けねえだろうが。」

 

天魔「…………はっ…?」

 

(じん)「おっと…動くなよ。動けばこれを撃つからな…。」

 

天魔「………何がしたいんじゃお主は…。」

 

(じん)「俺の目的は二つ。そのうち一つは最初に言ったとおり決まりの撤廃だ。もう一つは文の解放。それだけ──」

 

天魔「まて。文……射命丸のことか?あやつなら解放も何も捕まえてすらおらぬぞ?」

 

…………はっ?

 

(じん)「……じゃあ何故鴉天狗どもは『文を捕まえる』とか言ってたんだよ…。」

 

天魔「知らぬ。だが、射命丸を捕まえる事はせぬし、捕まえる予定すらない。………もしかしたら妾に隠して何かを行っている者がいるな…。」

 

とりあえず、文を捕まえていないという事実が分かった。その為、俺は溜めた力を自身に取り込む。

………じゃあいったい文はどこに…?

 

天魔「………もしかしたらあやつかもしれぬ。」

 

(じん)「……あやつ…?」

 

妾「ああ。お主には話しておらんかったが、少し前に妾に挑んできた奴がおってな。そいつは大天狗以上、妾以下の地位が欲しいといっておった。そいつは見事に妾に勝った。だからその地位をあげた。………今思えば大天狗すらも操れるのはあやつしかおらんからな…。」

 

(じん)「そいつはどこにいる!!」

 

天魔「山の表、中腹辺りに家が数軒建っているが、その真ん中の家におると思う。」

 

(じん)「真ん中だな!!」

 

俺は急いで飛ぶ。

待ってろよ…、文…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文side

 

?「結構仲良くなれたと思うんだけどなぁ…。」

 

文「やめて…!!来ないで下さい!!」

 

?「う~ん…それはどっちかな?来て欲しいのかな…?それとも……」

 

文「本当に…来ないで!!」

 

嫌だ…。嫌だ…。こんな人………!!

 

?「う~ん…、やっぱり仲良くなるにはスキンシップが大事だよね。っていうことで…」

 

文「ひっ…!!」

 

嫌だ!!触られたくない!!嫌だ!!助けて!!お願い…!!(じん)さん!!


 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。