幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

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射的

(じん)「いや〜楽しかった楽しかった。」

 

初めてオタマジャクシすくいなんかやったからな。いや、多分みんな初めてなんだろうけど。

 

レミリア「…アレ?そういえば美鈴と小悪魔はどこにいったの?」

 

ふとレミリアはキョロキョロと辺りを見回し、美鈴と小悪魔の居場所を確認する。

 

咲夜「そういえばいませんね…。」

 

確かにいない。パチュリーはいるから小悪魔がいなくなるなんてことはないはずなんだけど…もしかしたら美鈴に連れられてどこかに行ったとか?まぁ、2人のことだし迷子になったとしても帰れるだろうけど…なんか心配だな。

 

フラン「そのうち出てくるでしょ。美鈴たちオタマジャクシすくい見るのに飽きちゃって適当にどこか見て回ってるとか?」

 

パチュリー「確かにそうかも。レミィたち長かったし。」

 

(じん)「それならいいんだけど…」

 

まあいっか。美鈴や小悪魔なら普通に妖怪を撃退できるだけの戦闘能力持ってるし、そもそも美鈴は紅魔館の門番だからある程度顔が利く。…ま、いつも寝てるし何も無いとは思うんだけどな。

 

(じん)「それなら改めて何かやるか?」

 

レミリア「そうねぇ…。私はオタマジャクシすくいやったしなんでもいいわ。」

 

フラン「あっ!それなら魔理沙から前聞いたしゃてき?っていうのやってみたい!」

 

なるほど、射的か。まあ…いかにも魔理沙がやりそうなやつだよな。『弾幕はパワーだze☆』とか言ってるし絶対やりたがるはず…。

 

(じん)「わかった。えっと…射的射的…」

 

射的の屋台ってどこにあるんだ…?

 

咲夜「あっ、もしかしてあれじゃありませんか?」

 

(じん)「あっ、アレだ。」

 

見えてきた屋台の看板には大きな文字で射的と書いてある。逆にこれが射的じゃなかったらアレはなんなんだという話である。

 

(じん)「…って、もしかしてあそこで射的やってるの美鈴と小悪魔じゃないか…?」

 

屋台の近くには明らかに美鈴と小悪魔とおぼわしき人物が射的をしている。小悪魔と思われる人の左手にはりんご飴があった。…りんご飴買ったのかよ!

 

小悪魔 「あっ!(じん)さんじゃないですか!」

 

パチュリー「あっ!じゃないわよあっ!じゃ…。たく…。どこ行ってたのよ。」

 

小悪魔「ご、ごめんなさいパチュリー様…。その…美鈴さんが行ってもいいって…」

 

そんなことだろうと思ったよ。

 

咲夜「美鈴?あなたなに勝手に行っているの?あなたはお嬢様の従者なのよ?」

 

美鈴「す、すいません咲夜さん…。ついテンションが上がってしまって…。」

 

美鈴ってテンション上がると何しでかすかわかったもんじゃないからな…。

 

魔理沙「まあまあ無事見つかった事だしいいだろ。」

 

(じん)「そうだな…って魔理沙ァ!?」

 

魔理沙「そ、そうだけど?」

 

なんと魔理沙がこの射的を経営していたのだ。

いやあんた本業魔法使いだろ…。

 

魔理沙「っていうかフランに宣伝しておいたんだけどな。『私が射的開くからぜひ来てくれ』って。」

 

フラン「ごめん、何となくしか聞いてなかった…。」

 

魔理沙「嘘だろおい…。ま、でもみんな来てくれたんだ。サービスするぜ?そうだな…5発200円の所を100円にしてやる。結構破格だろ?」

 

破格と言うほど破格ではないけども…まあ半額になったのは嬉しいな。

 

(じん)「ありがとう。それじゃあ…俺とフランやるか?」

 

フラン「やる!」

 

魔理沙「それじゃあ二人分だな。一応私の店の中で1番いいのは私の八卦炉…の模型だ。模型とはいえ一応魔法を組み込んであるからな。確か私のこの八卦炉が妖怪の山1個破壊するほどの攻撃力があったはずだから…それの半分くらいの力くらいしか出ないけど。 それに魔法使えないと使えないし。」

 

いや、それでもエグいぞ?というかそれ普通に強いじゃねえか…。ま、結局魔法使えないから俺は意味ないんだけど。

 

フラン「私そんなのよりあのお人形が欲しい!」

 

フランが指さした人形は魔理沙のような形をした人形であった。

 

魔理沙「ん?ああこれか?そういえばこれアリスが景品用にっつって置いてったんだよ。在庫はいくらかあるけど、こっちも商売だからな。特製魔理ちゃん人形は撃ち抜いてもらわないと。」

 

まあ、景品をタダでくれって言うのもアレだしな。

 

(じん)「よし、それじゃあやってやろうじゃんか。」

 

射的とはいえ銃なんだ。弾幕ごっこで狙い撃ちしている俺たちからすりゃ簡単なもんだよ。

 

(じん)「まず一発目!」パァン!!

 

俺がトリガーを引くと銃声が辺りに鳴り響く。そしてその弾丸は見事に魔理ちゃん人形に当たる。

 

(じん)「よし!当たった!!」

 

魔理沙「確かに当たったけど倒れてはないな。残念。」

 

魔理沙の言う通り魔理ちゃん人形は少し後ずさっただけで倒れてはいない。

いや…人形ごときがそこまでの耐久性を持っているのか…?普通は持ってないはず…。というか人形なら当たったら落ちるはずなんだけど…。もしかしたら魔理沙がズルを…いや、そんなことはないか。

 

(じん)「次はちゃんと倒すからな。」

 

俺はそう宣言し、魔理ちゃん人形に狙いを定めた。




早いうちに言っておきますが明日は2話投稿出来ません。ご了承ください。

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