ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件 作:勇樹のぞみ
辺境のスペースコロニー、サイド7に降り立った鋼の巨人。
ジオン公国軍モビルスーツ、ザク。
「へっ、怯えていやがるぜ、このモビルスーツ」
アムロ少年が起動した地球連邦軍モビルスーツ『ガンキャノン』に迫るも、突如として鳴り響く空中からの接近警報。
「なにっ!」
とっさに機体をひねりながら腰を落とす。
左腕を地面につき機体を支えながらも片手でマシンガンを発砲するが、華麗に宙を舞い割り込んできた機体には当たらない。
「おおっ、ああっ!」
ザクの頭部をサッカーボールのように蹴りつけ、そのメインカメラを粉砕したのは、ザクの三分の一にも満たない小さな機体。
紅蓮に彩られたミドルモビルスーツ、ドラケンE改!
あああああ、怖い怖い怖い!
本来なら存在しないはずのミライ・ヤシマの姉であるミヤビ・ヤシマはノーマルスーツのヘルメットに取り付けられたHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)いっぱいに表示されるジオン軍モビルスーツ、ザクの姿に恐れおののいていた。
まっすぐでつややかな黒髪と硬質な整った顔立ちもあってか『ヤシマの人形姫』などと呼ばれているその表情に変化はない。
だがこれは男性から女性へ、いわゆるTS転生したせいでお嬢様らしく扱われ着飾らせられる日々に引きつる顔を無理になだめて生きてきた結果、表情筋が死んだように動かなくなってるだけである。
顔に出ないからってなにも感じてないわけじゃないから!
彼、いやもう彼女であるミヤビは声を大にしてそう叫びたかった。
彼女が乗っているミドルモビルスーツ、ドラケンE改は機体の各所に仕込まれたセンサーカメラからの情報を統合してCG補正された映像をパイロットが身に着けたHMDに表示。
パイロットの頭の動きに連動して顔を向けた方向の映像を上下左右360度全方向について映し出すようになっている。
旧21世紀のステルス戦闘機F-35で既に実現化していた古い枯れた技術ではあるのだが、本物の戦場を映し出したそれの迫力は半端ではない。
ホラーが苦手な女の子にHMDを被せて無理やりVRのホラーゲームを体験させるようなものだ。
トラウマになってPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したらどうしてくれる!
ミヤビは内心でそう叫ぶが、そもそも狭いドラケンE改のコクピット内で後の全天周囲モニターと同等の機能を実現させると同時に、大画面モニターを機体に付けずに済むというコスト上のメリットからこの方式を提案したのは彼女自身。
こんな風に我が身に返ってくるとは計算外だったのだけれど。
だいたい全高5メートルもないミドルモビルスーツでザクに立ち向かえって、それどんなムリゲー?
普通に考えれば簡単にわかる。
こんなでかいヤツには、勝てないってことぐらい……
「っく、」
至近に着弾!
爆発とともに広範囲に飛び散った破片が装甲を叩く。
相手は120ミリなんて旧21世紀の主力戦車と同じ口径の砲弾をマシンガン扱いでばらまいて来るのだ。
多目的対戦車榴弾(HEAT-MP:High-Explosive Anti-Tank Multi-Purpose)を使っているから直撃しなくても爆発で吹き飛ばされそうになるし!
これが徹甲弾なら「当たらなければどうということはない!」なんだろうけど、ザクマシンガンって宇宙での使用を考えて低反動にしたためか低速砲で「すごいスピードで敵の装甲をぶち抜くぞ」っていう徹甲弾は使えなかった。
それで火薬の力で超高速噴流(メタルジェット)を作って装甲を破る成型炸薬弾(HEAT:High-Explosive Anti-Tank)に、余った爆発力を榴弾として周囲にまき散らしましょうっていう機能を付け加えた多目的対戦車榴弾が使われてるわけだ。
この弾には標的を選ばないって利点もあるし。
そんなものに狙われて、正気でいられるはずがない。
たまらずいきなり切り札を切る。
「ジェット・ローラーダッシュ!」
思いっきりアクセルを踏み込むとともに音声コマンド入力で制限解除、背中のロケットエンジンを水平方向に吹かして急加速する。
ドラケンE改のかかとには、自走で高速移動ができるようインホイール・モーターとランフラット・タイヤを組み込んだローラーダッシュ機構が備えられている。
試作段階では安定性、運動性を高めるため可倒式で使用時のみ機体後方に張り出させるコードギアスのナイトメアフレーム、紅蓮弐式とかが装備していたランドスピナー形式も検討したが。
原型機であるドラケンEが備えていた長いつま先に補助タイヤを設置することで必要とされる安定性を確保できたため、機構が簡単で重量も軽くコストもかからない現在の形式に落ち着いた。
回転数制御は個別分散式VVVFインバータを利用。
タイヤを左右逆回転させることもできるから超信地旋回も可能だ。
それに加えジェットエンジンを載せたドラッグカーのように、背面のロケットエンジンも併用して加速する。
ジェット・ローラーダッシュと名付けた高速移動法だ。
ロケットなのにジェット? と思うかも知れないが、そこは語感優先で。
元ネタのボトムズのアーマードトルーパー、スコープドッグターボカスタムでもそうだったし。
破格の加速性能を発揮する代わりに安定性と操作性が劣悪で熟練パイロットでなければまともに扱えない、というところまで一緒なのは参ったが。
だから通常は使用を制限している。
「……そもそも、このために付けたものじゃないんだけどね」
ミヤビは過去を振り返る。
彼女の父親が持つヤシマ重工がスペースコロニーを建設するのに宇宙空間ではあのボールの元になったスペースポッドSP-W03を、重力環境下では民生品の作業機器だったドラケンEを、と使い分けていたのを一台で両方の役目を果たせるようにしたら、とミヤビが提案したのが発端。
その分コスト削減できるからだ。
だから搭載されているのもSP-W03に使用されていた技術を流用した可動ノズルによる推力偏向制御ロケットエンジン。
人型の利点を生かし手足の質量を振り回して簡単かつ急速に方向転換を行うAMBAC(active mass balance auto control:能動的質量移動による自動姿勢制御)も搭載しているから、それこそSP-W03はおろか、ボール以上の機動性、運動性は確保できている。
リミッターをカットすれば、短時間ながら重力環境下でのジャンプも可能。
もっとも燃料消費が激しく回数が限られるうえ、現地点から着地点までの直線的な弾道軌道しか取れず空中での進路変更は困難。
今から40年以上後、クロスボーン・バンガードの小型化されたモビルスーツが旧式化したジェガンの頭を蹴り飛ばして粉砕するシーンを再現したような先ほどのアクションも、単にミヤビが横着してテム・レイ博士の元にジャンプで行こうと思ったら、その進路にたまたまザクが移動して割り込まれたため、とっさにキックすることで衝突を免れただけだったりする。
というわけで軍事用に作ったわけじゃないのだ、このドラケンE改は。
ローラーダッシュ機構だって、ミドルモビルスーツの短い脚でガッシャンガッシャン走ってたら振動はすごいわ、速度は出ないわで困るから前世知識を生かして組み込んだだけで。
そりゃあ治安維持や暴徒鎮圧、警ら用に警察組織に売り込むために前世のアニメ知識を生かして戦闘能力に関わる部分も性能アップしたけどそれはおまけであって!
なのにまさかの地球連邦軍制式採用。
どうしてこうなった。
大体汚いのだ。
機体開発責任者の本音が聞きたいとかで連邦軍の連中、身分を偽って接触してきて。
ミヤビは作業機械としてのミドルモビルスーツを求めている顧客だという認識で対応したら……
「脱出装置が無い! 人命を何だと思ってるんだ!」
「爆発ボルトによるコクピットハッチの強制排除装置で十分ですよ」
そりゃあ前世、旧21世紀でも高度0速度0の状態からでもパラシュートが十分開く高度までパイロットを打ち上げる「ゼロ・ゼロ射出」が可能な射出座席が実現化されていたけれども。
ドラケンE改は基本、作業機械。
フォークリフトに射出座席を付ける人なんて居ないでしょう?
屋根のある所でも使うんだから。
屋内作業中に誤動作でも起こして射出されたら天井に頭ぶつけて死んじゃうし。
そもそも飛行機と違って人型は事故起こしたら大抵は転倒するんだからそんな状態でパイロット撃ち出されたら大惨事だし。
飛行というか宇宙空間作業もするけど、そこで起きる事故って大抵、宇宙のゴミ、スペースデブリとの接触事故で。
そんな危険物が飛び交っている環境下にノーマルスーツ着ただけの人間を放り出す方が問題でしょうが。
「パイロットは育成に金と時間がかかる高度技能保有者なのだぞ、分かっているのか!」
「うちのドラケンE改は学生のアルバイトでも扱っているようなものですが」
これだから宇宙(そら)を知らない地球のお偉いさんは……
動かすだけならちょっと練習するだけで誰でもできるし。
宇宙空間作業には資格が要るけど、これも学生でも取れるものだし取ったら一生食いっぱぐれないというので多くの宇宙市民が取得している。
「人手が足りないというならシルバー人材を活用しても良いでしょうし」
定年退職者の人材活用、大いに結構でしょ。
そんな当たり前のことを言ったら連中、信じられないものを見たかのように目玉をひん剥いてミヤビを見る。
後から知ったが、連中の中ではミヤビは、
「ヤシマの人形姫はその名のとおり冷酷無比。学徒動員や老人の徴兵を眉一つ動かさず当たり前のように口にする。第二次世界大戦中のソビエト連邦軍のように兵隊は畑から取れるとでも思っているし、そのための兵器を産み出すことに何の躊躇もしない」
ということになっていたらしい。
いやいやいやいや、自分たちが身分伏せてるってこと何で忘れてんの。
「ヤシマの人形姫は眉一つ動かさず、一目で我々が何者なのかを見抜いていた」
ってそんなわけないでしょー!
実際、地球連邦の国力ってジオンの30倍以上だから、アルバイトでも乗れるドラケンE改30機をザク1機にぶつけて勝てれば戦争には勝てちゃうのは事実だけど、それやっちゃダメでしょうに。
っていうか、ジオンの元ネタがナチスドイツなら地球連邦の元ネタはソビエト連邦になるのか……
まぁ政治や軍組織の風通しの悪さ、澱みや矛盾具合は確かに似てるけど。
そんな具合でドラケンE改は「人命軽視の鉄の棺桶」っていう評価が下されたはずなのだけれど、それでも採用してしまうのが地球連邦軍クオリティ。
スペースポッドSP-W03を拡大設計して180ミリ低反動砲を1門載せただけのボールをジムと編隊組ませて最前線に突っ込ませる軍隊だからね。
ヤシマ重工はドラケンEの改良モデルを造るにあたって元々の製造メーカーを合併・買収(M&A)していたから大きな利益が見込めたけど、その代わりミヤビはRX計画の民間協力者として地球連邦軍に出向するはめに。
そしてテム・レイ博士と仲良くケンカしながら地球連邦軍ペガサス級強襲揚陸艦2番艦ホワイトベースでサイド7に向かったところにジオン軍のザクが来襲。
アムロ君がガンダムで何とかしてくれるかな、と期待したけどなぜか彼が動かしたのはガンキャノン。
将来的にはガンキャノンでもザクぐらいぼっこぼこにしてみせる彼だけど、初めて動かしたモビルスーツでそれはかなわず。
結果、現場に飛び出したテム・レイ博士を乗り慣れたドラケンE改で回収しに行ったミヤビがザクの相手をする羽目に。
……どうしてこうなった。
「モビルスーツのノミごときに! おおおおおっ!」
ミドルモビルスーツになどに後れを取った恥辱に、ザクのパイロットは完全に頭に血を登らせていた。
ザクマシンガンを連射しながら全速力でドラケンE改を追う。
しかし素早い上に、小型機ゆえに利く小回りで地形を利用しながら逃げるドラケンE改相手に、追従しきれない。
『退くんだジーン。やつは速い! この大型のザクタイプでは駄目だ!!』
通信機から入る上官の声も届かない。
「ああ、もうっ」
ミヤビはジェット・ローラーダッシュで距離を稼いだところで鋭く右に操舵、直後にホイールを逆転!
グリップの限界を超えた駆動輪はたやすく空転し、ドリフト状態に移行。
慣性により直進する力と、直前に切った操舵により曲がろうとする力。
これによりまだグリップしているつま先内蔵の補助輪を支点として、機体がくるりと180度反転する。
スピンターン、もしくはサイドターンと呼ばれるドライビングテクニックだ。
車の場合、走行中にいきなりサイドブレーキを引き後輪のみをロックさせてグリップを無くしてやるんだけど、モーター駆動のドラケンEなら瞬時にタイヤを逆回転させることができるから、より簡単にできる。
というかミヤビが前世、リア駆動の電動ラジコンカーでよくやっていたテクニックだ(四駆だとできない)
プロポのスティックをちょいと反対に入れるだけでその場でくるんと車体が回るんだから家の周辺の狭い生活道路で行ったり来たりさせるには最適だった。
そしてミヤビはドラケンE改をそのまま後進させつつ、ザクに照準を付ける。
「狙い撃つ!」
ドラケンE改の機体上面2つの筒状ケーシングに収められた短距離ミサイルのうち一発を発射。
シーリングされたフタを破って撃ち出されたミサイルは、誘導用のワイヤーを引きながらザクに向かって飛ぶ。
有線誘導ミサイルなんて撃たれてからでも身をかがめたりそらしたりするだけで簡単にかわすことができるザクだったが、今は逃げるミヤビのドラケンE改を追って全速で走行中。
急激な方向転換なんてできないし、そもそもパイロットが不意を打たれて反応できていない。
かろうじて身を沈めたが、それでも避けきれず胸部に命中!
歩兵が使う対MS重誘導弾 M-101A3 リジーナより大型のこのミサイルは、ザクの装甲を正面から破ることのできる威力を持っていた。
「足を止めた!」
ミヤビは残ったもう一発のミサイルを駄目押しで発射!
そして命中。
ミヤビを追っていたザクは沈黙した。
「これで退いてくれればいいのだけれど」
……残念、アムロ君のガンキャノンを牽制していたもう一機のザクがこちらに向かってくる。
二発しか積んでいないミサイルを使い切っているのが分かるのか、肉弾戦を挑んでくる。
ドラケンE改の短距離ミサイルの再装填は使い捨てのケーシングごと交換することで行う。
予備があれば使い終わったミサイルのケーシングを破棄して自機の左腕二重下腕肢マニピュレーターを使っての再装填も可能だけど、そんな暇は与えてくれないらしい。
「ああ、もうテム・レイ博士の大発明、ビックリドッキリメカを使うしかないの?」
ミヤビはドラケンE改の右マニピュレーターに視線を落とす。
高い荷重に耐える頑強なパワーローダータイプの肘から下をハードポイントにした軍用タイプで、航空機、ヘリコプター搭載用ミサイル、ロケット弾ポッド、ガンポッド、偵察ポッド、またジオン規格の給電システムを備えたパイロンを用意できれば鹵獲品のヒートホーク等の装備が可能となっているものだ。
そして今装着されているのは筒状の本体の先に三本のクローを装備した、コードギアスのナイトメアフレーム、紅蓮弐式の簡易修理タイプ、甲壱型腕装備に似た形をした武装、
「ビームサーベル展開!」
その先端からビーム刃が伸びる。
『甲壱型腕ビームサーベル』はRX-78ガンダム用に開発されていたビームサーベルに、Iフィールド制御板を兼ねた3本のクローを取り付けたものだ!
別名『溶断破砕マニピュレーター』。
これを初めて見せられた時にミヤビが思わず漏らしてしまった呟きを、テム・レイ博士が拾って命名した。
こんな具合に彼女の周辺には前世知識に基づきネーミングされた、どこかで聞いたようなものが色々と転がっている。
『ビームサーベル起動しました。燃料電池全力稼働を開始。活動限界まであと4分53秒』
機体制御OSが合成音声で告げると同時に、モニターの隅に若干増減しながらも減っていく活動限界までの時間を映し出す。
ビームサーベルをフルスペックで起動、維持できる電力をミドルモビルスーツが供給することはできないためビーム刃の長さを60%以下に制限しているけど、それでも作動可能時間は短く5分以下。
限界が訪れると自動停止してしまうから、それまでに決着をつける必要がある。
「行きます!」
ジェット・ローラーダッシュで急加速!
動力源である燃料電池の動作に伴い発生する熱は原型機であるドラケンEにおける背面放熱器の代わりに内蔵されている熱回収器を介して推進剤の加熱に使われている。
このため燃料電池全力運転による発熱は副次的効果として推進剤噴射速度上昇をもたらし、一時的に機動力が向上する。
……殺人的な加速だ!
歯を食いしばるミヤビ。
高速で走行する機体から、さらに水蒸気が噴き出す。
利用しきれない余剰熱は両肩、尻に搭載された放熱器から放出されるけど、この時、燃料電池から排出される水を放熱器に噴霧して温度を下げる機構が働く。
そうして発散される水蒸気は熱量を持った残像を作り出し敵の熱源センサーを誤動作させるのだ!
「今!」
ビームサーベルをターンXのシャイニングフィンガーソードのように構え、ロケットエンジンを全開にして、突っ込む!
──────COMING SOOON !!
予告編風、序章です。
冒頭にクライマックスを持ってきて、後から本編を書くっていうやつですね。
ドラケンEは機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争に登場した全高5メートル弱のミドルモビルスーツです。
HGUC 1/144 RGM-79SP ジム・スナイパーIIのおまけとして初めてキット化されました。
ロボットアニメに対する意見としてよくあるのが、
「実用的な人型陸戦兵器は全高5メートル以下、ボトムズのアーマードトルーパーが限界だよね」
というもの。
では本当にファースト・ガンダムの世界でそのとおりの兵器を作れるのか。
通常サイズのモビルスーツに対抗できるようにするならどう組み上げれば良いのかというコンセプトでポケ戦登場のミドルモビルスーツ、ドラケンEをカスタマイズしてみました。
ドラケンEってビームサーベルが使えることになってますし、装備されている短距離ミサイルはMSイグルー2で歩兵がザクを倒すのに使用した対MS重誘導弾 M-101A3 リジーナより大型ですし。
あとは連邦軍モビルスーツの頭部60ミリバルカンを流用でしょうかね。
あれだけコンパクトなのにザクの正面装甲を抜いて撃墜できる威力を持ってますし、将来的にはジェガンが頭部バルカンでギラドーガの装甲に大穴を開けてますからね。
ご意見、ご感想等をお待ちしております。
今後の展開の参考にさせていただきますので。
参考
RH-35E ドラケンE
サイド6に駐留する”リーア軍”が使用するMMS=ミドル・モビルスーツ。
元は民生品の作業用機器で、比較的精密な作業が可能な二重下腕肢マニピュレーターの機体がデフォルトの仕様。
腕部をパワーローダーと換装した荷役仕様の機体などもある。
連邦、公国を問わず、土木工事の現場や港湾作業などで運用されているほか、治安維持や暴徒鎮圧、警ら用に運用されている事も多い。
”RH-35”は、リーア35番地(リボー・コロニー)所属の意味。
(プラモデル「HGUC 1/144 RGM-79SP ジム・スナイパーII」取扱説明書より引用)
SPEC
全高 4.921m
武装 短距離ミサイル×2/ビーム・サーベル
(「ガンダムパーフェクトファイル 122号」より引用)