ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件 作:勇樹のぞみ
ドーモ、ミヤビです。
またドラゴンクエスト3世界に転生したのですが。
今回は主人公たる勇者ではなく、モブの盗賊職だったので。
早々に教会に入信してシスターとなり、将来は僧侶に転職してちゃんとした神職に就きたいなーなどという平穏なライフプランを思い描いていたのですが……
「大変だ! 来てくれシスターさん!!」
「ど、どうされたのですか?」
「いいから早く!」
勇者が旅立ったと聞いたその日、教会に慌てた様子の方が駆け込んできて。
とにかく来てくれとルイーダの酒場に連れ込まれ、そこで見たものは!
蓋が音を立てて動く不気味なカンオケ!
どうやら封印されているらしく、中身が飛び出てくるということは無さそうですが。
(なぁにこれぇ……)
という話。
「えっ、これが勇者『クロ』?」
ちょっと何言ってるか分からないですね。
フタの隙間から覗いて……
ミヤビはそっとカンオケの中をのぞいてみた……
死んでいるような…
生きているような…
しかし、やはりただのしかばね…
「じゃない! これ生きてる!!
しかも人じゃなくて、このカンオケ自体が生きてる、ミミックの変種!?」
んん?
「勇者『クロ』のカンオケ…… クロのヒツギ…… クロノヒツギ!?」
そして私はシスター服姿!!
「お、思い出しました!」
前世でゲームボーイカラー版のドラクエ3のグラフィックだけチートコードでいじってモンスターハンターのネブラX装備、通称シスター服装備を再現したプレイ動画がありましたが。
その武器として用意されていたのが、
歴代のあらゆる武器の中でも最高クラスに不気味なデザイン。
その異様さは明らかに常軌を逸しており、最早狩猟笛と呼べるかも怪しい。
とまで言われていたホラーな武器『クロノヒツギ』!!
毒怪竜ギギネブラの素材で作られたカンオケ型狩猟笛でした。
そして確かにこのカンオケ、打撃武器にするための持ち手が付いてる!
「えぇ…… まさか私にこれ担いで魔王竜バラモス討伐に出かけろと?」
そういうことになりました。
幸い、このドラクエ版『クロノヒツギ』の使い方は覚えていました。
ヒツギの中には大きさに関係せず12個までのアイテムが入れられ、その中から武器、鎧、盾、兜、装飾品をそれぞれ一つずつ指定することで性能が変化する。
「まぁ、モンハンでも上質な素材が手に入ればカゲノヒツギへと強化でき、そこからさらに通常種の素材でそのまま強化されたヤミノヒツギ、亜種の素材で強化されたブラッドコフィン、そしてさらにその上のブラッドスクリーム、ブラッドデスクライへと強化できましたしね」
ここで指定する武器については迷いましたが、最初は青銅剣、『どうのつるぎ』を使えばいいでしょう。
狩猟笛はハンマーの派生で打撃属性の両手武器ですが、柄攻撃には唯一の切断属性が付いているので、それで戦うことになるのでしょうね。
「とげのムチを手に入れたらそれに切り替え、右ぶん回し→左ぶん回しループでグループ攻撃できるようになるでしょうから、それまで我慢ですね」
そして狩猟笛ですから『演奏』で様々な効果が引き出せる…… まぁ、勇者の呪文の効果が引き出せるわけですが、鳴らすと、
これが演奏?
そう問いただしたくなるカンオケの軋むような、いえ、か細い悲鳴のような不気味な音色が奏でられます。
同時にカンオケの蓋がガタガタと揺れ……
どう見てもヤバすぎる何かが収まっているとしか思えません。
さすがモンハンでは説明文にて「亡者の叫び」と表現されていた音色です。
そしてその亡者の叫びは夜な夜な辺りに響くという……
モンスターハンター3Gのクロノヒツギには体力回復【中】の音色が付いていましたし、この世界では実質、回復呪文ホイミに相当するのですが。
「逆に呪われて体調が悪くなりそうだと思うのは、私だけではないはず……」
あと、これを使うとなると使い手である私の装備に制限がかかります。
狩猟笛は両手武器なので盾が持てませんから。
唯一の例外は魔法の盾。
公式ガイドブック等では魔法使いでも使えるような小ぶりな円盾でしたが、スーパーファミコン版の取扱説明書ではヒーターシールドに近い形…… とはいえ腕を入れるベルトと取っ手の配置が90度ずれている、縦長の装甲を手甲のようにはめるのだと思われる、つまりかなり小型だったので。
取っ手を革のベルトに替えれば、クロノヒツギの柄を一緒に握りこみ、両手で構えることもできるでしょう。
スコットランドのハイランダーがターゲ(Targe)、ターゲットシールドとも呼ばれる円盾を持つ左手で同じ様にしてダークという短剣を逆手に構えて右腕の武器と併用していたように。
そしてここまで小型の盾なら、モンハンで言うならウカムルXシリーズの、あのごつく張り出したガントレットでも問題なく大剣など両手武器が使えていたように、動きを阻害することは無いはずです。
「まぁ、魔法の盾を売っているバハラタ到着まで盾無しで耐えなければならないのが辛いんですけどね……」
また、モンハンでそうだったように、クロノヒツギを使った攻撃の合間に補助の武器や攻撃も使えます。
ブーメラン(狩猟笛とブーメランを組み合わせた全く新しい狩猟スタイル)や剥ぎ取りナイフ(ドラクエ3だとブロンズナイフ、聖なるナイフ、アサシンナイフといったナイフ系武器)、珍しいところではキックなどに限定されますが。
なお、この場合のキックは直接モンスターを蹴るのではなく、狩猟笛を蹴ることで勢いを付けて『狩猟笛を』モンスターにぶつける行為になります(モンハンシリーズにあった攻撃モーション)
……まぁ、ゲーム目線で言いますと、システム的には盗賊な私と勇者なクロノヒツギの2人?パーティなので、1ターンにそれぞれが1回ずつ行動できるという話にはなるのですが。
「それにしても、生きた武器? いや敵の血で染め上げることで成長する呪われた武器?」
プレイヤーキャラ一人をそれに置き換えることで、モンスターハンターのギギネブラ装備『クロノヒツギ』を表現する(ついでに一人旅を楽しむ)という斬新な改変プレイでしたね。
チートコードを使うといっても、有利な方向へのそれではなく。
逆に不利な制限を付けての縛りプレイとも言えるものですし。
そう、前世で実況プレイを眺めて楽しんでいた時には感心したものでしたが。
本当に自分がそれを担いでモンスターハントしなければならなくなると、溜息しか出ません。
「いや、ホントにそれはもういいので……」
TO BE CONTINUED?
HD-2D版リメイク『ドラゴンクエスト3』発売まで1ヶ月を切り、事前情報でネットでは賛否両論が交わされていますね。
私自身は新しいリメイクが出ることを楽しみにしています。
「みんなちがって、みんないい」派なので。
そういう主義の人間なもので、今になってゲームボーイカラー版のチートコード解析に力を入れてみたり。
今回利用したプレイヤーキャラのグラフィック変更、
1人目をシスターに
013C4FC5
2人目を棺桶に
011C50C5
もそうですが、他にも武器、防具を含めたすべてのアイテムの、
分類
武器、鎧、盾等の種別
『闇の衣』を盾にするとか(初期のファイナルファンタジーのようにマントを盾扱いにする)、『亀の甲羅』を盾に変えるとか(「ティンベー(亀甲の盾)」と「ローチン(槍)」で琉球古武道ごっことか)ができます。
作用属性と属性値変化量
武器なら装備すれば攻撃力が上がりますし、防具なら守備力が、装飾品なら、というような装備品が作用する属性(能力値)とその上昇値が変更できます。
簡単に言えば、武器、防具などの性能を上下できます。
装備フラグ
それぞれの武器防具の職業ごとの装備可否が変更可能に。
商人専用装備の正義のそろばんや魔法の前掛けを勇者に装備できるようにして、商人勇者とかができるようになります。
永続フラグ
アイテムが使いきりかどうかが変更可能に。
処分許可フラグ
売ったり捨てたりできるかどうか
希少性
これが指定されていると、商店で売り払う場合に確認が入る
呪い
呪いのアイテムを身に着けても呪われなくなる。
ただし破壊の剣の身体が動かなくなる作用などは別で設定されているので無くなったりはしない。
とはいえ、一人旅で般若の面をかぶったり外したりできるのは面白そう。
(Switch、PS4、3DS版リメイクでは呪いを解いてもアイテムが無くならないよう仕様が変わっているので、般若の面も再利用が可能。そういったプレイをゲームボーイカラー版で再現できるということ)
性別
女性専用装備を男性にも身に着けられるようにできたり、逆ももちろん可
女装装備ができます。
価格
文字どおり値段の変更が可能。
使用フラグ
使用することで効果が得られるアイテムの使用可能職業が操作可能。
スーパーファミコン版で稲妻の剣、王者の剣など勇者が使える武器の効果を盗賊が利用できたバグを、ゲームボーイカラー版で再現したり、などといったことができる。
この辺の改変が可能になっていたりします。
以前書いた「ドラクエ3でボトムズする」お話にも活用できそうですけどね。
ゲームボーイカラー版で有名なキメラバグでは、すべてのアイテムの他、スライム~バンパイアまでの名前が付いたアイテムが出せましたが。
チートコードでも同様に出せるうえ、出したアイテムに上記の設定が可能。
『バリイドドッグ』というアイテムを出して鎧として設定してやれば、
スコープドッグ系ATのオリジナルバリエーション(という風な)機体『バリイドドッグ』(「埋葬された犬」という意味の名称)
を登場させることができます。
いかにもスクラップから再生された感があるネーミングでしょう?
「アテにならねえ部品がざっと50ほどある」
みたいなお話が書けそうです。
そう「閑話 スコープドッグとむせるコズン」で欠けた片腕をマント状のぼろ布をまとわせることでごまかした再生機を登場させていましたが。
もちろんこれは『機動戦士ガンダム00』に登場した『ガンダムエクシアリペア』のオマージュ。
好きなんですよね、この手の機体。
マント『闇の衣』を盾に設定してやって再現するとかも良さそうです。
武器とかも、本来の攻撃力から値を減少させて『切っ先が折れた剣』を表現するとかできますし夢が広がりますよね。
これでまたお話が書けそうです。
ご意見、ご感想等をお待ちしております。
今後の展開の参考にさせていただきますので。