ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件   作:勇樹のぞみ

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機動戦士ボール 第1話 ボールが立った!

 辺境のスペースコロニー、サイド7に降り立った鋼の巨人。

 ジオン公国軍モビルスーツ、ザクI。

 その激しい攻撃に、

 

「父が軍属です。こんな退避カプセルじゃ持ちませんから、今日入港した船に避難させてもらうように頼んできます」

 

 アムロ少年はそう言って避難先の退避カプセルを出て父、テム・レイ博士の元に向かうのだが……

 流れ弾による爆発から守ってくれた黒髪のお姉さん、ミヤビ・ヤシマが見せてくれたのは、

 

「地球連邦軍の依頼で急遽でっち上げた究極の戦時急造兵器、陸戦対応型モビルポッド、ボール、その初号機。建造は極秘裏で行われた」

 

 マニピュレータの接続基部と可動範囲をいじって鳥脚にも使えるようにした、でっかいボール(たま)

 

「これも、父の仕事ですか?」

 

 そう問うアムロに答えたのは、

 

「そうだ」

 

 眼鏡越しに自分を見下ろす、

 

「久しぶりだな」

「父さん……」

 

 父、テム・レイ。

 

「乗るなら早くしろ。でなければ帰れ!」

 

 いきなり言われるアムロは――

 

 

 

 なお、戦闘中なのでテム・レイ博士も切羽詰まって端的に告げているが、実際に言いたかったことは、

 

「(そういえばお前は作業用スペースポッドの免許は取っていたな。この際誰でもいい!)乗るなら早く(乗ってベイエリアに入港中のボール搭載型サラミス級巡洋艦へ避難)しろ。でなければ(元居た退避カプセルに)帰れ!」

 

 これである。

 横でこの様子を見せられたミヤビは、

 

(なんだろう、変なところ省略してエヴァンゲリオンのゲンドウムーブするのやめてもらっていいですか)

 

 と嘆息する。

 しかし、なぜテム・レイ博士の口からこんなセリフが出ているのかというと、実はミヤビのせいだったりする。

 

 ヤシマ重工製ボールを開発するにあたりミヤビは、機体のサポートAIとして未来においてSガンダムに搭載されるルーツ博士開発の人工知能、AIである『ALICE(アリス)』、その原型となったプログラムから株分けしてもらいミヤビたちが育てた存在、サラをインストールしていたわけだが。

 

 ミヤビが前世のオタクコンテンツについて口にする → ミヤビに育てられたサラが影響を受け、教育のために接続していたネットから関連する情報を吸い上げて学習してしまう → ボールの開発関係者やパイロットにサラを通じて拡散 → 宇宙世紀において西暦の時代の日本のオタクコンテンツが見直されブームに → 一般人でも元ネタを知らずに影響を受けた言い回しやセリフを使ってしまう ←今ここ

 

 ということだったりする。

 この世界、『機動戦士ガンダム』関連が『モビルフォース ガンガル』に置き換わっている以外はミヤビの前世にあったものは普通に存在しているのだし。

 

 ミヤビが聞いたら「どうしてそんなセリフが出てくるの!?」と驚愕するような言葉を思いがけない人物が口にしていたりするが、それはこういうことなのだ。

 

 なお、サラの元となった『ALICE(アリス)』にも影響は及んでおり、

 

『イキスギィ! イクイク! ンアーッ! 枕がデカすぎます!』

ALICE(アリス)、淫夢はもうやめなって! 宇宙世紀では淫夢ごっこは恥ずかしいんだよ!」

『おっ大丈夫ですか大丈夫ですか バッチェ冷えてますよ~ 淫夢は宇宙世紀で流行ってるってはっきりわかんですね~』

 

 と酷いことになっているのをミヤビは知らない。

 

 

 

 そしてアムロ少年は陸戦対応型モビルポッド、ボールのコクピットにつく。

 

「こいつ、動かせるぞ?」

 

 幸いコクピット周りは彼が免許を取得した作業用スペースポッドとほぼ同じだった。

 起動準備を整えるアムロ。

 しかし、

 

「ひどい、1/2しかエネルギーゲインがないぞ!?」

『それは燃料電池駆動だから……』

 

 と、サポートAIのサラツーがフォローする。

 

『で、でも鳥脚は人間の脚よりはるかに必要とするエネルギーが低いからこれでも十分よ!』

 

 ミヤビの前世、西暦の時代でもそのような研究結果が出されていた。

 地球上で最も効率的に走ることのできる動物はダチョウであるとも言うし。

 だからアムロの陸戦対応型ボールも、

 

 

 

「立った! 立った!! ボールが立った!!?」

 

 驚愕に声が裏返るザクIのパイロット、ジーン。

 さらには、

 

 

 

「私のボール(たま)は2つある!!!」

 

 テム・レイ博士が叫ぶように、ミヤビが操るフィフティーン・キャリバー、2連装機銃装備の近接戦闘型も立ち上がる!

 

 

 

「いえ、もちろん開発には地球連邦軍、そしてテム・レイ博士にご協力いただいていますがね」

 

 テム・レイ博士の「私のボール(たま)」発言に頭を痛めるミヤビ。

 ともあれ、

 

「アムロ=クン、この陸戦対応型ボールのコンセプトは、燃料を消費することなく待機、滞空ができる二足に支えられた攻撃ヘリ」

 

 地上戦用ボールが欲しいという地球連邦軍からの無茶ぶりに頭を悩ませたミヤビが考えついたのがこれ。

 彼女の前世の記憶の中にあるアニメ『太陽の牙ダグラム』に登場した二足歩行型コンバットアーマーの設定だ。

 タイヤや履帯……キャタピラーとは桁違いの走破力をもって地形を障害とせず空を飛ぶように進撃、上を取って高みから地上車両を撃ち下ろす。

 ザク相手では高さは負けるが、なら匍匐飛行(NOE:Nap-of-the-Earth)、地形追従飛行とも呼ばれる地を這うような低空を移動し地形、遮蔽を利用して強襲を行う戦術を模倣し、戦いを挑めばよい。

 これは攻撃ヘリが対戦車戦闘に用いていた手法なのだし。

 

「そしてヘリが戦場においてホバリングで一か所に留まるなんて真似はしないように、常に動き回ることが必要よ!」

 

 ボードゲーム『バトルテック』に登場した機動兵器メックにもローカストという『首の無いダチョウ』のような非人型なフォルムを持つ軽量機があったが。

 その戦術はとにかく走ること。

 走行能力に振られたこの機体の速力は圧倒的で、全力走行された場合、生半可なパイロットでは攻撃を命中させるのが困難なレベルにまで達するのだ。

 

 それと同じ話で、

 

「ダッシュ! ダッシュ!」

『ダンダンダダン』

 

 と発進を促しミヤビは自機も走らせる。

 何かサラがおかしな言葉を付け加えているが……

 

 

 

「ダッシュ! ダッシュ!」

『ダンダンダダン』

 

 と指示を受けたアムロ機をサポート制御するAIサラツーは、

 

『ダッシュ! ダッシュ!』

『ダンダンダダン』

 

 と復唱、

 

『スクランブル・ダッシュ!!』

 

 ボールを緊急発進させる。

 

 

 

「何でそんな、やり遂げたって顔してるの」

 

 モニターの片隅で小さくアイコンのように表示されているサラの満足そうな顔に、ツッコむミヤビ。

 

 

 

「我々は偵察が任務なんだぞ、退くんだジーン」

 

 動き出した陸戦対応型ボール。

 上官、デニム曹長からの命令がジーンに下されるが、

 

「なに言ってるんです、ここで倒さなければ敵がますます、うっ」

 

 アムロのボールからの砲撃に、とっさに回避行動を取り対応するが、しかし、

 

「なんだ~、そのブレブレな照準は!」

 

 まだ慣れないゆえのアムロの操作に弾は明後日の方に飛んで行く。

 ジーンは、それが連邦の技術の限界かと思い込み、

 

「あがいてもあがいても機動兵器の開発に出遅れた連邦の努力には限界があるのさ! いまさら二足歩行の戦闘ポッドの開発努力など無駄無駄無駄―――っ!!」

 

 そう、あざ笑う。

 

「鳥カスが人間に追いつけるかーッ。お前はこのザクにとってのダチョウなんだよ連邦の戦闘ポッドォォォォ――――――ッ!!」

 

 と、ミヤビが聞いたなら、

 

(お前それサバンナでも同じこと言えんの?)

 

 という具合に内心で突っ込んでいただろう発言をするジーン。

 

 

 

 一方、ミヤビは、

 

「ダッシュ! ダッシュ! ダッシュ!」

 

 アムロに、そして搭載されたサポートAIサラに指示を出しながら、ローカストの戦術を参考に走行、射撃、そしてすれ違いざまの、

 

「キック・エンド・ダッシュ!」

 

 蹴りを叩き込み、ジーンのザクIを翻弄する。

 

 

 

「よし、僕も!」

 

 ジーンのザクIに突っ込むアムロのボール!

 機体背面に装備された可動ノズルによる推力偏向制御ロケットエンジンも併用してジャンプ、

 

 

 

「ああっ、俺を踏み台にした!?」

 

 驚愕するジーンだったが、

 

「ぶべらっ!!!」

 

 次の瞬間には蹴り飛ばされ、前のめりに吹っ飛ぶハメになる。

 コクピット内に機体損傷の警報(アラート)が激しく鳴り響く。

 慌てて駆け寄ったデニムのザクIが助け起こし、

 

「ジーン、スレンダーが待っている所までジャンプできるか?」

 

 と、問うが、

 

「ダメです、背面ロケットエンジンが反応しません」

「何!?」

 

 デニムのザクIのモノアイが捉えたのは、無残にも引き剥がされたバックパックがあった個所。

 その視線をアムロのボールに向ければ、その片足の下に……

 

 

 

「なるほど! シャイニングフィンガーとはこういうものか!」

 

 デニムのザクIの背から引き剥がしたバックパック、その装甲から赤熱する鉤爪型のヒートクローを引き抜き、ペッとばかりに後方に蹴り捨てるアムロのボール。

 

『1/5だけどね』

 

 とサラツー。

 ボールのマニピュレータハンドはペンチのような形をしているが、ミヤビの発案により製作されたヤシマ重工製ボールは上側のハンドパーツの横幅を縮小し、そこに同軸で独立して可動するフック型のパーツを搭載していた。

 これはちょうど人差し指のように機能するもので、これによりこのミヤビの転生した世界で生まれたボールは簡易的に人の手に近い作業を可能としていた。

 要するに軍隊で使われる親指と人差し指だけ独立しているトリガーフィンガーミトンみたいなものだ。

 ガンプラでも親指、人差し指、そして残りの指を一体化させて可動させていたものがあったが、そのような感じ。

 

 また、ボールのマニピュレータは各種作業の他に無重力下における機体保持や繋留にも使用されていたが、この鉤爪状のハンドパーツはフックとして引っ掛けたりスパイクとして対象に突き立てたりと応用が効き、大変に便利であった。

 

 そして、ミヤビはこれにジオンのモビルスーツが使用するヒートホークと同じ、溶断機能を付加していた。

 ヒート兵器は元々、コロニー建設に用いられる作業用宇宙艇搭載の高周波誘導切断器にルーツを持つ器材であり、コロニー建設も請け負うヤシマ重工なら比較的簡単に開発が可能だったのだ。

 必要なら人差し指をプラズマ化し溶断に使うことができる。

 人差し指だけのシャイニングフィンガー、サラツーの言う『シャイニングフィンガー1/5』である。

 作業に大変役立つ機能だったが、もちろんそれだけでなく、敵機に鉤状のヒートクローを突き立て食い込ませ、さらに蹴飛ばす勢いに任せて装甲を引き剥がすという荒業が可能だった。

 ちょうどアムロがそうやって、ジーンのザクIのバックパックを丸ごと引き剥がしたように。

 ジオンのモビルスーツは装甲がフレームを兼ねるモノコック式。

 カニのような甲殻類では殻に身が付いているのと同じく装甲に内部機構が付いているため、バックパックの装甲を引き剥がせば中身ごと剥がされてしまうのだ。

 

 

 

「まるでラプトルね」

 

 つぶやくミヤビ。

 ラプトルはラテン語で『猛禽』『掠奪者』を意味する言葉だったが、ミヤビの前世、旧21世紀ではデイノニクスやヴェロキラプトルなどの「デイノニコサウルス類」、または「ドロマエオサウルス類」に属する小型肉食恐竜を指すことが多かった。

 後肢に大きな鉤爪を具え、これを獲物に叩き込むことで致命傷を与えていた、というもの。

 ミヤビが開発したボールのヒートクローは、陸戦対応型においてマニピュレータを鳥脚として用いるよう改造された結果、このラプトルの鉤爪のように使われることになったのだ!

 

 それはともかく、

 

「アムロ、もう一機の方を!」

 

 アムロと協調して無事な方、デニムのザクIに集中砲火を行う。

 

「アムロ、あなたの機体の頭頂部に装備された低反動砲に込められているのは、敵機の無力化・鹵獲のため装甲に張り付いて爆発の衝撃で内部故障を狙う粘着榴弾(HESH:High Explosive Squash Head)よ」

「えっ?」

「これで撃っても相手は死なないの。だから殺すのではなく、民間人を巻き込んで戦闘を続ける相手の良くない行為を止めさせる、そういうつもりでよく狙って。死なないんだから遠慮なく当てて」

「撃っても死なない…… 相手の行為を止める……」

 

 極力人を殺したくないミヤビが思い出したのが『機動戦士Zガンダム』劇中でリック・ディアスが使用していたクレイ・バズーカ。

 これには敵機の無力化・鹵獲のため、装甲に張り付き爆発の衝撃で内部損傷を狙う粘着榴弾(HESH)の装填が可能だったという。

 地球連邦軍のモビルスーツ開発が間に合わず、仕方なしにボールを使用している現在、

 

「敵のザクIの鹵獲を狙えるこれは有効ではないか」

 

 という理屈を付けて推したところ採用され、実際に鹵獲したザクIが利用されているという……

 

 

 

「ジーン! ぐはっ!?」

 

 ジーンの機体をかばおうとしたデニムの機体は、それがゆえにアムロからの砲撃をまともに浴びてしまい、粘着榴弾(HESH)の直撃で擱座してしまう。

 

 

 

 しかし、アムロの方も、

 

「あっ、弾が切れた」

 

 砲弾を使い果たしてしまう。

 

 

 

「アムロ、下がって」

 

 代わってミヤビは前に走り出す。

 

「ハイスピードモード!」

『了解! バクシーン!!』

 

 ミヤビの指示を受けたサラは、空気抵抗を減らすため頭頂部のフィフティーン・キャリバー、2連装機銃を後ろ向きに、そして両のマニピュレータ装備の鉤爪をスパイク代わりに大地に突き立て突進!

 対するジーンのザクIは転倒時にマシンガンも失っており、肉弾戦狙いで左肩装甲を前に突き出す半身の構えで駆けて来る。

 ザク特有のショルダーアーマーを防弾に十分生かす姿勢だ。

 地を蹴り躍りかかるジーンのザクI!

 それに呼応するかのようにジャンプするミヤビのボール!

 空中で交錯する両者は!!

 

『南斗獄屠拳!!』

 

 着地し、振り返るミヤビのボール。

 同じく着地したジーンのザクIは……

 

 

 

「うあああ」

 

 ザクIの手足から噴き出るオイル!

 

「!?」

 

 脱力する四肢、力なく倒れ伏すジーンのザクI。

 

 

 

「ウソばっかり……」

 

 溜息をつくミヤビ。

 サラが言ったような『南斗獄屠拳』など、ミヤビのボールは使ってはいない。

 実際には、すれ違ったあとで、後ろに向けていたフィフティーン・キャリバーを使い、無防備に背面を晒しているザクIを撃った、そのうちの何発かが手足、特に装甲の無い膝裏の関節を撃ち抜き、動けなくしたのだ。

 

 しかし立てなくなりつつも、身じろぎするザクIに、

 

「サラちゃん、降伏勧告をお願い」

 

 と指示。

 

『はい』

 

 サラは、ボールの脚でザクIを仰向けに蹴飛ばし、その胸に脚を置くと鉤爪を突き付けた。

 

『地球連邦軍には勝てません、降伏しますと言いなさい。言わなければ突きます』

 

 

 

 サラは『機動戦士Zガンダム』でも目立って使われていた『お肌の触れ合い通信』つまり装甲の振動を利用して会話を伝える方法で、

 

『地球連邦軍には勝てません「降伏します」と言いなさい。言わなければ突きます』

 

 と言ったつもりなのだが、ジーンは、

 

『「地球連邦軍には勝てません、降伏します」と言いなさい。言わなければ突きます』

 

 と受け取っていた。

 当然、そんな屈辱的なことが言えるわけも無く、

 

「い…… 言うもんか。連邦なんて全然ダメじゃないか。ジ……オンこそが人類最高の先進文明宗主国だ」

 

 と反発する。

 すると、ザクIの胸板にピタリと突き付けられた鉤爪が赤熱し、

 

 ズブ…… ズズズ……

 

 と装甲に差し込まれていく。

 

「うおお~~!!」

 

 恐怖に絶叫するジーン。

 ヒートクローが引き抜かれると、オイルが血のように吹き出し、

 

『何本目に逝くかな~~』

 

 と別の場所に再び突き込まれる。

 

「ぐあっ!!」

『私をとめられるのは、あなただけです。あなたのたったひとつの言葉でいいんです』

 

 サラは言う。

 

『強制はしません! 自分の意思で言うんです』

「ぐわっ」

 

 さらに突き立てられるヒートクロー。

 その行いに、

 

「待て!」

『んん?』

「こ…… 降伏します……」

『何です? 聞こえませんねぇ~ その程度で私が動くと思っているんですか?』

 

 胸に七つの傷を刻む勢いでヒートクローが突き立てられていく!

 

「ち……地球連邦軍には勝てません!! 降伏します!!」

 

 叫び、がっくりと肩を落とすジーン。

 

 

 

 なお、これを聞いていたミヤビは、

 

(何でシン!? 別のも混じっていた気もするけど!!)

 

 と慄いていたし、最後の『聞こえませんね』は、本当に小声過ぎて聞こえなかっただけだったりする。

 後にサラに何でこんなことをした、言え、とばかりに聞いてみたところ、サラは、

 

『心変わりを誘発させる方法じゃないんですか?』

 

 とキョトンとした素の表情で首を傾げていたりする。

 やはりAIにネットの閲覧を自由にさせるのは問題では?

 とミヤビは頭を抱えることになるのだった……

 

 

 

次回予告

 サイド7を脱出するボール搭載型サラミス級巡洋艦を待ち受けていたシャアは、ついに赤い彗星の本領を発揮してボールに迫る。

 それは、シャアにとってもアムロにとっても、初めて体験する恐ろしい戦いであった。

「僕のこの手が光って唸る! お前を倒せと輝き叫ぶ! 必殺! シャァァァイニングゥ フィンガァァァー!!」『1/5!』

 次回『ボール二つとも破壊命令』

 君は、生き延びることができるか?




 AIは変な学習の仕方をするものなので、ネット検索した場合にAIが答えを要約してくれても鵜呑みにしてはいけませんよ、という啓発作品でした(ウソ……とも言えない)
 いや、実際、普通に間違ったことをいかにももっともらしく言いますしね、アレ。

 ともあれ、機動戦士ボール(ミヤビVer)の第1話でした。
 後ろ足の人差し指にでっかい爪を持つ恐竜、ラプトルからヒントを得た人差し指一本だけのシャイニングフィンガー。
 あれ? 陸戦対応ボールって結構いけるんでしょうかね?

 それではまた。
 ご意見、ご感想等をお待ちしております。
 今後の展開の参考にさせていただきますので。
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