空SIDE
諸々の準備が終わり、残ったのリクトの居場所だけになった。そんな中、僕らははやてに全員集まるように言われたのだが……
「はやて、何で仕事しながらみんなを集めたんだ?」
てっきり準備期間も終わったから、そろそろこっちから打って出ると言う話になるかと思ったんだけど……何故かリイン姉妹二人に見張られながら仕事をしているはやて……
「うぅ~」
「ほら、主。泣いてないで手を動かしてください」
「書類が終われば準備は完了ですよ。はやてちゃん」
「園子さん……詳細の方はあとで伝えるから……」
「はやちゃん……わかったよ~」
こいつら、何かしらやってたのか?まぁ気にしないほうがいいな。
それからしばらくしてから全員が集まり、はやてから今回、新しく加わった戦力について話が出た
「ミナトさんの交渉で、今回の戦いに協力してもらうことになったスカリエッティ一派と赤嶺さんや」
「はは、言っておくが君たち管理局には協力はする気はないぞ。私たちは彼に協力するのだからな」
「まぁ私も似たような感じだけどね」
何というか……大丈夫なのか?これ……
僕はミナトの方を見た。ミナトは言うと……
「まぁ俺たちには協力するから大丈夫だと思うぞ」
ちょっと心配だけど……戦力が大いに越したことないな
「それで赤嶺さん、リクトの居場所は?」
「さぁ?正直言うと私も何処にいるのかわからないんだよね……」
「多分だが奴は聖王の揺り籠の封印を解いている。執拗に聖王の揺り籠について聞いてきたからね。それに居場所を探すよりも……」
スカリエッティが何かをいいかけた瞬間、警報音が鳴り響いた。
「シャーリー!?どうしたんや?」
「隊長!?街上空に突然巨大な物体が……あれは……円盤?」
「どうやら来たみたいだね」
スカリエッティが笑みを浮かべる中、はやては全員に指示を出した。
「全員、出撃や!!」
「さてそろそろ始めようか……手始めにここら一体を破壊させてもらう」
『アスク様。どうやら邪魔者が来たみたいです』
『ありゃ戦艦か?』
『情報だとアースラっていう古い艦を出してきたみたいね』
「そうか……ではまずは邪魔な奴らを倒してしまおうか」
アースラで巨大な円盤の前に出た僕ら。にしてもアースラって解体されるはずだったものをよく使えるようにしたな……
「敵円盤よりなにか発射されてきます!あれは……」
「星屑やね……星屑の相手はクロノくんたちが率いる部隊が何とかしてくれるはずや……アースラ!敵機に突撃や!」
「突撃って……過激なことをよく思いつくな……いや、はやてらしいけど……」
アースラのスピードが上がり、円盤へと突っ込んでいき、アースラが円盤に突き刺さった。
「全員出撃!」
みんなで円盤の中に入り、警戒している中……
「敵の姿が見当たらないね……」
「出た瞬間に現れると思ったんだけど……」
なのはとフェイトの二人の言うとおり、まるでここに僕らが来ることを分かっていた感じだな。
「先へ進んだほうが……」
僕がそう告げた瞬間、どこからともなくまばゆい光があたりを包み込み、気がつくとその場には僕、夜空、友奈、樹、赤嶺の五人しか残された。
「みんなは!?」
「どこか別の場所に……」
「空くん、奥の扉が勝手に開いてくよ……」
「罠でしょうか?」
「ううん、罠って言うより……邪魔者を排除した感じだね……」
とりあえず僕らは奥へと進んでいくのであった。
桜SIDE
気がつくと僕、友奈、風、しずく、園子、珠子、千景さん、雀、スバル、ギンガ、トーレ、オットー、ウェンディ、ディード、ノーヴェが闘技場みたいな場所に連れてこられていた。
「ここは……」
「もしかして敵のお誘いってことかな~」
「だとすれば……この場にいないメンバーも……」
トーレがそういう中、僕達の前に鉄扇を持った人型バーテックスが姿を見せた。
『ようこそ。ここがあなた達の戦いの舞台……そして死に場所』
「物騒なことをはっきり言うわね……」
「死に場所って……メブたちもいないのに~」
「おいおい、お前の死に場所じゃねぇのか?」
「シズクの言うとおりだな。何も私らの死に場所じゃないよな!」
『面白い子達………簡単に死なないようにね』
なのはSIDE
広い場所に連れてこられたのは、私、ティアナ、東郷さん、杏さん、夕海子ちゃん、キャロ、ルーテシア、ディエチ、セイン、チンク、アリシアちゃん、雪花さんだけだった。
「このメンバー……いい感じに分けられた感じなのかな?」
「射撃、補助、隠密組って感じだね」
「ということは……私達の相手は……」
雪花さんがあたりを見渡すとどこからともなく声が聞こえてきた。
『ようこそ。私の処刑場へ。私は二号。あなた達をスナイプしてあげるわ』
「面倒相手ってことだね。でもこっちはただやられるわけじゃないけどね」
アリシアちゃんが笑みを浮かべるのであった。まずは……敵の居場所を見つけないと……
ミナトSIDE
どこか和を思わせるような場所に連れてこられた俺、マシェリ、アムール、ミア、若葉、夏凜、芽吹、棗、ゼスト、セッテ、アギト、シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、銀、はやて、ダブルリイン、歌野。
そしてその前には大型の太刀を持った人型がいた。
「来たみたいだな。さぁ始めよう」
「雑魚戦闘員……ってわけじゃないな。お前が戦闘員のリーダー格か?」
「一号だ。さぁ殺し合おうか」
「いいぜ。やろうか!!」
スカリエッティSIDE
突然としてレーダーから侵入組の姿が消えた。
「どうやら全員転移させられたみたいだね」
「ドクター、どうします?」
「居場所の確認だけでもしますか?」
「そっちは管理局がやっているが……」
ウーノ、クアットロを手伝わせてもいいが……さてどうしたものか……
「あららお嬢様。巫女三人と避難していたほうがいいんじゃないの?」
ドゥーエが聖王のクローン……ヴィヴィオを連れてきた。
「ドクター、ママたちは?」
「現在見失っている……我々が出来ることは……」
「祈ることだけですね」
ヴィヴィオを追ってきたのか巫女三人が司令室にやってきた。祈ることだけか……
「……ママ」
ヴィヴィオが心配そうにしているが、現状出来ることは祈るだけ……彼女の力を目覚めさせればいいが……
そう考えた瞬間、彼女の持つ白い鍵が輝き出した。
「これは……」
「お守りが……」
この鍵……聞いた限りでは天の神から授かったものだと……だとすれば……
「ヴィヴィオと言ったかな?母親の力にならないか?」