ミナトSIDE
俺、ミア、若葉、夏凜、芽吹、棗、ゼスト、セッテ、シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、銀、歌野、エリオで一号へと攻撃を仕掛けるが、一号は太刀で攻撃を防ぎ、一振りで俺たちを吹き飛ばしていく。
マシェリ、アムール、はやて、ダブルリインで背後から攻撃を仕掛けるが、一瞬の内に五人を吹き飛ばした。
「リーダー格だけあって、強いな」
「お前的にはどれくらいの強さだ?」
シグナムがそう聞いてくるが、自分が今まで戦った相手と比べるとなると……
「上の下くらいだな。上の上はドs将軍だけど……」
とはいえ、こいつの強さはかなり厄介だな……一瞬の隙を狙って御霊を破壊するとなると……
「面倒な相手だ」
『悪いが俺は他の奴らとは違う……油断しているとお前たちはすぐに全滅だ』
太刀を構えながらそう告げる一号。さてどうしたものか……愛龍騎になって一気に勝負を決めたい所だけど、それでも倒しきれるかどうか……
『そちらが来ないなら……こちらから!!』
一号が接近してきた瞬間、若葉、夏凜、芽吹の三人が斬撃を防いだ
「重い!?」
「おまけにこっちの武器が……」
「一撃一撃の威力が強くても……」
三人が抑え込んでいる内にシグナム、棗、ゼスト、セッテ、シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、銀、歌野、エリオが同時に攻撃を仕掛けるが
『甘い!!』
一号の体から黒い柱が伸びた瞬間、攻撃を仕掛けた全員が吹き飛ばされる。
「それだったら!!ディアボリックエミッション!!」
巨大な魔砲が一号に迫ってきたが、一号は大きく太刀を振った瞬間、魔砲が真っ二つに切り裂かれた。
『その程度か……残念だよ』
「ミナト、どうします?」
「やっぱり愛龍騎で……」
マシェリが心配そうにする中、俺は狂龍騎から元の姿に戻った。
『降参か?』
「いや、お前相手なら……レガオンを使うよりもこっちを使ったほうがいいな」
俺はレガオンを鞘に収め、村雨を抜いた。その瞬間、体中に痣が浮かびあ上がり、更には白いオーラが全身を包み込んだ。
「奥の手!役小角+愛の奇跡!!」
俺のもう一つの奥の手。これは強大な敵との戦いで一度っきりしか使えないはずだった。使えたとしても残った残滓を使うしかなかったけど……
「神具となったおかげで奇跡がもう一度起こせたな」
『奇跡などに頼るなんてな!!』
一号の斬撃を俺は片手で受け止めた。その場にいた全員がそれに驚いていたが……
「マシェリとの愛は無限なんだよ!!」
太刀を持った左腕を切り落とす。だが一号は太刀と共にすぐさま再生し始めた。
『無限などと言っているが……果たしてその状態にいられるのはどれくらいかな?』
こいつ、愛の奇跡が時間制限付きだっていうのを理解していやがる。だけどそれでも……
「愛の奇跡が勝つか、お前が勝つか……勝負だ!!」
互いに全力の斬撃を繰り出していくが、一号は全く引かず、俺も引かなかった。
このままだと……いい加減気がついてほしいものだな。俺はある人物の方を見た。
『よそ見をしている場合か!!』
一号の太刀が俺の腹を貫いた。これで終わりだけど……今の俺にはある程度の再生能力が備わっている。だから俺は一号の腕を掴んだ
『腕を掴んだ所で!!』
「これでいい」
『何?』
「一瞬でもお前の動きを止めることが出来れば……あとは」
俺が笑みを浮かべた瞬間、一号の胸をエリオのデバイス『ストラーダ』が貫いた。
『がああっ!?』
「よく気がついたな。俺のサインに」
「はい……きっとミナトさんならこうしてほしいと思ったんです」
「ナイスだ。エリオ。そして……終わりだな。一号!!」
『まだだ。まだ終わりには……』
一号が苦しみもがく中、俺は村雨で一号を真っ二つに切り裂いた。
「葬る!!」
一号はそのまま崩れ去っていき、消滅するのであった。
空SIDE
夜空たちと奥へと進んでいくとそこにはリクトの……いやアスクが玉座に座って待ち構えていた。
「来たか」
「りっくんは?」
「奴はもう既にな……これで完全に奴が目をさますことはない」
アスクが笑みを浮かべ、赤嶺が悔しそうにする中、友奈が赤嶺の手を握った。
「大丈夫。まだ本当に消えたわけじゃない」
「……本当に諦めないね。先輩は」
「結城ちゃん曰く『なるべく諦めない』だからね」
「そうです。まだ助けることができます」
「それじゃ例の作戦をやるか」
「だな」
僕らは武器を構えた瞬間、アスクは立ち上がった。
「諦めないか……ならば諦めさせてやろうか」
「出来るものなら……やってみろ!!」
アスクが動き出すと共に僕らも動き出すのであった。これがアスクとの最後の戦いだ。