誰が為の物語   作:コーヒー中毒社会

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長らくお待たせして申し訳ない...今回は短めですが楽しんでくださいな


相澤先生と訓練

         可哀想な女の子は

      色んなモノを食べちゃって

       怖い怪物になっちゃった

 

そうアリスが唱えると足元の魔法陣が一際輝き、そこから異形が現れた。その姿はまるでアリスの姿を無理矢理歪めたような姿だった異様に伸びて垂れ下がった首、片腕はまるで樹木の枝のようになりその先には黒を基調にし斑点が大量に付いた球体状のモノが無数に付いていた。その姿を見てついてきていたクラスメイトは全員息を飲む。するとノイズのかかった、だが悲しい声が聞こえてきた

 

『女の子は...お砂糖..と...スパイス..と...素敵なモノ...』

 

そして、枝の先の球体は歌を紡ぐ子供のような声で不気味に嘲笑うかのように

 

『『Ring-a-Ring-o' Roses,

  A pocket full of posies,

  Atishoo! Atishoo!

  We all fall down.』』

 

その異形を見るアリスの表情はとても悲しそうな顔をしていた。でも表情を切り替えて相澤先生にこう告げた

 

「この子はアリスあり得たかもしれない私、可能性の私。私が守れなかった約束を守るために壊れた私よ。でもね先生躊躇わなくても良いわ。だって躊躇ってたら大ケガするもの‼」

 

アリスがそう言うと共に異形の枝の先から球体が数体物凄いスピードで突っ込んできた。相澤先生はうまく回避したが、球体達が壁にぶつかった音を聴いてなお恐ろしく感じる。その音はまるで大砲が硬いものに当たったかのような轟音であったからだ、そこから間髪を入れず異形は背中から骨組みだけの翼を展開する。そしてその骨組みにはまるで羽毛のように大量のハサミが生え相澤を狙い射出される。射出が始まってから最初の方は相澤先生もハサミを捌ききれていたが、徐々に捌くのが難しくなり数本のハサミが刺さる‼と言うところで相澤先生の個性によって異形と全てのハサミが消え去った。

 

「コレはかなりヤバイな、コイツ単体だけでもヤバイが+お前の攻撃まで入ってくると回避不可能だな。それにしてもあの怪物はなんだ?」

 

「う~ん、何て言ったらいいのかしら?私であって私じゃないとしか言えないわね。でもねあの子は正真正銘アリスよ女の子には秘密が多いもの」

 

そう言ってアリスは演習場を出ていった。そして演習場に来ていた他のクラスメイトは唖然とすることしかできなかった。

 

-------------次の日----------

 

朝学校にくると早速アリスは昨日演習場にいたメンバーに質問攻めにさせられた。特に詳しく聞いてきたのは緑谷と八百万の二人だった。いくつか質問を抜粋して説明してみよう。

 

八百万PART

「アリスさん‼昨日のあの生き物はいったい何ですの⁉」

 

「相澤先生にもいったけど彼女はアリスよ?私であって私ではないもの私の可能性の一部よ?」

 

「他にもあのようなものは呼び出せますの?」

 

「ええ、童話や童謡に関わるものなら何でも喚べるわハーメルンの笛吹だって青髭のおじ様だって海賊だって雪の女王だってロビン・フッドだって何でもねそして、個人的な縁があって呼べる人も少しだけいるわ」

 

緑谷PART

 

「アリスさん‼昨日のあの生き物は何⁉」

 

「相澤先生にも八百万さんにも説明したから先生か彼女から聞いてちょうだい?まぁ私の可能性の一部とだけ言っておくわ」

 

「他には何ができるの?」

 

「皆大体聞くことは同じなのね、他にできるのは童話や童謡に関わるものを呼び出したり魔法が使えたり色々できるわよ」

 

大体の質問はこんな感じだった。基本似たような質問が繰り返されるので後半は若干受け答えが雑だったらしい。そしてその日の午後アリスは初めてのヒーロー基礎学の時間であった。




何か、ジャックザリッパーとかロビン・フッドとかアリスが召喚できる流れになってしまった...アリスがどんどんチートに...感想や評価待ってるZOY。因みにジャックちゃんを呼べるのは個人的な縁があってのことです
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