「救助訓練?ヒーローは悪い人達をやっつければいいんじゃないの?」
「おい、アリスヒーローはな確かに
「まぁそれは本当⁉だったら私ももっと頑張らなくちゃ‼」
アリスが質問し相澤先生が答える。アリスがこのクラスに入ってからよくみる光景だ。アリスは頭は見た目以上にかなり良いのだが、常識が欠けている部分がある。それを相澤先生が補足すると言う流れに最近はなっている。
「まぁと言うことで今日のヒーロー基礎学は人命救助訓練、そして今回の授業だが俺とオールマイトそしてもうひとりの3人体制で見ることになった」
「レスキュー...今回も大変そうだなー」
なんてぼやく生徒やヤル気に溢れる生徒などやはりと言うべきかかなり個人差のある考えを話している。アリスは内心ウキウキしていた。ヒーローになるために必要な勉強ができしかも様々なヒーローと会えるこの授業が好きだったからである。
「おいまだ途中」
その相澤先生の一言で教室が静まり返るのもまたいつもの事だったりする
「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。それと訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく以上準備開始」
相澤先生がそう言うと共にクラスメイトが準備していくのをアリスは少しの間眺めていたが、自分も先日相澤先生に用意してもらったコスチュームに着替えようと思いコスチュームを取ろうとするがコスチュームがアリスの身長よりも高い場所にあり困っていると
「少し失礼するぜ」
と言う言葉とともにフワッと言う感覚と共に誰かに抱えあげられた。抱えられたのでコスチュームまで手が届き、コスチュームを取ったら優しくおろしてくれた
「ありがとう‼優しいお兄さん‼たしか名前は切島さんであってるわよね?」
「おう、当たってるぜアリスちゃん名前覚えててくれてサンキュな。でもお礼を言われるような事じゃないぜ?困ってる人がいたら助けるのは当たり前だからな」
そう言って切島さんがアリスの頭を少し粗っぽく撫でてくれるコレにはアリスもくすぐったそうに身をよじっている
「もう‼切島お兄さんったら髪が乱れちゃうわ‼でも撫でてくれてありがとう‼でもちょっと急がないと遅れちゃうわ‼お兄さんじゃあバスの前で会いましょう‼」
そう言ってアリスは他の女子と共に女子更衣室へ小走りに走っていった
「そう言えばアリスちゃんのコスチューム見るのは初めてだね」
「そうね私もデザインはやったけど、実物を着けるのは初めてだからワクワクしちゃうわ‼」
そう言いながら服を脱いだアリスの体を見て驚きの表情をする者が数名いた。理由はこの個性社会でも目を引くからだの構造をしていたからである。確かに個性社会には人の形を外れる異形型の個性もある。だがアリスの体は異形型の個性とは思えないほど人間に近いものであったある一点を除いては。そこは関節であったアリスの関節部分は球体関節と言われる主に人形に使われる関節であったからである。だが何度も言うが町にも異形の姿が溢れる個性社会である。全く異形型に見えなかったため少し驚いたがそれだけであり、そのままアリスと仲良く話ながらバスへと向かうのであった。
「切島お兄さんのコスチューム、コスチュームって言ってるけど殆ど肌を隠してないわね?でもとっても似合っててかっこいいと思うわ‼」
「サンキュ‼アリス。でもアリスのコスチュームも似合ってて凄く可愛いぜ‼」
「まぁ‼切島さんったらお上手ね♪」
「切島ちゃん、アリスと随分仲が良いけどいつの間にそんなに仲良くなったのかしら?」
「あぁ、それはなアリスのコスチュームが高いところにあって取りにくそうだったから取ってあげたんだよそこから色々話してな」
「そうよ‼切島さんはとっても優しいのよ‼」
そう言って満面の笑みを浮かべるアリスを見て何名か浄化されそうになると言う事件?があったもののバスは無事目的地についた
「「スッゲー‼USJかよ!!?」」
「水難事故、土砂災害、火事......etc.あらゆる事故や災害を想定し僕がつくった演習場ですその名も............
「スペースヒーロー13号だ!災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」
「わーーー私好きなの13号!」
と、緑谷と麗日の二人が盛り上がっていると相澤先生と13号が二人で話し込んでいて話終わると相澤先生はしょうがないかと言うような顔をして13号が話始める
「えー始める前にお小言を一つ二つ...三つ...四つ...」
「あら?お小言がふえていってるわね?」
そんなアリスの呟きをスルーして13号は話始める
「皆さんご存じだとは思いますが僕の個性はブラックホールどんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですいね」
そう緑谷が言うと麗日が横で頭を激しく振っておりアリスはあんなに頭振って外れないのかしら?と呑気な事を考えていた
「ええ......しかし簡単に人を殺せる力です皆の中にもそう言う個性がいるでしょう。超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた個性を個々が持っていることを忘れないでください。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知りオールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では心機一転!人命のために個性をどう活用するかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つける為にあるのではない助ける為にあるのだと心得て帰ってください。以上!ご静聴ありがとうございました」
「まぁ‼とっても素敵なお話だったわ、13号さん‼」
そのアリスの言葉を皮切りに他のクラスメイトからも称賛の声が上がる。その時アリスは何故か空気がピリッとしたような感覚を覚え周りを見渡すと噴水の近くに黒いモヤのようなものが突如現れた。そしてその中から人の腕が現れると、それを相澤先生は確認し叫んだ
「一かたまりになって動くな‼13号‼生徒を守れアリス‼非常事態だ‼力を貸してくれ」
「あら?そこまで貴方が言うと言うことは本当に非常事態なのね?わかったわ」
「何だアリャ⁉また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
「いいえ違うわ、切島さんあれは」
「動くなあれは」
「
いや~私事ですが最近学校の方が大変でキツいですね~小説を読んだり書いてる時間が癒しです~