ソードアート・オンライン 閃光の弟は鬼の剣士 修正中   作:狂骨

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結城 昨斗 (ゆうき さくと)

身長 150 (ALOの時) それ以前は145

容姿 顔はアスナに少し似ているがツリ目でハイライトがない。 髪型は少々ボサボサでアスナと違い分け目がセンター。 侍のようなポニーテールにしている。(鬼滅の巌勝のような感じ)

アスナとは2つ歳が違う弟であり幼い頃から英才教育を受けてきた。
因みに姉とは別の中学に通っており、帰宅部。
元剣道部であり、得意としているのは抜刀術。その技は一般の人では目で追うことが不可能な程で、剣を持った時の動きを見た母親から『生まれてくる時代を間違えたかもね』と言われた事がある。
その上 体術も得意としており試合の際 体術を繰り出してしまい不正とみなされ退場した事がある。

因みに叫び声がとても大きく、最大限に発すれば大型の熊でさえすぐに逃げ出す程の轟音を出せる。
37度の熱があっても平然と動き回る程の馬鹿。本人は気づいていない。
若干シスコン気味かつ、行動力が半端なく、情報が確定したらすぐに動き出す程。



結城家の次男

東京都にあるとある家にて

 

「すぅ…すぅ…」

一人の少年がベッドに寝ていた。男性にしては長い髪 そして透き通る肌 初見でみれば女性と見間違う程の容姿であった。

 

ジリリリリリリッ!!

 

ガチャ

 

突如 部屋に鳴り響いた目覚まし時計。耳を震わせる程の音量に少年は時計を叩き割るかのように乱暴に切り目を覚ました。

 

「朝……か」

 

目を覚まし、ゆっくりとベッドから起き上がった少年はカーテンの隙間から外の景色を除いた。日はまだほんの少ししか出ておらず薄暗かった。

時計を見るとまだ5時である。

 

「少しだけ…練習するか…」

その少年はベッドから降りると近くに立ててある日本刀を持ち部屋を出て行った。

 

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー

 

時刻は5時半

 

少しずつ太陽が昇り照らされて行く中、少年は 目を閉じゆっくりと刀の鞘に手を掛けていた。少年の前には少々長い木の枝が地面に刺されていた。

 

 

「(集中……集中…)」

心に何度も念じるとその少年はゆっくりと呼吸を整える。

 

 

そして

 

 

 

一閃

 

一筋の光が刀の先端から現れゆっくりとその木をすり抜けていった。

その木は切られた場所を境にそこから上が何当分もの小枝に切り分けられていき次々と地面に音を立てながら落ちていく。

 

「まだまだだなこりゃ…」

 

 

すると

 

「おはよう 昨斗」

後ろからふと声を掛けられた。振り向くとそこには少年と似つつも、やや丸みのかかった瞳や平均的にやや高めな背を持つ可憐な少女が此方を見ていた。

 

「明日奈か…」

 

ーーーーーーーー

ーーーーー

ーー

 

俺の名前は 『結城 昨斗』

結城家の次男である。長男は別居中だ。

 

「また朝から練習してたの?」

 

そう言って横から声を掛けてくるのは俺の姉である『結城 明日奈』容姿端麗であり文武両道そして成績優秀というハイスペックな奴だ。

 

「あぁ…流石に3日もしてないとなるとキツイ…」

 

そう言い俺は手で目をまぐる。

俺の家は広い。豪邸とまではいかないが普通の家と比べて流石に大きい。俺らはリビングに入ると母親が先に座っておりコーヒーを啜っていた。

 

「遅いわよ二人共。私はもう済ませてしまったわ」

「ごめんなさい母さん」

「ごめん」

俺は席に座り朝食を手に取った。

この母親は俺ら姉弟に幼い頃から英才教育を受けさせてきた。今通っている中学は中々の難関であり、母親のお陰で受かれたと言っても過言ではない。その辺は感謝しているが何故かいつも冷たかった。

 

「勉強の方はどうなの?」

コーヒーを啜りながら聞いてくる。姉は前回もトップ圏内である事と志望校への問題はない事を知らせた。

「昨斗はどうなの?」

俺は朝食を食べる手を止めた。

 

「前回の考査では学年で3位だった。まぁ数学と理科は一位だけど、どうにも社会と英語で抜かれちゃった」

 

「そう。順調な様ね…明日奈は高校の範囲まで、作斗は残りの中学範囲を進めてしまいなさい。一番肝心なのは大学入試なんだから」

 

俺達にそう言い聞かせながら母さんはコーヒーを啜る。

姉である明日奈は勤勉であるため得意科目である数学と英語はもう進んでいた。俺も一応中学2年の範囲をもう始めている。

それから俺たちは朝食を済ませると学校へと向かった。

 

電車内にて、俺は後輩と話している明日奈から離れて一人で吊り革を掴んでいた。目の前にはとあるゲームの広告が貼り付けられていた。

『ソードアート・オンライン』略してSAO 本格的なVR技術が施されており、仮想世界へと降りることができるという。天才科学者である『茅場晶彦』と言う人が開発したらしい。

少し離れた所で俺と同じ中学生がはしゃぎながらその広告を見ていた。

 

「すっげ!もうすぐ発売か!」

「小遣い足りるかな…」

 

ガキか…まぁはしゃぐのも無理はないな。仮想世界なんて人間の夢だったしな。それを実現させるなんて凄い人だな『茅場晶彦』と言う人は。

 

俺は駅に着くと電車を降り学校へ向かった。

 

母さんの冷たい接し方…俺としては少し不満があった。

 

 

 

それから幾日たったある日だった。

 

「そんな…明日奈…!!」

 

俺の目の前には病院のベッドに敷かれ目を瞑ったまま横たわっている姉の姿があった。

コイツは興味本位でSAOを少しやってみたいと先に購入していた兄から借り、ハードを被った。だがあのゲームは発売されてからログアウトできないという事態が発覚し大量のプレイヤーが仮想世界に閉じ込められた。その数は万といく。明日奈もその一人だった。

横では母親も驚いていた。

 

「明日奈…あなた…なにやってるの…?ゲーム?ゲームですって…?結城家の人間として恥ずかしくないのかしら…?」

 

その言葉に俺は少し頭にきて母親に向かって言った。

 

「恥ずかしいというよりも今はそんな場合じゃないだろ…!?」

 

「…入試前だって言うのにゲームに手をつけるこの子がいけないじゃない。いっそこのまま仮想世界に取り残され…「ふざけるなよ…!」

 

俺は殺気を混じらせながら怒りの感情を込めながら母親を睨む。

 

「コイツだってそんな事ぐらい理解してる…!帰りたくても帰れねぇ状況なんだぞ!?」

 

「……」

俺がそう言うと母さんは自身の言葉の思い返し理解したのか、そのまま俯いた。

目が覚めないならばハードを外せば良いと思った人がいるようだがそれはタブーであった。そんな事を行った場合 ハードである『ナーブギア』から強烈なマイクロウェーブが脳を襲い破壊してしまうからだ。現在何百人もの人がそれで亡くなったらしい。故にプレイヤーは病院等の安全な施設で放置しておくのが1番の最善らしい。

俺は眠る姉の手に自分の手を置いた。

 

「必ず…帰ってこいよ…」

 

 

SAO内にて

 

取り残された皆は突然現れた仮想世界の創造者『茅場義彦』から脱出方法を聞きすぐさまパーティを組み攻略へと脚を踏み出した。その勇気ある者の中に明日奈もいた。彼女は誰よりも早く現実へと帰りたいと思っていた。自分をここまで育ててくれた親のため、そして自分と今までずっと一緒にいてくれた弟、そして兄のため、彼女は剣を持ち恐怖へと立ち向かっていた。

 

「行くぞアスナ!」

「えぇ!キリト君!」

横で共に剣を振る黒いコートを着た彼は明日奈や他の皆と共にゲーム攻略に身を乗り出した者の一人である。

 

『私(俺)は絶対現実に帰る!』

 

 

 

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