平成も後、3ヶ月位で終わっちゃいますね・・・何か悲しいです、新元号は何になるか楽しみでもあります。
卒業試験ありますんで遅れるやもしれません。
では、どうぞ。
何度も言いますが、護衛艦『みらい』は出ません、キャラ使うかも知れませんが。
日本を離れて3日経った6月4日の深夜、聯合旭日艦隊はミッドウェー海域へ到着間際だった。
この時、空に月が出ており、この時の月は半月で、雲はない、月と星が浮かぶ夜空だけであった。
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聯合旭日艦隊 旗艦紀伊
裕也「そろそろ到着か・・・米海軍との交信は?」
「通信に応答ありません」
裕也「そうか・・・それにしてもついさっきまで月が・・・・・曇りになっている・・・これは大雨でも来るか?」
大介「おかしいですね、天候レーダーに雨雲はありませんよ?」
裕也「全艦、所属艦隊問わずに間隔距離100を維持せよ」
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第二艦隊 旗艦 いずも
山崎「紀伊より、距離100を維持せよと」
圭一「指示通りに」
山崎「了解」
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第三艦隊 旗艦 尾張
川野「指示通りに密集せよ」
拓也「潜水艦もね」
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紀伊・二代目長門・二代目陸奥・くらま・しらね・みょうこう、いずも・かが・いせ・ひゅうが・こんごう・きりしま、尾張・けんりゅう・じんりゅう・そうりゅう、の順で航行していた。
潜水艦は深度400で潜航していた為、潜水艦を心配する必要は無い、問題はこの降り続ける雨が早く上がらないかと、米軍と交信が取れない事、そしてジャンジャン降っていた雨が30分で突如上がり、オーロラが空に上がり、そして霧が立ち込めた。
紀伊に搭載されている天候レーダーはこの雨を予測しなかった事に、裕也はオーロラに気付かず疑問を覚える。
裕也「・・・・・・(何故あの時、天候レーダーがあの雨雲を探知出来なかったんだ?所属艦艇の各種レーダーは海自よりも新しい最新鋭だぞ、目視出来る物を探知出来ないのはどう考えてもおかしい・・・)」
大介「・・・官・・・長官!」
裕也「!? どうした?」
大介「オーロラです!見て下さい!」
裕也「オーロラ?んな馬鹿な、こんな所で見れる訳無いだろ?」
大介「いいから早く!」
裕也は大介に言われるがまま、潮風の浴びれる艦橋外部通路に出て、夜空を確認する。
裕也「なっ・・・!?嘘だろ・・・!?」
大介「だから言ったでしょう!?」
艦橋外部に居た乗組員もオーロラばかりに目を向ける。
そして、艦隊のトラブルはここ迄に留まらず。
「長官!本土からの通信途絶!」
裕也「何だと!?」
「通信衛星に反応なし!」
裕也「所属艦艇にはぐれた艦はないか確認しろ!」
「はいっ!・・・味方艦探知!全艦確認しました!」
裕也「はぐれ艦はいないな・・・」
大介「月も見てくれ裕也・・・」
裕也「知っているよ・・・満月だろ・・・?」
大介「あぁ、これはどう考えてもおかしい」
紀伊のレーダーが何かを探知した。
「本艦前方に不明艦!二代目長門型とほぼ同サイズです!」
裕也「距離は?」
「前方距離250!まもなく視認出来ます!」
大介「濃霧のせいで視界が悪い・・・!」
距離150メートルを切った所で、濃霧から現れた超大型不明艦。
裕也「?!・・・いかん!面舵一杯‼️ぶつかるぞ!急げぇ!」
「面舵いっぱーい!」
不明艦との距離140で、紀伊が右へ急旋回、後続にいる第二・第三艦隊も1艦隊に続いて、全艦面舵回避行動を取る。
緊急面舵を取る紀伊から船体がギイィィィィィィ!軋む音が艦内に強く響く。
裕也「大丈夫か・・・?凄い軋みが聞こえるんだが・・・」
隆正「本艦は大丈夫です、この程度造作もないでしょう」
大介「しかし何故・・・」
裕也「大日本帝國海軍 聯合艦隊 旗艦 戦艦大和・・・」
隆正「が今目の前に何故居るのか・・・」
「大和型戦艦後方左舷に大型艦!長門型と思われます!」
見張り員が声を張り上げる。
裕也「大和の次は長門か・・・!」
「大和より発行信号!」
ー停船命令発ス 貴艦隊所属 航行目的 明カサレタシ 繰リ返ス ー
大介「どうされますか長官?」
裕也「無線封鎖している艦に返答は無用、一先ずは状況が分かる迄は逃げの一手で行こう、もし大和が護衛艦を狙わず紀伊型を狙うなら好都合だ、第一、56サンチ砲搭載する紀伊型戦艦に、大和型戦艦が75年後の戦艦に勝てる訳が無いだろう?2隻も居るんだ」
大介「分かりました、全艦通達!現海域を離脱する!」
ーー
圭一「大和じゃねぇか・・・!」
山崎「信じられません・・・我々は夢でも見ているのであろうか?」
「紀伊より!現海域を離脱との事です!」
圭一「分かった!離脱するぞ!」
ーー
拓也「副長、何かおかしいって感じないかい?」
川野「そうですね、おかしいでなく、頭がおかしい事が確実なのは川崎司令ですね」
拓也「いやさ、そうじゃなくて・・・」
川野「分かってますんで黙りません?本第三艦隊も第一第二と共に離脱せよ」
ーーー
大和side
「何だあの本艦を超える大きさの大型戦艦は!?どこの艦艇だ!?まさか米軍じゃ有るまいな!?」
「いや、マストに日の丸と海軍旗が上がっています、その他にも・・・聯合旭日艦隊?と掛かれた旗を掲げています!」
「聯合旭日艦隊?聞いた事無いぞ」
「発行信号に応答せず!」
「応答しないか・・・後続の水雷戦隊に聯合旭日艦隊?の行く先を塞ぐ様に命じてくれ」
「了解しました!」
ーー
大介「大和後方に展開していた水雷戦隊が本艦隊前方に塞がりました!恐らく進行を止めさせ、我々を拿捕すると思われます」
裕也「不味いな・・・薙ぎ倒す覚悟で行くか?・・・・・・全艦挺の最高速力は?」
隆正「聯合旭日艦隊所属艦艇は、非公式だが、42ノットを叩き出せる機関を搭載している、高速を利して振り切る手だ、相手が駆逐艦だと、加速でケリを付けて離れるしか手が無いがな」
裕也「それだ!全艦通達!追手を振り切れ!機関最大!面舵50!最大全速!」
「面舵50!」
ーーー
「艦長、配置完了!」
艦長「良くやった、これであの巨大戦艦を拿捕出来るぞ」
「距離500!急速接近中!」
艦長「中々速いな・・・あの大きさで戦艦金剛なみの速力、これは捕らえなければ・・・」
「不明艦隊!艦隊速力35!急速接近中!」
艦長「35だと!?(無理だっ!この艦でも33ノットが最高速力だぞ!?本艦を超える速力を持つ艦隊を止めろなんて無理がある・・・!)」
艦長がこんな事を考えている間に、聯合旭日艦隊全艦が既にすり抜けて、距離1万迄離れていた。
ーー
大和side
「そうか・・・振り切られたか」
「申し訳ありません・・・」
「まぁいい、それよりも先程の続きをしようじゃないか」
その軍人は、先程中断した将棋を再開した。
ーー
聯合旭日艦隊side
裕也「天候レーダーに反応しなかった雨雲、止み上がった直後の空にオーロラの発生・・・そして、聯合艦隊の出現・・・全く持って分からん」
大介「そして本土との通信途絶・・・これもうわっかんねぇな・・・」
裕也「口調変わってるぞ副長」
隆正「しゃーない」
裕也「資料室行って歴史書持ってきて、副長」
大介「分かりました」
大介、艦橋退出。
裕也「それと、旧海軍に詳しい奴頼むわ」
隆正「俺分かりますよ、好きでしたんで」
裕也「頼む」
隆正「あの陣形は確か、先行した南雲機動部隊の支援艦隊の山本長官座乗の本隊ですね、恐らくは」
ガチャッ
大介「持ってきました」 スッ
裕也「ん・・・どれどれ」(..)
裕也もおおざっぱではあるが、ミッドウェー海戦はそれなりに分かっていた。
裕也「・・・米国のラジオを全てキャッチしろ、戦況を確認したい、歴史書で確認するよりも、聞く方が良いし」
「分かりました」
~2時間後~
「長官、米国本土のラジオ放送をキャッチしました、流します」
『ザザ・・・我々は、1941年12月10日に、日本に宣戦布告をザザ・・まして・・・空母ワスプを・・・ザザされまして・・・』
裕也「雑音が酷い・・・何も分からん・・・空母ワスプは確か昭和18年に潜水艦伊19に沈められた筈、何故開戦直後に沈められたのか?」
『現在ザザ・・・修理をかんりょザザ・・・太平洋艦隊に・・・復帰しました』
裕也「なんだ、沈んでないのか」
大介「しかし、開戦の状況が全く持って違いますね」
隆正「もし終戦が史実通りであったら3年は生き延びないと不味いですね・・・」
「燃料や食料弾薬は消耗品、いずれ底をつきます・・・米軍側に着くのか、日本側に着くのか」
裕也「米軍側に着いたとしても優遇なぞあり得んしな、むしろ処分されるぞ、艦を奪われてな」
大介「日本の方がまだマシですね、英語話さなくて良いですし、母国の敵になるのは何か嫌ですし・・・」
裕也「そもそも、米国についたって、パナマ運河とか通れるのか?」
「「「「「通れません」」」」」
艦橋に居た全員が口を揃えて言う。
裕也「だよな」
「長官、第二第三艦隊の司令官から通信あります」
裕也「繋いでくれ」
圭一「どうするんだ?こっちも凄いパニックなってるぞ」
拓也「潜水艦隊を指示出すのがしにくいんだけど・・・」
裕也「それはこっちも同じだ・・・」
大介「可能性があるのは、俺達は過去の異世界に入り込んだとしか言い様が無いぞ」
裕也「レーダーで米艦艇の位置は把握してるか?」
「まだ把握してませ・・・あっ、レーダー範囲内に入って来ました、空母3隻確認、その他に駆逐艦10隻随伴の模様」
裕也「距離は?」
「本艦隊との後方距離800キロです」
裕也「・・・・・・全艦、180度反転、米艦隊を迎え撃つ」
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
圭一「正気か!?」
拓也「それは駄目だよ!?」
裕也「なら聞くが、両軍に付かず、このまま史実通りに終戦するとする3年も生き延びる事が出来るのか?」
拓也「それは確かに無理だけど・・・」
圭一「・・・」
裕也「それに、航空艦隊の艦載機を米軍に捕られてみろ、同じ物が無理でも初歩的な物を量産されたら、日本に尚更不利になる、只でさえ工業力で不利だ」
圭一「確かに・・・米国は工業力が力だからな・・・日本に明け渡してもまずは理解すら出来んだろうし」
大介「例え、今から全速力で向かっても、機動部隊に本艦隊が間に合うのは既に、爆撃を受けて回避行動をしている時でしょう」
裕也「航空隊の航続距離はどれ程だったか?」
圭一「装備付きで2500だな、戦闘介入を考えたらそれなりに距離は近付かんとな」
大介「長官・・・」
裕也「航空隊に、対艦ミサイル装備で発艦準備させろ」
圭一「え?」
大介「まずは空母を叩くんだ、その後でも敵艦載機を落とせば良い」
圭一「分かった、装備させる」
拓也「潜水艦隊はどうするの?」
大介「各艦、対水上戦闘に目を見張るから潜水艦隊は対潜警戒を命ずる、それで良いでしょうか?長官」
裕也「あぁ、それで良い」
裕也「全艦隊!180度回頭、戦闘海域へ進路とれ」
聯合旭日艦隊は、生き延びる為に、ミッドウェー海戦の日本側に参戦する事を決めた。
もう少し時間下さいな、