スンマヘン。
1942年6月15日、トラック島
聯合旭日艦隊
旗艦 戦艦紀伊
連合艦隊司令長官山本の身は、紀伊にあった。
山本「今日、本土から海軍大臣が視察に来られる事になってね」
裕也「・・・米内大臣ですか?」
宇垣「そうです」
大介「我々に敵意を持たれているのでは?」
黒島「それは無いですよ、事情は説明してますので大丈夫です」
裕也「だと良いのですが・・・艦の全てを視察は流石に出来ませんよ?特に戦闘指揮所(CIC)は無理ですよ」
山本「そこは一応了解を得ているから心配は無いよ」
裕也「分かりました、いつになりますか?」
山本「明日の昼頃になるかな」
裕也「分かりました、丁度昼飯なので食べて行かれますか?」
「「「お言葉に甘えて頂きます」」」
ウマイッ ナンダコレハッ
食事を終えた後、山本達が紀伊を降り、その後は暇になった聯合旭日艦隊時刻は14:00、季節は6月、非常に暑い、目の前には海、海があるのだ、涼しむ手段は1つ。
裕也「飛び込めぇぇ!」
「「「「「「「「「「イヤッフゥゥゥゥゥゥ!!!!」」」」」」」」」
ドボォォォォン!ドッボォォォォン!バッシャァァァァン!
イエーイ!ウワーツメテー! キモチィィ!
男達だけの海水浴、女の子のキャッキャウフフな物は無いんだ、すまんな。
紀伊甲板から飛び降りる者や、二番主砲塔を旋回させ、最大仰角に上げた砲身先端から飛び込む者や(裕也許可)
艦橋から飛び込む奴も居る。
第二艦隊もしかり、海パンを穿かずに(阿部さんが)全裸で泳ぐモノ♂、HOTリミットスーツで泳ぐ(非常にカオスな)姿が見える、それが圭一だったり ガクブルガクブルッ
出雲は甲板が海面と非常に差があるので甲板から飛び込んだ者達の悲鳴が聞こえる。
ギャァァァァ!イッテーーー!ムリダー! シヌー! アッー!
圭一は馬鹿だ、本当に馬鹿だ。
圭一「俺は今から飛び込むぞぉぉ!」
圭一、いずも艦橋に設置されている通信アンテナの上に乗って飛び込もうとしている。
山崎「やめろ!やめるんだ!あぁ!ギシギシ言ってるから!アンテナ折れちゃうぅ!」
「まーたあの司令(笑)が何かするぞ(笑)」
圭一「行くぞぉぉぉぉ!」ピョォンッ!
ボキィッ!
通信アンテナ破損、通信回路使用不能。
山崎「言わんこっちゃねぇぇ!」
圭一「このスリルたまんねぇぇ!」
ドボォォォォン!
圭一「プハァッ! あー死ぬかと思ったわ」
浮き上がってきた圭一の所に一隻の内架挺が来た。
裕也と大介と高和だ。
裕也「お前、あれ見てみ?」スッ/
裕也の指差す先は、いずものこき折れた通信アンテナ、そのアンテナの横に居るマジギレの山崎、仕事が増えた高和、今すぐにでも殺りたい裕也と大介と山崎、ヤりたい高和。
裕也「あれ修理出来ると思ってんのか!予備も殆どねぇんだぞこのイカれ野郎っ!只でさえ最低限の補給しか出来んこの状況に何してんだテメェェェ!そして高和!テメエはナニさらしてんだ!」
高和「見ての通り、俺のナニを使ってお仕置きしてやろうと思ってな、俺のナニがパンパンだぜぇぇ、朝まで寝かさねぇしワイルドだろぉ?」ギンギン
いや、ギンギンにしてワイルドは無いと思う。
大介「テメェはさっさと高和と共に明日までに通信アンテナを直せ、直さなかったら航空艦隊指揮権を剥奪し、以後副長の山崎二等海将に委譲する」
圭一「」
圭一は詰んだ。
お仕置きが凄かった。
圭一「ンアァァァァァァァ!もうイキたく無いぃぃ!」←受け。
(:≧д≦)
(♂(
♂ \\
事は夜明けまで続いた。
消灯前に、いずもから大量の避難者が紀伊にやって来た、男の喘ぎ声はもう疲れたから聞きたくない、と。
流石の大介と裕也も同情した。
そして圭一に同性に対するナニかが目覚めた瞬間でもあった。
翌日の昼前には通信アンテナの修理を済ませ、海軍大臣米内に見えない所で、圭一は少し細い金属ワイヤーでミノムシの如く巻かれ、艦尾に設置されている対岸接舷用の突起物に宙吊りでぶら下げられていた。
挨拶は既に済ませ、昼食も済ませてから艦隊の案内を行い、終わったのは夕方だった、航空艦隊司令長官にお会いしたいと米内は言ったが、裕也が、「本人がちょっと一人になりたいと言ってますので後程お会いして下さい」と一言言った。
続く。
短くてすまねぇ。