1942年6月20日
ミッドウェー島
6月15日にトラック島を離れ、連合艦隊と聯合旭日艦隊はミッドウェー島で、れ号作戦の最終の打ち合わせに入っていた。
ミッドウェー島は現在、日本海軍のアメリカ攻略の中継地点であり、日本の霞ヶ浦航空隊所属の一部がミッドウェー島の警備にあたっていた。
米本土から偵察機が頻繁に来るので鬱陶しいらしいが、今回は帝国海軍主力艦隊がいるのを知っているか定かではないが、19日にミッドウェー島に到着したその日から米偵察機は何故か来なくなったという。
一部からは敵はミッドウェー島を奪還するのは諦めたのではないかという馬鹿な話が出回り出した、馬鹿め、極東アジアの日本を攻撃するのに必要な島を、米国がそんな簡単に諦めると思うのか、と裕也は連合艦隊の水兵達に言ってやりたかった。
山本「以上で、終了とするが、何が異議がある者は手を上げてくれ、階級は関係なく、皆の意見が聞きたいのだ」
裕也「山本さん、本作戦とは別件ではありますが宜しいですか?」
山本「?」
裕也「航空護衛隊の燃料に関してですが、これが少々、我々聯合旭日艦隊の悩み所でして、燃料性質の確認の為に少量、そちらにお譲りしますが」
山本「その件に関しては大丈夫だよ、川崎司令が持ってきてくれて、結果は大丈夫だそうだ、そこは気にしなくていいよ」
裕也「ありがとうございます、私からの質問は以上です」
「長官、我々一同、意義はありません、勝ちましょう」
山本「・・・作戦指揮は渚司令、頼めるかい?」
裕也「私がですか・・・分かりました、お引き受けします」
山本「ありがとう」
裕也「聯合旭日艦隊司令長官の渚である、本れ号作戦の指揮権は私にあり、私から1つ、必ずや従って貰いたい。
皇国の為といい、敵機や敵艦に爆弾抱えての特攻は止めてくれ。
その戦いを行えば、現状の日本に対する世界の評価が、あの酷きナチスドイツ以下になってしまう。
何としても必ずや生き延びる事を約束して貰いたい。
出来ない者は本作戦から除外するものとする、それを言ったのはひとつある、新たな登乗員の育成にも影響が及ぶからであり、戦いを知らない新米は、歴戦の登乗員から教わってこそ、新米からベテランに変わるものである。
その歴戦の勇者が、本来ならば生きて帰る事が出来るにも関わらず、無駄に自滅して新たな登乗員育成に影響を及ぼしている。
言いたい事は分かるな?とにかく、生きて帰る、それを第一に考えろ、良いな?」
「「「「「「はっ❗」」」」」」」
裕也「解散!各自持ち場に戻れ!」
ゾロゾロと連合艦隊幕僚達が、その場から離れ、残るは山本、裕也、大介の3人だけ。
山本「ナチスドイツはそんなに酷いのかい?あまり海軍には情報が回ってこないからね」
裕也「ドイツ軍軍令部等の通信を傍受しましたが、今はアフリカ戦線で少々問題がある様ですね、内容からして補給でしょう」
大介「今アフリカ戦線と言えば・・・ロンメル将軍のロンメル隊だったかな・・・」
裕也「「砂漠の狐」か、本名エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルだったかな、圧倒的火力で敵を潰すのハード・キルではなく、敵を撹乱させ降服に追い込むソフト・キルを好んで戦っていた筈・・・兵士達からも慕われて騎士道溢れる軍人と聞いた事があるな、これが本当であれば・・・対ドイツ戦になったら是非とも彼をこちらに引き入れたい・・・」
大介「何故です?」
裕也「分からんか?彼を率いれば、彼を慕う兵達もこちらに来るだろう、人数は分からんが、無駄に兵を殺したくはないんだよ、それはアメリカも変わらん」
山本「確かに俺も部下達を死なせたくはない、だからこの作戦は賛成する、が、出来る限り、敵国の民も殺したくはない」
裕也「分かってます、れ号作戦で一気に米国の対日戦の戦意を押さえましょう(現大統領はもう使えん、米国には新しき指導者が必要だ・・・)」
その後も幾つか話を行って、山本と裕也達は別れた。
1942年6月21日、午前4時00分
聯合旭日艦隊 旗艦 戦艦紀伊
大介「司令長官、お時間です」
裕也「うむ、れ号作戦を発動する!全艦に通達!」
「れ号作戦」発動。
短くてすみませんな。
なんかに急いでる感じなんですよね・・・。