~聯合旭日艦隊物語~ 日本国国防海軍   作:take8025

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最初はチャーチル視点で行きます。
パソコン暫く使わなかった為、四苦八苦してます。


第25話  チャーチル、「東洋艦隊」太平洋派遣

1942年7月

 

大英帝国現首相のウィンストンチャーチルだ。 

米大統領ルーズベルトから要請されていた[東洋艦隊]の派遣を最初は断ったが、結局は決定した。

同盟国がやられているにもかかわらず、自分達はその被害を受けた国に対し、物資の要求をしているのだ、流石にこれは悪い。

最近、東洋艦隊にも、自分達が世界で一番強いと慢心している士官達が出てきているのだ。

この艦隊は、6月に起きた独海軍との海戦で、艦隊戦を挑み、多数の被害を受けるものの、敵を全滅まで追い込んだ戦果がある、それが原因であろう。

「日本海軍なんて敵じゃねぇ」「ぶっ潰してやる」「クイーン・エリザベス級戦艦で十分過ぎw」等の声が海軍軍令部からも上がっていると聞く。

どうやら、軍令部も駄目な奴が出てきた様だ。

そもそもの話、クイーン・エリザベス級戦艦で勝てる訳が無いであろう、1915年に竣工してから既に27年が経過し「旧式」とされる彼女に勝算は無い。

いくら栄光ある女王陛下の名を授かっている艦でも、旧式では戦場で敵弾を授かって海底に没してしまう。

日本海軍の最古艦で、我が国が日本に向けて建造した最後の艦である『金剛』でも勝てるかどうか分からない。

 

現状で太刀打ち出来る艦は[ネルソン級][キング・ジョージ5世級][リヴェンジ級]だろう。

だが個人的に言って、これでも日本海軍との海戦では戦力不足だろう、お話にならない。

アメリカから日本海軍の新造戦艦について少しばかりの情報は得られた。

超大型戦艦一隻は就役、同型艦がもう少しで竣工とも聞く。

主砲も航空写真や証言を聞く限りでは、18インチ(45.7センチ)砲を超えているのではともある。

ネルソン級が16、キング・ジョージ5世級が14、リヴェンジ級が15インチと、巨砲を持つのはネルソン級だけなのである。

それも[長門級]とであれば、辛うじて互角であろう。

しかし、敵がそれ以上の巨砲を搭載した戦艦であれば勝ち目は無い。敵は当然、自艦に搭載している主砲口径にも耐えられる様設計されている筈であるからだ。

今回、艦隊を派遣するにあたっての目的は日本艦隊との戦闘だ。

日本の海軍は陸軍とは違い、馬鹿ではない、学習するのだ、学習して再度敵に挑むのだ。

おまけに指揮はあのAdmiral Yamamoto、果たして勝てるだろうか?

とにかく、勝利を祈ろう。

 

トラック島

 

~聯合旭日艦隊~

旗艦 紀伊

裕也「それは本当ですか山本さん」

山本「間違いない、正式に独自部隊として認められたよ、おめでとう」

大介「我々は生まれは違えど同じ日本人、祖国を守る思いは、昔も今も未来も変わりません」

裕也「次は英国を潰しますか」

山本「え?」

大介「米国が英国に対して[東洋艦隊]の派遣要請を行っているのを確認しました、このままですと彼らは来ます」

裕也「米国は今現在まともに動けない状況です、ならば英国も叩くが当然の事」

山本「...流石だ」

裕也「この時代レベルの通信の傍受なんて朝飯前ですよ。

逆に我々の使うの通信技術は、この時代のいかに優れた人間でも絶対に傍受出来ないはずです。」

裕也「万が一に備え、第三と第四航空護衛隊を置いておきます、大抵の事であれば対処出来ますので心配はないでしょう」

 

裕也「副長、第一艦隊の出撃準備を済ませてくれ、俺は山本さんに詳細を話さねばならんからな」

大介「了解しました、お任せを」

 

この日の昼12時から裕也は、聯合艦隊トラック島陸地拠点に出向き、紀伊に戻ってきたのは午後八時であった。

説明に苦労したのか、裕也は帰って来てすぐに寝床に着き、翌日の11時まで目を覚まさなかった。

これが原因でしつこく圭一に馬鹿にされたが五月蝿すぎるので(物理的に)黙らせた、日頃から問題しか起こさん奴に言われると腹が立つのである。

 

裕也「そもそもお前が言えた事なのか?ん?」

大介「お前に言われたらもう末路しか見えんのだがな、いや、それすらも見えんかもな」

圭一「末路って見えるのか?」

大介「先生、うちの子は大丈夫なのでしょうか!?」

裕也「残念ながら・・・手遅れです」

大介「そんなッ・・・!」

圭一「何息子が重い病気にかかって余命申告されてる様な雰囲気になってんだ?」

裕也「奥さん、殺処分をお勧めします」

大介「海中投棄できないでしょうか?」

裕也「海が重油よりも酷く汚れますよ」

大介「まぁ大変!」

圭一「いつまでんな事やってんだゴルァァ!!」

裕也「まぁいいや、疲れた」

大介「お前はこれ位しか役に立たんのだからもっとノっとけよ」

 

この超絶くだらない場面もすぐに仕事モードに変わる。

 

裕也「副長、現在の英海軍の主力艦保有数はどれ程だ?」

大介「戦艦では[ネルソン級]2隻[キング・ジョージ5世級]が3隻で[リヴェンジ級]が5隻です。ですがこの[キング・ジョージ5世級][リヴェンジ級]の艦載砲はカスなので紀伊型や二代目長門型の脅威になりません。

但し、ネルソン級は一応警戒しておくのもありです、16インチ砲搭載艦ですからね」

裕也「日本海軍の長門型を下回っている主砲口径だし、気にする必要も無いんじゃないか?」

大介「それと、1941年にビスマルク級との砲撃戦で沈没している巡洋戦艦[フッド]は健在です、どうやらビスマルク追撃戦そのものが無かったようです。

もう一つ...マレー沖海戦はありませんでした。その時の戦没艦、レナウン級の2番艦の『レパルス』、キングジョージ5世級2番艦『プリンス・オブ・ウェールズ』は健在です。

ですがぶっちゃけ、保有艦艇数なんてどうでも良いのです。

"敵として立ちはだかるならば、潰せば良い。今の我々にはそれだけの力があります"」

圭一「フッドとビスマルクも健在か」

大介「我が艦隊との交戦ではおそらく[レナウン級]も参戦してくるかと」

裕也「それだったら英国の海は誰が守るんだ?」

大介「それなんですが、連合国の国際通信を傍受する限りでは、本国の制海権を捨ててでも太平洋から日本海軍を殲滅し、補給路の確保を優先するようです」

圭一「...アメリカ無ければ戦線持たずってか、まぁ現状ソ連は使えないしな」

拓也「同盟国同士で睨み合ってる始末だしね」

裕也「まぁ、来たら返り討ちにしてやれば良いだけさ、各自、警戒は怠るなよ」

「「「了解」」」

裕也「しかし副長も言うようになったなぁ...」

 

裕也率いる聯合旭日艦隊と英海軍の東洋艦隊との海戦は、もう間近に迫っていた。




多分誤字は無いかと・・・
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