1942年7月20日
聯合旭日艦隊
旗艦 戦艦紀伊 待合室
大介「裕也が倒れた」
「「「「え・・・?」」」」
裕也は昨日の夜、大介と紀伊作戦室にて雑談をしていたら突然に倒れ、現在は紀伊に完備されている集中治療室に運ばれている。
大介「まだ意識が戻っていないらしい」
拓也「昨日すぐに寝てて気付かなかった、ごめん、そしてこれは非常に不味いね・・・」
山崎「やはり私がもう少し注意を払えば・・・そこの馬鹿が業務こなさなかったので携帯取り上げて電源落としていたので気付きませんでした」
ガチャッ
大介「容態は!?」
浩二「今意識を取り戻したゾ、今は薬で眠ってるから静かにしてあげるのだゾ」
圭一「原因は?」
浩二「それがさっぱり分からんゾ、身体や臓器には胃以外の異常は見受けられなかったし、精神疲労があったかも知れないなぁ~、胃に直径1.5cmの大穴空いてたから縫っておいたけど」
大介「たぶん胃に穴が空いたのはお前しか居ねぇじゃねぇか、原因」
一同が圭一を睨み付ける。
圭一「えぇ・・・」困惑
浩二「後・・・」
大介「どうした?」
浩二「胃の中にニラチャーハンで使ったニラの他にスイセンが入っていたゾ、しかも大量に」
川野「スイセン?あれニラに似ている毒草だぞ?」
大介「そう言えば裕也の奴、飯が足りなかったから厨房行って自分で作ってたな、ニラ玉チャーハン」
拓也「厨房にスイセンが入ってたって事になるよね?大丈夫なの?」
大介「現に俺達何ともなっていないからニラで正解だったのだろうな、厨房を調べておけ、今後の事態に備えるんだ」
その後、紀伊の厨房からドッサリとスイセンが押収された。
厨房担当を問い質せると、当初は普通に搬入されたが、その後に異物が確認された為、全部食材を下ろし、代わりに別の新しい食材を積み込んだらしい、その時積み込んだ食材は当初積み込んだ食材で積み込み量も同じだった為、確認を怠っていたと言う。
怠っていたというのは厳重に注意せねばならないが、注意する際に最も階級の高いその者が現在は治療中な為、大介がせねばならなかった。
因みに翌日、裕也は目を覚まし、昼頃には艦隊勤務に復帰。
裕也「迷惑をかけてしまったな副長」
大介「大丈夫です、しかし、すぐに戻って大丈夫なのですか?まだ抜糸していないのでしょう?」
裕也「抜糸はしなくて良いらしい、自然に消える糸を使って縫ったと聞いた、無理はしないさ、またブッ倒れるのはゴメンだしな」
裕也「さぁて、昼飯は皆大好きな唐揚げだ、バリバリ食うぞ」
大介「はい」
ここで緊急艦内放送がかかった、この日は艦隊全員が紀伊に集まって昼食を食べる予定だった為、皆が紀伊に居る。
ー川崎司令長官の馬鹿が唐揚げ全部にレモン汁掛けやがったぞ!逃がすな!死なない程度ならボコって良し!捕まえた奴には給料10倍だぁぁ!ー
ワアァァァァァ! 10倍ぃぃぃ! 川崎許すまじ
川崎死すべし
ボッコボコにしてやんよ!
阿部さんに引き渡そうゼ! アッー♂
レモン汁より俺等タルタルソース派なんだけど
俺は醤油派
俺塩派
俺達柚子コショウ派
ブラックペッパー
コショウと一緒じゃね?ブラックペッパーて
長官はどれが好きですか?
裕也「素のままが美味しいぞ」
さすが長官、分かってますねぇ!
裕也「ト◯イ◯ルに売ってる柚子コショウ味と醤油の唐揚げも好きだぞ」
おぉぉ!
大介「レモン汁基本掛けないから分からんな・・・だけど」
裕也・大介「タルタルはないわ、マヨネーズ類全般嫌いだ」(ヾノ・ω・`)(ヾノ・∀・`)
悲報、俺等に長官のご加護が付かなかった←タルタルソース派
艦隊の大半は唐揚げにレモン汁は描けないという結果に、よって圭一は隊員達の強い要望(特に第2艦隊の隊員達)により、処される事になった。
キノコ派にタケノコの里あげる様な大罪を犯したのだ、阿部さんに犯されても文句は言えん、高和もレモンは絶対掛けない。
現状の隊員達の唯一の自由である「食の自由」を圭一は侵害したのだ、罪は重い。
そしてレモンを置いたのは飾りだ。
大介「さて」
裕也「シバくか、復帰直後でこんな目に合わされるたぁ付いてないな」
圭一はその後、紀伊作戦室のテーブル(シーツひかれてる)の下に隠れて居たのを大介が発見、第2艦隊に引き渡し、引き渡した直後に血祭りに挙げられ、いずものマストに縄でミノ虫の如く吊るされた。
風で揺れる宙吊りの顔面ボコボゴの圭一、それをゲラゲラ'`,、('∀`) '`,、と笑い転げ回る隊員達、高和がジュルリと涎を垂らす、うわ、汚ったねぇ。
田所は圭一向けに医務室で肌クリームと薬を調合、カサカサッ!サッー!と睡眠薬を混ぜて、コイツはもっと汚い。
まぁ、食の恨みとはこれ程に罪が重いのだ、皆も気を付けるのだゾ。