学生時代の裕也です。
裕也達は免許持ってます。
7月の夏休み
裕也は基本的に、明け方に寝ても必ず起きるのは朝の6時だが、する事が何も無ければ遅寝早起きの裕也でも二度寝や昼頃迄寝る事もある。
この日は特にやる事は無いが、単に目が覚めてしまって眠ろうにも寝れないので起きている。
時刻は朝の7時半。
裕也「・・・・・・(暇)」パラッ
取り敢えず新聞を捲る。
但し、掲載されている日付は数ヵ月前の新聞だけど。
その後も新聞を読み、朝の8時になった所で朝食を作る。
シンプルにご飯・焼き鮭・豆腐とワカメのネギ無し味噌汁・納豆という日本の代表的な朝食を作り、そして食す。
食べ終えた頃には時刻は9時半。
その後はのんびり録画をしていた月曜から○○○を見ながらゴロゴロと過ごす。
11時半
ピンポーンッ
来客現る。
裕也「ん?・・・おー、大介」
大介「うぃーっす、暇だから来たぞ」
裕也「車はいつもんとこ停めとるか?」
大介「勿論」
裕也「はいよ、開けるからちょいと待ってくれ」
ガチャッ
裕也「入ってくれ」
大介「お邪魔しまーすっ」
そして客間へ案内。
大介「相変わらずここ綺麗だよなホント」
裕也「特に客間は綺麗にしとかんと不潔って思われたくないからな、あっ、そうそう、良いやつ手に入ったぞ」
大介「どれ?」
裕也「見りゃあ分かる」
ガレージ
裕也は、大介に車の原動力ともなるエンジンをお披露目した、今じゃ手に入るか分からない代物であるが。
裕也「走行距離2万、コレと一緒にメーター付きの動作確認OKで税込15万のエンジン、お前鉄仮面に載ってるFJ20のエンジン探してたろ?知り合いに聞いてみたら見つけてくれてな、お前が要らんかったら俺が使うつもりで買ってるから、欲しかったら俺に払ってくれ、15万」
大介「あ~、2で15かぁ・・・」
裕也「ぶっちゃけ俺が欲しいぞこのエンジン」
大介「あれ壊したのか?」
裕也「いや、赤黒ツートンの他にガンメタ黒のツートン買ったからさ、でエンジン見ると同じのに取っ替えるのが安上がりだったんだよ。
旧車扱ってる知り合いに頼んでみたらコレあった訳よ、特にFJ20のエンジンは寿命短いからな、こんな低走行のエンジンなんて多分もう二度とお目にかかれないぞ」
大介「悩みどころだな、今金がすぐに用意出来んっちゃのぉ・・・5だったら今出せるけど・・・」
裕也「5か・・・10万手前まで走った同型なら5で良いぞ、因みに俺がオーバーホールしてメンテしたから燃費も少しはマシになったしポン付けでいけるぜ、部品は研磨して使える様にした」
大介「おー、マジか、なら5で頼むわ」スッ
裕也「毎度~、んじゃ早速やるか、今度トラック持って来い、今積んでるエンジン持ってけ」
大介「サンキュー」
裕也「その前に昼飯食いに行くか」
大介「おう」
午後12時キッカリ。
二人で食事に出掛け、帰ってくるまで2時間、午後2時半より大介のHR31スカイラインのエンジン載せ換えを始め、時間が経つ事午後6時半。
途中で拓也が参加。
圭一は阿部さんから呼び出し食らってるので不参加。
裕也「良し、かんせーい」
拓也「エンジンかけてみ」
大介「おk」
カチッ キュルルルルルルルルッ! ウォォン!
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボッ←アイドリング
裕也「よーし・・・アイドリングは安定してるな」
拓也「達成感あるね~」
大介「ありがとナス!」
裕也「行こうぜ!」
「「イエーイ!」」
大介「どこ行く?」
裕也「地元(北九州)居る訳だし、久々に河内貯水地でも行くか?」
拓也「あそこか~、難しいんだよねぁ・・・あそこガンガン攻めるのって裕也と大介位じゃん」
大介「それもそうだけど殆どは一定の区間だけな」
裕也「東区・香月・小倉南区の合流する
y字の交差点を攻めるぞ、南側から下って東区へ繋がってる道のコーナーを120オーバーで攻めるのは俺くらいだろ」
拓也「あれ見てて冷や汗ものなんだけど」
大介「ストレートでどんだけ出てんだ?」
裕也「若松の響灘の4車線道路で180は越えたぞ、あそこスピードが出しやすいからな」
拓也「最近警察の鼠取りやオービスあるからゼロヨン出来ないんだよねアソコ」
大介「そして警察官に捕まるという何ともカオスな」
裕也「大丈夫だって、裏でボコボコにしてやれば大抵無かった事にしてくれっから」
拓也「バレれば暴行罪と威力業務妨害で逮捕ものじゃない?」
裕也「見つかっても振り切れば良いだけよ」
「「その発想は出なかったわ」」
裕也「俺のハチロクも大分良い感じに仕上がって来たしな」
大介「この前写真見せてもらったけど写真の時より殆ど変わってないよな、このハチロク」
裕也「変わったと言っても電飾類をLEDに変えた位だぞ。
後はエンジンバラして燃費向上させる様にしたりとか」
拓也「ハチロクはレビンもトレノもカッコいいよね」
「「だな」」
裕也はハチロク(トヨタ自動車)3台 AE86 前期3ドアGT-APEXカローラレビン、前期3ドアGT-APEX スプリンタートレノ、後期2ドアGT-APEX スプリンタートレノと他にも保有している、ただし名義が全て裕也ではなく、レビンと鉄仮面が裕也名義。
特に思い入れが有るのはレビン。
日産車も持つ。
ハコスカ、ケンメリ、DR30(鉄仮面)、HR31スカイライン、GT-R R32 V-SPECやワンボックスのセレナも持つ。
しょっちゅう裕也のもとに、特にハコスカやケンメリ、鉄仮面を買わせてくれとわざわざ青森や北海道から来る奴も居る。
特にハコスカの現在の市場価値は400万はザラと言ってもおかしくない、この中でもエンジンが焼けてるもある。
裕也の持つハコスカは改造はされてるものの、走行距離は今現存するどのハコスカよりも少ない、3万キロも走ってないのだ、時々走行会に出向く位なので、マニアから見れば新車に近いのだ。
わざわざアメリカから32を買わせてくれと来る奴も居た。
まぁ、絶対に売らないらしいが。
特にここ最近、R32の中東に向けて盗難される事があるとチラホラ耳に挟む事が多くなった為、ガレージに常に入っている状態だ、鍵も壊されない様に頑丈にされ、警備も掛けてる。
裕也と同じR32を持つ知り合いも盗難にあっている。
但し取り返した、犯人は持ち主がボコボコにした、愛里寿やみほ が大好きなボコよりもボコボコにされた、楽しそうだったので裕也も混ざって犯人を寄って集ってリンチした。
おかげでその場に来た警察官からもドン引きされた。
30や31は西部警察とデザインに憧れたので田舎に住むオーナーさんに譲ってもらったby裕也
日産車は殆ど乗らない為走行距離は無い。
ハチロクともなれば、特にレビンともなるとそれは凄い。
裕也「・・・うわっ、428600㎞も走っとる、俺の乗り初めが確か42万辺りだったからこの年で1万㎞近くも走ってるか・・・」
大介「車って30万㎞が確か限界じゃなかったか?」
裕也「大体はそうだけど、ちゃんと手を抜かずにメンテしてたら42万超えてる今でもパワフルに動くんじゃね?俺のハチロクみたいに」
拓也「1年で1万㎞も走れるの?」
裕也「親父もたまに乗ってるからな、乗ったら乗ったで明け方まで帰ってこんし」
大介「お前の親父さん未だに現役か?」
裕也「峠とか俺より速いぞ、コーナー140キロで突っ込むし、曲がりくねったストレートで160振り切るぞ、はっきり言って自殺願望者にオススメだ。
死よりも恐ろしいからな親父の攻めって、ドリフト中にメーター130キロとか指しててさ、崖下のガードレールにわざと近寄るあれは恐怖以外に何もないぞ、ハンドリングミスったら死ぬぞアレ」
二人に想像が出来たのか、冷や汗をかいた。
裕也「後親父はヘッドライト消して爆走するのに最近ハマってるらしい、夜中だから無灯火だ、お前らがコーナー曲がる瞬間に親父が目の前とかもしかしたらあるかもな」
「「お前の親父さんは相手を殺す気かよ!?」」
裕也「知らん、でもあの人どこにもぶつけずにハチロクは無傷で帰ってくる、バンパーは段差で擦ってる跡はあるけど」
裕也「この前親父とタイムアタックしたけどボロ負けしたわ、あの人早すぎ」
大介「ハチロクで160もメーターが指すのか?」
裕也「エンジンが化け物だからもしかすればあるかもよ、黒崎区間から門司区までの都市高速で180キロとか普通に出るし、片道がスピカメ一ヶ所だけだし」
拓也「何馬力あるのこれ?」
裕也「3台とも500はあるんじゃないのか?多分」
大介「とにかく行こうや」
拓也「そういえば車は変わるけど裕也のあの古いトラックって何㎞走ってるの?」
裕也「古いトラック?」
拓也「ほら、横長ヘッドライトの上にウインカーがポコッと付いてるELFだよ」
裕也「あのELFか、もう70万㎞超えてるぞ、NEW ELFでも10万超えてるのに」
大介「NEW ELFのメーターは18万㎞表示してるぞ」
裕也「あの車体で走ったのが50万で、エンジンは1万㎞しか走っていない消防車仕様でその時廃車になったELFからオークションで買ったんだよ、メーターは1万のやつなんて無いから10万㎞のメーター買ったんだよ、前のメーターとエンジンがブッ壊れて動かんくなったし」
大介「何気に入手運が強いよなお前、そもそも消防車に積まれてたエンジンってオークションで買えるかよ」
裕也「よせよ、照れるじゃねぇか」
「「褒めてねぇ」」
裕也「まぁいいや、下らん茶番は置いといて、行きますか」
午後8時
河内貯水地に着き、各自自由に貯水地を攻める。
各自が自由に好きなコーナーを攻める、グリップ走行やブレーキングドリフトや片輪だけ溝に落としてドリフトかましてる奴とか、コレ絶対アイツだろ。
走ってる中で見受けられるのはバイク乗ってる奴等だけ、同志が居ないのは何とも寂しい、生まれた時代が後20年位早かったら良かったとつくづく思う。
途中でバイクに煽られる、頭に来たので逆に後ろに付き、煽り返す、そして盛大にコケる、ザマァ!
2時間も走ると流石に燃料は尽きる、近くのスタンドで燃料を補給し、またもや皆は河内貯水地を攻める。
8時から攻め、もう頃合いかと思い、時刻を見ると日付は変わり午前2時。
大介も拓也も明日は用事があると言って12時前には帰っていった、特に大介はエリカだろ、拓也は知らん、アイツ全く分からんし。
裕也「(さて、行くかね・・・愛里寿に顔合わせの約束してるから、しかし群馬は遠い・・・)」
裕也は疲れた顔を見せつつも群馬へ向かう為、都市高速へ乗りハチロクを走らせる。
裕也「あっ・・・タイヤ履き替えるの忘れとった・・・まぁ良いか、バーストはしない程度に走ってるし」
時々だが、広島辺りの高速を走ってる所でバシャバシャとスマホで写真撮られるのがウザくて堪らない。
最近ハチロク見掛けないからってオーナーの許可無く写真撮るなよ・・・。
取り敢えずその連中から離れる為にゆっくりと加速する、その連中もジワジワと加速して追い掛けてくる。
時速100キロ メーターから警告音がキンコンッ キンコンッと鳴る。
裕也「・・・ウゼェ、煽りはご勘弁願いたいねっ!」
どうやら少しスピードを上げただけでは離れないので、裕也はハチロクのシフトを落とし、回転数を上げフル加速を稼ぐ。
「げっ!?速いっ!」
「でもたかがハチロクだし140も出れば良い方だ、このまま追い付いてやるよ」
「どんどん離されていくけど」
「・・・・・・嘘だろ」
140キロを超えても裕也のハチロクに追い付かない。
その後もSA等のスタンドで給油しつつ走り続け6時間後に群馬へ到着。
走行距離は約1029㎞を走破、殆どの区間は制限速度80キロであったものの、それをブッちぎる160キロで爆走、大幅な時間短縮を実現した、途中で高速機動隊に誰かから通報を受けて追いかけられるが、捕まって堪るかとアクセルを更に踏んで、190キロを超えて走る裕也のハチロクには高速機動隊と言えども追い付かずに追跡は断念、証拠すら掴めず、機動隊は今までに無い程の不快感を覚える。
ハチロクのタイヤが限界ギリギリだったので群馬に入ってすぐ近くのタイヤショップへ赴きタイヤを交換。
その間にも仮眠を取る、それでも30分しか寝れてない。
これ程まで短い睡眠は普段から眠りの浅い裕也でも流石にキツい、大人びているといえどもまだ学生でもあるのだから。
それでも久々に会う妹分の愛里寿を考えればどうって事は無かった、完全に無かったと言えば嘘になるが。
10時頃に千代さんに連絡を入れ、群馬に入ったと伝え、島田邸へ向かう、愛里寿も起きてるらしいし。
昼飯は愛里寿達と食べる事になった、待ってくれるらしい。
しかし大学選抜の連中揃ってとは・・・。
裕也「ついてねぇな・・・愛里寿親衛隊連中なんかと一緒とは・・・(ついでにアイツら潰すか、あの証拠あるし)」ニヤッ
その頃の島田邸
愛里寿「お兄様まだかな・・・」
「「「隊長・・・」」」
千代「愛里寿ちゃん、もう少しで着くそうよ?後、裕也君から貴方達に見せるものがあるらしいわ」
「何かしら?」
「さあ?」
「まぁいっか」
午前10時45分
島田邸到着
愛里寿の可愛い歓迎を受け、愛里寿を肩車して建物の中へ入る。
途中で愛里寿親衛隊(ストーカー)に出くわす。
裕也「げっ・・・コホンッ、どうも」
「何よその態度」
「隊長に何してんのよ」
「○すわよ、代わりなさい」
裕也「相変わらず口が悪いこったい、ルミ、アズミ、メグミのバミューダ姉妹」
愛里寿「アズミ、お兄様に○すと言う発言は許さない」
アズミ「ごめんなさい!愛里寿「逆に○されてもおかしくないないから」えっ?」
裕也「ハッハッハッ!愛里寿よ、お兄ちゃんが相手の性別問わずに○すで済ますと思ってるかい?生ぬるいねぇ、死よりも恐ろしい恐怖を与えてやるだけさね」
裕也「アンタら3人に言ってやろうか、だから彼氏出来ねぇんだろうが、あぁ?違うか?いつまでもそんなんだと処女のまま終わるだけだろうけどね(笑)」
ルミ「うるさい!アンタも童貞でしょうが!」
メグミ「そうよ!」
アズミ「アンタが童貞卒業出来ないのなんてこっちはお見通しよ!」
裕也「童貞?俺とっくの昔に卒業してるけど、こないだセフレとカーセッ◯スしたし」
「「「なっ!?」」」
裕也「だったら俺の友人に聞いてみろよ」
大介『どうした?今デート中なんだけど』
裕也「なんか俺の事童貞だろうがとかほざく奴がいてさ」
大介『あーなるほど、裕也は童貞じゃないぞ、デカいし、長い上に長いしそして絶倫だし』
裕也「ありがと、そして余計だ」
大介『ハハハッ!んじゃ!』
ピッ
裕也「あ~あ、折角良い男紹介してやろうかと思ったけどもう今後一切しないって事で、行こっか愛里寿」
愛里寿「うん♪」
「男」と聞いて3人から待って!と呼ばれるが取り敢えず3人は放置していく。
愛里寿「所でお兄様」
裕也「ん?」
愛里寿「カーセッ○スと絶倫、童貞や処女って何ですか?」
裕也「愛里寿は知らなくて良いよ(しまった、話全部聞かれてた!)」
千代「遠路はるばる良く来たわね裕也君、歓迎するわ」
裕也「いえ、車の慣らしには都合が良かったので」
千代「目が充血してる」
裕也「あはは・・・昨日の夜中峠を攻めててそのまま高速乗ってここまで来たんで、あんまり寝てないんですよ」
千代「大丈夫かしら?」
裕也「大丈夫です、取り敢えず30分は仮眠取りましたんで」
千代「そう・・・キツくなったら休むのよ?」
裕也「ハハハッ!千代さん、愛里寿の前では流石に無理はしませんよ、ぶっ倒れて愛里寿を心配させる訳にゃああきませんので」
千代「疲れたら本当に休みなさい、私の膝、貸しますから」
裕也「はははっ、その時はお言葉に甘えて」汗
無駄に休めの押しが強い、膝枕ですか、それはありがたい(笑)
その後も食事を取って愛里寿が大好きなボコミュージアム(ホントは嫌だけど)へ連れて行き、適当に夕日が綺麗な所で日の入りを拝み、帰宅。
今日は俺お手製の晩飯を作ろうと思っていたが、前日から休息をマトモに取っていない為、食事と入浴を済ませるとすぐ寝床に着いた。
暫くは島田邸に滞在する事になる、両親は承認済み。
あのバミューダ姉妹は俺に直接嫌みを言いつつも大学寮へ帰っていった、何なんだホントにあの人達。
爆睡時に愛里寿が添い寝してるのは気付かなかった。
隣に違和感があると感じて目が覚めて隣見るとスヤスヤと静かな寝息を立てて眠る愛里寿を見て一瞬驚いたが、一枚写真を撮って千代さんに送った。
ロリコンでは断じてないが、本当の血の繋がった妹居ればこんな感じだったのかと感じる。
その後は眠気も覚めたので下に降りると千代さんが晩酌してたので加勢してお酌したり、愚痴を聞いたりした。
酒は料理でも使うしイケる口なので自分も飲む。
俺はそんなに酒癖は悪くは・・・無いと思う、大介達と日本酒飲んでて気付いたら全裸だった位だし、その時だけだし。
千代さんの愚痴って面白いんだよね、戦車道関連だけど。
また西住流に嫌味でも言われたか(笑)と。
千代さんに送った愛里寿の寝顔の写真言い値で買いますとか言われたよ、流石に受け取りはしないけどさ。
愛里寿は千代さんを嫌ってはいないけど、どこか過保護な所をウザがってる所が見受けられる。
午前3時
一緒に飲み始めて3時間、千代さんが酔い潰れたので取り合えず部屋へ送る。
背負う方が良いが、めんどくさいので俗に言うお姫様だっこで千代さんを抱える。
裕也「よいしょっ・・・軽すぎだろ千代さん・・・」
女性に重いとか言ってはいけない、良いね?
嫌いな奴なら良いけど。
送り届けた後、寝床に着くが眠りにはつかなかった。
午前6時半
台所を借りて朝飯を作る。
愛里寿を起こさない様に部屋から出るのは至難の技手あったのは言うまでも無い、左腕にガッチリホールドされてたのだ。
取り合えず朝から重いのは男じゃないので無理だから普通の朝食を作る、和食で。
裕也はあんまり洋食を好まない。
レパートリーも親父と比べると少ないので取り合えず作るのに失敗はしないものを作る、夜は出来る限り豪華なものを作ってみせるけど。
卵焼きの中に愛里寿が嫌いなトマトを入れている、見た目も食感も何とかしたのでコレならバレずに食べれるだろう。
午前6時50分
千代さん起床、朝食の匂いで目が覚めたらしい。
朝食を作ってる途中で煎れたコーヒーをカップに注ぎ、千代さんに渡す。
実費で買った100グラム3500円もする豆を使ったコーヒーを不味いとは言わせない。
学生の少ない所持金で買った高級豆だ。
・・・取り合えず口には合った様だ、個人差があるから。
千代さんは食べ物の好き嫌いが殆ど無くて助かる、旦那さん?長期出張中らしい、俺も2~3回顔合わせした位で覚えていないんだよな、良い人だったのは覚えている。
裕也「千代さん断食してるでしょ?」
千代「・・・いえ」
裕也「それしてますと逆に太りますよ?」
千代「!?」
裕也「逆にちゃんと3食抜かり無く食べてると体重って維持出来るものなんです、逆に千代さん、酔い潰れた後部屋に送った時に抱えましたが軽すぎです、大体今◯7辺りでしょ?」
千代「何故そこまでわかるの!?」
裕也「俺が今54ありまして愛里寿は大体○3キロ位で平均的です、千代さんアバラ骨ほんのちょっとだけ浮き出てるでしょ?そこまで体重落とせば見た目も今後懸念されますよ?」
千代「・・・・・・」
裕也「取り合えずデザート作りましたんで食べます?」スッ
千代「頂くわ」
ダイエットを行っていようとデザートという誘惑には勝てない模様。
午前7時
愛里寿起床、裕也が居ない事でハッ!と目が覚めたらしい。
朝食はちゃんと食べてくれた。
千代さんは食べた時に気付いたが、卵焼きにはトマトが入ってる、それを気にせず食べる愛里寿、表情を見るからして気付いているのか気付いていないのか分からない。
一緒に食べたが、分量は愛里寿よりも少ない、だって味見しながら作ったので胃が限界なのだ。
後で卵焼きの中にトマト入れた事教えたら驚いていた、結構大きめに切って入れたのだが、味があれだったのだろう。
そして食感も違和感無くで気付いていなかったらしい。
まぁ、これでトマト食べれれば充分かな。
手間があるけど。
午前9時
・・・何しに来た大学選抜。
裕也「何しに来た大抜」
ルミ「昨日家元から貴方が私達に見せたいのがあるって聞いたから」
裕也「あ~そうだった」
アズミ「何かしらね」
メグミ「しょうもなかったら只じゃおかないわよ」
裕也「愛里寿、ちょっと用事があるから勉強してくると良いよ、後で分からない所教えるから分かる所は進めてて」
愛里寿「分かった!」
裕也「それはコレを見てから言えや変態ロリコン三姉妹」
「「「何ですって!?誰が変態ロリコンよ!」」」
裕也は自身のスマホを出し、証拠映像を見せる、映像先は愛里寿側のチーム待合室。
愛里寿が一時退出する、退出を確認した三人が動き出す。
ルミ『あぁっ!隊長のブレザー!スゥゥゥゥ!ハァァァァァ!良い匂い!最っ高!』
アズミ『隊長の手袋!これに取り替えてっと・・・慰めに使いましょ』
メグミ『こっちは隊長が手放さないボコ!・・・取り替えてもバレないよね?』
『『大丈夫だって!』』
コイツら手際良く愛里寿の私物を取っ替えていく、中には裕也が愛里寿にプレゼントした物もある。
コイツらは常習犯だったのだ、間違えてはいけない。
ーー
「「「ウワァァァァァ!」」」
裕也「じゃけん愛里寿に送信しましょうね~」
「「「ヤメテェェェェェェ!」」」
裕也「うるせえぞバミューダ終わりのヘンターイ三姉妹が」
ルミ「いつ録った!?ねぇ!?」
裕也「教えて堪るか」
アズミ「捏造よ!」
裕也「う~んそれが違うんだよなぁ」
メグミ「変態はアンタよ!」
裕也「うん、お前らには一番言われたくない台詞だな、その台詞そっくりそのまま返してやるよ」
裕也「因みにこのケータイ取ったってバックアップは幾つも用意しているんだよねぇハハハッ!まぁ、これ壊したら自動的に千代さんや愛里寿のスマホに送信されるから宜しくぅ!(笑)」最後はハッタリ
ルミ「何でこんな事するの!?」
裕也「己の豊富な胸に手を当ててみろ・・・・・・分かったか?」
アズミ「何がよ」
裕也「その薄汚ねぇ手で俺の可愛い妹に触れてんじゃねぇって事だ、前からなんか相手に対する態度が気に食わんかったし、その程度すら分からんのか?ん?」
メグミ「年下の癖になんか腹が立つわね」
裕也「どうやらもう一度試合で悪夢見せんと分からんみてぇだな、待ってな明日試合開いてボコボコのズタズタにしてやるから」
メグミ「ごめんなさいあの悪魔はもう見たくないのでお願いします」
裕也「分かれば良いけどそれとこれとは別なのでと言う訳で・・・送信❗」ピッ
ー送信されましたー
「「「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」」
裕也「うるせぇ!」
既読がつく。
「「「・・・終わった・・・」」」
愛里寿から即座に返信あり。
{これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ?}
ヒェッ!?どうやらフリーズしている様だ、恐ろしい。
裕也「どうする?二度とあの変態紛いな事はしないと約束するなら説得してやっても良いが?でなければ本物と伝える」
即答で二度としないと口を揃えて言う。
そして録音済み。
裕也{世界中から投稿された動画を使ってイジくりまくって作った動画だよ、気にせんでええさかい、削除しとってくれれば助かるけどお願い出来るかい?}
愛里寿{わかった、削除しておくね}
愛里寿{消したよ}
裕也{良い子だ}
一件落着。
その後も二時間程取り合えず説教してから帰す。
その間愛里寿は課題を済ませる。
大学生という扱いを受けつつも、幾ら天才とは言えど無理があるので裕也が時々勉強を教えている、教えると言えども中学高校で習う勉強だけど。
・・・でもやっぱり勉強教えるの無駄な気がする、だって全部百点だもん。
保健体育の性に関する所全部間違いがあるけどそれは わざと間違えているのかい愛里寿?・・・何故目を逸らすんだ?
絶対分かってるだろ・・・・。
午前11時半
長々と説教を済ませ愛里寿のもとへ向かう。
昼食をとる為だ、千代さんも一緒に食べませんか?と誘ったが、仕事があるらしく無理と言われたので、愛里寿をハチロクの助手席に乗せ、どこか昼を食べれる場所を探す。
こういう時って少しは便利よね、Google。
期間限定で販売しているランチがあるとネットで調べてたら見つけて、愛里寿も食べたいと言うのでそこに行く事にした。
・・・距離遠くね?片道15㎞もあるのか・・・間に合うかな・・・あっここが近道、峠超えると片道5㎞程短縮か、そこ使って行きますかね。
久々にハチロクに乗る愛里寿もノリノリで居る、まぁ、事故らない程度に走りますかね。
峠を無事に抜けて到着し、期間限定のランチを食べた。
美味しかった、美味しかったけど・・・デザートは優しい味だったけど全然財布に優しくねぇぇぇ!
二人で6000円!?嘘だろ!?牛丼チェーン店の松屋で特盛10杯位は食えるぞ!?事前に値段見ときゃ良かったっ!
・・・一応金はあるけど無駄遣いはあんまりいかんから暫く節約するか・・・。
その後、千代さんから愛里寿のお昼の分を渡されたが返しておいた。
愛里寿が美味しそうに昼飯食べる所見れりゃあ儲けものだと一言伝える。
まぁ、兄としてカッコ付けときたいとでも思って下さいな、と付け加える。
後でスゲェ恥ずかしいぃぃ!と思った、後悔はしていない。
次もありますんで宜しく。