~聯合旭日艦隊物語~ 日本国国防海軍   作:take8025

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(ネットで知ったが){トンスル}飲むなんて無いです。
イカれてる...。
「トンスル」知らない人はググって、どうぞ。
吐き気します。
オッケーGoogle。


番外編07 俺達の世界と同じだがナニかが違う。

8月7日まで西住邸の(半ば強制的な)滞在を終え、9日に裕也と大介は、戦艦紀伊に戻ってきた。

2018年8月10日

福岡県福岡市、海上自衛隊基地

戦艦紀伊

艦橋指揮所

首相の牧原幸子の身は、聯合旭日艦隊旗艦紀伊にあった。電話連絡でも良いが、福岡にも用事があったらしく、ついでに直接艦隊に赴いたのだ。

 

裕也「えっ?群馬ですか?」

幸子「そう、良ければ行ってくれませんか?」

大介「何故です?」

幸子「西住さんの話を聞いた島田さんが是非来て欲しいと私に言ってきたもので」

裕也「この世界の両家は仲良いのか」

幸子「戦車道になると凄いですけどね」

裕也「艦隊はどうすれば良いですか?」

幸子「横須賀の海自基地に停泊して下さい。既に手配は済ませております、私はこのまま同行しようと思います」

裕也「横須賀...三笠公園があったな...」

大介「行った事無いけど」

裕也「帰りに行ってみるか」

菊池「そうですね」

裕也「全艦通達、現時刻を持って横須賀へ出航する」

ーーー

~3日後~

午前7:30

裕也「横須賀に無事到着したな、副長」

大介「はい、大洗の学園艦と途中、遭遇しましたがね」

菊池「まず始めに、補給をしてからですけどね」

「「分かっとる」」

~3時間後~

大介「長官、燃料・物資補給作業、全艦完了しました」

裕也「そうか、副長、暫しの間、頼む」

大介「お任せを」

菊池「お気をつけて」

 

指揮権を副長に一時的に移譲した裕也は、紀伊格納庫に保管されている自車の19式に乗り込み、群馬へは空で向かう事に決めたので、取り敢えずは横須賀の空自基地へ向かう。

従来の10式や90式と比べると倍近くの図体があり、砲身が非常に長い為、操縦は結構苦労する。

砲身も少し前に127ミリ砲から150ミリ砲に換装された為、車重が増し、坂道発進がキツくなった。

坂道発進補助システムがある為に、幾分は楽だが、戦車という重量がものを言わせ、各走行補助装置が壊れる事も良くある。壊れにくく作られていても、裕也や大介達の操縦に耐えられずに破損する。

設計者達は新しく開発した時に「次こそは壊れはしないだろう...」と口揃えて言うが、その言葉を物理的に拒否、その発明品の末路を仕上げるのが裕也達だという事を忘れないでほしい。

唯一(裕也達の考える)耐久性と要求する基準をクリアしたのはエンジンと主砲だけだった。

ーー

はーい、現在陸自が保有するC-1輸送機で19式と共に群馬までの空の旅を楽しんでま~す、はい。

しかしまぁ...女しか居ねぇ...女の所にポツンと男が居るのは非常に心細いから今は19式の車内に居る訳ですよ。

しかしまぁ、快適だわ。

勝手に改装して居住性を上げた価値はあった。

今こうして役に立ってる訳だからさ、どっかの航空艦隊司令長官よりも良い。

 

ーー

圭一「...ん?」

山崎「どうした?」

圭一「なんか噂されてる気がして」

山崎「高和さんにでも噂されてるのか、良いねぇ、お熱いねぇ」

圭一「いやな奴に噂されてるのはマジ勘弁」

高和「呼んだか?」

圭一「」

ーーー

車内に居る理由はそれだけではない、視線がすっごい、まるで野獣だ。

対面して話す時、何故か皆の目線が俺の下半身を向いている。

ジュルリと涎を垂らす音が聞こえる。

どうぞ、とお茶を渡されたが、飲めない、絶対緑茶にナニか混ぜてるよ、変なナニかが付いてるし、白いし。

ぶっちゃけると田所浩二が女に性転換しただけじゃん。

本人も医学生(現在24歳)してたらしいし。MURやKMRポジションな奴も居る。

ーー

残す所、後一時間程で群馬上空に到達するらしい。降下地点は人気の無い森林、そこでなら降下しても問題は無い。道路に降下するのも良いが、通行の妨げは流石に駄目だという事で森林に降下ポイントを定めた。島田邸は山奥の中にある。島田邸から少し離れた所に着地し、そこから島田邸を目指す手筈になっている。

現在高度800、高度1000から降下する。

おっと、少し傾きだしたな。

機首を上げて高度を上げ出したか...バックで戦車を載せた為、シートから離れ、ハンドルに身体が張り付く様な感覚がある。

あっ、ペットボトルが...キャップ閉めてて良かった...。

 

ーー

「さぁーて、高度1000!」

「お茶飲んでくれなかったなぁ...」

「お茶って言えるのアレ!?白い粉一杯付いてたじゃん!何よあれ!?」

「ナニって...睡眠導入剤だけど...あっ、ヤバ」

バッチィィィィィィィィンッ!

「きゃん!」

機長「こんの馬鹿たれがぁぁぁぁぁ!」

ドサッ!

ガッ!

「おい!コイツにパラシュート無しでこの場から下ろせ!」

「あっ...機長」

機長「何だ」

「無線...付いてます、全部バレてます」

機長「」

裕也「やっぱりな、あれ飲まなくて正解だったよ」

機長「すみませんでした!部下に代わり私が罰を受けます!」

裕也「別に気にしなくて良い、あの茶見た時に、コイツ睡眠薬入れてるなと分かったからあの時受け取らなかったのさ」

「あっ、やっぱりバレてましたか」←犯人

機長「お前は反省しろ!」

ゴッッ!

「ゲェッ!」

裕也「間もなく降下地点だ、ハッチ解放求む」

「了解、ハッチ解放します」カチッ

 

ガチンッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ブーッ ←警告音

ウィィィィィィィィィン ガッチィィン

「ハッチ解放確認、いつでもどうぞ」

機長「ご迷惑をお掛けしました。お気をつけて」

裕也「感謝する、貴機の無事なる帰投を望む。また再会したその時は是非とも一杯飲み交わそう、では」

 

カチッ キュルルルルルルルルルルルル! ウォン! ドドドドドドドドドドド!

 

ブワッ

 

 

「...ハッチ閉めます」

機長「...航路反転、帰投する」

ーー

裕也「(高度800...700..650.600...500..450.400...300.250..200..150.100、今!)」カチッ

バッッ!

 

ゴッ!

 

裕也「うぐっ!!!!」

落下Gがスゴい、自分の体重の3倍位の負荷を感じる。俺の体重が54、となると×3だから162キロ、永遠では無いが、膝や尻が痛む、痛みに耐え歯を食い縛る。

...ふぅ、Gが和らいだか...

 

メキメキッ!バキバキバキィィィ!

ドォンッ!

バチンッ!

裕也「おっ、パラシュートが自動的に外れるのか...えっと」ガサガサガサッ

 

 

 

      テッテレー!      地図

 

地図で先ずは降下ポイントを確認、次にハッチを開けて周りを見渡して位置を確認する。

 

裕也「予定より200メートル程北から離れたか、まぁ良いか」

 

予定通りの降下ポイントに着地していれば、更に北へ500メートル程進めば島田邸へ行ける(舗装された)山道がある。が、しかし、200プラスの750メートル程前進せねばならん。

 

 

 ザァァァァァァァァァ!

 

裕也「ちっ...雨か、やだねぇ...せっかく洗ったのにこれじゃパーじゃねぇか、おまけに地がぬかるんで足を取られる...」

 

 

 

ザァァァァァ!ガコッ!ザァァァァァ!

裕也「クソッ!いぼった!」

※「いぼった」は福岡弁でぬかるみにハマる等を指す。

後500メートル程前進すれば山道に出れる所で問題発生。

取り合えず今は大雨が降りしきるので、弱くなるまで動かない。エンジンも燃料節約の為、バッテリーで電子機器の電力を維持する。

バッテリーだけで維持しようとしても出来るのも時間の問題、さてさてどうするか。

 

 

 

裕也「キャタピラでそもそもいぼるのかよ...あっ、あの大木...アンカー打って引っ張るか」

カチッ

バシュッッ!

ガッッ!

ギリッ ギリッ!

 

 

裕也「良し、いけるか......おっ、行った」

 

ぬかるみから無事脱出し、森林から山道まで無事に抜けた。所要時間僅か30分足らず。

時刻は丁度15時。

ここからだと20分位だろうか、アスファルト汚すし、おまけにキャタピラに装着する、アスファルトを傷付けない特殊ゴムを着け忘れたが、まぁ良いだろう。

雨降ってるし、「雨」降ってるし。

先へ進もう。

 

ーーー

雨が降るせいか、視界が悪い。木々が生い茂って普段は日差しを遮り、小雨程度の雨も遮るが、今回は余計に視界を暗くし、50メートル先を見れれば良い方だ。ワイパーを全開にしているが、それでも先が雨で歪んで見える。ぬかるんだ時よりも雨が一段と、いや、二段と強くなっている。

ゲリラ豪雨が可愛く感じさせる程に。既に道路が浸かっている様に見える。目の錯覚か?それに人?が見えたんだが...幽霊か?いや、良く見るとくっきり体型が人だ、女で鉄板女か。

鉄板は分かるな?胸が無い、ツルペタだ、オカズにもならねぇな。

目の前に居るが、見向きもせず下を向き、右手にある森林へ入っていった。

それはソイツが消えるまでこの目で見た。

見た目が貞子みたいだ。

一瞬{UMA}かと思った。いやマジで。

ヘッドライトをハイビームにしてフォグランプを点灯させているにも関わらず、先が何も見えない...これは少なからず恐怖を覚える。

もしここで何かが起き、何も術が無かったら俺は一人だ。

特に進みながらだが、看板に「土砂、落石、「不審者出没、被害者続出」注意」と看板を立て続けに立っているのを見た。

本当にこんな所に島田邸があるのか?元の世界でこの辺りは土砂、落石の対策は行っていた筈。落石ならば別に大丈夫であろう、戦車は伊達じゃない。

ハッチをこじ開けられるものならこじ開けてみろという話だ。

特にこの19式は自衛隊車両と比べ物にならない。俺達が使っても耐えられる様に作られた戦車だ。

装甲の厚さだって砲弾火薬庫は6センチ程厚く車体装甲も5.5センチはある。只の鉄ではない、特殊鋼を使用した装甲だ。

120ミリ砲は愚か、170ミリ砲にも耐えうる数値が出ている。

靭帯も特殊鋼と特殊ステンレスで作られているから、切断破損する事は基本的に無い。

たかが落石当たろうと死にはしない、俺が今怖いのは土砂に巻き込まれる事だ。

土砂に巻き込まれ、巻き込まれた直後は無事でも、酸素を供給する事が出来ない、脱出も出来ない、見付かるまで生き延びれれば良いが、見付からなければ生き埋めになる。

この辺りは断崖絶壁で、パッと見で土砂警戒しておこうみたいな所が数ヶ所程ある。

今その断崖絶壁の橋を時速30キロと、スクーターの法定速度で微速ながらも前進している。

60トンも重量があるにも関わらず、強風で揺れる様に感じる。そもそもの話、車体が整地された場所では揺れる事はない、となると橋が揺れているのだ。

今この渡っている橋は、特に一際目立つ程の大きい橋、この辺りの橋の補修工事や点検順位は、まずこの橋から始まる。この辺りの橋は全部、戦車通行が出来る橋だ。

だがこの橋は古い、昭和40年(と石板に掲載)に完成した耐震設計(は多分)ガン無視の大橋だ、落ちれば120%死ぬだろう。

橋の上から下の水面までの高さは約150メートル程。

おまけに橋下の川(ダムに流れる)も水深が浅瀬で25メートルと、合計して175メートル、更に深ければ200もある。

いかに戦車と言えど、175メートルや200メートルからの落下は19式でも耐えられない。乗ってる奴が本当に死ぬ。

 

丁度真ん中を通り過ぎた辺りから雷も鳴り出した。窓から見ると落雷が至る所で起きている。

 

良し、橋を無事に渡りきった、このまま行けば無事に島田邸に...

ギメキッギギギッ ドォォォォォォォォォン!

窓越しから覗く。

 

裕也「!?...倒木か、運良く当たらなくて良かった...道路に倒木は面倒だな...乗り越えるか」

 

大木が倒木したが、乗り越えられない程ではないので乗り越えて先へ進む。

一応、目の前で倒木した写真をスマホに納める。

写真を納めた直後、回りの雰囲気に恐怖を覚え、頭より早く体が本能的に動き、身を車内に戻すと同時にハッチを下ろし、即座に鍵を閉めた。

鍵を掛けた直後、ハッチ上からガンッ!ガンッ!と石か何かで叩く音が車内に小さく響いた。

ラジオは鳴らしていない。

聞こえるはエンジンのアイドリングと叩く音だけ。

その音は、アイドリングよりも大きく感じ、恐怖感を更に引き上げた。

エンジンブロー、足回り破損覚悟でアクセルをベタ踏みし、その場を離れた。

更に幻聴であると信じたいが声が聞こえた。ここを開けろ、滅茶苦茶にしてやる。と。

全速で走る中、目の前に生物がヌッと出てくる、人だ。

もうそんな悠長な事は考えず、{グチャッ!!}と轢いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このまま進めば後5分も掛からない筈、視界が酷い為、今は見えないが、本来はここから島田邸が見えてもおかしくは無い。

電気みたいなのは少し見える気がするが...。

裕也「居らんかったら引き返すまでだな、面倒だが」

裕也「しかし...町へのアクセスが悪いな...こんな山奥は確かに景色が良いが、日常生活を考えるといささか無理があるぞ」

速度を40キロに上げ、雨が降りしきる中、先へ進む。

 

 

そこから時間は5分と掛からなかっただろうか。

今、右手に島田邸がある。門番がいない、電気が数ヶ所しか付いてない、まるで恐怖の館を思わせる。

もう一つ、恐怖を思わせるに、19式もフロント側が血まみれになっている。

雨により付着した血は雨と共に流れ落ちるがね。

 

 

戦車から降りて取り合えずインターホンがあるので、押して応答を待つ、カメラ付きインターホン。

『はい』

裕也「初めまして、内閣総理大臣牧原幸子さんから島田流家元、島田千代さんの話を聞きまして本日こちらにお伺いしました、渚 裕也と申します」

『はい、少々お待ち下さい』

今の声は間違いなく千代さんじゃない、従者だろう。

おっ、開いた。

「渚様ですね、どうぞお入り下さい」

裕也「戦車はどこに置けばいいかな?」

「あそこに停めて下さい」

 

取り合えず19式を指示された所へ(センチュリオンの隣に)停め、館に入り従者の後を追う。

やはり、この屋敷も、部屋の配置も、通路に備わる家具も、元の世界と変わらない。

「こちらです」

コンコンッ

「奥様、お客様です」

「お通しして頂戴」

「失礼します」

カチャッ

裕也「(身だしなみは大丈夫だな、よし)失礼します」

「お茶の準備をしますので、失礼します」

キィィィ、パタッ

家元は来客用のソファーに座り、裕也を見つめる。

千代の目の前に立ち、海軍式の敬礼をする。

 

裕也「日本国国防海軍所属、聯合旭日艦隊司令長官 渚 裕也であります。諸事情ありまして、現在は特務機関に在籍しております」

千代「お話は聞かせてもらっております。島田流家元、島田千代です」

裕也「であれば、我々の事も?」

千代「ええ、聯合旭日艦隊は別の平行世界から何らかの原因でこの世界に流れ着いたと」

裕也「幸子さんにはお話してありますが、渚家とそちらの島田家の交流関係もご存じで?」

千代「ええ、それも聞かせてもらったわ。向こうの世界が羨ましいわ、貴方の様な紳士とうちの愛里寿ちゃんが義理ではあるけれど兄妹関係だったのね」

裕也「紳士...ではありませんよ、それは言い過ぎです。私は破天荒ですよ、それに結構な馬鹿ですから」

千代「そんな事は無いわ」

裕也「ありがとうございます」

裕也「ところで、愛里寿は何処へ?」

千代「今は部屋に居るわ」

裕也「部屋に居るという事は、多分ボコのアニメでも見てるのでしょう、邪魔してはいけませんね」

千代「そちらの世界にもあったのかしら?」

裕也「ありました、愛里寿の為に良くボコミュージアムへ連れて行ってあげましたから...ハッキリ言って、ボコを見るのが精神的に疲れる程に」

千代「何かあったら伝えておくわ」汗

裕也「いやいや、気を使われなくて大丈夫です」

千代「そう言えばこの雨の中良く来ましたね」

裕也「凄かったですよ、大橋渡りきった辺りで倒木が起きましてね、傷は無いんですが、あれじゃあ車の通行は出来ませんでしょう。冠水もちょっと気になりますね」

千代「道路が冠水しているのかしら?」

裕也「目の錯覚でなければ恐らくは」

 

時刻は午後17時、話が弾んでしまった。

途中で、従者さんがお茶を用意してくれて、お茶を片手に過去の話や、両家の交流関係を事細かく話した。

地図を良く見ると、走ってきた道とは別にもう1つの道が後々になって分かった。

そこは落石、土砂の対策がなされた道で、どうやら俺が走った山道は、ほぼ破棄された山道だった様だ。

そこから来た事に驚く千代さん、そこは頭のイカれた奴等(浮浪者等)が縄張りにしていたらしく(野生動物でさえも近付かないヤベー所)愛里寿も絶対に近付かないという。

ここ最近は居ないらしいが、それでも危険だという。

そう言えば走ってる時にボロボロのテント?みたいなのがあったな...人は見えなかったが。

 

裕也「まぁ危険なのは分かりますが、これでも私は護身術はそれなりに出来ますよ、特に殺るのが得意です」

千代「え?ヤる?大胆ね///」

裕也「一応言いますが、やるってのは意味深ではありませんからね?殺の方です」

千代「勿論、分かっているわ(バレてないわね)」

裕也「何故顔が赤いんです?」

千代「気にしなくて良いのよ!?///」

裕也「そうですか...まぁ、良いでしょう」

トントンッ

裕也「ん?」

カチャッ

「お母様、お腹すいた」

千代「あら、愛里寿ちゃん」

この世界の島田愛里寿 登場。ホントに13歳の頃の愛里寿だ。

裕也「君が愛里寿ちゃんかい?初めまして、渚 裕也と言うんだ、宜しくね」

海軍式の敬礼を愛里寿相手にも欠かさずに行う。

だけども、愛里寿は千代の後ろに隠れる。

 

裕也「あれ?もしかして人見知りかな?」

千代「ええ、愛里寿ちゃん、挨拶なさい」

愛里寿「..島田愛里寿です...」

元の世界では、愛里寿が本当に記憶の無い小さい頃から良く見ていた為、人見知りというのは知っていたが、まさかここまで極度の人見知りとは知らなかった裕也。どう接して行けば良いのか考える。

愛里寿「あの...」

裕也「ん?どうしたのかい?」

愛里寿「怖く...ないの...?」

裕也「?怖いとは?」

愛里寿「男性...みんな...女性が怖くて逃げる...距離を置く感じがあるから...」

裕也「(ホントにこの世の男共は腐ってんな...チ○コもぎ取れよ)」

暗い顔から更に暗くなる愛里寿。

愛里寿「...家族のお父様でさえも...私やお母様を避けるから...貴方も...本当は...怖い...よね...?」

ポロポロと涙を流す愛里寿。

裕也「(自分の娘に距離を置くのか、この世界の千代さんの旦那さんは...会えば一発ぶん殴るか、自分が言うのもあれだが、「お前が距離置くせいで娘が傷付いてんだぞ、自分の娘泣かして良いんか?楽しんか?あ?」って攻めそうだな)...別に怖くないさ、それは人それぞれ、恐怖を覚える者も居れば、恐怖を知らぬ者も居る、別に気にしなくて良いんじゃないかな?」

裕也は、千代の後ろに隠れた愛里寿の所へ足を運ぶ。

ポンッ

愛里寿「...え...」

ナデナデ

裕也「少なくとも俺は、女性に恐れを感じた事は無いよ。但し、正常な女性だったらの話だけどね、正常ではない異常な奴は恐怖よりも殺意が湧くけどね」

 

勇気づける為に、愛里寿を抱き寄せる。

 

ギュッ

 

愛里寿「あ...」

千代「......」

裕也「な?いつまでもそんな顔しちゃ、可愛い顔が台無しだぞ?ほら、今度遊びに連れて行ってあげるからさ、元気出せ、な?」

愛里寿「...うん!」

裕也「良い顔だ」

愛里寿は満足したのか、安心したのか定かではないが、とても良い顔して、部屋に戻って行った。

千代「ありがとう、愛里寿ちゃんのあんな顔、久しぶりに拝めたわ」

裕也「まぁ、あの程度で元気になって貰えれば、こちらも嬉しいですよ、しかしまた...喜ぶとは言えどボコを見るのか...今度こそノイローゼになりそうだ.......」

千代「まぁ...頑張って...」

裕也「はい...」

時刻は午後18時半、晩飯を取ったが今回は世話になるので、海軍カレーにしようと思ったが、昨日がカレーだったらしいので、山物とは別の海鮮丼物を作った。まぁ評判は悪くなかった。あとはお手製のデザート位か。

 

裕也「もうこんな時間ですか...そろそろお暇しましょう」

千代「今の時間帯は危険よ、奴等は本当に危ないわ、猿より危険というのを覚えておいて頂戴」

裕也「はい?」

バァンッ! バババババババババババッ!

裕也「!?この音は!まさか銃声!?」

千代「陸上自衛隊が、この辺りに出没する輩の排除を行っているのよ」

裕也「え?」

千代「この辺り一帯に潜む浮浪者達は大体が、男性を無差別に虐殺する等の罪を行った大罪人よ、特に海外からマフィアや逃亡者がこの地に何故か潜む事が多いの、今回は本腰を上げて一掃をするらしいわ」

裕也「そうですか...(あぁ、加勢してぇ...)」

千代「ここに居る者は全員、レンジャー部隊をトップで卒業者ばかりだから、それにそろそろここを引っ越しますから」

裕也「加勢してぇ...(それは頼もしい...)」本音と建前が逆になってる。

千代「え?」

「「「え?」」」

裕也「!?いえ、何でも無いです、私は戦車の中で取り合えず寝ます。寝袋も有りますし、足を伸ばして寝れるスペース有りますから」

千代「部屋があるのに...まぁ、そこまで言うなら良いけど」

チャリッ

裕也「一応、スペアキー渡しておきます」

 

午後22時、お風呂も借りて(入浴中愛里寿入ってきた)頭洗ってあげたりして混浴?を済ませ、取り合えず(19式車内の)寝床に潜り込んだ。Wi-Fiが繋がってるのでギガ数を気にしなくて良いというのはありがたい。

という訳で、この世界のエロ関連がどんな物なのかちょっと調べますかね...。

 

裕也「オッケーGoogle」

 

 

 

 

午後23時

裕也「(ジーザス!!!嘘だろマジかよ...阿部さん達入れたら業界に嵐を呼ぶぞこれ)」

調べた結果が...これだ。

主に検索されてるワード

童貞、ヤリチン、ゲイ、ホモ、淫夢(水泳、空手関連あり)、オォン!、ンアッー!、イキスギぃ!、止めてくれよ…、お前の事が好きだったんだよ!!!、クッキー☆、♂&♂、オネェ、ホモォ...、ショタ、公開オ○ニー(年齢層問わず)、童貞監禁レ○プ!ヤリ〇ンもあるよ!(年齢層問わず)、包茎(赤ちゃんからジジイまで)、剥けチン、筆下ろし、中◯しさせる等様々。

まぁ、SMプレイ、ママプレイ、レズもあるよ。

所でGoogle先生よ。

俺のスマホ、何で検索一文字入れた時、これから打とうとする文字が出てくるの?それ長押ししたら「削除しますか?」とか出てきてさ。

俺一度も検索した事無いぞ。

そしてChrome先生、アンタもだ。

閲覧履歴に見る前だが、何で男と男の意味深のサイト開いてる事になってるんだ?開いてねぇぞふざけんなよ。

お陰でウイルスにやられたんだけど。

クソが。

もういい、寝る。

 

 

 

 

午前0時半

この時、雨、銃声共に止み、雲の隙間から月が回りを優しく照らす。19式のハッチの上に人影あり、その人物は鍵を開け、裕也が寝ている車内に入り、鍵を閉め直し、寝ている裕也の寝袋に潜り込む。

裕也「」zzz

 

カチャッ キィィ  バタッ カチッ

 

モゾモゾモゾッ

 

 

............

 

午前1時 

標高が高い所に建つ島田邸。その島田邸の戦車置き場(真横が庭)、そこに置かれるセンチュリオンと19式。夏場ではあるが、標高が高いので気温が低い。あらかじめ暖めていた19式の車内が冷え、その寒気で目を覚ました裕也。目が覚めた理由はこれだけではない。

 

裕也「(あれ?...ハッチの隙間に水滴が...シートに千代さんに渡したスペアキーが?...まさか)」

パサッ

「...スー...スー」

正体は愛里寿だった、一応だが安心した。

もし千代さんだったら「アンタいくつだ?」と言ってるな。

 

裕也「...(千代さん、愛里寿にスペアキー渡したのか?この時間にか?)」

このまま考えていても無駄なので、愛里寿を起こさない様に寝袋に潜り込み、取り合えず夜明けまで寝る事にした。

 

 

 




次で一度閉めようかなと、本編行きます。
これも編集候補です。
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