合宿免許行ってます、福岡から熊本への一人旅。
あべこべ状態で日本国召喚行こうかどうしようか検討中。
仮免に筆記試験あるなんて知らなかったぞ...畜生めぇぇ!
八月の盆も過ぎ、後10日で学生達も夏休みを終え、二学期へ突入するこの日、五人の男達が紀伊の作戦室で何一言も話さず、ジッと姿勢を変えぬまま時間が過ぎていった。
戦艦紀伊
作戦室
裕也「.......」
大介「.......」
圭一「.......」
拓也「.......」
菊地「何か言えやお前ら」
圭一「いや、だってさ...」
拓也「{コレ}見て言えるの?」
コレとは一体...。
裕也「何で{指輪}があるんだよ」
指輪、婚約時、プロポーズに使う物。
菊地「さっき郵便で来まして」
大介「宛先は?」
菊地「不明です」
裕也「俺の部屋の金庫に保管しとく」
菊地「はい」
ーー
裕也自室
裕也「さてさて、保管は良いがどこから来たんだ...?」
取り敢えず指輪を取り出し箱の中を確認する。
白い手袋を着けて。
裕也「ん?手紙?」
指輪を固定する発泡スチロールの裏(箱とスチロールの隙間)に一枚の小さな紙を見つけた。
ーlch liebe dich heirateー
裕也「この字は...ドイツ語だな」
達筆過ぎる字、でも、一目見ただけで人が書いたものではない事は分かった。恐らく正体を悟られるのを避けたかったのだろう。
裕也「貴方を愛しています、結婚して下さい、か...」←少しは分かるし書ける。
ーー
「ふふふ...これで良し」
「何してるんですか?」
「気にしない」
「はぁ」
ーー
~翌日~
紀伊作戦室
裕也「こんなのが挟まってた」
大介「...翻訳してくれ、なんかドイツ語忘れた」
裕也「貴方を愛しています、結婚して下さい、だ」
菊地「なんですかそれ、怖っ」
裕也「俺も知らん、手書きだったらもしかすれば分かったかもしれんがな」
裕也「手書きに近い筆記をコンピューターで行ったんだろ、人はびた一ミリも片寄りしない書き方は出来ん、俺も出来ん」
大介「確かに」
裕也「しかも、だ」
「「?」」
裕也「指輪は二つ入ってた」
コトッ
「「!?」」
裕也「お前らが見たのはダイヤ付きの指輪だ」
「「だな」」
裕也「もうひとつは純金製の指輪だ、多分男が身に付ける物だと俺個人は思う」
大介「じゅ...」
菊地「純金ですか...」
裕也「正確には24kと言えば良いか」
大介「幾らになるんだ...」
裕也「金に走るな、分からんくもないが」
菊地「どうするんです?」
裕也「取り敢えず責任もって厳重に保管しておく、言っておくがあの馬鹿(圭一)に知られてはいかん」
大介「何しするか分かりませんからね」
裕也「まぁいい、コレにて終了、各自職務を全うされたし」
「「了解」」
ーー
8月23日
日本海沖
この日、北海道へ向けて日本海を、艦隊速力20ノットで北上していた所に、一機のヘリコプターが紀伊に着艦許可を求めた。
大介「どうされますか」
裕也「着艦を許可と送れ、こちらの指示に従われたし、と」
大介「了解しました」
同艦 作戦室
裕也「...」
コンコンッ
裕也「入れ」
カチャッ
「「「裕也さん!」」」
裕也「ゑ?」
大介「......」
裕也「まほ、みほちゃん、ダージリン、何故ここに?」
まほ「北海道に」
みほ「用事がありまして」
ダージリン「ならばご同行しましょうと」
裕也「ならば、じゃねぇんだぞオイコラ、もはや秘匿艦隊もクソもねーなオイ、情報網ガバガバじゃねーか」
大介「まほちゃん、エリカさんはどうしたんだい?」
まほ「面倒事を押しtいえ、用事があるとの事でしたので」
大介「オイ、今面倒事押し付けっつったろ」
まほ「気のせいです」
大介「(今度飯でも奢っちゃろ...)」
裕也「なぁ、突っ込みたいんだが」
みほ「?」
裕也「君達何で水着?」
「「「遊びましょう」」」
大介「(エリカの水着見たかったなぁ...)」
裕也「本音は?」
まほ「裕也さんの水着姿を」
みほ「人目拝もうと」
ダージリン「ここに参上」
裕也「おい、送り返せ」
大介「了解」
ーー
裕也「日本国特務機関所属、渚裕也です、至急、牧原幸子首相にお繋ぎ願いたい」
幸子『変わりました、幸子です』
裕也「渚です」
幸子『どうしたのかしら?緊急と聞いたのだけれど』
裕也「我々の情報どうなってます?」
幸子『情報は国家機密第1級指定よ』
裕也「情報漏れてますやん」
幸子『え?』
裕也「黒森峰学園所属、西住まほ、大洗学園所属、西住みほ、聖グロリアーナ学園所属、(本名不明)ダージリンの三人は現在、日本海を北上しています我々聯合旭日艦隊にヘリコプターで乗り込んで来たんです、公に出てない筈ですが」
幸子『すぐに自衛隊派遣して連れ戻させるわ、ごめんなさいね』
裕也「いや、もう大丈夫です、こちらで保護します、北海道に我々の寄港を確認次第、お願いします」
幸子『分かったわ、無事なる航海を』
裕也「ありがとうございます、では、失礼します」
ーー
エリカ「隊長ひどいですよ!」
「まぁまぁ副隊長、落ち着いて」
「隊長居ないのに叫んでも無駄ですよ」
ーー
大介「艦速力15ノットへ減速せよ」
「15ノットへ減速、ヨーソロー」
裕也「燃料はまだ大丈夫か?」
大介「一応ですが、北海道で補給しておく方がよろしいかと」
裕也「海上自衛隊北海道札幌基地へ進路取れ、それと同時に首相へ連絡せよ」
「了解しました」
裕也「艦速力は減速せず20ノットを維持せよ、他の艦艇に遅れをとってはならん」
大介「了解しました、20ノットへ増速せよ」
「20ノットへ増速、ヨーソロー」
まほ「...」
みほ「カッコいい...」
ダージリン「紳士ですわ...」
裕也「(視線だけでも鬱陶しいなコイツら)」
2日後には北海道へ到着、補給を行った後、北海道を楽しむ事にした聯合旭日艦隊一同、やっぱ北海道はでっかいどうやな。
因みに、殆どが牧場回りだったのはダルかった。
プールも行った、が、誰も居ない、何故?
答えは貸し切りだったのだ。
寂しいが襲われるより遥かに良いだろう。
それはそうだ、性欲の野獣である女だけのプールに、水着を身に付けた良い男(高和ではない)を放り込め、弄ばれるぞ。主にムスコが。
特に艦隊は極秘、その中の者達も極秘。
米・英・独・仏・蘭の5ヶ国には人工衛星でバレているものの、艦隊構成、性別は幾ら5ヶ国でも流石に分からない。但し、旧日本海軍の象徴である大和型戦艦。戦前、当時の国民が口を揃え唱えた国民から見た海軍の世界へ誇る象徴、長門型戦艦の4隻は当然バレてる。
国際会議の場で第一議題で問い詰められたらしい。
戦力の不保持を掲げる日本が何故戦力を保持するのか、だが、牧原幸子は事をうやむやにする為、切り札を出す。
男ものの裸体写真集で手を打ったアメリカ大統領。
男が穿いた使用済みの下着(ブリーフと褌)で手を打ったイギリス首相と女王。
日本限定だが、男が働くソープランド一年分で日本を問い詰めなくなったフランス。
聯合旭日艦隊の詳細、絶対なる他言無用を条件に本件を引き下がるドイツ。
観光客で超が付く程人気である、男だけの「漢」カフェ一ヶ月利用券で「今後も互いの友好を気づけます様努力します」というフランス。
男が作ったカステラで一箱で黙ったオランダ。
...ほんと、男が居ないってだけでこんなにも世界が壊れるなんてね、想像出来ないや。
まぁ、その後は北海道を満喫?した後、艦隊は東京湾へ戻り、まほ は黒森峰へ、みほ は大洗へ、ダージリンは聖グロへ。
まほ は黒森峰に戻って来た直後、副隊長のエリカに説教される。
エリカ「隊長!ひどいじゃないですか!」
まほ「...」
エリカ「隊長が生えてない事バラします!」
まほ「!?」
みほは戦車道を極める。
みほ「パンツァーフォー!」ドイツ語で戦車前進だっけ?
ダージリンは紅茶を飲み極める。
ペコ「ホントに馬鹿ですね」
アッサム「呆れた...」
ーー
東京湾
海上自衛隊基地&聯合旭日艦隊 仮拠点
裕也「無駄に疲れた...」
大介「だな」
菊地「誰があの指輪寄越したのか分かりました?」
裕也「あの指輪、ドイツメーカーの{クリスチャンバウアー}だ、これがもし、戦車道に関係していたら黒森峰だろ」
大介「黒森峰、まほさんかエリカの二人ですね」
裕也「俺に対してなのか、それとも副長に対してなのか検討がつかんぞ」
大介「やっべめっちゃ嬉しい」
裕也「おう、ちと黙れや、黒森峰の可能性あるな...だったら...」
ーー
~数週間後~
「さて、行こうか」
「どこへですか?」
「今は呉にいるだろう」
「だからどこへ何をしに行くのですか?」
ーー
広島県呉市 呉港 沖合い10キロ
聯合旭日艦隊
戦艦紀伊
裕也「それは本当ですか!?」
幸子「ええ、聯合旭日艦隊の大型艦、この紀伊や二代目長門がドッグに入れる様、現在改修工事中です」
大介「ありがとうございます」
幸子「いえ、変わりにですが、ドイツから海軍のお偉いさんがお越しになられますので宜しくお願いします」
裕也「あー、やっぱり衛星等で世界各国にバレましたか、まぁ良いですけどね」
大介「いつ頃でしょうか?」
幸子「12月と聞いております」
裕也「そうですか」
幸子、紀伊退艦
裕也「これで一先ず、紀伊型・二代目長門型の修理場所の確保出来たな」
大介「いくら元の世界で現存する軍艦で世界最強と言わせ占めた紀伊型や二代目長門型でも修理をしなければ身が持ちませんからね」
菊地「山でも掘るのですかね?」
裕也「埋め立てじゃないか?」
裕也「....ソウカ、ところで副長よ、ちょいと耳を貸したまえ」
大介「ん?なんでしょう?」
ヒソヒソ コソコソ ボソボソ
大介「マジで?マジでやんの?」
裕也「もしかすれば分かるかもしれんがな」
大介「いや、でもよ...」
裕也「良し、ちょっくら公園のトイレで」
大介「喜んでやりましょう」
ーー
「さぁ、着いたぞ」
「ですね」
ーー
菊地「長官、副長」
裕也「来たか」
大介「その様ですね」
裕也「クククッ、誰かなぁ~?」ゲス顔
ーー
同艦 作戦室
コンコンッ
「どうぞ」
カチャッ
裕也「待たせて申し訳ない」
「いえ、私達も丁度着いたばかりですので」
「はい」
裕也「そうだ、君達に伝えたい事があるんだ」
「はい(いよいよ来たか)」
大介「エリカ、お前が好きだ、結婚してくれ」スッ
パカッ
「えっ!?」
「ん!?」
裕也「その反応からして...君だな、まほ」
まほ「...何で分かったのですか?」
裕也「勘」
まほ「くっ!バレないかと思えば...!」
裕也「学生とは結婚しねぇっつったろ」
大介「裕也どーしよ、エリカ立ったまま気ぃ失ってる」
裕也「うぉっ、器用な奴だな」
エリカ「(結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結結婚結婚結婚結婚結婚婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚...結婚!?)キュゥ...」
まほ「エリカ、後で覚えてろ」
裕也「副長、部屋のベッドに寝かせてやれ」
大介「了解......よっ」
まほ「!!?」
裕也「ヒュー、大胆なこったい」
エリカは気絶擬きな状態な為、お姫様抱っこなぞされてるなぞ記憶に無い、無いがこの後、まほに殺意を抱かれる。
パタッ
裕也「...さて、何故事をしたのか吐いてもらおうか」
まほ「優しくして下さい」
裕也「はっ倒すぞテメー」
まほ「ちっ...」
裕也「用ねぇなら帰れ、こちとら忙しいんじゃ」
まほ「...分かりました」
カチャッ
大介「エリカは俺が預かっておく」
パタッ
まほ「私も預かって下さい」
裕也「もしもし幸子さん?私です、引き取りお願いします、ええ、黒森峰へ」
ーー
~副長室兼自室~
エリカ「...ん...?ここは...」
大介「おっ、気が付いたか」
エリカ「大介さん...ここは一体」
大介「俺の部屋だよ」
エリカ「大介さんの...(え?男の人の部屋?うそ!初めて見た!あっ、良い匂い...男の人の布団って良い匂いするんだ...何だろう...優しく体を包まれてる感じがす.ピタッ..る?)」
大介「ん~?熱は無いな...」
エリカのデコと大介のデコがピタリと引っ付く。
エリカ「!?///」
大介「何か辛い事でもあったのかい?相談なら乗るよ」
エリカ「いっ、いえ!何にも無いです!はい!///」
大介「そうか、なら、何かあったら言うんだよ?」
エリカ「はい」
大介「今日は俺の部屋に泊まっていくと良い、明日、黒森峰へ送ろう」
エリカ「え!?それはご迷惑じゃ...!」
大介「気にすんな、別に襲いはしねぇよ」
エリカ「そ、そうですか(襲って下さいよ)」
大介「学生相手だったらロリコン疑惑待った無しだぞ?」
エリカ「それもそうですね...(私と既成事実作って下さいよぉ!!!黒森峰を辞める覚悟だって持ち合わせていますから!)」←本音が出ない、出せない。
大介「(ヤりたいけど今の俺ら(艦隊一同)家無し戸籍無しの状態、もしデキたら責任取れねぇよ俺...裕也に本気で殺されるか副長の地位を剥奪されるかだ...もし、帰れたとして元の世界のエリカに顔向けは出来ねぇ、出来ても罪悪感を背負いながら生涯を生きるのは嫌だ!...どうしよう)」
大介「まぁ、一度長官の元へ行ってくる」
カチャッ バタムッ
大介「(はぁ、どうすりゃ良いんだよ、クソ!)」
暗く、重い足取りで長官室へ向かう。
~長官室~
カチカチッ コポポポポポポポポッ カタッ
裕也「...んん、良い香りだ..ゴクッ...味もそこまで悪くないがもう少し薄めが良いか...?」
コンコンッ
裕也「ん?入れ」
カチャッ
大介「失礼します...この香りは...」
裕也「おぉ、良いところに来たな、味見してくれ」スッ
大介「頂きます...ゴクッ、ゴクッ...」
裕也「どうかな?粉っぽくは無い筈だがな」
大介「うまい...」
裕也「このコーヒーに使った水は首相が持ってきてくれた氷を溶かして使っているんだ。何でも、数万年前に凍ったアルプス山脈の水らしい」
大介「永久の時を飲むと言えば宜しいでしょうか?」
裕也「ほう、上手い事を言うじゃないか」
大介「長官程ではありませんよ」
裕也「いやいや、大したものだ」
大介「ありがとうございます、長官...」
裕也「......副長、いや、大介」
大介「...なんだ、裕也」
裕也「実はな...」スッ
日本国 国民所得 マイナンバー ◯◯◯◯-◯◯◯◯
以下の名は日本国民である事を認める。
姓 岩野 名 大介
住所 福岡県 北九州市 八幡西区 八千代町 21-23
父 岩野正和 母 岩野幸江 旧姓 牧野幸江
1995年2月10日生 2018年8月現在23歳
父 1973年2月10日生 母1973年2月10日生
※父母共に2015年10月、交通事故にて死去 42歳
現職 国家公務 特務機関
大介「これは...」
裕也「俺達はもう戸籍無しじゃねぇよ、日本人だ、この世界のな、だけど、この世界の戸籍上、両親は死んでる事になってるんだ、交通事故や病死、行方不明でな」
大介「そりゃ仕方ないな、それでいつから」
裕也「なに、少し前だ、戸籍が無い状態は流石に問題が起きかねないので戸籍を至急お願いしたい。と」
大介「艦隊全員分か」
裕也「まだ一部あって残りは後少しで出来るらしい、何せ人数が多いもんだから間に合わんらしいな」
裕也「後、自宅も用意してもらったぞ」
大介「!?」
裕也「幸い、俺達の乗ってた車は艦の格納庫に保管してたんだ、そこだけ喜べ、後この世界にも俺達の乗ってる車のパーツはある」
大介「おぉ!?」
裕也「俺達はもう帰れんかもしれんな...ここまで来れば」
大介「戻れなかったら第2の人生を謳歌するまでさ」
裕也「だな」
ーー
圭一「ふわぁぁぁ...」欠伸
山崎「眠いな」
圭一「あぁ」
ーー
拓也「暇だね」
川野「そうですね」
ーー
裕也「...という訳だ」
大介「成る程、アイツ等はまだ知らないのか?」
裕也「そりゃあ知らんだろ、教えてないし」
大介「何で?」
裕也「めんどくさかったから」
大介「め、面倒って...」
裕也「まぁともかく、この世界で生涯を終える事も考えんとな」
大介「帰る事も考えろよな」
裕也「もち」
大介「所で自宅は何処へ?」
ーー
裕也「福岡の北九州市だ、地元だな」
大介「おー、良かっ「但し、女の街なのは否定出来ん」マジかよ」
裕也「男が居らんと言っても過言にあらず」
大介「なんも言えねぇ」
裕也「家から一歩踏み出せば逆レされまくりだな」
大介「バイオハザードの鉄格子に群がってるゾンビ共の所に人間ポロンと置いて襲われるみてぇな感じか、それの意味深バージョン」
裕也「うんゴメン全然分からん」
大介「自己解釈や」
裕也「まぁ良いや、めんどくせぇ」
大介「んで、俺達聯合旭日艦隊は今どこへ向かっているんだ?」
裕也「福岡県北九州市、芦屋港だ」
大介「おい、芦屋港って、あのアクアシアンプールがあるアソコか?」
裕也「漁船や漁師達は一時的に追い出されてるらしい」
大介「可哀想だな」
裕也「金額見たら二つの返事でらしいぞ」
大介「漁師はあんま金儲からんらしいからな、金見りゃ目の色変わって承諾か」
裕也「まぁ、そう言う事だ、2日後には着く」
大介「そうか」
裕也「後、エリカの件に関してだが、俺が学園に連絡を入れている、このまま少しの間はお前の隣で過ごすとな」
大介「裕也...やってくれたな」
裕也「え?」
大介「俺が耐えられると思ってんのか?」
裕也「知らん、なんか面白そうだからやったまでだ、それとも何か?公園のベンチに座るウホッ!良い男!と公園のトイレでドッキングする方が良いかやっぱ?分かった、伝えようそうしよう」
大介「いやー前者の方が嬉しいなー!やっぱり!」
裕也「だろ?」
「「ワハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」」
ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!
エリカ「......///」
いつから居たのか、長官室の扉から室内の声を聞くエリカ。
裕也「まぁ、話は変わるが」
大介「ん?」
裕也「もし、エリカが黒森峰に帰りたいってあればすぐに帰してやれよ?F35C使って良いから」
エリカ「(まだ帰る気ないです、隊長の制裁怖いです)」
大介「C型?そんなのあったか?」
裕也「こっちの世界に流されてからF35Bをベースに、大改装を施して二人の搭乗が出来る機体に仕上げられたんだ。速度、航続距離共にB型と互角だぜ。ヘリや船、飛行機よりそっちが早い、福岡からだと東京まではどんぐらいだ?1時間か?いや30分位か?」
エリカ「(こっちの世界?...どういう事?)」
大介「まぁ、本人が言うんならそれを尊重するさ」
裕也「そうしてやれ、さて、結構経ったな」
大介「あぁ」
裕也「戻ってやれ、寂しがってんじゃないのか?」
大介「もう高校生だぞ?」
裕也「それでも、だ。男とは違うんだから」
大介「分かった」
エリカ「(!?戻らないと!どこだっけ!?)」
ーー
~2日後~
午前9時半
福岡県北九州市 芦屋港
戦艦紀伊 艦橋
裕也「平行世界の地元に帰港せり、か」
大介「全艦、各部異常が無いか点検作業を開始せよ」
~午前11時~
大介「長官。全艦、点検作業を終了しました、異常は有りません」
裕也「そうか、全艦通達、各自自由に」
大介「了解」
「長官、いずもより、通信です」
裕也「回線開け」
圭一『先の報告通り、第一・第二航空護衛隊も終了した』
裕也「そうか」
圭一『その後も聞いておきたい』
裕也「現状は行き当たりばったりだ、待機の状態だな」
圭一『そうか、分かった』
ブツッ
大介「長官、私はこれにて」
裕也「あぁ、お疲れさん」
バタンッ
裕也「(当番兵だけでも置いておくか)」
菊地「長官、どちらへ?」
裕也「自室にな」
バタンッ
~裕也 自室~
裕也「はぁぁぁ...」ボスンッ
裕也は、自室に入るや否や、今までの疲れがドッと押し寄せ、ベッドに我が身を預ける。
仰向けになり、右手で目元を押さえ、軍服を脱ぐ事なく、意識を手放し、眠りに着く。
~裕也、夢の中~
裕也「...ん?ここはどこだ...?何も見えない...」
「おい!敵戦車のパンターだ!」
「殺れ!」
「撃てぇぇぇ!!!」
ドォンッ!
ガンッ!
シュポッ←白旗
「良し!潰したぞ!」
「次だ!」
「敵は後何両残ってる!?」
「6両!」
「マウスはどうなった!?」
「圭一の90式改がビルの壁にアンカーぶちこんで壁に張り付いてそのビルの下を通過したマウスを上より砲撃して潰したぞ!」
「今回はアイツがMVPだな」
「アイツ生意気だな、殺る?」
「タンカスロンじゃねぇんだぞ」
裕也「...これは...あの時の...!?」
「俺らがフラッグ車を殺る!大介!お前は副隊長車輌を再起不能にしてやれ!」
「オーケー!」
「隊長!やられました!残るは私と隊長だけです!」
「くっ...!ここまでか...」
「各車!フラッグ車を囲め!」
「「了解!」」
「隊長!」
「逸見ぃぃぃ!墜ちろぉぉぉぉ!!!」
ドォンッ!
ドカァァンッ!
「キャァァァァァ!」
シュポッ←白旗
「!?エリカ!」
「どこ見てんだ?よそ見は厳禁だぜ?」
「!?なっ!?しまっ!?」
「ほんと、西住流も堕ちたもんだ。これが日本代表と言われる西住流とは...ハハハハハハハハハハハッ!!!!島田流の方がまだし一戦交える甲斐があるし強い、隊長の指示無くば動けない木偶の坊共引き連れて楽しいか?ん?笑いが止まらんぞ、全車!撃てぇぇぇ!」
ドドドドォォォォンッ!!!!
裕也「やはりあの時の...」
裕也「北九州工業高等学校(北高)VS黒森峰戦か、懐かしいな。俺の指揮する旭隊、圭一指揮する旭日隊、拓也の指揮する長門隊、大介が指揮する、臨時で編成される大和隊という今は無き部隊を仕切って最後の戦いをした時。いや、連合校と大学選抜の最終戦で終わったのだったな...」
裕也「しかし何故、今思い出したんだ?...うわっ!?」
突如、回りが眩しくなり、現実世界に引き戻される。
裕也「...はっ!!!...夢....か」
チッ チッ チッ チッ チッ チッ....
時刻は正午、丁度昼食の時間。
裕也「...飯食うか...」
ムクッ
パタンッ
~食堂~
紀伊・尾張・二代目長門・二代目陸奥の艦内食堂は、旧海軍の戦艦等に比べると劣るが、現代の護衛艦やイージス艦等と比べると豪華な作りとなっている。
天皇陛下が乗艦され{御召艦}としての役割抜擢されるかもしれないともあっての事。実際に、紀伊が竣工直後に御召艦になった。
天皇がご乗艦なさられるのに護衛艦やイージス艦みたいな食堂では失礼極まりない、天皇がお使いになられる部屋もある。
その部屋の清掃は部下達が行わず裕也が行う。
責任が取れる立場である(可能性の高い)から裕也となっている。
話を戻そうゾ。
大介「おーい、こっちだ」
裕也「...ん?...あぁ、今行く」
~食事中~
~食事終了~
この日はビーフシチュー、旨かった。
本編行かねぇと...(使命感
書くもの全部修正候補って事で。