~聯合旭日艦隊物語~ 日本国国防海軍   作:take8025

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手違いで第31話が消えてしまいました。
スマヌ。
本編再スタート。


再本編
第32話 日本艦隊VS米英艦隊 決戦 そして


1942年8月13日

トラック島 聯合旭日艦隊旗艦 戦艦紀伊

作戦室

裕也「敵の現在地は?」

大介「潜水艦からの定時連絡では西北西500㎞に艦隊を展開しているとの事です」

裕也「引き続き敵を追尾しろと伝えろ」

大介「了解」

 

 

 

 

「艦長!推進機音探知!」

「ジャップの潜水艦か!?深度は!?」

「深度不明!ですが!確実にいます!」

「爆雷投下しろ!」

「イエッサー!」

バシュバシュバシュッ!!!!

ドボォン!ドドドボォォン!!

 

「米駆逐艦、爆雷投下を確認」

「深度下げ、調整450」

「深度450へ潜航」

「恐らく、爆雷起爆の深度調整80と思われます。この時代の潜水艦の最大深度は100辺りが限界です」

「何、下げるに越した事はない」

「了解」

 

 

「艦長、やはり深度80で爆雷が爆発しました」

「正当防衛を行う!艦隊決戦時は駆逐艦が一番面倒だ、先に潰しておくぞ。短魚雷装填、一番から二番、発射準備」

「了解、短魚雷装填...装填完了、魚雷発射菅注水......注水完了、ターゲットロックオン」

「発射!」

「発射」

バシュッッ!バシュッッ!

 

 

「...命中確認」

 

 

「なんだ!どこから来たんだ!?」

「左舷中央命中!機関室浸水!!」

「ダメージコントロール急げ!!」

「浸水止まりません!!」

「ベンソンに雷跡!!」

「!?避けろ!!」

ドォォンッ!!!

「ベンソン!敵魚雷命中!艦尾に命中!!」

「クソ!!どこから撃って来てるんだ!」

 

太平洋艦隊旗艦アイオワ

ミニッツ「なっ...ベンソンとラフィーが...!」

「急ぎ救援を出せ!」

「イエッサー!」

ミニッツ「対潜哨戒を厳となせ!」

「イエッサー!」

 

 

 

 

 

「艦長、太平洋艦隊は、先程雷撃した駆逐艦を処分する様です」

「このまま駆逐艦を潰しに行くぞ。潜水艦の天敵は駆逐艦だ。好きに駆逐艦を潰せ!出来る限りの遠距離雷撃可能な魚雷は避けてくれ」

「了解!...発射!!」

 

次々に味方の駆逐艦が敵の潜水艦に対処出来ず、ただただ沈められて行く。

 

「提督!次々に我が方の味方駆逐艦が!!」

ミニッツ「まだ敵潜は見つからんのか!?駆逐隊は何をやっている!?」

「駄目です!駆逐艦の報告では推進機音は聞こえるものの深度が不明との事です!!」

ミニッツ「このままでは全滅は免れん!!艦隊は急ぎ現海域を離脱!」

 

 

「...艦長、艦隊は現海域の離脱をするとの事です」

「うむ...駆逐艦は良い、あとは軽巡を根絶やしに」

「短魚雷が底を尽きそうです」

「何が残っている?」

「短距離自動追尾式魚雷と短距離誘導魚雷、長距離自動追尾式魚雷と長距離誘導魚雷合わせて150発程です」

「距離は?」

「ここから一番近いのですと距離7千です」

「構わん、とにかく潰せ」

「分かりました、データ入力完了!発射!!」

 聯合旭日艦隊所属潜水艦そうりゅう は次々と米軽巡を海の藻屑としてゆく、存在は確認しても正確な位置を割り出せていない太平洋艦隊潜水艦駆逐隊は成す術無くして壊滅の一端を辿る。

 

~15分後~

「報告します、我が太平洋艦隊の駆逐艦4割、軽巡3割を損失しました」

ミニッツ「信じがたいな...日本はいつ高性能な潜水艦を建造したんだ...」

「また、本部では、日本は艦載機を搭載可能な潜水艦を建造しているとも聞きます」

ミニッツ「何?...潜水空母か?」

「恐らく」

 

 

 

チャール「我が方の被害は?」

「はい、我が東洋艦隊の被害は奇跡的にゼロです」

チャール「極東の日本が作った潜水艦などたかが知れていると甘く見ていた...対潜警戒を厳としろ」

「了解」

 

 

 

トラック島 聯合艦隊旗艦 戦艦大和

山本「来るべき決戦の準備は最善を尽くして備えた...この一戦に全てを掛け、講和を果たさねば..日本は終わりだ...」

宇垣「長官、長官が弱腰になられては部下に示しがつきませんぞ、それに今回は強力な未来から来た味方が居るのです、子孫達に見られては舐められますぞ」

山本「...東郷司令長官もこの心境だったのだな...国の運命を左右する一戦を背負った時のこの2度と感じる事の出来ない重圧感、並の人間は耐えられないだろう」

黒島「...」

山本「......いかんな、大日本帝國海軍の軍人として、聯合艦隊司令長官として、上に立つ者としてキチンとせねば」

「山本長官、聯合旭日艦隊司令長官より入電、米英艦隊を我が艦隊所属潜水艦が発見、駆逐艦4割、軽巡3割を撃沈せり、艦隊決戦の際に邪魔である駆逐隊等を引き続き殲滅す、以上です」

宇垣「おぉ...そんなにか」

黒島「これだけでも良い戦果ですぞ」

 

 

 

 

戦艦紀伊

裕也「そろそろ艦隊を出撃させるべきか」

大介「トラック島に近ければ聯合艦隊は補給をしつつ戦線に出られます、今が頃合いかと」

裕也「よし!各艦に通達!!聯合旭日艦隊!出撃」

「了解」

 

いずも

圭一「出撃か!」

山崎「楽しみだ」

 

戦艦尾張

拓也「大艦巨砲主義の頂点に君臨した大和型戦艦を超える紀伊型の底力、英米艦隊、特と味わえ」

川野「主砲開け」

 

二代目長門

大智「よっしゃ艦長就任じゃオラァ!」

「おめでとw」

大智「ヒャッハァ!派手に暴れまわるゾ!!」

 

しらね

「終戦から20年立って建造された本艦がこの大戦に参加するたぁ思いもよらんな副長」

「ですが艦長、本艦は海自では旧式扱いでしたが、聯合旭日艦隊に編入されて更なる大規模近代化改修工事を経て現代のイージス艦に退けを取らない新鋭艦です、戦闘力をとくと長官に見せる時が来ました」

「長官には感謝せねばならんな、あのままだったら姉妹共々、ミサイル標的艦で最期を終えてしまう所だったしな」

「全くです」

 

くらま

「しらねに続き、くらまも歳を取って退役と思えば新戦力か」

「日本の使う艦艇は大体艦齢30年は行きますからね」

「老体にはキツいがね」

「何を言ってるんですか艦長、本艦くらまもしらねに続き新型艦に負けない力を持つんです。老体は老体でも新しい老体でしょ?」

「ははは、これは一本とられた」

「長官には戦果をご期待願いましょう」

 

みょうこう

「海自から異動して随分楽になったよ。給料も良いし、右翼だったか左翼だったか覚えとらんが批判も受けないし、のびのびと国にご奉公出来るよ」

「ですね、お陰で私も家族と過ごせる日々が長くなりましたよ」

「確か子供がいたよな?」

「はい、息子が一人と娘が一人の小さい双子で4人家族です」

「帰ったら目一杯抱き締めてやれ」

「無論そのつもりです」

「俺も帰ったらキャバクラ行きてぇ」

「貴方前に懲りたんじゃないんですか?奥さんにビンタされまくってたでしょ、私の前で」

「あれは酔ってキャバ嬢の姉ちゃんの胸掴んだからたい」

「次は離婚でしたよね、自慢してたじゃないですか」

「...あぶね、あうやく老後が一人になるとこだったわ」

「息子さんに示し付きませんよ」

「成人してるから良い、アイツはアイツで幸せ掴んでるだろ」

「まだ独身でしょ」

「息子の付き合ってた彼女、俺が酔って胸掴んだキャバ嬢の姉ちゃんだった件」

「うわぁ、口が避けても胸掴んだなんて言えませんよそれ」

「墓場まで持ってく」

「頑張って下さいね」

「助けてくれないのね」

「巻き込まれはご勘弁を」

 

 

聯合艦隊 旗艦大和

宇垣「長官、聯合旭日艦隊が出撃しました」

山本「よし、我ら聯合艦隊も出撃する」

黒島「万が一に備え、対空戦闘準備」

山本「航空戦隊はいつでも発艦出来る様に」

「了解」

 

 

帝都 海軍大本営

バンッ!!

「大臣!!!」

米内「どうした?」

「聯合艦隊と聯合旭日艦隊がトラック島を出撃しました!」

米内「な!?どういう事だ!」

「恐らくアレかと」

米内「英国の東洋艦隊を混ぜた連合国艦隊か!?」

「恐らく、トラック島近海まで進出したのでしょう」

米内「だとしても早すぎる!当初の予定は九月だった筈だ!」

「それを私に言われましても困ります!物事は予定や予測通りには進まないし出来ないのです!」

米内「本土の各航空隊に待機命令を出せ!」

「了解しました」

 

1942年8月13日 夕刻

トラック島沖400㎞

太平洋艦隊

ミニッツ「こんな時に空母があれば索敵は苦労しなかったのだがな...」

「仕方有りません、無いものをねだっても無いのです」

ミニッツ「それもそうか...レーダーから目を離すなよ」

「わかっております」

 

 

トラック島沖100㎞ 同刻

聯合旭日艦隊

裕也「敵艦隊の数は?」

大介「現在、英米艦隊凡そ50隻はレーダーで確認しております。後方もあると思いますので100は超えると考えた方が宜しいかと、潜水艦は確認されませんでした。恐らくですが、潜水艦は速力が遅いので艦隊の足を引っ張る為に今回はいないものと考えます、が、万が一に備え対潜警戒は行います」

裕也「そうか」

 

 

太平洋艦隊 深夜

トラック島沖300㎞

旗艦アイオワ

ミニッツ「見張りを増やせ」

「イエッサー」

ミニッツ「日本海軍の十八番である夜戦は現戦力の我々にとっては避けたい、あの夜戦の神様と言わせしめた三川軍一が居るんだ。彼がもし夜戦を指揮しているならば確実に艦隊は殺られる」

「あのアドミラル Mikawaですか」

三川軍一 大日本帝國海軍軍人の一人で現在、重巡洋艦「鳥海」を旗艦とする聯合艦隊所属 第八艦隊(水雷戦隊)の司令長官。

 

ミニッツ「戦前に幾度か面識があるのだが彼は頭が切れる、それ相応の覚悟を決めねば勝てんぞ」

「水雷の強みである駆逐艦や軽巡がいない今だと、戦艦乗りの我々は絶好の的としか言い様がありません」

ミニッツ「航路を迂回する、艦隊取り舵」

 

聯合旭日艦隊 旗艦紀伊

「太平洋艦隊は進路を左に取りました」

裕也「東洋艦隊は?」

「東洋艦隊は進路変えず直進します」

裕也「手始めに東洋艦隊を血祭りに上げてやるか」

大介「意見具申」

裕也「なんだ?」

大介「東洋艦隊を殺るなら空母2隻を叩きましょう」

裕也「東洋艦隊所属の空母との距離は?」

菊地「320㎞離れてます」

裕也「...くらまとしらねに2式ミサイル各艦1発の攻撃命令を出せ」

「了解」

 

くらま

「艦長!砲雷長!司令長官より2式ミサイル1発のみ発射せよと」

「砲雷長、命令通りに」

「了解...緒言データ入力完了、ハッチ解放確認、弾数1!発射!」

 

 

しらね

「くらまから1発発射か、くらまの攻撃目標艦は?」

「アークロイヤルと断定」

「ヴィクトリアスを本艦は攻撃目標とする」

「了解、発射のみです」

「発射!」

「発射!!」

 

戦艦紀伊

菊地「くらま と しらね から2式ミサイルの発射を確認」

裕也「良し、これでどう反応するか...砲雷長、敵攻撃隊による夜間奇襲を想定して対空戦闘の用意だけはしてくれ」

菊地「そう言われると思いまして準備は完了しております」

裕也「流石だ」

 

 

東洋艦隊

チャール「早く祖国に帰りたいものだな」

「気持ちは分かりますが今は日本海軍を打倒する事だけを考えねば勝てる戦いも勝てませんよ」

チャール「分かっているさ...それより、攻撃隊からの報告はまだか?」

「今の所は何も」

チャール「この夜間の中、攻撃隊は良く発艦してくれたものだ」

「日本海軍は夜間発艦は十八番と聞いた事があります」

チャール「そんな馬鹿な、聞いたこと無いぞ私は」

「パールハーバーを攻撃した日本海軍の航空隊は夜間に航空母艦から発艦しております」

チャール「......」

「日本はある意味でドイツよりも強い事は確実です」

チャール「確かにそれは否定はしない、我々でさえ開発するのを苦労した16インチ砲搭載艦(40.6センチ)を日本海軍はそれを超える18インチ砲搭載艦まで作ったと聞く」

「敵国ながらも、彼らの作り出した艦艇には惚れ惚れします」

チャール「うむ、それは分からんくもない」

「提督、太平洋艦隊より電文、本艦隊の後方に続かれたし、です」

チャール「何故だ?まだこの距離では敵も攻撃はしてこない上に燃料を考えれば航路変更しない方が良い筈だが」

「どうされますか?」

チャール「太平洋艦隊の好きにさせておけ、指示には従わないと」

「分かりました、その様に返答します」

 

 

太平洋艦隊

ミニッツ「で、何と言って来たんだ?」

「はっ、チャール提督は現在の航路を迂回はしないと言っております、また、迂回などしていると燃料が心もとなくなると言っております」

ミニッツ「馬鹿が…もう良い、好きにさせておけ」

「分かりました」

ミニッツ「同盟国と言えど、もう東洋艦隊がどうなろうと知った事では無い。少なくとも我が艦隊だけでも生きて帰るのだ」

 

ミニッツ、東洋艦隊を見捨てる。

 

聯合旭日艦隊

艦隊旗艦紀伊

裕也「2艦から放たれた2式ミサイルは何処まで行った?」

菊池「情報共有で現在、アークロイヤルとの距離50キロ、ヴィクトリアスとの距離は51キロです」

裕也「後、の数分で人は死ぬ…」

大介「仕方ありません、戦争は必ず犠牲はあります、彼らもその一つに過ぎません」

裕也「戦争とは恐ろしいものだな…」

大介「情けを掛けるな…これはおやっさんから聞かされた言葉だが」

裕也「まさしく今だ...」

 

この1分後、2発の2式ミサイルは空母アークロイヤルとヴィクトリアスに命中、たまたま2隻とも甲板エレベーターを開放し、魚雷や250キロ爆弾を格納庫や甲板上に出していた為に、誘爆し、アークロイヤルに至っては航空燃料に引火、大爆発を起こし、爆発から30秒と経たなくして海中に没した。

爆発する寸前に甲板から海面に飛び込んだ乗組員は爆発の爆風によりかなりの距離へ吹き飛ばされ、幸いにも飛び込んだ者は全身打撲で済んだ。しかし、その彼を残したその他は、アークロイヤルと運命を共にした。

 

ヴィクトリアスは幸いにも航空燃料に引火せず、甲板乗務員による賢明な消火活動が行われているが、格納庫に残されている燃料を残した艦載機に次々と引火する。

 

「もうダメだ!逃げろ!!」

「総員離艦!!」

「おい!勝手に命令を出すな!私が艦長だぞ!」

「艦と共に死んでろクソ野郎が!」

 

 

午前3時35分

空母ヴィクトリアス、トラック島沖300キロの海域にて、艦長と共に没す。

 

ヴィクトリアスの副長を含める乗組員は数日程、敵の領海内である大海原を漂い、聯合艦隊所属の(高和と隆正達技術班による改装を終えて本海戦に参加中の)重巡高雄と妙高、高速戦艦金剛に無事(10人程は脱水症状だけども)救助された。

一応、英国との交渉材料にするとの事らしいので即座に本国へ捕虜達を移送した。

尚、2隻より発艦した攻撃隊は、攻撃を中止し、太平洋艦隊が航行する海域迄飛行し、海面に全機着水。米駆逐艦や巡洋艦に救助される羽目になった。

 

東洋艦隊

チャール「何だと!?アークロイヤルとヴィクトリアスが轟沈しただと!?」

「間違い有りません...ドサッ  提督!!」

 

チャール、疲労により倒れる。

 

太平洋艦隊

ミニッツ「何?チャール提督が倒れただと?」

「はい、そうです」

ミニッツ「どうせ紅茶の飲み過ぎでカフェイン中毒にでもなったのではないのか?」

「さぁ…」

ミニッツ「時刻は?」

「現時刻3時50分、トラック島沖240キロ海域迄進撃しました」

ミニッツ「私は少し仮眠を取る、何か有ればすぐに伝えてくれ」

「イエッサー」

ミニッツは自室に戻り、軍服を脱ぐ仕草を見せず、靴だけを脱ぎ、体をベッドに打ち付ける。

ミニッツ「はぁ……やはり…私よりもハルゼーやスプルーアンスが適任なのではないか…?この太平洋艦隊総司令長官の任は…まぁ良い…とにかく一秒でも長く休んで戦いに備えねば…」

ミニッツは意識を手放した。

 

聯合旭日艦隊

 

旗艦紀伊

 

裕也「…(0350か)15分位だが仮眠を取ってくる」

大介「それまでの指揮はお任せを」

裕也「済まない」

裕也も、自身の長官室の横にある自室の部屋の布団を見るや否や、体を預けると同時に意識も手放した。

 

~0405~

裕也「……ん……」

裕也起床。

裕也「(相変わらず浅眠りしか出来ないな…不眠症か?)」

とりあえず顔を洗って眠気を払拭し、軍服を新しく着替え、艦橋へ向かう。

 

 

 

裕也「副長、ご苦労だった、休んでくれ」

大介「私も15分位仮眠してきます」

大介も同じように意識を手放し、起きてから服を着替える形であった。

 

 

 

0630

トラック島沖200キロ

聯合旭日艦隊と聯合艦隊は、トラック島に進行中である英米艦隊を迎え撃つべく、艦隊を展開しつつ敵を待ち構えていた。

聯合艦隊

旗艦大和

山本「攻撃隊発艦!!目標は巡洋艦だ!!戦艦は狙う事の無い様に厳命する」

宇垣「了解」

黒島「敵さんは直衛の護衛は無く空はがら空き、これは圧勝ですな」

山本「慢心は敗北の原因だよ黒島君」

黒島「承知しております」

山本「本艦大和に続き、武蔵、長門、陸奥が敵ノースカロライナ級とサウスダコタ級を相手取る!」

宇垣「アメリカ新造艦のアイオワ級は相手にはしないのですか?」

山本「聯合艦隊所属の戦艦勢にはアイオワ級に装備されている様な優秀な電探を持っていない、その代わり聯合旭日艦隊の艦艇にはその電探を遥かに超える電探を持っているんだ。彼らに任せる方が損害も少なく済むからね」

 

 

聯合旭日艦隊

旗艦紀伊

裕也「尾張、二代目長門、二代目陸奥に砲撃準備を下命」

「了解」

 

戦艦尾張

拓也「聯合旭日艦隊初の艦隊砲撃戦だ!手ぇ抜くんじゃねぇぞ!!!」

 

いずも

圭一「また見学かよ」

山崎「仕方無い」

圭一「何か…小学校のプールの授業で水着忘れて見学してる様な気分だな」

山崎「小学校の頃今思えば些細な事だけど当時を思えば寂しいとか一人だけ仲間外れ的な感じだな」

 

二代目長門

大智「行くぞ!主砲砲撃戦用意!!!」

 

戦艦紀伊

裕也「第二艦隊は後方へ展開しろと下命、我々第一艦隊と第三艦隊(潜水艦を除く)は突撃する!最大戦速!」

「最大戦速!」

紀伊、尾張、二代目長門、二代目陸奥の4隻は主機関を唸らせ、艦速を25ノットから37~8ノットへ増速する。

太平洋艦隊との距離、150キロ

裕也「距離2万5千で砲撃を開始する」

大介「Z旗掲げよ」

紀伊のマストに掲げられている軍艦旗の真下にz旗が固定され、海風により、旭日旗と共になびく。

 

裕也「国の興廃この一戦に在り、各員一層奮戦努力せよ、本日天気晴朗なれど少々波高し」

大介「今は亡き東郷司令長官は見ておられましょうね」

裕也「女神の微笑みは我らにある事願いたし、だ」

 

0730

 

ミニッツ・裕也「全艦!!!砲撃!!!始めぇ!!!」

太平洋艦隊旗艦アイオワ、聯合旭日艦隊旗艦紀伊が同時に砲撃を開始、それが各艦への合図代わりにもなり、1隻1隻が戦闘を開始する。

時代は航空戦を使った海戦であるにも関わらず、40年前の艦隊砲撃戦に本海戦は逆戻りしてしまった。

新造戦艦揃いで40.6センチ砲を全艦装備する太平洋艦隊、41センチ砲、46センチ砲と56センチ砲と40.6センチ砲をこる巨砲を装備する聯合旭日艦隊と聯合艦隊。

聯合艦隊の戦艦は一部を別に旧式戦艦であるものの、聯合旭日艦隊の技術班が手を加え、近代化改修を受けて新造艦に対抗出来る様になった為、少しは気楽に戦える様になっている。

この海戦では重巡高雄と妙高が参戦しており、敵巡洋艦や駆逐艦を蹴散らしつつある。

裕也「!取り舵!」

 

「至近弾!!」

ミニッツ「くっ!!砲戦を続行せよ!!」

 

 

大介「長官!聯合艦隊旗艦大和より入電!撃沈は出来ずとも敵戦艦の戦闘不能を確認!拿捕に入る!以上!」

裕也「良し!」

菊地「!アイオワ!ウィスコンシン!本艦に向け発砲!」

裕也「ミサイルハッチの命中だけは何としても避けろ!やられてしまっては只の戦艦と変わらん!」

菊地「了解!」

 

 

「長官!敵艦が速すぎて照準が間に合いません!」

ミニッツ「何ノット出ているんだ!?」

「そんな馬鹿な!!信じられない事にあの図体で36ノットを超えています!」

ミニッツ「36ノットだと!?」

「敵艦発砲!」

ミニッツ「回避!」

「報告します!ウィスコンシン被弾!」

ミニッツ「何だと!?」

「艦首全損!一番二番砲塔砲身仰角稼働不能!」

ミニッツ「待避させろ」

「ミズーリ艦橋部に命中!ああ!」

ミニッツ「!?」

 

 

 

「報告します...戦艦ミズーリの艦長以下、艦橋に居た者、全員戦死...」

ミニッツ「...」

「おい機関室!もっと艦速を上げられないのか!?」

『無茶言わないで下さい!これが限界です!このままを維持しても機関が耐えきれません!』

「何分持つ!?」

『タイムリミットは後5分持てば良いとお考え下さい...』

「長官...」

ミニッツ「...後5分...」

 

 

 

 

 

裕也「...何故砲撃を止めるんだ...?」

大介「もしかすれば機関に異常でも生じたのでは?」

裕也「敵との距離は?」

菊地「現在1万5千、こちらも向こうも射程内です」

裕也「航空隊でも待っているのか?」

菊地「それにしてはおかしいでしょう、敵との砲戦中にピタリと止めるなんて」

「敵艦、引いています」

裕也「...砲戦止め、これ以上は無駄だろう」

大介「一応警戒はしておきましょう」

菊地「?東洋艦隊の艦艇を探知。距離前方11万」

裕也「...二代目長門を向かわせろ、単艦でも東洋艦隊を相手取る位は、朝飯前だろう」

 

二代目長門

「と、言う事です」

大智「マジかよ...良し、行くか、機関全速!」

「機関全速!」

 

 

 

太平洋艦隊

ミニッツ「...我が方の損失は?」

「はい...本海戦に参加した駆逐艦と軽巡は全滅、重巡部隊も全滅、残る戦艦部隊も、本艦アイオワ、小破したニュージャージーの2隻を除き、全て大破、サウスダコタ級、全滅。8割は損失しました......敵の目立った損失は見当たりませんでした」

ミニッツ「...クソッタレがぁぁ!!!」

「!?」ビクッ

ミニッツ「...これで確定したな」

「何がでしょうか?」

ミニッツ「我々は日本海軍には勝てないって事だ...これは急ぎ講話せねば新たに若者達が血を流してしまう...」

 

 

 

東洋艦隊を相手取れと命令された二代目長門。

東洋艦隊に殴り込みし、砲撃戦を行い、至近弾を受けるものの、東洋艦隊所属の戦艦勢を大破まで追い込み、艦長である大智は、このまま東洋艦隊所属の戦艦勢を1隻残さず沈めるつもりであったものの、帰りの事を考えると燃料が心許なく、砲弾残数が僅かな為、これ以上の戦闘は不可能と分かり、大破まで追い込んで二代目長門はトラック島に帰還した。

 

チャール提督は片腕骨折、全治一ヶ月の怪我を負った。

 

数日後、この大海戦は世界中の新聞に掲載され、連合国(特にアメリカとイギリス)を恐怖にさせ、中枢軸国は歓喜した。

新聞に掲載された要因は、ミニッツが本国の新聞記者にその時あった出来事をありのまま語り、それが記事に載ったのだ。

ルーズベルトが情報統制を行なった時には既に遅く、国民に知られ、世界中に拡散していった。

イギリス国民がこの新聞を見た時は絶句した。

自国が世界に誇る東洋艦隊が日本海軍の戦艦1隻に全てをしてやられた。

アメリカ国民もこれはまた絶句した。

工業力、軍事力ともに世界一を自称するだけある国が極東の日本にしてやられたのだ。

爆撃、奇襲、夜戦、雷撃も出来ず、艦隊戦ですらも勝てなかったのだ。

この一件により、米国内の戦争反対派が一層力を増し、戦争賛成派は衰退の一端を辿った。

 

イギリス 

 

チャーチル「やはりここは再度日英同盟を結ぶべきだな…」

「手配しますか?」

チャーチル「頼む、早期講和をせねばな、陛下に認可されているから問題ない」

「分かりました」

 

アメリカ ホワイトハウス

 

ルーズベルト「もはやこれまでか…」

ミニッツ「閣下…もう日本と戦争をする必要は有りません、現状の海軍力は実質ゼロに近いのです、もう命令をされても実行する程戦力はございません」

マッカーサー「我が陸軍もそうです、敵はナチスドイツです」

トルーマン「そうですぞ大統領、日本が味方になってくれれば少なくとも海上輸送は安心出来ます」

「ソ連経由で輸送していたヨーロッパ戦線への物資も、経由する手間無くして直送出来ます」

ルーズベルト「君達さっきから物資の話しかしてないよね」

ミニッツ「外を見て下さい」

 

戦争反対!

さっさと講和しろ!!

息子を戦地に送るな!

我が子を返せ!

徴兵なんかするな!!

大統領なんか辞めちまえ!

死ねぇぇぇぇぇ!!!

金払え!!!

保険金!

失業した!!

無料食堂!

俺の懐が世界恐慌!!!

ワァァァァ!!!!!

ルーズベルト「何この言われ様…」

「「「「言論の自由です」」」」

ルーズベルト「逮捕しろ」

MP「断る」

警察「やだ」

警備員「自由侵害」

ルーズベルト「気分侵害」

「侵害を侵害で返しやがった」

 

その後の次期大統領選にてトルーマンが当選し、ルーズベルトは大統領の座から降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京

「以上を持ち、双方の合意に基づき第二次日英同盟再度締結を」

カァンッ!カァンッ!

1942年10月1日、東京の会議場にて日本と英国の日英同盟が再度締結、同日に米国とも和平交渉し、無事に事は進んだ。

この同盟締結は世界中へ即座に流れ、中枢軸国に衝撃を与えた、ナチスドイツ総統閣下アドルフ・ヒトラーの耳にも即座に入った。

 

ドイツ第三帝国

総統官邸

ヒトラー「同盟を破棄するだと!?」

「マインヒューラー、これは間違い有りません、それならまだしも、日本は英国と再び日英同盟を締結したとの情報がございます」

ヒトラー「確かなのか?」

「間違い有りません」

ヒトラーは考える、どうするか。

 

ヒトラー「......極東の島国が舐めた事をしてくれる...即座に日本に宣戦布告しろ!太陽を落としてやるのだ!!」

「ハイル・ヒトラー!」

 

 

 

大日本帝國

東京 国会議事堂

米内「ドイツが我が国に宣戦布告か...」

「恐れていた事に...」

米内「恐れる?何にだ?」

「ドイツです、我が国によりも遥かに高度な科学技術を有する国が宣戦布告してきたのです」

米内「その高度な科学技術を有する国が持たない艦隊が、我が国にはあるじゃないか」

「聯合旭日艦隊ですか...」

米内「それと聯合艦隊も、対米戦の時よりも強くなっている事を忘れちゃならんよ」

「それはそうですが...」

米内「そろそろあの兵器量産に目処が立ってきた」

「まさか...誘導式噴進弾ですか!?」

米内「あぁ、聯合旭日艦隊の艦艇に配備されている2式ミサイルという兵器を1発程技術供与として譲渡してくれてな...本家の2式ミサイル程とは言わないが、開発に成功した、対艦攻撃には向いているだろう」

「それでも量産能力です、心配するのは」

米内「我が国の10倍を超える工業力を有するあの大国アメリカと互角に渡り合ってきたんだ、何とかなるだろう」

 

 

 

 

トラック島

 

山本「コップは持ったか!?」

裕也「対米戦終結を祝い!」

『乾杯!!!!!!!!』

 

無事に対米戦を終わらせた祝いとして、宴の場が設けられ、この場には皆が階級を無視して楽しく飲んでいる。

この宴は翌日の朝まで行われた。

何せ大国アメリカとの戦いに終止符を打てたのだ、それも無事に生きて。

山本達は喜ぶ。

戦況が悪化し、未来を担う若者が爆弾を括り付け、片道燃料のみを入れられた航空機に乗り込み、敵艦目掛けて特攻や、爆弾を抱き、敵戦車に突っ込み特攻、という人として大切な心得を無くした行いをせずに済んだ事と、陛下や国民、領土を無事に守り抜いた事に。

この終結は日本の民を大いに歓喜を沸かせた。

国民の一部も、アメリカと戦えば確実に負けると確信していた者も、今は歓喜を上げる。

 

 

 

1942年10月5日

ナチスドイツ、大日本帝國へ宣戦布告。

 

1942年10月6日

大日本帝國、ナチスドイツからの宣戦布告を受託し、ドイツへ逆宣戦の布告。

 

1942年10月10日

聯合旭日艦隊&聯合艦隊、ドイツ艦隊撃破命令を下されトラック島を出撃。

 

1942年10月20日

インド洋沖にてUボート戦隊を聯合旭日艦隊が殲滅。

 

1942年11月25日

喜望峰沖にて戦艦ビスマルクを旗艦とする独艦隊と聯合旭日艦隊と聯合艦隊が交戦、投降した戦艦ビスマルク、重巡プリンツオイゲン拿捕、その他全てを撃沈。

 

1942年12月1日

聯合旭日艦隊第2艦隊の第一航空護衛隊と第二航空護衛隊がドイツ空軍と交戦し空軍基地を爆撃後、ドイツ首都、ベルリンを爆撃、空母赤城、加賀より発艦した爆撃隊が総統官邸を爆撃。

 

紀伊、尾張、二代目長門、二代目陸奥、大和、武蔵、長門、陸奥、伊勢、日向、扶桑、山城、金剛、比叡、榛名、霧島の大日本帝國海軍の主力艦である全戦艦がキール軍港や各ドイツ海軍港を艦砲射撃にて壊滅させた。

現在の日本海軍が持てる力を持ってして行った艦砲射撃、各国から派遣された観戦武官(聯合旭日艦隊の艦艇には乗艦許可を認めないを条件に観戦武官の派遣を認めた日本海軍)や報告書

からは信じられない事を口にする。

「あの旧式艦である戦艦Kongoが戦艦Nagatoの主砲を装備している」

「Nagato Classの射撃速度が速すぎる」

「日本の艦艇速力速すぎ、特に戦艦」

「Yamatoデカ過ぎ」

「日本の重巡ヤバすぎ」

「フォッケウルフとメッサーシュミットが片っ端から叩き落とされてる、ゼロファイターヤバすぎ」

「日本はヤバい」

「敵に回すとヒトラーよりヤベー国」

「スターリンの粛清がまだ可愛く聞こえる」

「ママァ...」退化

 

1942年12月25日

敵国ドイツに日本からのX'masプレゼントとして原爆工場と航空機生産工場等の工業地帯をフル爆撃プレゼントした。

総統官邸にも特別に1t爆弾3発を投下し、破壊された総統官邸の残骸をプレゼントした。

夜の暗く白い雪の降り積もりの大地を、雪が溶け赤く燃える眩しい大地に模様替えした。

もしホントに現実化してたらマインクラフトのリフォームの匠こと、緑色の物体で、人によっては汚いや、マインクラフターとの間では緑色の悪魔であるクリーパーを大量にあげちゃうけどね。

言わずもサンタが日本だ。この時、爆撃隊隊員の服装はサンタクロースのコスプレで作戦に参加した。

隊長はトナカイのコスプレ。

 

 

同日アフリカ戦線

ロンメル隊、暴動を起こし、総統であるヒトラーの命令を拒否してロンメル隊を率い本国に帰投。

 

1943年1月18日

エルヴィン・ロンメル、アドルフ・ヒトラーを殺害、その後、ロンメルが自決しようとしている所を発見した隊員が全身全霊を掛けて止める。

 

聯合旭日艦隊と聯合艦隊がズタズタにされたキール軍港に入港。

 

1943年1月20日

ナチスドイツ、無条件降伏。

聯合艦隊旗艦である戦艦大和の甲板にて無条件降伏の調印。

ヒトラーはドイツ陸軍のエルヴィン・ロンメルにより「殺」された。

降伏調印はエルヴィンロンメルが行い、これにて日独戦は幕を閉じた。

イタリアも降伏した。

 

 

 

 

 

 

数日後には中枢軸国に属する9割の国が連合国に降伏や和平交渉を行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         1943年2月1日

 

      第二次世界対戦  完全終結。




修正候補。
頭も薄いし内容も和紙より薄いね。
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