2020年1月20日
午前8時
日本国 東京都
国際会議場
司会者「スクリーン見たまえ」スッ
デデンデンデデン デデンデンデデン
一同「(あっ、ターミネーt..)」
デデドンッ!(絶望
野獣の汚いイキ顔がフルHDにて スクリーンに写し出される。
それを見て照れる不届き者が1つ。
やったぜ!
「「「「「「!!!ヒィィィ!!!」」」」」震え
裕也「オイ待てや」
大介「なんでINMの効果音使ってんねん、特定人物達が盛りだしたぞ」
会議に参加している大半が効果音を耳に入れた瞬間、身震いした。
効果音を聞いた高和は下を向きワナワナと体を震わせ、自分のイキ顔を見た浩二は周りに野獣の眼光を放つ。
「あれ?パソコンが...」
ノートパソコンが(主に)野獣とコンピューターウィルスに犯されてしまった。
最新型のパソコンの画面が野獣のイキ顔と勝利のINM君(に支配されて)しか写さなくなってしまった、電源ボタンを押すと2020年、1月(本機の発売日)です、XP時代に何か音楽が鳴っていたのを覚えているだろうか?このノートパソコンは立ち上がってホームに入る時に鳴るのだ、FOO↑!って。
キーボードをポチッと押せばclearキーでオォン!SHIFTキーでアォン!enterキーを押せばンァー!と鳴き出してしまう。
どうやらスピーカーも侵された様だ。
そしてマウスを使いサイトを一回クリックすると 良いぞ良いぞォ?ダブルクリックすると 見ろよ見ろよぉ?となる。
電源オフの時に(電源落とすの)やめてくれよ...(絶望、と言って電源が落ちる。
拓真がどこから持ってきたのか、真っ赤な血生臭い金属バットで最新型のノートパソコンを叩き壊し、別の新しいパソコンを取り出した。
拓真「おるぁぁぁ!!!」ブンッ!!!
バキィィィィ!!!! メキメキィィ!!!
パソコンが断末魔を上げる。
野獣「フ↑ァ↑ァ↓ァ↑ァ↓ァ↓ァ↑ァ↑!俺のパソコン!!!」
野獣も奇声を上げる↑
裕也「お前のかよ」
大介「趣味悪」
高和「気持ちわりーなお前」
野獣「114514円もしたのに...」+消費税810円
裕也「安くね?」←50万、遊びのパソコンで20万
大介「確かに、訳ありか?」←35万、遊びで20万
高和「新しく買うと良い」←中古品で1万、本人が使う分には十分らしい。
拓真「こんなもん捨てちまえ」←新品60万オーバー、これでも5Tの容量でも不足なので困ってる。
~15分後~
スクリーンがやっと本題を写したので会議に進む。
{本土防衛}
拓真「さて...本会議での主な議題はスクリーンを見ての通り、本土防衛に関してだ」←パソコン持ち込み
「陸・空・海の各自衛隊と国防海軍と兵器開発部のみの会議です。
無論、この場には与党や野党は居ません」
「野党は居ないが野獣は居るゾ」
野獣「呼んだ?」ヌッ←パソコン壊されたけど開き直った。
拓真「貴様らは黙っとれ」
「「アッハイ」」
裕也「首相、質問ですが何故国際会議場で議題を?」
拓真「ここの方がしっかりしてるのでな」
裕也「分かりました」
~1時間後~
「この場合ですと本土防衛はままなりません!現在配備されてるPAC3の迎撃能力は認めますがそれでも不安は残ります!」
「だが今現状で回せる戦力はそれしかない!」
「新型はどうなっているのですか!そして核兵器の保有は!?」
「核兵器に関しては未だに閣議中です」
「今は試験段階だ!実験場がないのだ!どこでするのだ?」
「ボソボソ...県」
「アホか!放射能で最悪の場合○ぬぞ!」
裕也「同盟国の土地借りれば?影響無い所とか」
「「「「「それだ!!!!」」」」」
大介「コイツらその発想無かったのかよ」汗
2019年後半より配備された大陸間弾道迎撃 PAC3、PAC3の迎撃能力はあくまで{ミサイルを迎撃する為の代物}、本土防衛には些か不安の残る。
裕也「ちょっと思い付いたんだが...PAC3にシースパローを搭載してみたらどうだろうか?今でもシースパローは余ってるし、対空戦闘には何とかなるだろう」
拓真「あれは増産中だよ、ESSMを現在も量産中だけどね」
「確かに...試してみましょう」
裕也「それと、国防海軍より意見具申です、聯合旭日艦隊所属艦艇に搭載する予定の発展型シースパローはいつ頃ですか?」
拓真「そう言えばそんな話もあったな...今は聯合艦隊の所属艦艇を対象に行っていてな、まだもう少し先だね」
大介「そうですか..」
「開発部です、現在量産中の発展型シースパローですが、我々開発部としては、発展型シースパローにしては射程距離が短く、アメリカが開発した発展型シースパローは射程距離30~50kmです、これはどう考えましても短い。
今倉庫に在庫として保管されている発展型シースパローはそのままとして、次に量産する発展型シースパローは最大射程距離80から100kmまで行き届く様、現在改良中です。
また水爆や窒素爆弾についてですが、これは予算から考えまして大量生産には向いてないです、以上です」
「海上自衛隊です、こちらの意見ですが、現在護衛艦に搭載されていますSSM-1B(90式艦対艦誘導弾)の着弾精度に少々難点が見受けられます」
「陸上自衛隊です、10式と90式、そして74式戦車が主に使われていますが、戦力を考えまして、19式の量産配備をお願いします」
「陸上兵器開発部です、そちらの件に関しましては無理があります、19式は生産には不向きであり、専用です。
従来の戦車とは全く違います、そして予算も違います、以上です」
「航空自衛隊です、こちらの哨戒機P-1と主力戦闘機F15の更なる武装強化を、どうせアメリカや我々の知る国は存在しませんし、国家憲法第9条を破棄しても叩かれる事はありません、まぁ、国民には叩かれましょうな」
拓真「お前は何を言ってるんだ?」
裕也「そう言えば、現在の第二文明圏はどうなっているのですか?何でも第八帝国、いえ、グラ・バルカス帝国が第二文明圏諸国、ムー国含んでの宣戦布告をしたと聞きましたが」
拓真「その件に関しては朝田くんから」
朝田「その件に関してですが、友好国ムーを通じて神聖ミリシアル帝国より文書が来てます」
圭一「新鮮ミネラル帝国?」
拓真「吸収(物理的)したら国が潤いそうな名前だな」
朝田「文書に関してですが、内容が以下に印されております、{今年開催される世界会議に第三文明圏の代表として参加を願いたい}です」
裕也「まぁ行っても良いんじゃないか?パ皇みたいな頭のおかしい国にまた宣戦布告されちゃ困るし」
拓真「どこで行われるのか?」
朝田「神聖ミリシアル帝国のカルトアルパスという所ですね」
裕也「分かりました、すぐにでも艦隊出航準備を行います」
拓真「全権大使、任せた」
裕也「お任せを」
その後も会議は進む。
~国防海軍本部~
裕也「・・・です」
山本「ほぅ...成る程」
宇垣「準備は出来てます」
~翌日~
午前4時
聯合旭日艦隊 戦艦紀伊・二代目長門・聯合艦隊 戦艦大和・長門・金剛※聯合旭日艦隊 第4艦隊所属(戦艦金剛は本土待機の予定だったが、水兵達が希望してたので随伴艦として参加)
世界会議に参加するグラ・バルカス帝国がもし宣戦布告し、攻撃をした時に備え、全艦は弾薬・燃料を満載にして祖国を離れた。
神聖ミリシアル帝国
港町 カルトアルパス
広大な湾口施設を持つミリシアル帝国の港町、カルトアルパス。
世界会議(先進11ヶ国会議)には各国の軍が大使を護衛して来る為、全てを収用出来る様、開催地にはカルトアルパスが選ばれた。
湾口管理側には、カルトアルパスに到着する各国の軍の情報が集約される。
「第一文明圏トルキア王国軍到着、戦列艦7、使節船1」
「第一文明圏エリアへ誘導せよ」
「了解、第一文明圏エリアへ誘導します」
「同じく第一文明圏アガルタ法国到着、魔法船団6、民間船1」
「了解」
「第二文明圏よりムー国、1隻です」
「了解」
「おっ、ラ・カサミだな」
「第三文明圏代表 日本国軍到着!戦艦5!デカいです!」
「なっ...!?」
湾口管理責任者ブロンズは衝撃を受けた。
自国の第零式魔導艦隊よりも巨大な艦艇、ミリシアル帝国のミスリル級よりも一回り以上大きく、そして美しく見える日本艦(見てるのは戦艦紀伊)、彼の目は日本艦に釘付けだった。
「あれが日本艦か!?」
「一体何センチの主砲を積んでるんだ!?」
「こっちに向けて撃ってこないよねお父さん!?」
「バカモン!撃つ訳無いじゃろ!?」
カルトアルパスに住む住民はあまりの巨艦に恐怖を抱く。
ブロンズ「これが...第三文明圏最強だったパーパルディア皇国を完膚無きまでに叩き潰した日本国の船...これはグラ・バルカス帝国より強いかもしれん...」
カルトアルパスに住む住民は同じ第一文明圏の軍船には目もくれず日本艦隊に釘付けとなった。
「第二文明圏グラ・バルカス帝国到着、戦艦1隻」
ブロンズ「適当にどっかやっとけ!」
「えぇ...」困惑
ー
戦艦紀伊
裕也「艦速微速」
大介「長官」
裕也「分かっている」
戦艦大和
宇垣「グラ・バルカス帝国...」
山本「本艦大和と同じと考えるべきだな」
黒島「本家である大和は負けません!」
二代目長門
大智「大和と瓜二つだな...」
「ホントですね」
大智「だがしかし、本艦二代目長門は負けはせんぞ」
~グラ・バルカス帝国~
戦艦グレード・アトラスター
「艦長!本艦と同じ艦艇が!」
「いや!本艦よりデカいのが2隻!」
グレード・アトラスター艦長ラクスタル「な...本艦と同じ戦艦が2隻...!」
ラクスタルの目に紀伊と大和が写る。
ラクスタル「(あの日本艦に見受けられる物...あれは何だ?そして対空砲が少ない、水兵が全く見えない、あくまで威嚇として随伴させたのか?それならば水兵は居なくて機関要員さえ居れば良い、しかし...本艦グレード・アトラスターを超える巨艦、どれ程あるのだ?)」
「それだけではありません!ペ・テルギス級にメイサ級です!」
ラクスタル「ほう?ペ・テルギス級にメイサ級の戦艦か...外見上はそうだが、それ以上にデカいな」
「ラクスタル艦長、日本という国は驚異ですか?」
ラクスタル「シエリア大使...私の個人的意見ですが...日本は強いと見ておくべきかと」
シエリアも日本艦紀伊を見つめる。
シエリア「...!これは確かに強いと見ておくべきですね」
~翌日、会議当日~
裕也「もし何かあれば指揮は任せるぞ、大介」
大介「分かりました、必ず帰ってこいよ!」
裕也「善処する」
~帝国文化館~
開始予定時刻は10時、今は9時55分、残り5分で会議が始まるにも関わらず、グラ・バルカス帝国の大使は見えない。
日本国の全権大使である裕也の隣にはムー国の友人でムー国の大使マイラスとラッサンが居るのでボッチではない。
裕也「しかし緊張する...」
マイラス「その割には顔色は普通ですね」
裕也「ハハハッ、あまり表に出ないんですよ」
ー
戦艦紀伊
「副長、グラ・バルカス帝国の戦艦の機関が始動しました」
大介「何?...本艦も機関始動、二代目長門、大和、長門、そして金剛にも伝えよ」
「了解」
大介「万が一に備え、主砲の砲撃準備、旋回はするな」
ー
午前10時
先進11ヶ国会議、スタート。
会議予定は一週間、その間に何も起こってほしくない事を願う裕也。
ミリシアル帝国主催の会議に参加出来る事は大変名誉な事とラッサンより聞かされた裕也。
裕也「しかし...内容がクソみたいな...」ボソッ
マイラス「何か言いました?」
裕也「いえ何も」
パーパルディア皇国が駄目になり、レイフォルが物理的に消滅した為、現在の常任理事国はミリシアル帝国、竜人の国エモール、そして同盟国のムー。
11ヶ国先進会議参加は以下の国
第一文明圏
代表国兼主催国 ミリシアル
エモール
トルキア
アガルタ
第二文明圏
代表国 ムー
グラ・バルカス
マギカライヒ共同体
ニグラート連合
第三文明圏
代表国 日本
パンドーラ大魔法公国
文明圏外、南方世界
アニュンリール皇国
となった。
力ある国が集まり、開催される世界会議の場は空気が張り詰められる。
日本国の代表(大使である山本は大和に乗艦中、現在グレード・アトラスターを警戒中)である裕也は回りを見回す。
裕也「(人じゃない民族の参加か...我が国は本当に異界に召喚されたのか...)」
グラ・バルカス帝国の大使がいつの間にか居た事に気付く。
裕也「(グラ・バルカス帝国も大使は一人...女か、遠くだから分からないがあれは年増だな)」確信 ←失礼な
エモール王国側の大使が手を上げ、議長が指名、エモール王国側の大使が口を開く。
「エモール王国のモーリアウルです、今回は皆に伝えねばならない事がある。心して聞いてもらいたい、先日、空間占いを行った」
裕也「空間占いってなんだ?」ボソッ
モーリアウル「その結果、古の魔法帝国、ラヴァーナル帝国がそう遠くない時、復活すると結果が出た」
回りがざわつく
ざわ...ざわ...ざわ...
裕也「マイラスさん、ラヴァーナル帝国って何ですか?」
マイラス「自分もよく分かりませんが、何でもこの世界を相当に苦しめた国と聞いた事があります、神の怒りを買い、別世界に転移したと、そして日本の様な兵器を持つとか」
裕也「ほぅ...成る程」
モーリアウル「時期、場所に関しては空間の歪みがあり分からなかったが、早くとも4年後、遅くても17年後の間には復活すると計算されている」
裕也「その位の期間があれば余裕で新開発出来るな...」ボソッ
ラッサン「ホントに日本って凄いですよね」
裕也「前世の教訓ですよ、太平洋戦争」
マイラス「確かに...」←毎日寝る前に太平洋戦争に関しての本を読んでいる。
ざわ...ざわ...ざわ...とざわつく中で笑い声が。
参加者の多くと裕也(はゴミを見る目)が非難的な目でとある国の大使を見る。
「いやいや失礼、グラ・バルカス帝国外務省、東部方面異界担当課長のシエリアと言う。
魔帝だか何だかは知らないが過去の遺物を恐れる...その現地人レベルに唖然としてるところだ」
シエリアは日本国の代表の裕也の元へ歩き出す。
シエリア「占いなぞ国際会議で発言する事が私には大変理解しがたい、貴国は、日本国は同じ様に思わないか?(ほぅ?中々良い男じゃないか)」
裕也の顔に近づけるシエリア。
裕也「(うわ..スゲェ厚化粧だな、早矢のスッピンが一番綺麗(※もとより早矢はスッピン、化粧は基本的にしてない))...この世界は異界、前世界と違う事もあろう?我が国として、俺一個人として、大変面白い話だがね、ラヴァーナル帝国...少しは骨のある国だと良いがね」
シエリアは顔を近づけたまま話を進める。
シエリア「この世界の列強である国がこの発言だ、我が国に滅ぼされたレイフォル等と言う国も、我が国としては非常に弱かったが、それでも列強だった。
世界会議...レベルの低さが分かるな」
「新参者が何を言う!口を慎め!」
裕也「(いつまで顔近づけてんだコイツ?)まぁまぁ落ち着いて、個人個人で考えは違う、思っているなら勝手に思わせておけば良い、それはそうと、シエリアさん...と言ったかな?」
シエリア「あぁ(告白か?)」頭おかしい
裕也「貴殿が乗ってきた戦艦、何故機関始動しているのかな?」
シエリア「...はて、なんの事やら?(チッ...違うか)」
裕也「惚けないでもらいたい、貴国の戦艦グレード・アトラスター、目標は知らないが、攻撃しようとしているだろう?」
ー
「副長!グレード・アトラスターが主砲旋回!」
大介「どこだ!?」
「湾口施設です!」
大介「砲撃戦用意!目標!グレード・アトラスター!」
ー
山本「砲撃指揮所、準備は!?」
「後10秒!」
ー
ラクスタル「目標は湾口施設だ」
「日本艦が本艦に主砲を!」
「日本艦隊より電文!」
ラクスタル「読め」
{グレード・アトラスターへ注ぐ。
主砲を納めよ、たかが46センチ砲で何が出来る?
砲撃を確認次第、本艦隊は全力を持ってして貴艦を沈める}
ラクスタル「(..!!何故本艦の主砲口径を知っている!?)構うな、砲撃指揮所、準備よいか?」
「どうぞ」
ラクスタル「撃て!」
ーー
裕也「この振動...撃ったな」
会議場が更にざわつく。
マイラス「何だこの振動は!?」
ラッサン「避難だ!急げ!」
大半の参加国の大使達は逃げ惑う、裕也は紛れず紀伊に戻る。
裕也「チッ!....俺だ!状況を知らせろ!」
大介『グラ・バルカス帝国の戦艦グレード・アトラスターが突如湾口施設に対し発砲!』
裕也「我が艦隊は狙われたか!?」
大介『まだです!』
裕也「威嚇砲撃だ!すぐに戻る!」
大介『分かりました!』
シエリア「何だその機械は?」
裕也「教えてる暇なんぞ無い!付いてくんな!」
ー
大介「長官の指示だ!威嚇砲撃!」
菊地「徹甲弾装填してます!」
大介「挟夾させろ!」
菊地「緒言データ入力...良し!どうぞ!」
大介「威嚇砲撃!撃てぇ!」
ー
山本「主砲!撃てぇ!」
ー
大智「シースパロー発射始め!サルボー!!!」
ー
56cm砲9発、51cm砲9発の計18発はグレード・アトラスター艦首50メートル、左舷中央40メートル、右舷中央20メートルにそれぞれ着弾した。
着弾した事により大きな水柱が立ち上がる、そしてグレード・アトラスターの艦首前方を埋め尽くす水柱、静まる迄に1分は要した。
ラクスタル「うぐ!? 何だこの衝撃は!?」
「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」
戦艦グレード・アトラスター、最大満載排水量7万トンもあるにも関わらず着水した衝撃波により船体が揺れる。
ラクスタルも今まで生きてきて経験した事の無い衝撃を。
「行動に支障なし!」
ラクスタル「この衝撃を起こすに本艦の46センチ砲では圧倒的に足りない!...!まさか日本艦は50センチ砲を超えているのか!?」
ー
大介「次弾装填急げ!」
菊地「次は気化弾を装填します」
ー
「艦長!グレード・アトラスターより撃たれた砲弾はシースパローにて見事空中撃破!」
大智「良くやった!主砲旋回!目標グレード・アトラスター!」
「了解!」
ーー
ラクスタル「どうなっている!?」
ラクスタルが声を出す頃には水柱もある程度は落ち着き、回りは見える様になった。
「こちら射撃指揮所!本艦の主砲弾の着弾は認められません!恐らく主砲弾は日本艦により落とされました!」
ラクスタル「何だと!?何かの間違いじゃないのか!?」
「艦長!日本艦隊より新たな電文!」
{最終警告、砲を下ろせ}
ラクスタル「...!威嚇であの威力...!」
「艦長!我が航空隊が到着するとの事です!」
ラクスタル「おぉ!来たか!」
ラクスタルはこの湾口施設に入る前、万が一に備え、味方航空隊に援軍を要請していたのだ。
この航空隊(アンタレス艦上機)の数と通信内容は把握している。
ー
「レーダーに感!数150!距離2万!高度500!」
大介「攻撃機に爆弾括り付けか...対空戦闘用意!主砲仰角最大!距離一万にて一斉砲撃かませ!」
ー
山本「対空戦闘準備!」
ー
大智「シースパロー発射準備!それと主砲仰角最大!気化弾装填!」
「了解!」
ー
カルトアルパスの南方の彼方に展開していた空母アキレスより飛び立ったアンタレス艦上攻撃隊は呑気に話をする。
「ラクスタル艦長はなんなんだろな、いきなり」
「知るかよ、俺達は日本艦を沈めさえすれば良いんだよ」
「いや、あのグレード・アトラスターより巨艦らしいぞ」
「最高のカモだな」
「俺達は攻撃隊なのになんで500の爆弾積んでるんだ?」
「航続距離だろ、シリウスはこのアンタレスより無いからな」
「確かにな」
ー
「距離15000!高度変わらず!」
大介「撃ち方...」
菊地「距離一万!」
大介「始め!!」
紀伊の56cm砲9門より盛大な黒い爆煙と炎が空を舞う。
紀伊の砲撃姿に心を惹かれたラクスタル、気化弾を撃ち上げて30秒後、心を惹かれたラクスタルの目に眩しき光、そして光が止むと同時に彼の元へ悲報が飛ぶ。
ー
アンタレス艦上攻撃隊と高度変わらずの前方100にて気化弾は自爆、アキレスより発艦したアンタレス艦上攻撃隊150機、一機残さずして気化弾の光と共にこの世から消え去った。
気化弾の威力はラクスタルを恐怖のドン底に突き落とした。
「艦長!!!味方航空隊が!攻撃隊がぁ!!」
ラクスタル「な...あ...ぁ...」絶望
グレード・アトラスター艦橋部は氷点下に下がる。
ー
バンッ!
裕也「敵は!?」
大介「現在は沈黙してます!」
裕也「決して警戒を怠るな!最悪の場合!撃沈を許可する!」
大介「了解!主砲照準!グレード・アトラスターだ!指示あるまで砲撃認めん!」
裕也「本土に緊急電だ!」
ー
拓真「あ~...You○ube飽きた」
「仕事して下さいよ」
コンコンッ
「首相、聯合旭日艦隊より緊急入電です」
拓真「どれどれ......やっぱりね」
「?」
拓真「第八、いや、グラ・バルカス帝国の連中が問題を起こした、それで対処すると」
「あっ、そうですか」
ー
戦艦紀伊
裕也「左舷砲撃戦用意!!弾種!特殊弾を装填!」
ー
戦艦大和
山本「全砲門開け!一発も外しは認めんぞ砲術長!」
「お任せを!」
ー
戦艦長門
艦長「世界七大戦艦の頂点である本艦長門の意地と大和魂をぶつけてやるぞ!主砲!砲撃準備!!!」
ー
戦艦二代目長門
大智「主砲の一斉射撃を食らわせな!」
ー
戦艦金剛
艦長「生まれ変わった戦艦金剛の力を見せてやれ!!!」
ー
56cm砲9発、46cm砲17発、41cm砲16発、総勢42発の砲弾を摘めた砲身42本が、戦艦グレード・アトラスターへ向けられる。
如何に世界最強(笑)に君臨するグレード・アトラスターと言えども、全弾が命中すれば最低中破か大破、最悪の場合、轟沈は免れない。
「艦長!!!日本艦隊全艦が砲を本艦に向けてます!!!」
ラクスタル「な!?不味いぞ!!!機関全速!急げ!」
ー
大介「どうやら焦っている様ですね、長官?」
裕也「全艦通達、まだ当てるな、手前で着弾させろ」
菊地「了解」
ー
ラクスタル「機関室!どうした!何故機関出力を上げない!」
「こちら機関室!機関は今全開にしますとイカれます!」
ラクスタル「構うな!事は一刻を争う!」
ー
裕也「グレード・アトラスターの砲が一向に我が艦隊へ向かないな...まあ良い、主砲...」
ー
裕・山・大・(長門)艦長・(金剛)艦長『撃ぇぇ!!!』
ー
司令長官二名と各艦長の指示の元、日本艦隊5隻、紀伊・大和・二代目長門・長門・金剛の砲身は莫大な爆煙を吐き出し、戦艦グレード・アトラスターへ向け、砲弾を放つ。
続きは待ってて下さい。