護衛艦「みらい」は出ないよ(・ω・:)
紀伊型・二代目長門型が就役して2ヶ月程経った5月1日、ゴールデンウィーク真っ只中だ、普通の会社員とかは休みだ、だが自衛官・国防軍人に、休みはない。
国防海軍横須賀基地
長官室
裕也「良いねぇ市民は、大型連休だし」
大介「俺達も少し前はあったじゃないか」
裕也「それはそれ、これはこれ、この後海自の観艦式に参列ぞ?嫌だわ~」
プルルルルルッ プルルルルルッ
大介「ん?・・・はい、こちら長官室」
『もしもし、あっ、副長ですか?』
大介「どうしたんだ?」
『実はですね・・・川崎司令と山本司令が海自観艦式の参列なんぞやってられるか、って言って基地から逃げ出しました!助けてください❗』
大介「はぁ!?」
『2分前です❗』
大介「わかった、警察に連絡して捕まえる様に連絡しとく、ああ、手間を取らせて済まなかった、では」
ガチャンッ
裕也「何があったんだ?」
大介「・・・圭一と拓也が脱走した」
裕也「・・・警察に、抵抗する様だったら、警棒でバシバシブッ叩いて良いと伝えてくれ、俺だって観艦式に顔なんか出したくないのによ、アイツら逃げやがって」
大介「分かった」
2時間後に二人は掴まった、圭一は抵抗した様で、警棒でブッ叩かれた様で顔面が凄かった。
拓也はこれ以上抵抗は無駄と分かり、大人しく捕まった、捕まえた警官曰く、とても扱いやすかったとの事。
観艦式の開催時は正午、現時刻午前11:30
今からでも間に合うかどうか。
そもそもの話、裕也と大介は予めあの馬鹿共が逃げる事は考えていた為、説教しながらでも間に合うと言えば間に合う。
再び逃げる事がなければの話だが。
ーーー
逃げる事はなかった。
どうやら諦めた様だ、次逃げると確実に裕也(艦隊司令長官)に指揮権剥奪されかねない上に、副長達には何かしでかしたら〆て良しと伝えている。
今は各自、持ち場について指示を出して動いている。
仮に剥奪された場合、指揮権は副長の山崎・川野に移譲する規定となっている。
裕也「(司令官がアレだけど副長がマトモで助かるな)」
大介「長官、我々の出番です」
裕也「おっ、来たか」
ーーー
アナウンス「只今より、国防海軍聯合旭日艦隊の観艦式を行います、まず始めに聯合旭日艦隊の機動部隊、川崎航空艦隊です!旗艦は海上自衛隊所属ヘリコプター搭載護衛艦いずもです!」
いずも、かがの2隻が単陣列で航行する。
「おー、いずもだ」
「戦闘機積んでるんだろ?」
「空母じゃん」
アナウンス「続いて、潜水艦隊の登場です!」
戦艦尾張を先頭に、潜水艦隊が観客を乗せた護衛艦艇を通り過ぎて行く。
「戦艦じゃん、デケェ!」
「あり得ねぇデカさ!」
アナウンス「最後の登場です!最後は、聯合旭日艦隊総旗艦!戦艦紀伊!そして二代目長門型2隻の登場です!」
観客と世界中のテレビ局関係者が一斉にカメラを向ける。
「スッゲー!そっくりそのまま戦艦長門だ!」
「ながもーん!むっちゃーん!」艦これ提督来たよ。
「紀伊型デカ過ぎだろ!?」
「あぁ・・・昔を思い出すのぉ・・・」
「お爺ちゃん・・・」
「・・・・・・・」
「お爺ちゃん?」
「・・・どうしたんじゃ?」
「ビックリした・・・」
この人はどうやら、祖父が逝ったのかと冷や汗をかく。
ここでアナウンスが掛かる。
アナウンス「これより紀伊型・二代目長門型の主砲砲撃を行います、大変音が大きい為、大変ご注意下さい」
ーーー
裕也「主砲砲撃戦用意!演習弾装填!」
菊地砲雷長「演習弾装填・・・・・・装填完了!準備良し!」
裕也「一斉砲撃!始め❗」
ーー
拓也「各砲塔自由砲撃!」
川野「撃ち方始め!」
ーー
ドッゴォォォォォォォォォ!紀伊
ドッゴォォォォォォォォォ!ドッゴォォォォォォォォォ!ドッゴォォォォォォォォォ!尾張
ーー
「「「「「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」」」」」
「凄まじい爆音に爆煙!」
「スゲェェェェ!」
「やっぱり戦艦は男のロマンだ!」
「俺国防海軍に入隊するぞ!」
「俺も!」
ワアァァァァァァァ!
ここで入隊すると言った奴らが来月来るなんて裕也達は知らなかった。
裕也「いや~、面白かったな副長!」
大介「はい!何かストレスが吹っ飛びましたよ!」
菊地砲雷長「私もスカッとしました!」
裕也「これで日本は安泰だ!少なくとも我々が 慢心しない限りはだがな!」
「「「「「ハッハッハッハッハッハッハッ!」」」」」
この観艦式は、世界中の戦艦マニア達を震え上がらせた。
そして世界最強の戦艦では第二次世界対戦時以外の艦艇を含めてのランキングだと、紀伊型が見事1位にランクインし、二代目長門型が2位に食い付く。
サイト閲覧した 裕也「・・・そりゃそうなるわ」
ジパング的な展開は後1~2話辺りです。b