え?5話はどこいったんだって?
えっあっその...ごめんなさああああああいい!!!!
いや、この話を書かないと話が合わなくなってくるし和也の出番もそろそろ出してあげないと怒られそうだし(言い訳乙)
今回は少し短くなっていますが、和也の過去と今後の決意について書いていきます!
暗い部屋の中でうずくまる和也。
その部屋の中で見た夢は和也を変えるのか...?
明かされる和也の過去!そして決意!!
それでは本編へどうぞ!
『和也の過去と決意』
────俺は
────────また間違えた
────────────幼馴染を傷つけて
────────────────そして
────そこから逃げるように
────出ていった。
────────────────ゆきちゃん
────────────────リーちゃん
───────────────────────
『かずくん!リサ!みつけたぞー!』
ここは────
夢?なのか────
『ゆきちゃんはやいよー!』
『ゆきなー!こないでー!』
そこにいたのは────
幼い頃の────
俺と友希那とリサだった────────
『かずくん、つーかまえたー!』
『ゆきちゃん、はやいよー。』
『かずくんがおそいのがわるいのー!』
俺が────
大好きだった日常────────
そしてもう────
得られることの無い日常────
『リサもつかまえるつもりだったのにー』
『へへーん!わたしはつかまえられないもんね!』
あぁ────
そうだ────────
捕まった人はいつも────
『かずくんっ!まけたからー、
『やったー!かずくんのうたすき!!』
そうか────
LOUDERか────
『ええー!はずかしいけど、うたうよー。』
『わーい!じゃあ、おんがくかけるね!』
♪♪♪────────────────
────いつの間にか歌っていた
────あぁそうか
────俺は
『かずくんやっぱりうまい!』
『ゆきなー、まけてられないねー!』
『わたし、まけてない!わたしのほうがうまい!』
『まけないぞー!
────────そうだった
────音楽、大好きだったんだ。
────音楽は俺の全てだった
────────今も昔も変わらない
────俺は好きなんだ。音楽が────
『じゃあ!ゆきな!かーくん!おおきくなったら、3人で────────』
『さんせーい!じゃあ、わたしうたう!』
『じゃあ、おれは────────』
────えっ?
────今なんて────
そうか────────────
俺、約束すら────────
守れてなかったのか────
なら俺ができることは────────
あいつらとの約束を守ることだ────
───────────────────────
───齋藤家 和也の部屋───
「.........ひどい夢だ。」
和也が視線を送った先────
そこにあったのは────
埃かぶった紫のギターと────
「LOUDER」と書かれた黄ばんだスコア────
「...............幼馴染の俺ができること」
それは────────
あの想い出の曲に────────
「もう一度────命を吹き込むこと。」
そうだ────────
この夢は────────
「酷くなんかない────」
これからやろうとすることも────
俺がやろうと決めたことは────
「『嘘』なんかじゃない」
俺はもう一度ギターとスコアを手に取った。
もう弾くことは無い。あるわけない。
そう思っていた。
だけど現実っていうのは残酷で。
俺にもう一度突きつけてくる。
このまま『笛を吹き続けるのか』
それとも『笛を折るのか』
俺は────────────────
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
───翌日───
俺は学校を休んだ。
だが、1日寝込むわけじゃない。
俺はギターとスコアを持って────
Circleへと向かった────
ゆきちゃんとリーちゃんに────
いや違うな────────────
そこには驚いた表情をしたまりなさんがいた。
「あれ、和也君?!学校はどうしたの?それに、この間、ゆきなちゃんとリサちゃん、泣いてたよ?何かあったの?」
「ご心配をおかけして申し訳ないです。大丈夫です。こっち側の問題なのでお気になさらずに。今日は学校休んだんです。あいつらとの────」
約束を守る為に。
「そっか.....詳しいことはよく分からないけど、頑張れ!」
ほんと、まりなさんはいい人だ。
こんな人が姉とかにいたらシスコンになってそうだな。俺。
「ありがとうございます。ちなみに、スタジオ、空いてますか?」
「うん!空いてるよ!今は、3人くらいしか入れない狭い部屋しかないけど大丈夫?」
「問題ありません。あと、エフェクター借りてもいいですか?あと、スタンドマイクも。」
「うん!もちろんだよ!それじゃあ、これ鍵ね!」
何故か、久しぶりにRoseliaの練習に行った日を思い出した。
────それじゃあ、みんな行くわよ。
──────────うん!はい!えぇ!はい!
────────────行くか。
「おう。」
そういい、スタジオのドアを開いた。
そのドアは────────
あいつらにまた会えるようにと願うために────
開いた扉なのかもしれない。
「行こうぜ。相棒。」
さぁ、面白くなってきましたね!
和也の過去明かされましたね...!
ちなみに、Fateシリーズを見たことある人なら分かったかも?知れませんが、UBWでアーチャーと戦った時に言ったセリフの
「この夢は...間違いなんかじゃない!」がオマージュされたセリフを入れてみました!
わかる人にはわかったんじゃないかって思います!
さて!今回も評価を付けて頂いた方を紹介したいと思います!
ユダキ様
たんき様
羽乃 秦御様
この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます!!
そしてなんと.....赤評価を頂きました!!
\パン/ヨッシャwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアア
皆様のこのような評価が私のモチベーションとなっています!
朝見たらこんな事になっていてさすがにびっくりしましたw
本当に皆さん、ありがとうございます!
初投稿の小説がまさかここまでにはなるとは思って無かったですw
今後とも、感想、評価の方をお願いします!
あと、誤字の方ありましたら感想の方にお願い致します!
次回はちゃんとLOUDER編の第5話書きます!