青き薔薇とハーメルンの笛を   作:ライト・リターナ

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皆様、投票、アンケートの方、ご協力ありがとうございました。
この場をもって御礼申し上げますm(_ _)m

今回からはRoseliaメンバー+‪αとデート編を描きます!
それぞれのメンバーの姿を是非ともご覧下さいれ!

あと、七夕さよひな回も選ばれなかったからと言っても、いつかは必ず書きます!そこだけはご安心ください!

今回は紗夜です!紗夜+‪αとなると誰が来るんでしょうかね...?
皆さんもたくさん、妄想を膨らませてください!

それでは、本編へどうぞ!




デート編(完全オリジナル)
氷川紗夜と


『氷川紗夜と』

 

───江戸川楽器店───

和也side

 

俺は、今紗夜と二人きりで遊んでる。

というかデートしてる。

つーか、デートするならよ────

 

「.....なあ、紗夜。デートするなら、ショッピングモールとかの方が良くないか?」

 

「なっ.......!.....これはデートではありません!LIVEが終わったあとの休暇です!それに、齋藤さんには、その.......」

 

なんか、紗夜が言葉を濁らせている。なんだろう。すごく気になる.......

 

「...ん?どうした?なんか聞きたいことあるのか?」

 

「その.....あの.....」

 

もじもじしている。トイレに行きたいなら行けばいいのに。

 

「...トイレに行きたいなら行けばいいじゃないか?」

 

そういうと、脇腹に手刀を入れられた。

 

「ぐへぇ?!!!」

 

「違います!!デリカシーが無さすぎます!!」

 

「す、すまん.....」

 

俺なりの配慮だったんだが怒られてしまった。

つーか、痛い。くそ痛い。ごめん。紗夜。

 

「んで.......なんだよ.....いい加減言ってくれ...」

 

「なにが...違うんでしょうか。」

 

「何がだ?」

 

紗夜は、ただ、俯いているだけだ。この間のライブで何かあったのか?

 

「...前回のライブで、齋藤さんは、久しぶりのギターなのにも関わらず、あれだけ完璧な音を出してました。それなのに、あんなに楽しく弾いて...誰かに訴えているようで.....とにかく、すごかった。ただ、その一言につきます。私も、完璧に練習しました。寝る間も惜しんで...完璧に、緻密に、繊細に極めたつもりでした。.....私と齋藤さん、一体何が違うんでしょうか...」

 

.....そうだよな。紗夜は努力をして完璧を手に入れた。しかし、()()というのを手に入れた代償に、()()()を失った...んじゃないかと思う。

 

「.......紗夜は、普段、どう思って練習してるんだ?」

 

「私、ですか?.....私には、負けたくない人がいます。その人に負けない為に、抜かれない為に。完全を目指す為に。私は、その為に練習しています。」

 

負けたくない人、か。それは恐らく────日菜か。

 

「.......負けたくない人って言うのは誰かは聞かない。だけど、それは紗夜が思ってる練習の仕方だ。.........俺の練習は...友希那の為にやっていたんだ。」

 

「.....湊さんの為に...?」

 

「.....あぁ。俺には、大切にしていたものがいた。だが、それを()()()()()()。だから、もう二度と、そんなことを起こさない為に、俺だけにしか奏でられない音で、あいつを救う。ただ、それだけだ。」

 

「.........っ!」

 

紗夜は、苦虫を噛み潰したようかのような表情で、俯いていた。そりゃあそうだ。あいつは、()()

を求めすぎたあまり、()()()と、言うのを忘れてしまったからな。だが────────

 

「.....例えるなら、俺の色はインディゴ。藍色だ。俺だったら、お前の色をホワイト。白だと思う。」

 

「.....私には何もないと言いたいのですか。」

 

そういうとこ、頭硬いよな。紗夜って。

 

「馬鹿野郎。誰が何も無いなんて言った。」

 

「なっ.....!誰が馬鹿って────────」

 

「色って言うのはな、()()()()()()()()()()なんだよ。十人十色って知ってるよな?10人いればそれぞれの考え方が違う。音楽でも同じような考えが出来る。10人いればそれぞれの音がある。Roseliaだってそうだ。みんな一緒か?そんなわけない。みんな違う色をしてる。だからこそ、憧れんだよ。その色しか、その世界しか見た事がないから。俺だって、紗夜のギターに憧れる。その完璧さ。その緻密さ。俺だって、お前の色が欲しい.....でもよ────」

 

 

自分の音を殺してまで音楽がしたいか?

 

 

「.....っ!」

 

「.......あえて言おう。お前は日菜にはなれない。」

 

その名前を出した時、紗夜は驚いていた。

 

「何故!日菜の事を!!」

 

「同じクラスだからな。知ってても無理もないさ。」

 

「.....負けたくない人は、日菜です。あの子にだけは、負けたくない。負ける訳には行かないのです。」

 

紗夜、それは────────

 

「.....それが、お前の音を殺している原因だ。」

 

「.....っ!!」

 

「お前は、日菜にも、俺にもなれない。何故ならば、同じ人間じゃないからだ。それに、日菜は()()だ。紗夜は()()だ。もうこの時点で違うんだよ。元も全て────────」

 

「あなたに...あなたに、一体、何がわかるんですか!!!!!!」

 

紗夜は泣いていた。だが、ここで、立ち止まっていては、こいつは絶対に成長出来ない。だから、ごめんな紗夜────

 

「わかるわけねぇだろうが!!!!!」

 

「.....っ!」

 

「それでも、お前があいつに向き合ってる。それだけでもいい。それだけで十分なんだよ。だけど、あいつに負けたくない。その()で演奏するのはもうやめろ。」

 

「.....じゃあ.....私はどうすればいいんですか.....」

 

「...なら、まずは、その考えから正さないとな。」

 

「.....ですが.....」

 

本当にわかんねぇなら────

 

「.....()()()()()()()。あいつと、一緒に。」

 

「.....日菜と...並ぶ...?」

 

「そう。それでいい。まだ難しいかもしれない。少しづつでいい。意識して変えていけばいい。」

 

それすれば、お前はもっといいギタリストになれる。

 

「.....ありがとうございます。また借りができてしまいましたね。」

 

「お安い御用さ...つーか、あれ、日菜じゃね?」

 

店の外で、目をキラキラさせた紗夜そっくりの女がいた。間違いないな。あれは────

 

「おねぇちゃーーーーーん!!!!!!」

 

そういい、店の中に入ってきて、紗夜に抱きついた。

 

「日菜?!どうして?!」

 

「おねぇちゃん、どこにいるのかなーって思って、るんって来るとこ探してたらおねぇちゃんがいたの!」

 

「その、るん、ってなんなんだよ日菜...」

 

「そういえば、なんで、和也君が一緒なの?付き合ってるの?」

 

「「付き合ってねえ!(付き合ってません!)」」

 

「息ぴったりだねぇ~(ニヤニヤ)」

 

こっの...!これだから日菜がいるとめんどくさいんだよ...!

 

まあ、いいチャンスか。この機会に2人には向き合ってもらわないとな────────

 

「んじゃ、俺は帰るわ...二人揃ってどっか行ってこい。」

 

「「え?何を言ってるんですか?(言ってるの?)」」

 

.....え?

 

「齋藤さん、まさか、私を泣かせておいて1人勝手に帰るんですか?へぇーそうですかー。」

 

 

「いや待て!それは語弊────」

 

 

「和也君、お姉ちゃん泣かせたの?!これは、友希那ちゃんとリサちーに報告かぁー?(ニヤニヤ)」

 

 

「いや、だから語弊だ────」

 

 

「そうね。この事は今井さんと湊さんに報告しましょう。」

 

 

この姉妹、敵に回したらヤバイやつだ。ここは大人しく従っておくしかないか────

 

 

「.......わかった。何が望みだ...」

 

「そうです。大人しく、私たちに従っていればいいんですよ。」

 

.....あれ?そういえば、紗夜ってこんなキャラだっけ?違うよね?なんか違うよね?

 

「あ!お姉ちゃん!良いこと思いついた!(ゴニョゴニョ)」

 

あ、やばい。日菜が提案するのはやばい。本格的にやばい。本能がそう叫んでる。

 

「そうですね。それがいいです。」

 

「じゃあ、和也君!ファミレス行こっか!!」

 

「嫌だア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」

 

 

 

その日の夕飯はポテトだけでした。

超大盛りお得ポテトをあいつは2個平らげ、俺は1個でダウン。リバース寸前。しかも奢らされるという事態に。まあでも────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん!おいしーね!────

 

 

 

ええそうね────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この姉妹が、2人並んで過ごせたら────

 

 

 

 

 

この上ない幸せだろうな────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!デート編ですね!少しシリアスになってしまい申し訳ございませんm(_ _)m
皆様、さよひなが見たいと言っていましたので、もうこれは書くしかないと、さよひなを持ってきました!

さよひなイベ、来ますね。無論、私は回りますよ。ええ。
さよひなは尊い。至高。

皆様いかがだったでしょうか?
デートというデートでは無かったのですが、個人的に、こういうのが結構好きだったので書かせて頂きました!

次回は果たして誰が来るんでしょうかね.....?
これはお楽しみです!

それでは!感想、評価の方をお願い致します!
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