勢いで書いてるので、かなり抜けてたり意味がわからん!って部分もあると思いますが、御容赦ください。
5月の頭。4月末に邪神さんが引っ越してから、1週間も経たずにまた隣に誰かが引っ越してきました。
今度こそまともな人だと思いたいです。
いえ、邪神さんも宗教勧誘とか除けば割と常識的な人だった気もしますが。
隣の引っ越しの音が落ち着くと、予想通りインターホンが鳴らされたので、のんびり玄関に向かいます。
ドアを開けると、立っていたのは可愛らしい女子高生─────
「ド、どウも、隣に引っ越シてきましタ、瑞実ト、申しまス」
「あ、ご丁寧にどうも。202号室に住んでる本条です。よろしくお願いします。」
いや、普通の女子高生ですよね?目の下からなんかロボットみたいな線が書いてあるけど、普通の女子高生ですよね?
「こレ、引越しそバでス」
渡されたのはごく普通のそば。やっぱり普通の子ですよね。
「あ、ノリを乗せるノ、忘れてましタ」
手からなんか出てるけど、きっと普通の子ですよね。
そうですよね。
誰かそうだと言ってください。
「あ、海苔まで付けてくれて·······。ありがとうございます」
「いエ、こちらこソ、3週間ほドですが。よろしくお願いしまス。」
謎過ぎる顔の線とか手から海苔が出る珍事件はありましたが、すごくいい子みたいで安心しました。
そういえば、ものすごく儚い笑顔で言ってましたけど、3週間後に引っ越しちゃうんでしょうか。
なんか、邪神さんよりもすごくいい子だし、ずっと隣人でいて欲しい気もします。
とはいえ、さすがに邪神さんと比べるのは彼女に失礼ですね。
ちなみに、
彼女からもらったざる蕎麦は、ものすごく美味しかったです。
茹で加減とか完璧でした。
──後日
彼女が引っ越してきてから1週間とちょっと経った頃から、彼女の部屋に男の子が来るようになってたみたいで、管理人さん曰く
『あの二人の邪魔をするのは、なんか気まずくなるくらいアツアツなんですよー( ´艸`)』
なんだとか。
どうやら恋人が出来たらしいです。
恋人いない歴=年齢の私ですが、偶然その2人の姿を街で見かけた時から、ちょっと応援したくなりました。
だって、手を繋いでるだけで二人とも顔を真っ赤にするくらいアツアツなんですから。
近所の高校に通ってることをこの時知りましたが、よく考えたら当然だった気がします。
◇
それからまた幾日か過ぎて、彼女が越してきてから3週間が経過した頃。
深夜遅くにアパートに帰ってくると、なんかアパートの前に白衣を着た人達が山積みにされてました。
ご丁寧に全員かけてる眼鏡が、片っ端から割られてる········。
『あ、本条さんおかえりなさい(*´╰╯`๓)♬お仕事お疲れさまです (*´∀`)♪』
「あ、ただいまです。で、管理人さん。この人たちは?」
『愛し合う二人の恋路を邪魔しようとして、じぇいそんの怒りを買った人達ですよ
(`・ω・´)キリッ』
どうやら、管理人さんか山積みにしたらしいです。眼鏡を割ったのも管理人さんなのでしょうか。
『なんか、キランキラン鬱陶しかったのでつい片っ端から········(/ω\)』
あ、管理人さんだったみたいです。照れまくりの管理人さんからなんとか話を聞き出すと、どうやら彼女はこの白衣集団の作ったアンドロイドだったらしいです。
いえ、割とそんな気はしてましたけど。
『学校で彼氏くんと出会ってから、期限の3週間じゃ嫌だったらしくて( ´艸`)
彼氏くんと離れないように必死で白衣軍団から逃げようとしてたんです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑』
「あー、それでアパートの前で白衣軍団が騒いだから管理人さんが········」
『彼女がアパートの敷地内に逃げてくれて助かりましたよー(`ω´)。不法侵入者として彼らを処理できますからね(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑』
法律ってそういうもんでしたっけ。
『そうです(`・ω・´)』
そうですか。
◇◆
それから、アンドロイド娘だった瑞実ちゃんは、5月いっぱいまで隣の部屋から学校に通ったあと、結局メンテナスのために、白衣軍団と一緒に引っ越していきました。
メンテナスの後は、彼氏くんの家で一緒に暮らすのだそうです。
瑞実ちゃんは最後までいい笑顔でしたが。
結局、あの白衣軍団ってなんだったんでしょうか··········。
それはそうと、また6月の中頃に隣の部屋に2人ほど引っ越してくるのだそうで。
6月に引っ越してくるという隣人が、出来れば普通の人ですように。
なんて考えつつ、笑顔の瑞実ちゃんと彼氏くん、管理人さんと私の4人で撮った写真を写真建てに入れる私なのであった。
隣人のネタが尽きそうです(白目)