颯樹「まずは僕のターンからだ。まずはカードを1枚引く。その後、手札を1枚ゲージに置いて、
その後もう1枚引ける。この動作をドローとチャージ&ドローと呼ぶ。」
颯樹の手札6→7/ゲージ2→3/ライフ10
颯樹「そしてメインフェイズ、モンスターをコールしたりアイテムを装備したりして、戦う準備を
整える。センターに《不浄魔竜ドゥルジナス》をコールだ。」
颯樹の手札7→6
不浄魔竜ドゥルジナス サイズ3/攻8000/防5000/打0
颯樹「モンスターは場に三体まで出せるけど、サイズの合計が3以下でなければならない。」
光「そのモンスターはサイズ3だけど、打撃力は0ですよ?」
颯樹「慌てないで。ドゥルジナスは相手の場にモンスターがいないなら、打撃力が4上がる。」
ドゥルジナスの打撃力0→4
京香「いきなりゲージ払わずに打撃力4ッスか!?」
尚「颯樹さん、初心者相手にも全力でやるつもりね……。」
颯樹「早速バトルフェイズだ。ドゥルジナス、ファイターにアタック!」
光「ここは防いだほうがいいよね……キャスト<ドラゴンシールド 青竜の盾>! 攻撃を無効化し、
ゲージ1増やします!」
光の手札6→5/ゲージ2→3
颯樹「いいタイミングで防御魔法を使ったね…先攻は1回しか攻撃できない。ターンエンド。」
颯樹の手札6/ゲージ3/ライフ10
光のターン
光「わたしのターン、ドロー! チャージ&ドロー!」
光の手札5→6/ゲージ3→4/ライフ10
光「アイテムで攻撃するには、センターを空ける必要があるんだよね……だったら!
ゲージ1を払って装備、《神竜剣 ガルブレード》! さらに《ガルドッグ》を
ライトに、《ガルキャット》をレフトにコール! ガルドッグの効果で、他の
《神竜族》のカード、ガルブレードがあるため、ゲージを+2! ガルキャットも、
《神竜族》があるから、ゲージを+1して、1ドロー!」
ガルブレード 攻6000/打2
ガルドッグ サイズ1/攻4000/防1000/打2
ガルキャット サイズ1/攻5000/防1000/打1
光の手札6→4/ゲージ4→6
尚「光ちゃん、カードを使う順番をちゃんと理解できてるわね。」
京香「その意気ッスよ先輩ー!」
光「バトルに入ります! まずはガルキャットで、ドゥルジナスに攻撃!」
颯樹「僕のセンターにサイズ3がいるから、この魔法をキャスト、《カオスディフェンサー》!
その攻撃は無効だ。」
颯樹の手札6→5
光「だったら、ガルブレードでドゥルジナスを攻撃です!」
颯樹「それは通すよ。」 不浄魔竜ドゥルジナス 撃破
光「ガルドッグ、ファイターにアタック!」
颯樹「キャスト、《ドラゴンシールド 黒竜の盾》。ダメージを0に減らし、ライフ1回復だ。」
颯樹の手札5→4/ライフ10→11
光「ライフを全然減らせなかった……ターンエンド。」
光の手札4/ゲージ6/ライフ10
颯樹のターン
颯樹「僕のターン、ドロー! チャージ&ドロー!」
颯樹の手札4→5/ゲージ3→4/ライフ11
颯樹「まずはゲージ1を払って装備、《善悪の書 アヴェスター》。」
颯樹の手札5→4/ゲージ4→3
アヴェスター 攻6000/打0
颯樹「レフトに《魔竜の落とし子 チムノー》をコール。ライトに《魔竜起源 ザッハーク》を、
ライフ2を払ってコール。ザッハークのスキル、登場時にデッキから打撃力0の《悪神竜》
1枚を手札に加える。この効果で僕は、《終焉世界の魔竜神 アジ・ダハーカ“ガエン”》を
手札に。」
チムノー サイズ0/攻4000/防1000/打0
ザッハーク サイズ2/攻5000/防4000/打2
颯樹の手札4→3/ライフ11→9
光「(今手札に加えたカードって…!)」
颯樹「行くよ光さん。僕の場のザッハークをソウルに入れ、ゲージ3を払い、ライトに
バディコール! 《終焉世界の魔竜神 アジ・ダハーカ“ガエン”》!!」
ダハーカ『我が名はアジ・ダハーカ“ガエン”……終焉を刻む者なり』
アジ・ダハーカ“ガエン” サイズ3/攻10000/防10000/打0
颯樹の場に現れたのは、黒い翼を広げた人型の竜だった。
颯樹「バディギフトでライフ回復。」
颯樹の手札3→2/ゲージ3→0/ライフ9→10
尚「あれが颯樹さんのバディ、アジ・ダハーカ……!」
京香「す、すごい迫力ッス~!」
颯樹「これでバトルだ。アジ・ダハーカ、ガルドッグにアタックだ!」
ダ・ハーカ『我が力を思い知るがいい……“ヴァニッシュ・オブ・ヒストリー”!!』
アジ・ダハーカの放った衝撃波はガルドッグのみならず、ガルキャットをも飲み込んだ。
光「な、なんでガルキャットまで!?」
ガルドッグ・ガルキャット 撃破
颯樹「アジ・ダハーカ“ガエン”の能力さ。モンスターに攻撃した時、その攻撃範囲は
全てのモンスターに及ぶ。さらに攻撃終了時、相手の場にモンスターがいない
場合、相手のカード1枚を破壊して、ダメージ3を与える!」
光「ガルブレードは、効果で破壊されません!」
颯樹「けどダメージは受けてもらうよ。」
光「うぅ…!」ライフ10→7
颯樹「さらにチムノーのスキルで、相手モンスターが破壊されたとき1ドロー! さらに
モンスターがいないので、打撃力が1上がる。アヴェスターも効果発動。こちらも
相手のモンスターが破壊されれば、ゲージ1プラスして、ライフ1回復! さらに
打撃力2上昇!」
颯樹の手札2→3/ゲージ0→1/ライフ10→11
チムノーの打撃力 0→1
アヴェスターの打撃力 0→2
京香「うわあぁ! 一瞬で先輩のモンスターが全滅ッス~!!」
尚「さすが颯樹さん…ここまで場を制圧するなんて。」
颯樹「アジ・ダハーカ“ガエン”は、【2回攻撃】を持つ…スタンドし、今度は光さんに
攻撃だ。打撃力は0のため攻撃は通らないが、効果は発動する。光さんに
ダメージ3だ!」
光「うっ…!」ライフ7→4
颯樹「ここでキャスト、《ザラスシュトゥラの天球儀》!! 本来使うにはゲージ2が
必要だが、相手の場にモンスターがいないため、ノーコストで使用できる。
効果でアジ・ダハーカをスタンド! 再び攻撃し、効果でダメージだ!」
光「うわあああ!」ライフ4→1
颯樹「これで終わりだ、チムノーでファイターにアタック!」
チムノーがその小さな体で、光に突進していく。
光「まだ…です! キャスト、《ドラゴンシールド 神・緑竜の盾》! 《神竜族》があれば
使えて、攻撃を無効化してライフ3回復します!」 光の手札4→3/ライフ1→4
光が使ったカードから盾が現れ、チムノーの攻撃を防いだ。
颯樹「防がれたか…なら、アヴェスターでアタック!」
光「受けます!」ライフ4→2
颯樹「……ターンエンドだ。」
颯樹の手札2/ゲージ1/ライフ11
京香「危なかったッス~…。」
尚「でも、颯樹さんのライフは11、それにアジ・ダハーカもあるわ。次のターンで
決めないと、確実に負けるわね。」
光のターン
光「わたしの、ターン! ドロー!チャージ&ドロー!! ……よし、行くよガルガ!!」
光の手札3→4/ゲージ6→7/ライフ2
ガルガ『ウム、待ちくたびれたぞ!』
光「まずはゲージ1を払ってデッキの一番上のカードをソウルに入れて、《ガルバード》を
レフトにコール。お待たせガルガ、ゲージ1を払って、デッキの一番上をソウルに入れ、
ライトにバディコール!! わたしの最強バディ、《ガルガンチュア・ドラゴン》!!」
光の手札4→2/ゲージ7→5/ライフ2→3
ガルガンチュア・ドラゴン サイズ2/攻7000/防4000/打2
ガルバード サイズ1/攻4000/防1000/打2
ガルガ『我が剣の前に、敵はなし!!』
光の場には、ガルガが無数の剣を背中に備えて現れる。
ダ・ハーカ『ガルガンチュアの力を司りし神…相まみえることができるとは幸運だ。』
ガルガ『ダークネスドラゴンワールドの終焉魔竜か…相手にとって不足はない!』
光「ガルバードの効果で、わたしの《神竜族》全ては攻撃力+3000。これでバトルです!」
ガルガンチュア・ドラゴン 7000→10000
ガルバード 4000→7000
ガルブレード 6000→9000
颯樹「ザッハークをソウルに入れたアジ・ダハーカは【移動】を得ている。よって
アジ・ダハーカをセンターに移動。」
光「ガルバードとガルブレードは1枚じゃ届かない…なら、ガルブレードとガルバードで
アジ・ダハーカを連携攻撃!」
颯樹「連携攻撃でアジ・ダハーカの防御力を上回ったか…けど、キャスト、
《カオスディフェンサー》。その攻撃は無効だ。」
颯樹の手札2→1
光「なら、ガルガでアジ・ダハーカにアタック! ガルバードの能力で攻撃力は、
アジ・ダハーカの防御力と同じです!」
ガルガから放たれる無数の剣は、アジ・ダハーカを貫く。
颯樹「ソウルのザッハークを捨て、【ソウルガード】! アジ・ダハーカは場に残る。」
光「でも、ガルガには【2回攻撃】がある! ガルガ、今度こそお願い!」
ガルガ『心得た! ウオオォォッ!!』
ガルガの剣は再びアジ・ダハーカを貫き、今度こそ撃破する。
ダハーカ『見事なり……!』 アジ・ダハーカ“ガエン”撃破
光「ガルブレードは、ガルガがいれば【2回攻撃】を得ます。わたしで、颯樹さんに攻撃!」
颯樹「キャスト、黒竜の盾! ダメージを0にし、ライフ回復!」
颯樹の手札1→0/ライフ11→12
尚「これで颯樹さんの手札は0…あとは光ちゃんの2枚の手札次第!」
京香「先輩……あの2枚を引いててくださいッス~!」
光「……バトル終了時、ガルガンチュア・ドラゴンの『G・EVO』発動!!」
颯樹「G・EVO…?」
光「バトル終了時、手札の《ドラゴッド》1枚を、ノーコストでガルガの上に重ねて、
コールできます。チェンジ、《ガルガンチュア・ドラゴン“モード・ブラスト”》!!」
モード・ブラスト サイズ2/攻10000/防7000/打3 光の手札2→1
ガルガの剣は合体し巨大な双剣となり、青い鎧は深紅に変わる。
ガルガ『モード・ブラストとなった我はこのターン打撃力が+1され、G・EVOでの登場により
この攻撃は無効化されず、ダメージは減らせん!』
モード・ブラスト 攻10000→13000/打3→4
光「ガルガ、ファイターにアタック!」
ガルガ『心得た!』
颯樹「ぐぅぅ…!」
颯樹のライフ12→8
ガルガ『我に【2回攻撃】あり!』
颯樹「中々の攻撃だけど、君の攻撃はこれで終わりだ!」
颯樹のライフ8→4
ガルガ『だが我らには、ファイナルフェイズが残されている。光!』
光「ファイナルフェイズ!! キャスト、《神・ガルガンチュア・パニッシャー!!》」
光の手札1→0/ゲージ5→3
光の頭上には巨大な剣が現れ、光は腕を大きく振り上げる。
光「ダメージを減らせず、無効化されないダメージ5を与えます。必殺!!
神・ガルガンチュア・パニッシャァァァァァ!!」
颯樹「……僕の負けだね。」
颯樹のライフ4→0
・・・・・・・・・・・
ファイトが終わり、再び広場
京香「すげーッス先輩、あの颯樹さんに勝つなんて!」
尚「本当に驚いたわ。初めてのファイトであそこまでカードを使いこなせるなんて。」
光「正直わたしもハラハラドキドキしたよ。ファイトってあんなに迫力あるんだね~。」
騒いでいる三人のもとへ、颯樹が歩いてくる。
颯樹「いいファイトをさせてもらったよ。初めてなのにすごいね。」
光「いえ、こちらこそ、ファイトしてもらってありがとうございます。」
颯樹「縁があれば、また会おう。僕はこれで失礼するよ。」
颯樹はそう言って、パトカーのほうへと歩いていく。その颯樹の隣に、SDサイズのアジ・ダハーカが姿を現す。
ダハーカ「中々面白い逸材を見つけたな。」
颯樹「そうだね。いいファイターになるだろう、彼女は。」
・・・・・・・・・・・
颯樹が戻った直後
京香「ああ~っ! 颯樹さんにサインもらうの忘れたッス!」
光「あはは、京香ったら……ってあれ、ガルガは?」
ガルガ「我はここだ。」
三人が振り向くと、そこにはSDサイズになって可愛らしくなったガルガがおり、三人は茫然となる。
ガルガ「何を驚いている? 地球ではこの姿が都合がいいと聞いたが?」
尚「え、ええ。それはそうなんだけど……。」
ガルガ「ならばいいではないか。ところで光、お前の家はどこにある?」
光「えっ? 家に来るの?」
ガルガ「うむ。」
光「………。」
そんなことを考えていなかった光は、しばらくその場に固まるのであった。
この小説では、颯樹君は16歳(高2)の設定で、アジ・ダハーカのデッキを複数持っています。
それでは、次回をお楽しみに!