「う・・・・う・・・・・・」
目が覚める・・・・そこは病室だった。
「{あれ・・・俺達はたしか演習海域に向かっていたはず・・・・}」
それと同時に蘇る記憶、眩い閃光と同時に気を失い・・・・一人で考えていると病室に三人の男女が入ってくる。内二人は見覚えがある顔だった。三人は椅子に座り女性が
「初めまして如月優也さん、いえ如月一佐とお呼びしたほうが馴染みでしょうか?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
その問を俺は無視し
「久しいな、如月まさかお前が艦長になっているとは思わなかった。」
「・・・・・・・・・・」
答えないでいると
「全く、俺だ角松洋介元二佐現中佐だ覚えてるだろ?」
そこまで言われ
「はい、先輩の顔を見誤る訳ありません」
答え
「とにかく無事で良かった如月一佐」
角松中佐の横に居るのは梅津三郎一佐た多分大佐だろう。
「話を戻すが、太平洋上で君らを発見した時全員が気を失っていてね緊急搬送した次第だ」
梅津大佐に説明を受け
「すみませんが「はぐろ」は今何処に?」
俺が聞くと
「その事で今日伺いました。」
角松中佐や梅津大佐の横にいる女性が言い
「あんたは?」
俺が聞くと
「初めまして、宗谷真霜です。ブルーマーメイド安全監督室情報調査室所属で、階級は一等保安監督官です。」
言われるが
「ブルーマーメイド?、安全監督室情報調査室?聞いた事ないな・・・あんた俺をおちょくってるのか?」
俺は言うと
「だからいったじゃないですか、宗谷保安監督官。俺達の世界からきた人間にそんな事を言っても理解できるわけないと」
角松中佐が言い
「すまないな、簡単に言えば私達の世界での海上保安庁と思えば言い」
梅津大佐が説明してくれ
「如月一佐、あなた方が乗艦していたイージス艦「はぐろ」は今現在国防海軍とブルーマーメイドの両管轄に置かれていますが、如月一佐今貴方の立ち位置は微妙な位置です。お恥ずかしい話ですが我々ブルーマーメイドの上層部が強引に権利を主張しようとしています。」
「なるほど、あんたの上層部が俺達を亡き者にしてでもイージス艦の情報が欲しいと?」
俺は言い
「・・・・・・・・・・」
宗谷と名乗った女性は沈黙する。
「沈黙は肯定か・・・・」
俺は言い
「部下達は」
聞くと
「全員がこの病院に入院している心配ない。海軍の人間が常に警備についている」
梅津大佐が説明してくれる。
「それを聞いて安心しました。」
答えた。沈黙していた宗谷さんは
「ですが私達現場の人間はそれをよしとしません。長い事海軍の方々と一緒に仕事をしてきました。ですので如月一佐にもご協力願いたいのです。」
宗谷さんは言い
「私で出来る事なんて些細なことだと思いますし、それに話を伺っているとどうやら我々は別世界に飛ばされたようにも聞こえます。」
答えると
「話が早くて助かります、此処にいらっしゃる梅津海軍大佐や角松海軍中佐がちょうどあなた方と同じことを経験なさっています。」
話を聞き
「救助して頂い事には感謝しますが、我々200名の立ち位置は?この世界での日本において我々は何もない、帰属すべき原隊もそして階級も」
「そこで我々の出番だ。」
梅津大佐は言い
「如月、君達クルーに我々は選択しを二つ提示する。どちらを選ぶも君達次第だ。」
「一つ 私達同様に過去を捨てこの世界で「国防海軍人」として生きていく。これについては防衛省や既に上の首相官邸に君達の事が上がった時点で準備している。君達が了承すれば新しい戸籍と帰属すべき原隊そして階級と全て政府が準備している。我々同様にこの世界で生きて行ける。」
「一つ 君達が拒否した場合はこんな事はしたくないが、傷が癒えたら君達には退去して頂くことになる。無論艦はちゃんとそちらに返すし補給も行う。まぁせめてもの情けだな」
梅津大佐が説明した。
「つまり、俺達がいたあの世界に戻る事は不可能と・・・」
「そうだ、「平成」に戻る事はかなわんだろう」
角松中佐が頷き
「如月一佐、私も梅津大佐の仰った通り帰還できる可能性0に近いとも言える現状ですどうか第一の案を飲んで下さい。私達もあなた方と戦いたくはありません。」
宗谷さんは言い
「宗谷さん、それに梅津大佐に角松中佐わざわざありがとうございます。ですがこれは私の一存では決めかねます。部下達と話しあわねばいけません。」
「いい返事を期待しているよ、如月一佐」
そう言い席を立つ、角松中佐と梅津大佐そして宗谷さん残された俺は一人
「まいったな」
ぼやくことしかできなかった。
第二話~司令長官来訪~を予定しています。