某レストラン
「クスっ」
真霜さんに笑われ
「変なトコでもありますか?いやわかってます。軍服を着てこういう所に入る経験は始めてですから」
頭を掻きつつ答え
「ううん、違うの貴方の海軍の制服とても良く似合ってる、本当に」
真霜さんは言い
「約束通り奢りです」
俺は言い二人でメニューを注文し
「お酒は飲まないんですか?」
真霜さんに聞かれ
「いいえ、基本飲みませんいかなる時も即応できるように」
話しながら食事は進み
「それはそうと、あの海軍の大石長官の発表上層部の連中は悔しがっていたわ試験段階の誘導弾を24発も使ったにも関わらず貴方方を仕留めきれなかった事。それだけじゃなく海軍の情報部に例の資料を抑えられた事も。これであの連中はおしまいね」
真霜さんは語り
「これで変わりますか?」
俺は尋ねるが
「いいえ、後釜に座る人間もそれ以上に質の悪い人間でしょう。自らの私腹を肥やす人間、権力に溺れる人間、数えればキリがありません。それに貴方を消し損なった。これは上にとってもよくない事だと認識されています。」
真霜さんは言い
「どうして、こうも第二次対戦の時みたく隔たりが出来る・・・軍もブルーマーメイドもホワイトドルフィンもなすべき事は同じだろうに・・・」
正直に言って嘆かわしかった。だがこの話はいつまでも続けるべきではないと感じていると
「そういえばさきほどこの軍服を着てレストランに入るのは始めてって言ったけど前の世界はどうだったの?」
彼女に聞かれ
「前の世界じゃ日本は憲法九条っていう先制攻撃を自ら封じ、紛争の解決方法に戦闘と言う選択肢を永久に放棄、だから自衛隊という存在定義が曖昧な組織が国防を担ってきました。」
俺は語り
「さらに軍服を着て外に出れば後ろ指を指されかねませんし、白い目で見られる。さらには朝鮮や中国の大嘘つき共が喚く~~談話なんて言う自虐史観があったおかげで政治家も腰抜け揃い。貴方方ご家族にお話した紛争でも政治家の初度対応が遅く多くの戦友が死んだ。政治家にも売国奴が多く「共産党」「社民党」中国や朝鮮と裏で繋がっている連中が国防機密を売ったり、先人達に顔向けなんてできんないよ、売国奴に腰抜け何のために戦うのか?自問自答したくなる。」
俺は言った。真霜さんは黙って聞いてくれて
「大変だったのね・・・・」
言ってくれた。
「すみません、せっかくのご飯を不味くしてしまって」
謝り
「ううん、大丈夫私達も似たようなものだから」
そう言ってくれた。こうして彼女と後半は楽しく話をしながら食事を楽しんだ。今後優也の役割はどう変わるのか・・・既に優也らは必要とされていた。
次回~SPECIAL・FORCEの必要性~を予定しています。