午前中に俺達は病院の会議室を借受説明し、皆の意見を聞いた
「今示した案以外はない。全てを捨て、此処で生きるかそれとも宛のない海を彷徨うか」
俺は言い
「強制はしない、皆意見を言ってくれ」
俺は言い
「私はどこまでも艦長にお供するまでです。今まで共に苦楽を共にしてきましたし」
副長高本翼二等海佐は言い
「俺も同じだ、辛いことも楽しいことも全部一緒だった。艦長、俺も地獄のそこまででもお供するぜ」
砲雷長加藤貴明三等海佐が頷き
「水癖ぇぞ、俺達は生きるも一緒死ぬ時も一緒だろ。艦長」
航海長山田祐介三等海佐も言ってくれた。
「そのほか皆も階級など関係なく言ってくれて構わない。」
俺は皆を見回すが皆が
「これも何かの縁、艦長らと共に運命を共にします」
部下達が言ってくれた時泣きそうになった。
「俺は・・・この世界で生きる覚悟を持とうと思っている。本当にいいんだな」
「「「ハイッ」」」
皆が頷いてくれた。これでクルーの皆や「はぐろ」を守る事ができる。皆を見回し俺は思った。その後、各々の病室に戻ると
「如月一佐殿客人が見えております」
警備している海軍の方に言われ
「客人?」
病室に戻ると
「待たせてもらっていたよ」
物腰の優しそうな方がいて
「どうぞ」
椅子を出し
「すまんね、病人なのに」
言われ
「いえ」
答えた。それに対し
「名乗っていなかったな、私は日本国防海軍第一艦隊司令長官大石蔵良だ階級は海軍中将」
それを聞き慌てて立ち上がり
「失礼致しました、閣下」
敬礼をするも脇腹に痛みが走り
「うぐぅ・・・」
大石司令は
「無理をせんでくれ、如月一佐君達と同じ居遇の梅津大佐や角松中佐から話は伺っている。優秀な海軍士官とも」
言われ
「恐縮です閣下」
答えた。
「覚悟は決まったようだね、・・・いや盗み聞きするつもりはなかったのだがこの世界で生きてくと」
大石司令は言い
「はい、全てを捨てこの世界で海軍人として生きていくと自らも悩みましたが部下達と話全てを決めました。」
そして
「そうか、それと貴官らの艦だがイージス護衛艦と聞いていたが正式に編入後は艦種変更となるだろうあるべき姿に「イージスミサイル巡洋艦」とな」
大石司令は言い
「そうですか・・・・」
俺は答えた。「自衛官」ではなく「軍人」としてこれから先を生きていく。
「ふむ、覚悟が固まった事はいい事だ。この分ならば艦艇も正式に海軍所属になるだろうから宗谷君が言うブルーマーメイド上層部も口出しはできんだろう。我々としてももっとうまくやりたいものなのだがな」
大石司令は苦笑し
「世知辛いですね」
一言言った。
第三話~この世界の情報~を予定しています