ハイスクール・フリート~海の防人達~   作:特殊作戦群

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海上安全整備局上層部に「特殊作戦部隊」の有用性を示すための説明に訪れたが何と司令長官自らも同行してくれた


第21話~海上安全整備局上層部~

海上安全整備局

 

「如月大佐、貴官の概要は読ませて貰ったが我々はこのような部隊を必要とは思わない」

 

一言言われるが、これは想定の範囲内だ

 

「此処にいる皆様は現場の状況をご存知でしょうか?まずはこちらをご覧下さい」

 

艦艇内部の装備を見せる

 

「まず臨検用の装備ですがこれでは正直話にもならない、防弾ベストの更新期限が全て過ぎている上に防弾能力を示すランクも全く見当違いの物を装備している。そして戦闘に使用する火器も又然りです」

 

説明し、大石司令長官が今度は立ち上がり

 

「我々海軍としても今回の事件は胸を痛めている、優秀な隊員らが死んでいくのを黙って見ているだけなど我々にはできない。同じ海に生きるものとしても海を守るものとしても」

 

大石司令は言い続けて

 

「この防弾ベストをご覧下さい、ブルーマーメイドの臨検要員や非常用に着用するベストになりますが、どれもレベルⅠ良くてレベルⅡこれでは9mmパラべラム弾やマグナムは防げても他は貫通してしまう、ましてこれに経年劣化による劣化が加わればないのと変わりません。こちらが我艦に置いてあるプレートキャリアですがこれはレベルⅢAK47などの自動小銃の弾丸まで防ぎます。これくらいのレベルの防弾装備が必要にも関わらず準備されていない。武器も臨検を想定するならばお粗末である。アサルトライフルに対して良くてサブマシンガン中にはリボルバーも確認されました。」

 

説明し

 

「艦艇にお金を回す余裕が有るならば乗員のための装備を整えるべきと思われます。まともな装備もナシに敵に立ち向かった彼女らは「英雄」共言えるでしょう、言っても分からなければ貴方自身が体験するのもよろしいでしょう」

 

俺は言っていると

 

「宗谷君、君の意見はどうなんだ?現場出身だろう」

 

上層部幹部は言い

 

「はい、私は大石司令や如月大佐に全くの同感です。此度の事件において優秀な隊員、ブルーマーメイドの未来を背負ってくれるはずだった隊員など優秀な人材を失いました。私は再三に渡り具申したはずです、「艦艇が優先なのですか」とそのつけがこれです。私は現場の隊員を守る責任がある。上層部の貴方方が現場の意見を無視し続けた結果がこの最悪の結果に繋がりました。私は特殊部隊創設に全面的に賛成です。」

 

真霜さんは言ってくれたが

 

「うむ・・・・しかし書面には「選抜」した人員に「特殊」かつ「高度」な戦闘訓練を施すと書かれているがこれはあまり例を聞いた事がない。」

 

これを聞き俺も大石司令も真霜さんもアイコンタクトを取り

 

「モデルケースが必要ですか?」

 

真霜さんは言い

 

「そうだな、高価な装備を使用し能力が発揮できなければ意味がない。それに成功する宛があるのかね?」

 

一人が言い

 

「やはりこのような理解しがたい非現実的な物よりも艦艇を増やすことが先決じゃないのかね?我々は海軍に遅れを取っているこれは事実だ」

 

その物言いに

 

「あなた方は自身の組織のプライドの為だけに平気で部下を「使い捨ての駒」にできるのですか?私はその考え自体が理解できない」

 

言い

 

大石司令も

 

「モデルケースが必要ならば如月大佐以下30名の特殊要員を期限付きで「海上安全整備局にお貸ししよう。彼らは「ここに来る前の時代」で「特殊部隊員経験者」だった。とりわけ如月大佐は実戦経験豊富な指揮官だ。此度の貴方方の尻拭いも彼が直接指揮を取った。これならば十分なモデルケースになるだろう?」

 

大石司令は言い

 

「くっ・・・・・・・それならば、認めましょう・・・」

 

モデルケースが必要とされる事を見越して既に経験者内から人員の選抜や装備の準備までを済ませていた。そして

 

「入って頂戴」

 

真霜さんが言うと入ってきたのは何と哨戒艦みくま艦長の秋元沙雪さんだった。

 

「宗谷一等保安監督官の指示で如月大佐ら「特殊要員」のエスコートを仰せ使っておりますよろしくお願いします。」

 

挨拶を受け

 

「ご厄介になります」

 

俺は答えた。こうして正式に許可が降り部隊は行動できるようになった。海軍の基地で少し訓練をし任務に当たる事になる。




次回~繋がり~を予定しています。
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